2007年07月05日

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《適当RPG 【番外編】》に戻る


適当RPGリプレイ




【番外編】 VSサムソン 

  トリガ 男を上げる? 〜Middle Phase〜






GM : さて…きっとフレイムは来ないだろうから始めてしまいますねー。
テオ : こうしてフレイムの言動にフォローが入ることなく進行するのでした……(笑)
ジン : フレイムさんはシーマさん似の奥さんにお仕置きされているんですね……。シーマさん式に。
テオ : なんか篭手で殴られるとか言っていましたね。多分カイザーナックルだと思います。

 知らないところでその運命を決定づけられてしまったフレイムをよそに、物語は進んでゆくのだった……






今回の参加メンバー


シーマ
怪盗


トリガ
怪盗

ジン

テオ
騎士

タック
魔導師

チャック
タックの使い魔

イスト
魔法剣士
   



◆Scene01◆ 行動開始!
GM : で…茫然自失となっているシーマの下に残るのはトリガで、他のみんなは酒場の外で情報収集かな?
テオ : どーしよっかな。よくわからんまま外に出されたんで話を聞く間もなかった(笑)
GM : シーマの話を聞きたいなら残っててもいいが(笑)
テオ : じゃ、まず話を聞いてから動くよ。
トリガ : 早く行かないとサムソンさんを見失っちゃいますよ?(笑)
タック : 「はやくっはやくっ!」(その場あしぶみ)
ジン : では、私はサムソンさんを追います。
ジン : 「テオさんも」(耳ひっぱってぐいぐい)
テオ : 「えー、俺も今から? チャックを残してくれれば後から追いつけるじゃん」
ジン : 「……いーですから(冷笑)」
トリガ : 「女性の過去なんて、軽々しく聞くものじゃありませんよ?」
テオ : 「お…おう」
タック : 「おいでチャック、いくよー。まってジンさーん」
チャック(タックPL) : 「もきゅ!」

GM : もきゅかよ! チャックの背中にはチャックが!(笑)
タック : チャックだから。
トリガ : なんて怖い光景(笑)





