川崎市営バスの1日乗車券。川崎市営バスは200円均一ですから、2回乗っただけでモトが取れる大変トクな乗車券で、売り上げもかなりあるそうです。
(IC1日乗車券導入により、磁気券は廃止。現在の川崎市営バス料金は現金210円・IC206円)
2007年に生まれた川崎市営バスのマスコットキャラ「かわさきノルフィン」。
それにしても両隣の「みんくる」「はまりん」に比べたら随分現代的だなあと思いました。ひょっとして女の子?(ポーチなんてそんな感じだし。)「乗る」+妖精の「エルフィン」の造語だそうですが、妖精にしてはオテンバが入っているようにも見えるし…。
現在、ラッピング車を除く各車のボディにステッカーで貼り付けが進められています。バス共通カードも2回発売されました。
川崎市営バスの座席。川崎マリエン・市民ミュージアム・日本民家園が描かれています。最近は川崎市営バスの中古も各地で見られるが、大半の事業者では座席の地がこの柄のままで運行されているのですぐに元川崎市営とわかります。2007(H19)年まで続きました。
川崎市営バス、というより川崎市のシンボルマーク。「緑の多い街」「水がきれいな街」「情熱ほど走る芸術の街」「温かなハートの街」を、人の笑顔に見立てて表現しているようです。低公害車以外の車両のフロントに描かれています。
(2015(H27)年まで)
おし沼
Oshinuma
神奈川県川崎市多摩区
Tama word, Kawasaki City, Kanagawa Prefecture
溝の口駅からの〔溝19〕系統が右にそれ、宮前区から多摩区に入ってすぐに着く終点。付近は生田緑地やゴルフ場などもありますが、そこは川崎市、新しい住宅地が進出してきています。
しかし、それでもバス停からほんの少し入れば、昔の田舎の面影がかなり残っています。柚の実が成り、民家には市の保存樹木としてカキノキが残っています。谷戸の農地も「生産緑地地区」に指定されて残されていました。
「おし沼」の意味はわかりませんでしたが、正直「公害の街」のイメージを完全には払拭しきれていない川崎市でも、こんなに自然が残されている場所があると知って、少し嬉しくなりました。
(撮影日/2008年1月6日)
※2010(H22)年7月31日より、〔溝19〕系統の向ヶ丘遊園駅への延伸により、中間のバス停になっています。
2021. 6. 3
いすゞで画像を1枚追加しました。
〔参考文献〕
「バスラマインターナショナル48・176」(ぽると出版)
「バスジャパンハンドブックシリーズR60 川崎市交通局」(星雲社)
「バスマガジンvol.46・82」(講談社ビーシー/講談社)