央華封神RPGリプレイ
「若仙忘師 邪仙笑嗤」
後編
参加PC :申天武、飛潤花、黄蘭早、紫翼華、遙志蓉
承前
GM :前回の話の続きですが……皆さん、覚えてるかな?w
申天武 :三面六臂と戦った。旗くぐった。
紫翼華 :陣がありますた。
黄蘭早 :山にある陣の中に、記憶を取り戻す手がかり、というか仙宝があると言われて、取りに行ってるところだったな。
申天武 :
こんなに期間が経ったらもう何も覚えてない、っていうのが正解だったかな(笑)
GM :最低限の事情はまあ、天森道人が教えてくれるけどもねw
黄蘭早 :あとは、二竜剣が大活躍だった(笑)
紫翼華 :うん、すごい強かった、
あんな戦闘したことない(笑)
申天武 :連続攻撃ってはまれば楽しいんだなー。
GM :
今まで一体どんな戦闘を……1年もプレイしてるのに……orz
紫翼華 :
全然当たらなくて頑張ってました。
黄蘭早 :
護法一撃符が発動しなかったりしましたw
苦労してたんだねえ……(思わずもらい泣き)
1.仙人たち、迷の部屋に入ること
GM :先も言った通り、入ってすぐ右側の旗をくぐった。一面二臂(左将)の像は君たちの動きには、今のところ反応しません。
天森道人(NPC) :「さて、どうするべきかな」
申天武 :おいらは使っちまった針雨符の変わりに、もうひとつ針雨符を袖に出しておこう。
黄蘭早 :(陣のマップを見て)中央を目指す訳だが、さて、この後どこを通って行くかな……
紫翼華 :順番どおりじゃ、あの詩文は意味なくなるよね……
遙志蓉 :「すまん。大変言いにくいことなのだが……」
申天武 :「おう?」
遙志蓉 :「先ほど『我知術理見陣』を使った際、どうもこの陣の中では、陰陽の気を探りにくいことが分かった」
黄蘭早 :探りにくい、ということは感知系の術を使う時は、難易度が通常より高い。ということか?
GM :通常より高いどころか、無条件で失敗しますw
遙志蓉 :「つまり、この中では羅盤や七星剣などの仙宝は役立たず、ということだ」
紫翼華 :ヒントはなし……
申天武 :使えないんじゃ、しょーがないな。
一行はしばらく、陣図と最初の部屋の詩文とにらめっこしてあーでもない、こーでもないと議論をする。
どうやらどのように進めば中央の部屋に辿り着けるか、確信が持てないようだ。
申天武 :黒白の旗と白い旗はどう違うって言ってたっけ?
黄蘭早 :分からないが、一方通行じゃなかったか?
紫翼華 :私も一方通行だと思うよ。黒い側からは、行けないの、たぶん。
申天武 :一方通行だとすると、こっから「恐」「迷」「舞」の順には進めないってことかぁ……
黄蘭早 :舞剣、怖室に関する詩文は物騒なことが書いてあるから、出来れば避けたいところだな。
申天武 :「迷」に入るとやっぱ出口は3箇所ランダムになるのかな。
飛潤花 :とりあえず入ってみる、と言う手もありますが。
申天武 :まっすぐに進むと、また三面六臂が向かってくるだろうし。
申天武 :入るなら「迷」がいいかな。ランダムで一気に真ん中に進めたりしたらラッキーだし(笑)
紫翼華 :危なくなさそうなところから入ってみようか。あと黒いのがあるところにも触ってみたい。
遙志蓉 :「では、真ん中の『迷』の部屋に進むのか?」
飛潤花 :ええ、少なくともきったはったはなさそうですし<迷
黄蘭早 :まあ、ここで止まっていても我々の頭の中はどんどん白くされていくだけだからな。
申天武 :そうと決まったら記憶がなくなる前に、はやく行こうや。
GM :では、全員で「迷」の部屋に入った。すると、いきなり皆さんは方向感覚を失う。抵抗不可w
飛潤花 :ぐーるぐるw
紫翼華 :あ、そういう部屋なんだーw
黄蘭早 :くっ!?