◆Scene02◆ これがシーマの物語だ
GM : では…トリガ以外の人間は出て行った。
シーマ@GM : 「さっきはフレイムの阿呆に妨害されちゃったけど…本当にごめんなさい。まさか、こんな事になるなんて…」
トリガ : 「気になさらないで下さい。途中からは私も思うところが出来ましたし…」
トリガ : 「ただ、少し贅沢を言わせていただけるなら、事情を聞かせてもらえませんか?」
トリガ : 「ほら、一応“婚約者”なわけですし」(笑)
シーマ@GM : 「そうね(クスッと、ぎこちなく笑って)」
シーマ@GM : 「…最初から話したほうがいいわよね」
シーマ@GM : 「今から…4〜5年前になるかしら。まだあたしも、まっとーな魔術学院の研究生だった頃…サムソンと出会ったの」
シーマ@GM : 「会った頃から、あいつすんごい馬鹿でね。鼻持ちならない『お貴族サマ』って奴だったわ。自分が声かけた女はなびかないハズがない、とか思ってたみたいで。腹が立ったから思い切りブン殴ってやって」
トリガ : 「えっと、貴族にも色々いますもんね…」(笑)
シーマ@GM : 「それで終わりかな、と思ったら…次の日からガラッと態度変えちゃってね。『キミと出会って目が覚めた』だの『キミのような女性は初めてだ』だの…」
シーマ@GM : 「あの頃はあたしもさー。学院の中しか知らない引き篭もりって奴でさ…その、男にさ、口説かれたことなんて…ほとんどなかったから、その…」
シーマ@GM : 「…何回か言われてるうちに、その気になっちゃったのよ。今にして思えば、なんでなんだか…」
トリガ : 「それで、お付き合いを始めたんですね…」
シーマ@GM : 「馬鹿って印象は変わらなかったけど…少なくとも、言葉に嘘はないんだなって思ったし。真剣に想われるって…嬉しいじゃない。誰だってさ」
トリガ : 「そうですね。それは分かる…ような気がします」
シーマ@GM : 「で…サムソンと出会ってから3年後。あたしが学院を卒業すると同時に結婚しようって話になって。あたしもその気になって、舞い上がってたんだけど」
シーマ@GM : 「でも…サムソンってば、隠してたのよ。ご両親が決めた結婚相手がいるってこと。貧民街育ちのあたしなんて及ぶべくもない、伯爵家のお嬢様って奴がね」
トリガ : 「当然、シーマさんのことをご両親に話してるはずもありませんよねえ…」
シーマ@GM : 「その事を問い詰めたら、あっさり彼、認めたわ。で、抜け抜けと言うわけよ。『駆け落ちしよう』って。あたしもその場のノリで頷きかけたけど…その後、サムソンの結婚相手がどんな人なのか、こっそり会える機会があった」
トリガ : 「それで? どんな人だったんです?」
シーマ@GM : 「ビックリだったわ。アンナって名前だけど…話を聞いてみると、伯爵家は財政が傾いてて、サムソンの家の財産でそれを賄おうと…彼女の両親は考えてたみたいね」
トリガ : 「それって…、その政略結婚…ですよね?」
シーマ@GM : 「ええ。その通りよ。…アンナは言ったわ。『父や母、それに仕えている多くの家臣たちのために、サムソン様を好きになります。それが…わたしにできる唯一の、親孝行なんです』ってね」
シーマ@GM : 「…でも、アンナはそれだけじゃなくて、本気でサムソンの事を好いていたみたい。…だから、なんていうか…あたしの方がワガママで振り回しているような気がしちゃって」
トリガ : 「それで、先ほど言われてたみたいに、身を引かれた…?」
シーマ@GM : 「そーよ。だってさ。愛だけじゃ食ってけないじゃない。世の中、ちゃんとお金がなくちゃねー」(手をぱたぱた)
シーマ@GM : 「…だから、ムカついたのよ。あたしの気持ちを理解しろとまでは言わないけど…アンナがどんな想いだったのか、あいつ気づいてもいなかったんじゃないかって…さ」
トリガ : 「そうだったんですか…。シーマさんも辛かったのに、今日のアレは酷いですよね」
シーマ@GM : 「最悪ー。最悪よ。ホント…あたしってば男運ないわー」
トリガ : 「そのうち良い人に出会えますよ。人と人って、そういうものだと思います」
シーマ@GM : 「そーねー。少なくともトリガみたいに、あたしに親身になって同情してくれる人もいるもんねー」(意味ありげにニヤリ)
トリガ : 「あ、いえ、その…、人を偽って生きていく苦しさは、私にも分かりますから…」
トリガ : 「大丈夫。本当の自分を隠して、人を偽る厳しい生き方をしてるけなげなシーマさんは、すごく魅力的なんですから、自信を持ってください」
シーマ@GM : 「…それ、褒めてるワケ?」(目が虚ろ)
シーマ@GM : 「まあ、明日は…悪いけど、頼むわね。あの馬鹿の目を本気で覚まさせてやって」
トリガ : 「ええ、分かりました。どーんと任せてください」
トリガ : 「それと、あの…、ひょっとして気付いてます?」(汗)
シーマ@GM : 「んー? 何の事かしらー?」(ニヤニヤ)

テオ : 墓穴掘る質問を…
ジン : けして外さない(笑)


トリガ : 「えと、えと、何の事かは、私の口からはいえないんですけど…、出来たらナイショの方向でお願いします」
シーマ@GM : 「ま、婚約者引き受けてくれたんだしー?」(笑)
トリガ : 「ううー、お願いしますね」
GM : シーマがニヤニヤ笑いを浮かべたところで、酒場シーンは一旦切り。
トリガ : はーい。結局、立場を逆転されてしまいました(笑)
※註 トリガは、自分が女性ということを隠しているのです。



