2007年07月13日

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適当RPGリプレイ




【番外編】 VSサムソン 

  トリガ 男を上げる? 〜Climax Phase〜






GM : なおテオは…イストの話を聞いた帰り「聖なる鎧」を脱いで帰った。
GM : …その間、誰一人としてテオがテオである事に気づいた者はいなかったという…(笑)
野次馬(トリガPL) : 「さっきこの辺で、テオ様を見たのよ」「じゃあ、まだ遠くには行ってないわね」(笑)
GM : なんか、4コマネタにでもなりそうなテオの悲しいエピソードが入りましたが、翌日(笑)
GM : テオ(鎧着る) 女性「キャー、テオ様ー♪」 テオ(鎧脱ぐ) 女性「はっ!? テオ様が消えた!?」(爆)

ジン : テオさん(ほろり)
テオ : ステルス、ステルス(笑)






今回の参加メンバー


シーマ
怪盗


トリガ
怪盗

ジン

テオ
騎士

タック
魔導師

チャック
タックの使い魔



◆Scene01◆ あなた自身が確かめて
GM : 前回のあらすじ:イストの陰謀により「サムソンは悪い奴」でFAになった!(笑)
イスト : えー(笑)
GM : で、特にやる事なければ、翌日の果し合いにまでシーンが進みますで(笑)
トリガ : では、情報交換しますか?(笑)
テオ : シーマはこの場にいるの?
GM : どっちがいい?
トリガ : 真実を見極めてもらいたいので、いてください(笑)
GM : じゃあ、シーマはグビグビと酒を飲んで酔っ払っている(笑)
シーマ@GM : 「あーもー、とにかくぅ、トリガぁ…明日は絶対に勝つのよ! アホサムソンの鼻っ柱をへし折ってギタギタにしてやるのよー! ひっく」
トリガ : 「もう、今日ですよ?」(笑)
シーマ@GM : 「あらー? …あたま、いて」(笑)
テオ : 昨日から、飲みどおしなのでは。
GM : シーマは二日酔いで酒臭い(笑)
ジン : 「シーマさん…(ほろり)」
タック : 「飲みすぎは、よくない、と、思う…よー……」(ぼそぼそ)
ジン : 「余り飲みすぎると体壊しますよ……。ほら、お粥作ってきましたから」
トリガ : 「なんです? そのドロドロしたもの…」(笑)
ジン : 「あれ、セニアには触らせてないはずですが(汗)」
テオ : おかゆは東方の料理だからね(笑)
GM : ジンのおかゆをシーマは言われるがままにすすった(笑)
テオ : 「とりあえず、これがイストからの情報」
テオ : アンナという結婚相手が、去年亡くなっていること、その前にサムソンは離婚して冒険者をはじめたこととか。シーマの前で言うの、やだけどさ。
トリガ : では、私はアンナさんがサムソンさんを本気で好きになっていた。って事くらいを話しますね(笑)
テオ : ひどい方向に進めようとしてないかーーー!?(笑)
シーマ@GM : 「嘘…アンナさんが…亡くなった…?」
ジン : 「そして、サムソンさんはアンナさんを金目当てだと決め付けていたようです。シーマさんが消えた理由も考え付かないようでした」
シーマ@GM : 「な…なんじゃそりゃっ」
テオ : ひどい方向にry
ジン : 「ヘタレですな。ちょっとブチきれかけましたよ(フッ)」
シーマ@GM : 「…トリガ。許可するわ。勝負が終わったらサムソン殺害して! ついでにジンも蹴って!」(爆)
ジン : 「なんで私も!?」
シーマ@GM : 「ジンの分際で『フッ』なんて鼻抜けるよーな態度取るからよ!」(げしす)
ジン : 「はうっ」
トリガ : 「えっと、…遠慮します…」(笑)
シーマ@GM : 「…つーか何? アンナさん死んじゃったからってあたしに再アタックしようっての?」
ジン : 「違う。…と思いますよ」
ジン : 「……シーマさんを愛してるってのは、一貫して変わっていないようでしたが。昔から、そして今も」
トリガ : 「亡くなったのを知らないんじゃないですか?」
ジン : 「乗り換えるだけなら。わざわざ家を捨てて冒険者になりますかね……腕も、なかなか鍛えていたようです」
ジン : 「健気だと思いながらも、恋愛感情は抱いていないようでした。あくまで、シーマさんを愛していると」
シーマ@GM : 「…だからって、だからって…今さら、一体どうすりゃいいってのよ…」
ジン : 「シーマさん次第。じゃないですか?」
テオ : 「財産目当てだと思ってたんだろ、で、財産を向こうに確保させてから冒険者になったとも言え…なくはない?」
ジン : 「……どうすればいい。ってのは、自分の中から出てくるものじゃないのかなぁ」
シーマ@GM : 「………」 シーマは俯いて、黙り込んでしまう。
トリガ : 「まあ、まずはサムソンさんの暴走を一旦止めるところから。ですね」
テオ : 「そこからかなあ…」
テオ : 「その後で…シーマは…シーマは、どうしたい?」
GM : そして。酒場の扉がバーンと開け放たれる。
テオ : 「あ、来た。まず考えといてくれよな」
シーマ@GM : 「…う、うん…」