申天武 :記憶は薄れるし、方向感覚も薄れるし…いろいろ薄れて
セブンセンシズとかに目覚めてしまいそうだ(爆)
GM :入り口の旗をくぐった途端、皆さんは目の前に霞がかかったような感覚に捕らわれ……しばらくすると、一本だけ旗が見えてきます。
飛潤花 :あははー、目が回りますー(ぐるぐる
申天武 :もやーん。もやーん。
紫翼華 :迷うな、これは……(笑)。するするとロープを出して、みんなの身体を繋いで
電車ごっこ!(笑)
GM :誰か代表者一名、1d6を振ってたもれw
申天武 :じゃあ、おいら振るー。
#1d6=4(4)= 4
飛潤花 :またいいとも悪いとも言い難そうな目が(笑
偶然見つけた旗をくぐった、その結果……!
GM :……なんというか、幸か不幸か……
中央の部屋に出たなw
飛潤花 :
いきなりー!?(笑
黄蘭早 :すごいなw
申天武 :お。らっき? 目的地って中央だったよな? そのはずだよな? うん。
紫翼華 :うわ、黒いのが一方通行だったら帰れない。
てなわけで、恐迷舞剣陣は……その他の仕掛けは日の目を見ることもなく突破され、ゴールされてしまった!(爆)
2.陣鬼たちと戦うこと
申天武 :???の正体は?
黄蘭早 :さて、何があるのやら。
GM :部屋の中央には、箱らしきものと、その手前には旗が立っている。
紫翼華 :また旗だ……
天森道人(NPC) :「む。もしやアレではないのか。仙宝が納められておるのは」
飛潤花 :あの旗は何でしょうね。
黄蘭早 :旗は陣の中に今まであったものと、同じようなものなのか?
GM :とりたてて特徴はない、白と黒で塗られた旗だね。
紫翼華 :ここでも白と黒……
飛潤花 :陰陽でしょうけれど……むう。
天森道人(NPC) :「あの仙宝で、お主らを癒すことができるはず。よし、行こう」
紫翼華 :いきなり行っちゃっていいのかな? 大丈夫?
飛潤花 :行くしかないわけですから、いいですけれど……
GM :きみたちが戸惑っていると、天森道人は箱に近づこうとしますよ?
紫翼華 :あ、待ってー。なんかあるかもしれないのに。
飛潤花 :あ、わたしがそれより前に出ます。
GM :すると……旗の上、空中に……突如として、黒い鬼が1体、白い鬼が5体、実体化する!
天森道人(NPC) :「……な!?」
申天武 :何だぁ? 何が起こったんだ?
黄蘭早 :「皆、下がれ!」
飛潤花 :……ひょっとして、
わたしが最前線?(汗)
GM :実体化した鬼たちは、飛潤花および天森道人に襲い掛かってきた!
飛潤花 :きゃー(笑)
GM :戦闘開始ですー。敵は黒い陣鬼1体、白い陣鬼5体。ちなみに、黒い陣鬼は他より一際大きく、強そうに見えます。
恐迷舞剣陣の最後の部屋にて、陣鬼たちとの戦闘が始まった!