◆Scene03◆ 作戦は一刻を争う!
GM : では、野郎どものシーンです(笑)
ジン : 男組ですな。
ジン : 「…さて、どうしますか」
タック : 「え? あの人のアジトをつきとめるんじゃないの? ばびゅーんと」
GM : 選択肢はいくつかある。
GM : 「サムソンを探す」「隣国の事情通を当たる」
ジン : 「トリガさんに言われたとおり、情報を集めないと」
テオ : 「どっかの富豪のーとかって言ってたし、噂とか聞けたら。その手のことで知ってそうな人といえば……」
ジン : 「テオさん何か心当たりありそうですね」

GM : だ、だれ?(笑)
テオ : んー、イスト(笑)
タック : あ。(笑)
ジン : やはり。
トリガ : 知っているのか! イストー!!(笑)


GM : では、イストに会いに行くと(笑)
ジン : 「……手分けしますか」
ジン : 「…じゃあ、テオさんとタックさんはその人に聞いてもらえますか?」
ジン : 「私、サムソンさん追いかけます」
タック : 「えー? 僕聞きに行くのー? サムソンティーチャーおっかけようよー」
テオ : 「尾行はタックがいた方がよくない? それこそ飛行あるしさ、こっちは知ってる相手に会いに行くだけだから、まあ…一人でも」
ジン : 「……いや、この少年を出会わせてよいものかと(コソ)」
テオ : 「サムソンは、俺らと同じでなんかを深読みできる奴じゃないぞ。大丈夫じゃないか」
ジン : 「そういう意味ではないですよ……要するに、負け犬に会いに行くんですよ?彼の年齢と今後の人生を考えると」(汗)
ジン : 「武士の情けです(遠い目)」

タック : サムソンさんとジンさんだけの方が危険じゃないかと(爆)
テオ : ほんとだ、そっちのが危険だ。
ジン : ジンとしては、ちゃんと話したいこともあるんですが(笑)


タック : 「早くしないと見失っちゃうよ! テオさんにはチャック連れてってもらうからさ!」(わたわた)
タック : 「ジンさん行かないならいいよ。僕だけでアジト突き止めるから!」と言って行っちゃいますが(笑)
ジン : 「……タック君。アジトは無いかと…」
テオ : 「……追いかけていってやってくれ」
ジン : 「そうですね。追いかけます」
GM : ひどい話だなあ(笑)



