【ダンジョン日報2】 第01号 06年03月22日

『セカンドキャラクター、推参!』



 度重なる冒険を繰り返し、すでにザトン打倒は目前!
 そんな時、そろそろセカンドキャラクターを作って、改良されたシステムで、最初からプレイしなおしてはどうかと言う話が持ち上がった。
 そして今日、セカンドキャラクターについての話し合いが行われた。
 こうして出来上がった面々とは……?




今回のトピック 『4人の冒険者達』

 ドルアーガの酒場に、4人の冒険者が集った。
 ……のはいいのだが、話を聞いていくと……。

フレイム : 「こないだ兄さんに呼ばれて街に出てきましたー」
タック : 「ママ、ザトンのダンジョンに入ったって言うから、探しに来たんだ」
ジン : 「東の島国から、許婚を探しにきました」
リコル : 「ちょうど弟がここで頑張ってるみたいだし」

 もしかして、全員前パーティの関係者?!


◆新キャラの職業は?◆
ブレイズ : 今日はセカンドパーティーについて、でいいんだな?
GM : そーですね。
ブレイズ : それぞれ未来像を踏まえて、ある程度の役割分担をしたパーティー構成をひねろうっつー主旨だ。多分。
GM : で、とりあえずやりたい候補は?
セニア : えーと、精霊使いがいいな。
ジーナ : 私は魔法使いね。
ブレイズ : 魔法使い二人だと辛いな。色々と。俺は戦士。それも転職ナシで。目指せ10レベル(累積経験点2560)。
GM : 戦士、精霊使い、魔法使い…と。盗賊も僧侶もいないパーティw
セニア : イストが盗賊やるっていってたっけ?
ブレイズ : うむ。「トラップやばそう」って言ってたが。
GM : 序盤はB3でも目標値10しかないから、そんな引っかかったりは…たぶんw
ブレイズ : 2Dの平均値が5だから、俺やイストは。
テオ : すごい致命的な罠も5Fまでないし大丈夫だとおもうよ…?
テオ : 適当に魔法使い系or戦士両方でHPMP上げてから魔法剣士。先に戦士で始めるか、僧侶になってもいいな。僧侶になったほうがいいんだろうか…盾とか、盾とか。
ブレイズ : 盾は重要だ。
テオ : じゃ、僧侶スタートになるな。

ブレイズ : 魔法剣士だと、爆裂究極が果てしなく遠いがなw
テオ : 魔法剣士になってレベル7で初めて使えるようになるんだよなw
GM : 戦士10レベルよりは早い気がするw


GM : 特に、職種がかち合う事もなさそうですね。ちょっと直接攻撃力が弱そうですが、何とかなるでしょうw
テオ : プレイヤー交代による色んな違いが楽しみだなw
テオ : 今からさー、ファーストとセカンドで、混成パーティしたら楽しそうな組み合わせができるんだろうなーとか無駄なところが楽しみだったりするw
ブレイズ : セカンドが悲鳴を上げるぞw 「ついてけるかー!」ってw
GM : んじゃ、もうキャラ作っておく? 幸い、このゲームキャラメイクだけはさっさとできるからね(笑)

 こうして、セカンドキャラクターの作成に入る。そしてしばし。それぞれのセカンドキャラクターが完成した。


リコル : …パーティの空気が既に違うのが面白いんだけどw
タック : せっかくだから簡単な自己紹介とかしないのー?


◆自己紹介◆
《フレイム(ブレイズのPL)の場合》

フレイム 男 戦士レベル1 HP8 MP0 防6 TP2


フレイム : 「ん、じゃ、僕から行こう。こないだ兄さんに呼ばれて街に出てきましたー。傲岸不遜な兄と違って僕はフツーですから、今後ともよろしくお願いします」
フレイム : 「……反応がないのは何故なんでしょう?」

GM : …ん。なんかそこはかとなく違和感が(爆死)
リコル : うん、あんまりフツーで驚いてるw
GM : いや、とりあえずセリフがすでにフツーじゃない(笑)


フレイム : 「ひどいなあ」(笑)

GM : 『傲岸不遜な兄と違って僕はフツーですから』ホントにフツーならこんなセリフを吐いたりはしない(何)
タック : きっと何か隠してる。
ジン : 二重人格とかじゃないですよね?