黄蘭早 :先制出来ないと、潤花と天森道人がやばいな。
GM :んじゃ、今回の主導権判定は、蘭早にお任せしようw
黄蘭早 :失敗したら、割り込みを頼むw
#2d6=6(1,5)= 6
GM :
#2d6=2(1,1)= 2
黄蘭早 :やったw
紫翼華 :き、奇跡だー!?(爆笑)
遙志蓉 :「よし、結果オーライ」(爆)
申天武 :素晴らしすぎる(笑)
飛潤花 :神降臨?(笑)
GM :なんか、ここのダイス……さっきから6より高い目が出ない……
黄蘭早 :陣の効果だなw
んなこたぁない。
GM :まーとにかく、PC側の先制ですね。
紫翼華 :これはー天武が最初だね。
申天武 :慎重に作戦を練ろうか。と言っても……
飛潤花 :後ろに下がりつつ使役獣たちを……
ええと、名前何でしたっけ?(何)
GM :使役獣たちも、自分たちの名前がかなりあやふやな様子w
飛潤花 :と、とりあえず猫ちゃんが前に出て、鳥ちゃんがぱたぱた、蛇ちゃんはわたしの懐で待機~(笑)
実はそっちの方が分かりやすい気がするぞ(笑)
申天武 :おいらは針雨符で決まりだな。敵多い時はこれしかない。
紫翼華 :うん、よかったー>
さくらでんぶ
申天武 :
誰だ?!(爆)
黄蘭早 :もう、誰が誰だかw
飛潤花 :おいしそうなのはいいですが、誰かわかんないですね、それ(笑)
遙志蓉 :「とにかくやってくれ、
さくらこんぶ殿」w
申天武 :原形止めてないってゆうか
もはや中の人の名前だぞそれ(泣)
美味しそうどころかもはや卑猥な響きすら感じさせるほどに崩壊した天武の名前であった(笑)
さておき、天武の放った「針雨符」は陣鬼全員に降り注ぐ。いずれも出目が走り、白い陣鬼を1体仕留めるに至った。
飛潤花 :下がりつつ蜈蜂袋使えますか?>GM
GM :天森道人を見捨てるならそれもアリですなw>飛潤花
飛潤花 :うーにゅう。このまま前線に残れと(汗)
GM :今、天森を狙われて、割り込みができる状況下にいるのは、潤花さんだけですw
紫翼華 :誰か出れば、出ればー…私じゃ無理だー(苦笑)
飛潤花 :ううっ、では割り込み待機……? しょうがないので猫ちゃんたちにお願い~。
飛潤花 :猫ちゃんは巨大化、鳥ちゃんはぱたぱた~!
黄蘭早 :俺が前に出て、割り込みに備えよう。
紫翼華は符を使い陣鬼を攻撃させるが、結果は芳しくなかった。
飛潤花 :では、使役獣は猫ちゃんが大きくなるだけで終了~。
黄蘭早 :後は俺か…、まずは道人と潤花が庇える位置まで前進。
GM :敵は空中に漂ってますので~、襲ってきますよー。
黄蘭早 :で、二竜剣にさっき翼華が術を当てた白いのに攻撃させる。
GM :移動攻撃ですから、連続はできませんね。どうぞ。
紫翼華 :当たってくれたら、きっと一体いけるー……
黄蘭早 :
#2d6+5=12(6,6)+5= 17
飛潤花 :
……何!?
紫翼華 :
すごいつよいんだね!(インプリンティング)
飛潤花 :今日……誰か、死ぬわ(何)
GM :当たるよそれはw
ダメージロールの結果、二竜剣の攻撃を受けた陣鬼は消し飛んだ!
申天武 :このエピソードの
主役は二竜剣だ!(爆)
GM :二竜剣強い、二竜剣が!w
紫翼華 :それサブタイトルにしてもいい?>二竜剣
誰一人として「黄蘭早が強い」と言ってくれる仲間はいなかった!(笑)
生き残った陣鬼たちが反撃に移るが、天森道人に向かった攻撃は飛潤花が割り込み、なんと受けに成功! 唯一命中した黄蘭早にしても、護鬼にカバーさせてしのぐ。
その後も飛潤花の使役獣や「蜈蜂袋」などで着実にダメージを与える。
遙志蓉が攻撃の裏成功の反動によってダメージ増加するも機敏が低下するというアクシデントが発生するも、天武の斬鉄剣も命中し、白い陣鬼たちが全滅。残るは黒い陣鬼1体のみ。
GM :白鬼は全滅したが、大きな黒鬼はまだ健在だ。
紫翼華 :じゃあ、先に行使値6でうっておく。本命をあとに残そう。
紫翼華 :五行ね。これしかないからw
#2d6+6=11(6,5)+6= 17
紫翼華 :
!?
GM :にゅ、当たってるなぁw
紫翼華 :
#1d6+6=5(5)+6= 11
紫翼華 :
!?
GM :ダメージもでかい!?w
申天武 :自分の放った術に驚いてんのかー?(笑)
紫翼華 :いつもは違うような気がすごくするんだよ!!