◆Scene02◆ 三本勝負、開始!
サムソン@GM : 「おはようございます!」
テオ : 「お…おう、おはよう」
テオ : 無駄に爽やかだーーー!?(笑)
トリガ : 「あ、おはようございます」
タック : 「お、おはよー」
タック : 果し合いって酒場で対決だったの? どっかの木枯らしふきすさぶ荒野とかじゃなくって(何)
サムソン@GM : 「さて、挨拶も済んだところで、今日は決闘だったな!
サムソン@GM : 「ところで、あれから一晩考えたのだが」
トリガ : 「なんでしょう?」
サムソン@GM : 「単に殴りあうだけだと、『強さ』は証明できてもそれ以外の要素が何も判定できないと思わないかね?」
トリガ : 「それ以外というと……爽やかさとか暑苦しくなさ。とかですか?」
テオ : ぶっ。
サムソン@GM : 「結婚するからには、一家を築き上げ、団欒を作るだけの夫たる資質が要求されると思うのだ」
トリガ : 「夫の資質ですか……、それはちょっと不利ですね」(ボソ)
ジン : 「団欒とか言ってますのですが」
テオ : 「何を証明したいんだ?」
サムソン@GM : 「そこで! 勝負は三本勝負にしたい。『家族をなごませる力』『妻を喜ばせる力』『妻を守る力』を、それぞれ判定するのだ!」
テオ : 「だからどうやってだーーーーっ!?」
ジン : 「……どんな力?(汗)」
トリガ : 「えと、すいません。意味がわからないのですが?」
サムソン@GM : 「ああ、もちろんこれは提案に過ぎない。トリガにシーマ。きみらの同意を得ることが大前提条件だ。嫌なら却下してくれても構わないが…」
サムソン@GM : 「仮にもシーマの婚約者だというのなら! 今わたしが言ったものはどれも、夫たる者には欠かせないモノだと思う! そうは思わんかね」(笑)
テオ : (ぼそぼそ)「俺らの言葉は耳に入ってないっぽいぞ」
シーマ@GM : 「…つーかさ。具体的にどんな対決になるのよそれ」

タック : あれ? その3本だと、腕っぷしの勝負は結局やんないの?
ジン : 守る力がそうなのでは?
GM : 腕っ節勝負は、最後の『妻を守る力』だよ(笑)


サムソン@GM : 「『家族を和ませる力』はだな。シーマに料理を作ってもらい、それをどちらがより美味しそうに平らげられるかで勝負だ!」(笑)
シーマ@GM : 「なんだそれ」(げんなり)
GM : 家族を和ませる力:抵抗判定ダイスで勝負します(笑)
トリガ : 「料理ですか…」と、シーマを見ますが?(笑)
シーマ@GM : 「…まあ、作れって言われれば作るけどさ…」
テオ : よかったなあ、シーマで。
ジン : シーマさんのお料理って、初めて見ますね。
タック : シーマさんの料理なんて知らないよ?僕。(笑)
テオ : ……あんまりよくないのか!?