◆Scene04◆ 急襲! 秘密基地
GM : で、サムソンのシーンと。
ジン : 分かりました。こちらが先ですね。
タック : じゃあ、ジンさんと僕に《飛行》かけて、低空を滑るように……むしろ高いとこに飛びあがって、サムソンさんの姿を探そう(笑)
GM : んでは…なんか安っぽい宿に入っていくのを見つけた(笑)
タック : 「あ。はっけーん」
ジン : 「大声で突入ーとかはだめですよ」
タック : 「わかってるよ。敵の秘密基地にそんな突入しないって」
ジン : 「……喧嘩を売りに行くわけじゃ無いんですが」
GM : 名前:「古代王の栄誉」亭(註:かなり安宿)
タック : 「まずは、部屋を突き止めなくちゃ」
GM : 宿帳に名前が書いてあるが(笑)
タック : あ。あっさり部屋わかっちゃった。
ジン : 「マスター。そのお酒一瓶もらえますか?」 お酒と…タック君にオレンジジュースでも貰って、サムソンさんのお部屋に行きます。
サムソン@GM : 「……誰だね?」
ジン : 「こんにちは。私達、シーマさんの知り合いの者なんですが」
タック : 「こ、こんにちはー」
サムソン@GM : 「ああ、あの場にいた人か。まったく気づかなかった!」(笑)
タック : 「ずっと見てたよー」
サムソン@GM : 「シーマは元気でやっているのかね? わたしの姿を見た途端、顔から湯気出してすさまじいスピードで逃げていってしまったが!」(笑)
ジン : 「何だか込み入ったお話をされていたみたいで。……事情を伺いたいなと」
サムソン@GM : 「悪いが、婚約者がいるからといって、わたしは諦めるつもりは毛頭ない! 説得しようとしても無駄だ!」
ジン : 「まあ、落ち着いて……どうですか?一杯(お酒を持ち上げて)」
サムソン@GM : 「フム、いただこう」(あっさり)
ジン : 「積もる話もあるでしょう。……聞きたいなあ。貴方のシーマさんに対する愛について、とか」
タック : 「(うわー)」
サムソン@GM : 「ああ、思えば5年前! 彼女との出会いがわたしのすべてを変えたのだ!」
ジン : 「さぞ感動的な出会いでしたでしょう」 何時の間にか部屋に入り込んで、テーブルに座らせてお酒飲ませてます。
サムソン@GM : 「身体に電撃が走ったかと思うくらい痛かった! 物理的に!」(笑)
タック : 「やられたんだ…。物理的に」 似たようなことを身近で見てきたような…(ちらちらとジンさんを見つつ)
ジン : 「それがなれ初めですか……そして、愛に目覚めたと」
サムソン@GM : 「そうとも。シーマとわたしは本当に似合いのラブラブカップルだった!」(笑)
ジン : 「言い方がまずかったですね。当時は、お付き合いの形をしていたのですか?」
サムソン@GM : 「もちろんだ! 将来も誓い合ったしな!」
タック : 「ええ!? あのシーマさんが!? ホントに?」(びっくり)
ジン : 「……ですが、その後何か悲劇が起こったのでしょうか? シーマさんの様子からすると」
サムソン@GM : 「…うむ。何故か知らんが、急にシーマの方から別れ話を持ちかけてきてなぁ」
タック : 「心当たり、ないの? 何にも?」
ジン : 「……結婚されたとか、仰っていましたけれど」
サムソン@GM : 「ああ、確かに…両親が決めた伯爵家の令嬢アンナと結婚させられることになっていた! わたしとしては会ったこともない女性とそういう事になるのは気が引けたのだが」
ジン : 「じゃあ、毅然としてお断りになったと」
サムソン@GM : 「だがシーマはわたしの前から姿を消した。学院卒業生の栄誉も放り出してしまった…」
サムソン@GM : 「仕方なくアンナと何度か会うことになり…付き合ってみると、健気なお嬢さんだという事が分かった。財産目当てだったが」(笑)
タック : 財産目当てな健気なお嬢さん、かぁ(苦笑)
ジン : 「それで、なびいてしまったのですか?」
サムソン@GM : 「馬鹿を言うな! アンナの望みどおり、我が家の財産と土地はくれてやった! そうまでして冒険者となり、心身を鍛えてシーマを探し出した我が行動こそ、真実の愛をこそ貫き通すと誓った証!」
ジン : 「……その時、アンナさんは貴方を止めなかったのですか?」
サムソン@GM : 「言ったろう、財産目当てだと。伯爵家は家名こそ高かったが、財政は火の車だったからな。いわゆる政略結婚というやつだ!」
ジン : 「そのころは、シーマさんも……あんな感じじゃなかったと?」
サムソン@GM : 「うん? シーマは相変わらずじゃあないか? ちょっと気は立ってたかもしれないが」
ジン : 「しかし、今の貴方の言い方では……シーマさんは納得なさらないでしょう」
サムソン@GM : 「何故そう思うのかね?」
ジン : 「その愛が本物ならば、シーマさんの気持ちを第一に考え、その行動の理由を考えるべきです」
タック : 「ジンさんがそんな風に言うなんて……」(目をぱちくり)
タック : 「だけど、ジンさんの言うとおりだよ。だってサムソンさん、シーマさんとは、その、『せーりゃくけっこん?』する前に別れちゃったんでしょ?」
タック : 「何ですぐ追っかけなかったのさ。何で今頃なの?」
サムソン@GM : 「子供に説明するには難しい、大人の事情があったのだよ」(タックの頭をポンポン(笑))
タック : 「むー…別れ話あったって言ってたじゃん。オトナって、わけわかんない」(ぼそ)
ジン : 「……貴方の愛は押し付けだ」
サムソン@GM : 「押し付けだと? 確かにシーマの行動の理由は分からない、が…あの時誓い合った愛は、今でも色褪せてはいないのだ!」
ジン : 「行動の理由を分からないで片付ける。それが押し付けだというのです」
サムソン@GM : 「考えてどうなる? 本人から聞き出すのが手っ取り早いではないか!」
ジン : 「……考えてどうなる?」
サムソン@GM : 「きっと、何かやまれぬ事情があったに違いないとは思うがな!」
ジン : 「じゃあ何故聞かなかったのですか?」
サムソン@GM : 「シーマは答えてくれなかった! 残念ながら。今日も聞こうとしたが、逃げられた!」(笑)
ジン : 「いやにげたのはおまえだ」
GM : 《爆裂究極》で吹っ飛ばされたんですけど…(笑)
ジン : 「貴方の愛は爆裂に負けるのか!?」
タック : 「ジンさん……」(いろいろ思うところがあって遠い目)
サムソン@GM : 「さすがにアレを何発も食らうとヤバイと思う! TP復活は一度きりだしな」
ジン : 「自分の命惜しさに、愛しい者から背を向けるか!」
サムソン@GM : 「え? なんでそーなるの?」(笑)
タック : 「ちょっと、ちょっとジンさん、そっちの方向性に行ったら火に油……ああーー」
トリガ : なんか言ってることが無茶な要求になってきましたね(笑)