今回のセッションは全般的にPC達のダイス目が高く、GMのダイス目がしょぼいようである(笑)
黄蘭早の「護法一撃符」&二竜剣の同時攻撃が回ってくるが、二竜剣の活躍はここまで。
二竜剣の攻撃は裏成功をもってしても外れ、逆に黒い陣鬼に攻撃を当てられてへにゃりと地面に落ちた。
GM :当たった!?(爆)
紫翼華 :調子が、調子がーw
黄蘭早 :安心したような、やばいようなw
紫翼華 :何故、ここで安心してしまうのだろう……
人間は、不幸が存在してこそ「生」を実感できる生物らしい(笑)
とまれ大勢はすでに決していた。続く飛潤花の使役獣、申天武の攻撃により陣鬼たちは全滅した。
3.邪仙・天嵐道人が姿を現すこと
黄蘭早 :「ふぅ、なんとかなったか」
紫翼華 :天森道人は?
GM :敵が全滅したのを見ると、天森道人は中央にある箱に手をかけようとします。ところが……
申天武 :おいおい、天……んと、ちょっと落ち着けよ。
GM :突如として、君たちがさっきくぐった旗を潜り抜け、一人の老人が姿を現す。
老人(NPC) :「間に合ったか! わしじゃ」
紫翼華 :「だれですかー?」
黄蘭早 :「誰だ?」
申天武 :「……誰?」
飛潤花 :「どなたですか……って多分」
老人(NPC) :「お主らは覚えておらんじゃろうが、わしこそが天森道人じゃ!」
飛潤花 :「はい、大当たり。黒の陣鬼は陰の気に反応して現れたんですね、多分」
飛潤花 :「だから、あんなにも大きかったし強かった」
老人(NPC) :「そして、その男こそが、お主らに術をかけた天嵐道人。その男に、邪仙宝・封頭函(ふうずかん)を渡してはならぬ!」
申天武 :「な、なんだってーーー?!」
GM :……えーと、ちなみにこの老人が姿を見せた途端、旗の上に再び白い陣鬼が出現しますがw
飛潤花 :そりゃそうですよねえ……(苦笑)
紫翼華 :あ、あーそっか!
申天武 :なんていうか。
記憶がなくても判断のつく演出をありがとう(笑)
飛潤花 :清徳を持つものに反応して白の陣鬼が顕れ、濁業を持つものに反応して黒の陣鬼が顕れる、と。
申天武 :どうやらそういうことらしい。ということは、こっちの天森道人の言ってることが本当で、と。
バレるとは思っていたけれど、出現した瞬間に見破られたため、用意していた二人の罵り合いシーンなどはすべてボツである(笑)
紫翼華 :天界だろうと冥界だろうと……w
飛潤花 :逝くのは一緒w
黄蘭早 :まずいな、白い奴は清徳を持つものに向かってくるっぽいぞ。
天森道人?(NPC) :「……なるほど。しかしまあ、せっかく上手く騙しおおせたと思ったものを。こうも早く邪魔が入るとは」
申天武 :やいやいそこの天森もどき! よくもおいらたちを騙したなー。
天嵐道人(NPC) :「もはや取り繕う必要もあるまい。いかにも、我こそが天嵐道人なり!」
飛潤花 :「ま、騙されるわたしたちもわたしたちですけど」(ほう、とか溜息)
天嵐道人(NPC) :「かくなる上は、天森もろとも、貴様らをまとめて葬り去り、我が濁業の礎としてくれるわ!」
黄蘭早 :「こちらこそ、貴様を倒して記憶を返してもらうぞ!」
紫翼華 :誰だか忘れたけど!(笑)
妙なところで落とさないでいただきたい。
GM :という訳で、これがラストバトル! 敵は天嵐道人、そして頭上の白い陣鬼です。
主導権争いは惜しいところで天嵐道人側に軍配が上がったため、遙志蓉が「先手筮竹」を使いひっくり返した。
申天武の「針雨符」により、新たに出現した白い陣鬼はあっけなく消し飛ぶものの、天嵐道人は護鬼を呼び出してダメージを肩代わりさせてしまう。
黄蘭早 :やはり召鬼の術者か。
GM :ちなみに天森道人曰く「『護法一撃符』が一枚だけあるのじゃ。いつ使えばいい? お主らが指示してくれ」
飛潤花 :まあ、まずは猫ちゃん先生で(何)
黄蘭早 :天森道人の護法一撃もあるから、大丈夫だろう。二竜剣→ザ・ナン→護法→護法でどうだ?