サムソン@GM : 「次に『妻を喜ばせる力』だが…勝負はこの街の中までで、1時間以内に、シーマ宛のプレゼントを買ってくるのだ。それでどっちのプレゼントでシーマが嬉しそうな顔をしたかで勝負だ!」(笑)
GM : 妻を喜ばせる力:宝物判定ダイスで勝負します。
ジン : トリガさん有利じゃないですか(笑)
テオ : トリガ、もう、その宝物、持ってる。シルヴァンボウ(笑)
ジン : それは、どうなんだ?(笑)
トリガ : あ、あげませんよ(笑)


サムソン@GM : 「そんでもって、最後の『妻を守る力』は、昨日も言った決闘だな」
サムソン@GM : 「三本勝負だからして、二本先取で勝者となる。どうだね?」
GM : なお、これらの判定は…TPを任意に割り振ることができるので、配分をまちがえると命取りになるかもよ?(笑)

トリガ : 問題はダイス目ですね(笑)
タック : それが、一番、問題(笑)


GM : ところで、トリガどうする? 三本勝負を受けるとも聞いてないが(笑)
トリガ : 「わかりました。受けて立ちましょう」(笑)
サムソン@GM : 「その意気や良し!」



◆Scene03◆ 家族をなごませろ!

 最初の勝負『家族を和ませる力』の判定が始まります。シーマの料理に抵抗判定する勝負(笑)


ジン : 問題は抵抗ですか。
トリガ : 身かわしのローブが予備防具の中にありました(笑)
テオ : そのローブで料理の抵抗力が高まるミステリー。
タック : 魔石も持ってるでしょ。料理の抵抗に魔石(笑)
GM : 使う気かよ(笑)
トリガ : 恐ろしく失礼な話ですね(笑)
テオ : それでもな、セニアの料理よりは抵抗判定させてもらえるだけいいんだぞ!(泣)
タック : こう、魔法的な防御がぺかぺか光りながら料理を食べるトリガさん…?(笑)
GM : んじゃ、シーマはしぶしぶと酒場の厨房に立って料理を作り始める。
ジン : ちょっと心配なので見に行きますが>料理
タック : 呪術っぽい料理がぐつぐつと…(笑)
ジン : 「シーマさん、あの、野菜の皮はむいたほうが…」
テオ : 「ああ…ジャガイモが丸のまま」
シーマ@GM : 「いーのよこんなのはおーざっぱで!」(ざぱーん)
ジン : 「火は通ってるはずなので、お腹は壊さないかと(笑)」
テオ : ジンは何でそんなに冷静でいられるんだ。
ジン : いえ、衛生面は気をつけて見てました。
GM : シーマの料理は魔術判定で振ってみよう。(コロコロ)18と出た(笑)
GM : 抵抗判定ダイスで少なくとも18以上出さないと、自動的に敗北ですよ(笑)
トリガ : 意外に高いですね(笑)


GM : さて、テーブル側にいるのは誰? タックとテオか。(笑)
トリガ : 自動的に決まりましたよ!?(笑)
GM : 君たちは…サムソンがこっそり魔石を使っていることに気づいた(笑)
タック : 「チャック、伝令!」
チャック(タックPL) : 「(寒い) (損) (マ)(石) (使った)」 (ボディランゲージ)

GM : (爆笑)
ジン : かわいい(笑)
テオ : ど、どうやって(マ)を身体で(笑)
ジン : 手と足を極限に使って(笑)