◆Scene05◆ 愚かな私を打て!
ジン : 「……ともかく、そんな根性ではトリガさんに勝てるはずもありません」
サムソン@GM : 「な、なにい!? あのトリガとかいう優男…そこまで強いのか。ほう…さすがシーマが見初めただけの事はあるな!」(笑)
ジン : 「勝つ自信はあるのですか?」
サムソン@GM : 「やってみなければ分かるまい。だが! 最後に愛は勝つ!」(笑)
サムソン@GM : 「それを証明するために、ここまで来たのだからな!」
タック : うわーん、焚きつけてるようなもんだよーぅ
ジン : 「ならば、負けたらスッパリ諦められるとでも?」
サムソン@GM : 「負けた側が勝った側の言う事を聞く、というのが条件だからな! 一度した約束をたがえる事は…ない!」
ジン : 「ほう?」
ジン : 「……なら、私に一発当ててみなさい」
タック : 「ええー、ちょ、ちょっとジンさん!」
GM : え、判定すんの?(笑)
ジン : 何レベルぐらいですか? サムソンさん
GM : サムソンは騎士だから…最低でも7レベルくらいはあると思っておくれ。

トリガ : 結構高い。これはちょっと、楽勝ムードじゃなくなってきたかも(笑)
テオ : まっとうに戦う気、ないんだろ、トリガ(笑)
トリガ : 何を言われるんですか、ちゃんとルール覚えてますよ。飛び道具は禁止。ホラ(笑)
テオ : 飛び道具「は」だからなあ…(笑)