フレイム : 「いや、兄が傲岸不遜で協調性無いのは事実ですから」(笑)
タック : 「あ。ブレイズさんの弟なんだ」
フレイム : 「えぇ。しかも祭司の家に生まれたのに、カケラも信仰心がなかったんで戦士の家に養子に出されました」
ジン : 分かった、さりげなく酷いことを言うタイプだ。
フレイム : 「街の人が嫌いなの、隠そうともしないでしょう?兄さんは」
テオ : 「愚痴はよく聞いてるなー」
ジーナ : 「そういえば、よくダンジョンの中で待ってたわね」
セニア : 「街が嫌いだからナノカナ?」
フレイム : 「特に街の方の宗教家は嫌いでしょうね。建前とか理解できない人ですから。『堅固な建物見てると破壊したくなってくる』そうですよ」(何)
セニア : 「……野放しにしててイイノカ?」
フレイム : 「きっと兄の事だから、噂に聞く『聖なる手榴弾』とか血眼になって捜してるんでしょうね。きっと。えぇ。断言できます。賭けてもいいですよ。……いや、今僕素寒貧ですけども」
セニア : 「遅い!既に遅いんだ!?」
シーマ : 「もう手に入れちゃった上に、あと5個揃える計画をこの間聞いちゃったわよ…」
セニア : 「あたし、13階ぐらいでアイツがボスになって待ち構えている白昼夢を見た…」
フレイム : 「兄が間違いを犯しそうになったら、どうぞ遠慮なく背後から刺s止めてあげてください」


《タック(ジーナのPL)の場合》

タック 男 魔法使いレベル1 HP4 MP8 防2 TP2


GM : さて…なぜか不明ですが空気を和ませるために次の方どうぞw
タック : 「じゃあ、次僕いくね。魔法学校から久しぶりに帰ってきたら、ママがいなくなってたんだ」
ブレイズ : 「蒸発か……」(おい)
タック : 「それで、「ダンジョン日報」ってのがあって、それを見たらママ、ザトンのダンジョンに入ったって言うから、探しに来たんだー」
日報@GM : 「おちゃらけ冒険者セニア一行は、順調に冒険を進め、昨夜未明、ザトンの腹心の一人フラックを見事撃破いたしました」
タック : 「学校では魔法に自信があったけど、いざ入るとなるとちょっと怖かったから、頼りになる大人の人を探してたとこ」

ブレイズ : 「頼りになる大人、ねぇ」
フレイム : 「兄さんよりはマシですよ」
ブレイズ : 「消し炭がいいか?」
フレイム : 「司教ともあろうひとが浅慮ですね。格下の言葉くらい聞き流してください」
ブレイズ : 「けっ」
フレイム : 「ふ。」


タック : ちなみに14歳、男の子、あとメガネ、ちょっとマザコン入ってる。もちろん母は言うまでもなくジーナです。
タック : 「僕の紹介はこんなとこだよ、あとのお兄さんお姉さん、どんな人なのか教えて」


《ジン(セニアのPL)の場合》

ジン 男 精霊使いレベル1 HP5 MP7 TP2


ジン : 「次俺行きましょう。えーと、精霊使いで。ジンといいます」

フレイム : 精霊使いでジン(精霊)とはこれいかに。
リコル : 「《疾風の槍》とか強そう…槍…槍っていいよねー」


ジン : 「東の島国から、許婚のセニアを探しにきました。どうやら、この辺りで無事忍者になったと聞きましたので」

シーマ : 「な、なんだってー!?」(爆)
ブレイズ : 「……バカップルか」
シーマ : 「あんな頭の弱そうな小娘に許婚!? あ、でも女って、馬鹿っぽい方がもてるって言うしなぁ…」(なにげにひどい)
テオ : 「…忍者になったとか言うのを無事というのか」


ジン : 「…と言いましても、彼女が旅に出るとき『ヘタレは嫌い』と言われ、掟に従って挑んだ勝負で3回回されて負けたんですが…」

シーマ : 「言うに事欠いてへタレ!?」(爆死)
ジーナ : 「それでも追ってくるなんて。若いっていいわね……」
テオ : 「…部屋の隅でさめざめ一緒に泣かないか」
ブレイズ : 「……精霊使いが盗賊に挑むなよ。負けるに決まってんだろ」
フレイム : 「(ダンジョン日報見ながら)今会ってもやっぱり同じこと言われますね」