トリガ : 「ブル、ゾン、ウ、シロ、マエ????」(笑)
タック : 通じてなーい(笑)
シーマ@GM : 「ハイ、できたわよ」 …べん、と見た目だけは立派なコンソメスープが、トリガとサムソンの前に並べられる。
テオ : 「うっわあ…」とか見に行って、トリガに魔石のことを教える。
GM : んでは、シーマのコンソメスープを食さねばなりません!(笑)
トリガ : 「つかぬ事をお聞きするんですが、これって誰が判定をするんですか?」
サムソン@GM : 「シーマ本人に決まっているだろう!」(笑)
ジン : ……これは、八百長し放題なんじゃ?(爆)
テオ : 多分、誰が見ても、すぐ、わかる。
タック : 勝負に関係ないけど僕も味見するー!(笑) いただきまーす。
GM : ではタックも抵抗判定を。
タック : もちろん味見だからTPなんて使わずに…(コロコロ)17(爆)
ジン : おしい。
タック : (ひ…ひくひく…)_| ̄|○
GM : タックは失敗した。すると…タックの全身が血管浮き出るくらいマッチョに!(笑)
ジン : ドーピング!?
テオ : やっぱりそっちのコンソメーーー!?
トリガ : わー、絶対に失敗したくないです!(笑)
タック : 「うわーん、虹色のローブがはじけ飛んじゃったよー!」(ムキムキ)
タック : (隣で一口なめたチャックもマッチョに!)(笑)

 マッチョ祭り開催中。


トリガ : 正々堂々といきましょうね(笑)と言うわけで、こっそり《抗魔》(笑)
GM : では抵抗判定どうぞ。
GM : サムソンはTP4点使用。基本は2D+7だが…これに聖なる鎧の修正+2D、そしてこっそり使った魔石の修正がさらに+2D! 合計10D+7だ!
テオ : 聖なる鎧…あるのか…10Dは勝てそうにない
GM : (コロコロ)む、意外と伸びなかったな。サムソンの達成値は42
トリガ : こちらは基本が2D+8、こっそり使った《抗魔》で+2Dで、4D+8ですね(笑)
トリガ : 半分までは伸ばしてみましょう。TP1点使って、5D+8でいってきます(笑)
トリガ : (コロコロ)うーん。31。ちょっと、足りませんでしたね(笑)
GM : では…歯を光らせつつサムソンが「う、ま、い、ぞー!!!!」と叫んだ迫力に圧倒されて思わずシーマはサムソンの方にコクコクいってしまう(笑)
トリガ : 「むむむ、一敗してしまいました」
シーマ@GM : 「くうっ…不本意だけどサムソン、ここはあんたの食いっぷりの方が上ね…!」(悔しそうに)
サムソン@GM : 「はっはっは、まずは一勝だな!」
トリガ : 「シーマさん。これ、ちょっと量が多すぎですよ」(笑)
シーマ@GM : 「トリガあんたちょっと正直すぎ!」(笑)

ジン : 食べ物意外は入ってないはずですが…。と、私も味見してみよう(汗)
ジン : (コロコロ)普通に成功。「……あーこれ、アレはいってますね」
テオ : 「アレって何!? アレって!!」
ジン : 「ここで言っていいものかどうか(汗)」
ジン : 「えーと、見た限りではニンニクと卵黄をベースに野菜各種ウコン南天蜂蜜トカゲの干物アワビの肝マグロの頭鯵の干物鰹節…(以下略)」




タック : 「……コンソメは?」(笑)





◆Scene04◆ 妻を喜ばせろ!