タック : 「ちょっと、やめようよ、ジンさんー。ここでそんなことしてどうするのさー」
サムソン@GM : 「…ふむ。何を思ったかは知らんが、あまり出すぎた真似をすべきではないぞ、少年。さっき《爆裂究極》で吹っ飛ばされたのが、わたしの実力だとは思わないことだ!」(笑)
ジン : 「本当に戦う気あるんですかね…」
サムソン@GM : 「あるとも! だが、無用な戦いは好まぬ主義でな」
サムソン@GM : 「それに、一度酒を酌み交わした君と刃を交えなければならんのか?」
ジン : 「……それもそうですね」
ジン : 「先ほどの約束。忘れないでくださいね」
ジン : 「……引きずってストーカーみたいな真似するのはみっともないですから、自分で悲しくなります(遠い目)」
サムソン@GM : 「ふむ、よかろう。そもそもストーカーは犯罪だ!」(爆)
タック : 「あー……」(もう遠い目しかできない)
ジン : 「……かえりましょーか(涙)」
サムソン@GM : 「トリガ君に伝えたまえ。『君がいかに強かろうが…シーマへの想いの強さを武器にしなければ、決してわたしには勝てぬ』とな!」
タック : 「ぶ。それ伝えるのって恥ずかしすぎる…」(爆)
GM : じゃあ、サムソンのシーンはここで切ろうか(笑)
タック : じゃあ僕、宿を出てからジンさんに一言言いたい。
ジン : 「なんですか?」
タック : 「僕、あの人、あんまり好きじゃない…人のことを考えてるようで、全然考えてないようなとこ」
タック : 「でも、………ジンさんも、前はそんな感じだったんだよ?」
ジン : 「……そですね」(照)
ジン : 「だから、私みたいになって欲しくないんです」



◆Scene06◆ おさらばで御座います
GM : うい、じゃあ、次のシーン行きましょうか。テオとチャックは、程なくしてイストを見つけました。
ジン : サムソンより4レベルほど高い宿でしょう(笑)
イスト : 金は持ってるからな(笑)
チャック(タックPL) : 「もきゅー」(こっちこっち)
テオ : ここは、ちょっといいところの酒場とか……。正装というか、鎧着てきてる。
テオ : イストを呼んでもらってるけど……周囲の視線が痛い。
野次馬@GM : 「キャー、もしかしてテオ様じゃない?」「輝く聖なる鎧! すてきー」(爆)
イスト : 1人でテーブルを占拠して、本でも読んでる。「どうした? テオ入ってこいよ」(笑)
テオ : 「ごご、ごめん、正直ここじゃなくてーというか、ここ緊張してダメだ」
イスト : テオの周りを見て、「いや、邪魔だったなら別に良いぞ?」(笑)
野次馬(ジンPL) : 「キャーイスト様よー!」「イケメン揃い組みだわー!」
GM : 野次馬というより腐女子だよおい(笑)
イスト : 「ふむ。確かに騒がしいくなってきたな。場所を変えるか」 テオを連れて《瞬間移動》
GM : なにい!(笑)
野次馬(ジンPL) : 「キャー! 駆け落ちよー!」「イヤー!イスト様ー」
GM : かけおちかよ!(爆)
イスト : と言っても、その宿の屋上に行っただけ。長距離転移なんて、面倒くさいし(笑)
テオ : そして宿にわすれられるチャック!!(爆)
イスト : あ(笑)
チャック(タックPL) : 「(ふまれる、ふまれる、ふまれるーーー)」(必死)>取り残されたチャック(何)
タック : 会話が終わる頃に、よれよれになって屋根の上に上がります(爆)
GM : 同時上映:チャックのチャキチャキ大冒険(笑)