紫翼華 :どうしても食べ物に行くんだーw
PCたちの攻撃は立て続けにヒットし、天嵐道人の護鬼もあっけなく吹っ飛ばす。
飛潤花の大鷹の使役獣・坐南の攻撃がついに天嵐道人本人を捉えたところで、黄蘭早の番。
GM :他にやる人はいなかったっけ?
黄蘭早 :今から、護法が二連発でいくw
黄蘭早 :まずは俺から『護法一撃符』を発動
#2d6+10=8(5,3)+10= 18
GM :(コロコロ)発動です。
黄蘭早 :続いて命中。
#2d6+10=9(5,4)+10= 19
GM :で、その攻撃に対して天嵐道人は割り込みを宣言。
GM :「護法守身符」を使用します。
#2d6+10=8(2,6)+10= 18
GM :
#2d6+7=12(6,6)+7= 19
GM :
は? おい、ちょ、チョット待てよなんだそれ!w
紫翼華 :6・6!
黄蘭早 :あちゃあw
申天武 :今日のGMの出目は、ある意味すごすぎる。
6ゾロなのに。6ゾロなのにー。
飛潤花 :……なんだか、哀れです(何)
「央華封神」はシステム上、仙術の発動判定後、GMが目標値決定のダイスを振らなければならない。
つまり後者の出目が極端に高すぎると、術そのものが発動しないのである。しかも同点でも失敗するし。
……そんな訳で筆者は、未だにこのシステムは好きになれないのだった(遠すぎる目)
この後も飛潤花の使役獣が数で勝負とばかりに襲い掛かりまくり、天嵐道人は何もできないままガシガシ生命値を削られていった。
GM :で、よーやく天嵐道人の攻撃か。飛潤花でも狙うかw
#2d6+5=9(4,5)+5= 14
飛潤花 :きゃー。
GM :ごめん間違えた。あまりにも気分が動転していたので。
GM :護法一撃符を使用w
黄蘭早 :あ、そりゃあ、それ使うよなあw
飛潤花 :し、死ぬ……w
GM :で、これ使うなら、一番ダメージ喰らうハメになった蘭早にぶつけるw
黄蘭早 :げw
GM :まずは判定か。
#2d6+10=8(5,3)+10= 18
GM :発動は
#2d6+6=7(4,3)+6= 13
GM :よしよし、発動したー。
心が和む!(何)
黄蘭早も召鬼の使い手であるため「護法守身符」を使用。
こちらは理不尽にも普通に発動したが(何)、受けには失敗して大ダメージを受けてしまう。
黄蘭早 :今のをもう一回食らうと、護法が消えるw
4.犠牲を払うも、悪を懲らしめること
次のPC側の手番。黄蘭早の二竜剣、飛潤花の使役獣の攻撃がやっぱりビシバシ当たり……
飛潤花 :んー、あと他に直接攻撃の人いらっしゃいますか?
申天武 :…いたっけ?
遙志蓉 :「いちおう控えているが……そろそろあいつ、
ツンとつついただけで死ぬかもしれん」w
申天武 :先に攻撃、しとく?>妖華
GM :なんか、すごい怪しげな名前w
紫翼華 :リプレイの敵にいたよーな……w
紫翼華 :トドメは誰がしても気にしません。
GM :ひょっとしたら、翼華がトドメを刺せる、
最初で最後のチャンスかもですよ?w
紫翼華 :
ひどwww
飛潤花 :とどめをーさせーw
紫翼華 :じゃあ、やってみる……w
#2d6+6=5(4,1)+6= 11
紫翼華 :う、裏ー!
申天武 :うわああああ(笑)
GM :フム。では抵抗。
#2d6+6=7(1,6)+6= 13
GM :げふ。当たってます。反動表を。
紫翼華 :反動。
#2d6=10(5,5)= 10
紫翼華 :
5 ゾ ロ
申天武 :10 仙骨以外のいずれかの能力値(術者選択)が1D日間、1ポイント低下
(5ゾロ)能力値の低下は永遠
GM :ギャースw
飛潤花 :ぎゃー(汗)
申天武 :
え、い、え、ん、にーーーー_| ̄|○
遙志蓉 :「この『あいあーるしー』には……魔物が棲んでおる」orz
ホント、ひどいゲームである。
……ともあれ、翼華の放った炎の符は、天嵐道人を焼き尽くした!