 続いては『妻を喜ばせる力』。宝物判定対決です。


GM : さて。勝負は2戦目。『妻を喜ばせる力』対決(笑)
サムソン@GM : 「制限時間は1時間だ。レディ、ゴー!」
トリガ : 「うわっ、もう行ってしまわれたんですか…」
テオ : タック、《飛行》でゴーだ。
タック : じゃあ、サムソンを《飛行》で追跡だー。(マッチョのまま)
GM : そうか…じゃあ、マッチョなタックがアメコミ風に空を飛びつつサムソンを観察していると…
GM : サムソンはどうも、あんまり趣味のいいとは言えない宝石店に入っていく。
テオ : …??
ジン : 成金主義ですか。
GM : いや、買ってきたのも大して値打ちモノそうには見えないね。
テオ : どういうことだ?
ジン : ここは力を入れてない感じなのかな。
テオ : ああ、トリガには勝てないからかな。
タック : アヤシイ宝石店に入って安物を買ってたみたいー と、チャックを通して再度ボディランゲージをがんばってもらってる。
タック : トリガさんが宝物判定で物色している脇で、マッチョなチャックが必死なポージング。
GM : マッチョなネズミ…(笑)
トリガ : 「ヤス…、ポートピア…、連続殺人事件!?
GM : はんにんはやす(笑)
ジン : 通じてない! 通じてない!
トリガ : 「では、私も行ってきますね」
GM : 宝物判定ダイスで判定をどうぞ。サムソンは…基本のダイス2Dのまま(笑)
GM : (コロコロ)か(笑)
トリガ : ダイス目が怖いのでTP3点使って、宝物判定してきます(笑)
トリガ : 「私はコレです。イスト様秘蔵のビンテージワイン。」(コロコロ)達成値は40でした(笑)
ジン : 盗んできた!?(笑)
トリガ : 盗むなんてしませんよ。ちゃんとお金を置いてきました(笑)
トリガ : 置いてきたのは5Gとこの間ジンさんに教えてもらった、ダンゴって食べ物ですけどね(何)
ジン : お団子……似合いそうな、にあわなそうな(笑)
テオ : 後でイストが見つけたその風景を想像すると…(笑)
GM : では、シーマはトリガのワインと…サムソンの買ってきた、くすんだ猫目石のアクセサリを通り一遍見比べて…
シーマ@GM : 「あーもー。話になんないわね。トリガのプレゼントのほうがいいに決まってるじゃない」(笑)
ジン : 酒豪ですな…
GM : では勝負2回戦目は、トリガに軍配。
テオ : よーし、これからが勝負だ。



◆Scene05◆ 妻を守り抜け!

 ついに最後の勝負。『妻を守る力』。戦闘判定ダイス対決です。


サムソン@GM : 「ふっ…では勝負は、最後の守る力対決に持ち越しだ!」
GM : そう言って、サムソンはスケイルベインを抜き放つ!
トリガ : じゃあ、閃きの短剣がこう、ジャキンと(笑)
GM : 戦闘判定ダイスで勝負です。サムソンは自分に《聖なる刃》を使用。
トリガ : 私は自分に《魔力付与》です。TP5点投入と《不意打ち》使いますので、13D+10の強打判定です。
GM : じゃ、いいですね? 判定しますよ?
トリガ : はい、いきます!
GM : (コロコロ)サムソンの達成値は64!
トリガ : (コロコロ)

テオ : トリガーーー!!
ジン : トリガさーんっ!?
タック : うわ…出目が悲惨すぎ。
テオ : すげえ悲しい出目が。



 出目がどんなだったのか、ご想像にお任せします……


トリガ : 13D振って、なんで一回しかクリティカルしないんでしょうねえ…
テオ : ダイス減っても振りなおしたほうがよくない?
タック : 振りなおすしかないんじゃ?
トリガ : 《フェイク》で振りなおして、残ったTP1点で9D+10になりますから、互角から出発になりますね(笑)
GM : なかなか熱い対決になってきたな(笑)
ジン : 気合ですよー
トリガ : では、9D+10で再度挑戦です
トリガ : (コロコロ)ダメです。全然回りません…。51でストップです。
GM : では、サムソンが13アップ。
テオ : そうだなあ…サムソンがすごかったとしか。
タック : 出目に恵まれないのは、もうどうしようもないーーー
GM : サムソンの13アップで、トリガに13ダメージが行きますよ。
サムソン@GM : 「はっはっは、どうだ見てくれたかシーマ! これこそが…愛の力なのだぁぁぁぁぁっっ!!」(笑)