◆Scene07◆ どうして彼を知っている!?
テオ : 「…はーーーーーー…」(息を吹き返す)
テオ : 「ともかく、なんだっけ。……ああ、イストに聞きたいことがあるんだけど」
イスト : 「俺に?」
テオ : 「貴族関係で、サムソンっていう名前とか知らない? 名前以外だと……結婚がどうのとか問題があったらしい」
イスト : 「貴族と言っても、ピンからキリまで結構量がいるからな、サムソンという名前だけでは分からんな。他に特徴はないのか?」
テオ : 「やっぱりなー。あとは…冒険者っぽい格好してた。今日ここに来てて、俺たちと会ったんだ」
イスト : 「喋り方に特徴があるとか、背格好だとか、見てるところはいくつもあるだろう?」
テオ : 「あ。……ジンに、言動が、そっくりだった…かな――(遠い目)」
イスト : 「なるほど。エピスタイン家の息子だ」(キッパリ)
ジン : 即答した(笑)
テオ : 「ちょっと待て! 名前以外、それだけでなんでわかる!! もしかしてそんなに有名なのか……?」
イスト : 「サムソンという名前で、かつあの侍少年みたいな喋りをする奴はそうそういない」
テオ : 「(地味に引いてる)」
イスト : 「で?」
テオ : 「あ、ああ。それが、今日、シーマを追いかけてそのサムソンが来たんだよ」
テオ : 「結婚したはずの相手と別れてまで、追いかけてきたらしい」
イスト : 「別れた? …まあ、死別も別れたと言えなくもないな」
テオ : 「し…死別……っ!? そんな話一言も…」
イスト : 「ああ、そのサムソンの結婚相手…、確かアンナとか言ったか。彼女は去年亡くなっている
テオ : 「あ」
テオ : 「シーマの前に今頃現れたのも、だから、ってことじゃないだろうな…」
テオ : 「……今非常にややこしいことに、シーマが婚約者のふりをする相手を捕まえてなんとかかわそうとしてるんだけどさ」
テオ : 「トリガなんだ、それ」
イスト : 「ほう…。まあ、トリガならなんとかするだろう」
テオ : 「サムソンは知ってるんだろ、その人が亡くなったこと」
イスト : 「さあな。アンナが亡くなる前にサムソンは離婚をして、冒険者になったらしいが。体を患ってたのは俺でも知ってるくらいだからな、その婚約者たるサムソンが知らなかったとは思えんが。亡くなったのまではおそらく知らないだろう」
テオ : 「そうか……」
イスト : 「どうするつもりか知らないが、まあ適当に頑張ってくれ」
テオ : 「わかったよ。サンキュー。シーマには……黙っといたほうがいいな」
タック : このへんでマンガチックに松葉杖と包帯ぐるぐるのチャックがよれよれっと屋根上に(何)
タック : 松葉杖でどうやって上がったのかは深く問うてはなりません(苦笑)
イスト : 「どうやら、お迎えが来たようだぞ?」(笑)
GM : んじゃ、それでシーンエンドかねえ。この後、合流して情報交換するってことで(笑)

GM : な、なんか…すごくダメな伝え方なようなー(笑)
テオ : え、ダメなの!? ダメなの!?(笑)
イスト : イストに聞くのが間違いかもよ〜(笑)





◆オマケ◆ 希望の灯は消さない
テオ : 情報をまとめると、「サムソンひでえ」で収束するんですがっ!!
GM : ホントだねえ(笑)
タック : 最初の印象と変わってないじゃん(爆)
テオ : うん、そう(笑)
GM : サムソンを撃退すればめでたしめでたし、と(笑)
ジン : かわいそうに(汗)
GM : 次が最後になりそうだけど、どうなることやらー(笑)
テオ : 決闘、決闘(笑)
タック : ついにラスボス戦だねっ(きらーん)(違)
GM : そしてトリガはシーマと結ばれたのです! ハッピーエンド(爆)
ジン : なにかあるんでねえのかなあ(笑)
テオ : なんか、事情がありそうだとはおもうけど、今のところ見えない(笑)
イスト : 倒した後に、話をすれば良いんだ(笑)
タック : おいしい話はクライマックスにとっといて、盛り上げる材料にするんだね(笑)
ジン : いいところでイストが颯爽と現れてっ!
テオ : ない、それはない。
テオ : あの後宿に帰るに決まってる(笑)
イスト : 「俺は他人の色恋沙汰なんて、面倒なことに首を突っ込む気はない」
テオ : でも何かが抜けている? なんだろー?
ジン : アンナさん関連ですかね?
タック : 出す予定の情報がそこまでなんだから、クライマックス後に何か衝撃の事実を出すんじゃないかな?
サムソン(タックPL) : 「実は…おいどんの命はもってあと半年でごわす」(唐突)
ジン : おいどんて(笑)
タック : あれ? 一人称違ったっけ?(笑)
テオ : ……orz




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