ジン : 「でも、俺は諦めませんっ、いくらヘタレとかタコとか言われようとも!」

テオ : 「ああ、言われるな多分。でもセニアが他人にへたれとか言うシチュエーションがあるなんて思いもしなかった」
ジーナ : 「セニアより立場が下のキャラなんて……」
ブレイズ : 「下には下が居るもんだ」


ジン : 「いやー、彼女、スイッチ入ると怖いですよ?そこがいい…」
シーマ : 「マゾかよ!?」(爆)
ジン : 「い、いえね、あの殺伐とした表情が美しいなぁと」
フレイム : 「ああタック君。うつるといけないからその人の傍から離れなさい」
タック : 「は、はーい」(そそくさ)
ジン : 「あー、離れないでー!? 一人にしないでー!?」
GM : (やっぱフレイム、さりげなく言動がひでえ・笑)

ブレイズ : 「……セニア2号でいいか。アレ」
ジーナ : 「男セニア?」
ブレイズ : 「劣化セニア」
テオ : 「…劣化って…あーあ」
ジーナ : 「レッサーセニア?」
シーマ : 「アレがさらに劣化なんて、想像だにしなかったわねー」(しみじみ)


ジン : 「あぁ、なんか酷い言われようだ……でも、セニアを近く感じるよ…」
セニア : 「(仕事してきます、探さないでください)」

テオ : 「セニア、一人で迷宮にこもりそうだな」
GM : んで、地下11階くらいでボスやってそうw
テオ : 「3階くらいだとおもうな」
ブレイズ : 「1階でマーフィーズゴーストの代わりに居座る、に金貨100枚」


ジン : 「皆さん、セニアのお知り合いの方なんですね!(輝)」
テオ : 「うわあ頼られてるぞ俺ら!?」


《リコル(テオのPL)の場合》

リコル 女 僧侶レベル1 HP7 MP6 防3 TP2


リコル : 「じゃ、次ね。…私はそうねー今はまだなっていないけど魔法剣士の有用性とか魅力とかアピールしに来たって感じ。あれは中途半端じゃないの! オールマイティなの! 何よりも槍装備できるところが素敵なんだから!」
リコル : 「ちょうど弟がここで頑張ってるみたいだし。とはいっても、私はテオみたいにへたれじゃないからね? 少なくとも言動は絶対にへたれじゃないつもり!」(つまりあれだ、必死。ダイスの出目が低くても高くても激しいよ)
ジン/E : 「…槍フェチ?」
GM : 「魔法剣士なのになんで槍?」って疑問に思ったことはないのか(笑)
リコル : 「ない! 槍さえ装備できれば何でもいいの!」
ブレイズ : 「これなんてツンデレ?」
ジーナ : 「まだなってない魔法剣士を思いっきりアピールしてるし」(笑)
リコル : 「弓も好きだけど、やっぱり槍が一番いいんだから」
GM : なんだったら、データ一緒で名前だけ「ロングスピア」とか「バトルアックス」とかにしてもいいですよ?w
タック : 「それで、今持ってる武器は何なの? お姉さん」
リコル : 「め…メイスよ…僧侶だからしょうがないじゃない」
タック : 「ふーん、そうなんだー」
リコル : 「見てなさい、すぐレベルアップして魔法剣士になってやるんだから!」
ジン : 「僧侶剣士目指して、がんばってください」
フレイム : 「まぁ、将来を見据えて選択肢を増やすために初期は別の職業を選ぶのは間違った選択じゃあない。無駄は省くべきですね」


◆ダンジョンに思いを馳せて◆
GM : さて、そんな感じで新たに集まったぺーぺー4人衆。しかし盗賊がまだいなかった…
ジン : 「ペーペー同士、よろしくお願いします」
フレイム : 「よろしくお願いします」
リコル : 「よろしく。盗賊が来たらとっとと潜りましょ」
GM : さて、彼らに待ち受ける危機やいかに!? 毒針か? 爆弾か? それとも落とし穴か!?
タック : 「わ、罠ばっかりなの!?」
リコル : 「ちょっとそこ、なんで罠の話ばっかり!?」
GM : だって…(笑)
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