トリガ : 「死毒の刃ー」(何)
ジン : 刃はだめです、刃は。





◆Scene06◆ 嘘の中の真実

タック : 「トリガさんが負けちゃうなんて……」
ジン : 「愛は強いのですよ。それがいかな形であれ…」
テオ : 「ジンが言うと説得力あるな…」


トリガ : 「仕方ありません。では、サムソンさんの命令を一つ聞きましょう」
サムソン@GM : 「うむ、その潔さも良し!」
サムソン@GM : 「だが命令する前にひとつだけ尋ねる! シーマの婚約者トリガよ!」
トリガ : 「はい? なんでしょう?」
サムソン@GM : 「お前は本当に…シーマを愛しているのか?」
サムソン@GM : 「正直に答えてくれ」
トリガ : 「真剣な言葉ですね…。では、私も真剣な態度で臨みましょう」
トリガ : 「シーマさんは大切な人ですけど…、愛している。というのとは違います。困っていれば、手助けはしますし、幸せになって欲しいと思います。でも、たとえ私が勝っていたとしてもシーマさんとは結婚できなかったでしょうね…」
シーマ@GM : 「…トリガ…」
サムソン@GM : 「そうなのか…つまり、お前はシーマに頼まれて、婚約者役を引き受けた、ということでいいのだな?」
トリガ : 「はい。そういうことになります。だますような真似をして、申し訳ありませんでした」
サムソン@GM : 「…残念だな。もしお前が、本当にシーマを愛しているならば…無理強いはしないつもりだったが」
シーマ@GM : 「…サムソン、あんた…」
テオ : 「…? どういう」
サムソン@GM : 「力ずくで奪う愛など愛ではない。そう教えてくれたのは君だ、シーマ」
シーマ@GM : 「…確かに、あんたを最初にぶっ飛ばした時は、そーやって啖呵切った覚えがあるけど…だったら、なんで…」
テオ : 「なんで、勝負とか、そんな真似を」
サムソン@GM : 「君を今でも愛しているし、長い間、ずっと会いたかったのも本当だ。だが…最初にこの街に来て、君を見かけた時…君はあからさまにわたしの出現に戸惑い、避けていた」
サムソン@GM : 「君はこの街で、別の人生を歩み…そして、素敵な伴侶にすでに巡り合っているのかもしれない。ならば…それを引っ掻き回すような真似をするのは野暮だろう」
シーマ@GM : 「…あんたもしかして…わざとあんな、痛すぎる態度取って…あたしに愛想尽かされようと…?」
サムソン@GM : 「やりすぎたか。痛いと来たよ」(苦笑)
タック : 「じゃあ、わかってて、わざわざ嫌われる行動取ったんだ……」
ジン : 「演技特有でしたしね…(ボソ)」
シーマ@GM : 「アンナさんは…どうして?」
サムソン@GM : 「あまり言いたくはなかったんだが…アンナは、わたしとの結婚が決まった時からすでに、病状が思わしくなかったのだ」
サムソン@GM : 「彼女のご両親は、傾いた財政を立て直すため、わたしの家の資産を得るため…アンナの病気を隠して、わたしに嫁がせる計画を立てたようだ。アンナは死ぬ間際まで…何度も何度も、わたしに謝ってくれたよ」
サムソン@GM : 「それならば…と、わたしはアンナが死ぬ前に、彼女とその家族に遺産を譲り渡す書状を作り、冒険者になることにした。彼女の死に目にまで付き添っていたかったが…それをやると、アンナの家族が罪に問われる。アンナはそれを望んではいなかった」
シーマ@GM : 「…馬鹿よ、サムソン…あんた…どこまで、そんなお人好し…」
サムソン@GM : 「さあね。何故あんな行動を取ったのか…わたしも自分では説明がつかない。馬鹿なことをしてしまった、とも思う…きみのお人好しが、移ったのかもしれないな」

テオ : イストから聞いた話で想像してたのとだいぶ違うような印象が!
ジン : 「あくまで噂ってことですか。周りからはそう見られてもしかたありますまい……というか、そう見られるようにしたのでしょう」
タック : 「だから僕らにも、アンナさんのこと、あんなふうに言う態度を崩さなかったんだ…」
ジン : 「隠していたのですね…」