天嵐道人(NPC) :「ば、馬鹿な……邪術を極めたこのわしが、このような
雑魚っぽい鳥ごときに……」w
紫翼華 :
雑魚いうなーw
黄蘭早 :「相手を侮った時点で、お前の負けは決まってたんだ」
天嵐道人(NPC) :「く、ききき……だが、このままわしの天命が尽き果てるということは、うぬらの記憶もただでは戻らぬということじゃ。
ぎぎ、ははは、ひゃはっ……」(死亡)
黄蘭早 :なんか今、不吉なことを言わなかったか?w
申天武 :「そういうことは先に言えーーー!!! あ。手遅れーーー?!」
GM :ちなみに、君たちの記憶は未だ戻らない。
紫翼華 :箱、箱だよ。
一行の前に、後から来た老人……本物の天森道人が進み出て、言った。
天森道人(NPC) :「天朗大仙にかけあった結果、わしが『封頭函』を使い、お主らを癒す許可は得た」
申天武 :「それで、治る、のか?」>天林道人
天森道人(NPC) :「
字が違うが、まあよいw うむ。それでお主らの記憶は戻る」
申天武 :「おお。それはありがたい! 天1号(註:天嵐道人のことらしい)の捨て台詞も無駄だったなー」
GM :では、天森道人が『封頭函』を使い、皆さんを癒そうとします。よろしいですね?
申天武 :「おう。どーんとやってくれ!」とおいらは乗り気で答えるが?
GM :では封頭函の力によって、皆さんの師匠に関する事をはじめとした、すべての記憶がよみがえりました!
GM :もちろん
名前の出なかったあの兄弟子も!w
飛潤花 :「……ほっ」
紫翼華 :やっと名前がちゃんと呼べるw
黄蘭早 :「…………」
申天武 :「おお!何か記憶が怒涛のように……!」
黄蘭早 :(何かに耐えるように拳を握り締めてます)
黄蘭早 :記憶が怒涛のように入ってきましたから、仇の顔や過去の事件ももう一回追体験しましたのでw
申天武 :「やったぞ
異華ー!……あ、間違えたすまん」
申天武 :「すごい! 間違えたことがちゃんとわかる!」(爆)
遙志蓉 :「……ふむ。めでたし、めでたし、なのかな? 天嵐道人の言葉も気にかかるが……」
紫翼華 :……『ただでは戻らない』って、なんだろう?
申天武 :「邪仙は倒せたし、記憶は戻ったし、あと何があるってんだ。いいことずくめじゃないのか?」
天森道人(NPC) :「よかったのぅ。これで晴れて、お主らも再び修行の身に戻れるのじゃな。わしは挫折したが、お主らは清徳を積み、立派な仙道を目指してくれ」
黄蘭早 :「立派な仙道か……なれるかどうかは判らないが、忘れてはならないことを呼び起こしてくれたことには感謝する」
そんなこんなで事件は解決した。
仙人たちは天森道人の祠を離れ、保邑の人々や毛一家に見送られて、その場を立ち去ることになる。
GM :そうして、君たちが去った後。
紫翼華 :後……?
GM :綺廉洞(きれんどう)にて、天森道人が満足げに微笑を浮かべ、椅子に座ったまま、動かなくなる。
天森道人(NPC) :「残り少ない寿命、最後の最後に、歳若き仙道のために役立てられたのじゃ。悔いはない。そうじゃのう……」
申天武 :…………
飛潤花 :……
GM :封頭函は邪仙宝です。加えて、天森道人の寿命は残り1年弱でした。
GM :皆さんの記憶を取り戻すために封頭函を使ったため、彼は濁行を得てしまい、寿命が尽きたのです。
紫翼華 :うあー……だから封じられてたんだ……
GM :皆さんはもちろん、そんな事は知る由もありませんがね。
申天武 :そう、かぁ……
GM :というわけでー、今回のシナリオはおしまいです。
黄蘭早 :「天森道人には随分と世話になってしまったな。今度あの近くを通ることがあったら、何か礼でもしに寄るとするか」
申天武 :「おう。天森道人には、恩を受けっぱなしだもんなぁ」
黄蘭早 :ってな会話を帰ったあとにするんですねw
(若仙忘師 邪仙笑嗤・終結)
前編へ→