◆Scene07◆ 瞳の中の真実
サムソン@GM : 「…真相はこんなところだ。では、さらばだ。シーマ…元気そうで何よりだ。顔を見れて、本当によかったよ」
GM : そう言って、サムソンはきびすを返して、去ろうとします。
ジン : 「……シーマさん」
ジン : 「どうしたいです?」
シーマ@GM : 「……待って」
テオ : 「ん」
テオ : 「気持ちが決まった、かな」
シーマ@GM : 「…話したいだけ話して、話が終わったらサヨナラって…ひどい話じゃない?」
サムソン@GM : 「…今の話を聞いて、きみの気持ちが傾いているのは分かる。だが…今のその感情を、本気だと思わないほうがいいよ、シーマ」
シーマ@GM : 「…確かに、今はそうかもしれない。あんたの身の上話を聞いて、それに同情して…あんたを引き止めたがっている。それだけかもしれない」
シーマ@GM : 「でも、あたしにその話を最後までしなかったって事は…それじゃあ意味がないって思ったからでしょう?」
シーマ@GM : 「…あたしは、もっと時間が欲しい」
トリガ : 「時間なら、たくさんあるじゃないですか」
シーマ@GM : 「最初にあんたを見た時は…気が動転しちゃって…何していいか分からなくなって…」
シーマ@GM : 「…それについては、その…ごめんなさい。トリガ…あなたも。あたしの勝手な都合に…その、巻き込んじゃって」
トリガ : 「いえいえ、私たちは仲間じゃないですか、そんなこと気にしないで下さい」
トリガ : 「それに、途中からはちょっと楽しくなってたんですよ。シーマさんの『婚約者』って役が…」
ジン : 「今回のシーマさん。実に可愛らしかったですしね(うんうん)」
テオ : ジンから離れます。
ジン : 「やはり女性なのですよね。あの人見てから、仕草がぜんぜん違いましたし」
テオ : ジンからさらに距離をとります。
ジン : 「やはり女性は……て、あれ?なんで皆さんそんなに離れて……」
タック : 「チャックもこっちおいでー」(ジンの頭の上から退避)
シーマ@GM : 「…ジン?」(にっこり)
ジン : 「はい?」
テオ : ジン、せめてもの餞別だ。《魔法の盾》。
ジン : 「……はい?」
シーマ@GM : 「アットピンホール」(ぼそ)
ジン : ぶしぃっ
シーマ@GM : 「(顔を真っ赤にして)なんであんたはそーゆーセリフを恥ずかしげもなく言えるかなあ!?」(笑)
テオ : 盾の防御では意味がなかったな、やっぱり。
ジン : ジンはぴくぴくしている。
シーマ@GM : 「と、とにかく! サムソン、どーせあんた、他に行くあてもないんでしょ? 冒険者で身を立てるつもりなら、この街にいたほうが、何かと都合もいいと思うし!」
タック : 「やっぱり、オトナってよくわかんない。会わないままでもいられたはずなのに、わざわざ嫌われてもいいから会おうとしたのって、会いたかったんでしょ?」
タック : 「なのに、そのまんま帰っちゃうの?」
サムソン@GM : 「…なんとなくかっこいいかなーと思ったんだが」(笑)
タック : 「勝ったのに結局、命令もしてないしー」
シーマ@GM : 「ほんとあんたって馬鹿よね。つーかジンといい。男ってみんなそーなのかなぁ」(笑)
トリガ : 「どうなんでしょうね? 良く判りませんね」
シーマ@GM : 「あんたには、わっからないでしょうねー」(ニヤニヤ)
テオ : 「もう一回だけ、誰かのために行動してみたらどうだろう。このままじゃ、シーマがずっともやもやするから、さ」
サムソン@GM : 「…誰かのため、か」
シーマ@GM : 「男が一歩引いてどーすんのよ。そーゆーのはね、あたしみたいないー女がやってこそ、見栄えがするってもんよ!」(笑)
サムソン@GM : 「それも、そうか」
サムソン@GM : 「シーマ」(じっと見つめる)
テオ : 「そのうち理由をつけて行動するんじゃなくて……?」
シーマ@GM : 「…(思わずたじろいで)な、なに?」
サムソン@GM : 「返事は今すぐでなくてもいい。だが、家を捨てたとはいえエピスタイン家の男児たる者として、真実を言おう。わたしは…シーマ。きみを愛している
サムソン@GM : 「4年前、きみと最初に出会ってからずっと…それは、変わらなかった」
サムソン@GM : 「きみ次第だが…もう一度、きみとやり直したい」
シーマ@GM : 「……」
テオ : 「……昨日、それを言わなかったんだもんな。遠回り、しすぎだ(苦笑)」
シーマ@GM : 「…ホント、馬鹿なんだから…最初から、そうやって言ってくれれば…《爆裂究極》なんて使わずに済んだのに」(はにかみ笑い)
ジン : 「彼なりに思いやったつもり。…だったんでしょうね、今思えば」
GM : シーマは一呼吸置いてから。サムソンの言葉に…こくり、と頷いた。
トリガ : 「良かったですね。これで一件落着ですよ」
GM : その時だけは、夏の日差しが雲に隠れ…心地よい風が、辺りにそよいでいた。

タック : 「ところでさ、シーマさん」(くいくい)
シーマ@GM : 「え?」
タック : 「僕のこれ(マッチョ)いつになったら元に戻るのかなぁ」
シーマ@GM : 「…一生そのまんまだったり?」(ぼそ)
タック : 「ええええーーー!」
シーマ@GM : 「じょーだんよ」(笑)

テオ : げ…《解毒》。効く? 効くといいなあ!
ジン : 毒、なんだろうか(笑)
トリガ : そして貧弱な坊やとは、もう呼ばれなくなったのでした(笑)


GM : タックの身体は一時間後に元に戻ったが…強烈な副作用として、半日の間、チャックと一緒にすさまじい下痢に悩まされるのだった…(笑)
GM : ちゃんちゃん♪(笑)
タック : うわああああん(笑)



◆オマケ◆ そしてすべてはだいなしになった
GM : じゃ、そーゆーところで…お疲れ様でした。ネタ企画・完結ってことでー
テオ : トリガ、なんかやりのこしたことが?
トリガ : いえ、サムソンさんがひどい人だった時用の方針を使わずにすんで良かったなあ。と思ってます(笑)
ジン : な、何をする気だったんだろう。
トリガ : いえ、ただ単に決闘の条件を『勝った方が負けた方に言う事を聞かせる』に変更したので、実は勝っても負けても誰もシーマさんとは結婚できなかった。というだけの話なんですよ(笑)
テオ : ……おおー
タック : 言うことを聞かせられるのはトリガさんに対してなんだ(笑)
GM : 確信犯だ(笑)
トリガ : でも、まさか力比べで負けるとは思いませんでしたけど…(笑)
GM : ホントに。ダイス4個も差があったのに(笑)
トリガ : 負けた時は本当にどうしようかと(笑)
GM : 負けたねえ(笑)
ジン : 勝ったらどうなってたのでしょう。
GM : どうなってたんでしょう?(笑)
トリガ : その時は「シーマさんときちんと話をしてください」ってのを、命令にしようと思ってました(笑)
タック : おおー
ジン : 頼もしいー
GM : 漠然と、サムソンが強引にトリガとシーマの挙式を上げようとする、とか考えてたんだけど(笑)
テオ : うんうん(笑)
トリガ : その場合は、性別をカミングアウトですね(笑)
タック : またチャンスを逃した(笑)
ジン : 今回も、そのときではなかった
テオ : しまったァァァーーそっちのルートだったか。
タック : そしてタックはずっとマッチョ。健やかなるときも病めるときもシリアスなときもギャグなときも、画面の端にはマッチョなタックが。
GM : 画面端かい(笑)
トリガ : うわあ、怖いですねえ(笑)
タック : シーマさんとサムソンさんが良い話をしてる時も背景にマッチョなタックが(笑)
GM : だいなし(笑)




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