2007年05月03日

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適当RPG【3rd edition】リプレイ




【第0部】 城塞に集いし者たち


第0話 先行き不安なサードパーティ爆誕!







◆はじめに◆

 適当RPGも、とうとうサードパーティが作られるまでになりました。
 セカンドシリーズまででほぼ固定されていたルールもサード用に新しく変更が加わります。増えた職業(野伏・吟遊詩人等)もあり、消えた職業(怪盗)もあり。
 そして始まるキャラクター作成。適当RPGはオンラインでの快適なプレイを目的としているため、決めることは少なく、キャラクターは簡単に出来上がります。が、作成段階からあれこれ盛り上がるのはTRPGの日常風景と言えましょう。
 では、そんなおなじみのキャラクター作成風景からこのリプレイは始まります。





◆キャラクター作成の風景◆
吟遊詩人 : 所持金使い切った〜(笑)
GM : ゲームの最初なんてそんなもんです(笑)
吟遊詩人 : ふふふ、ショートボウなんてそっちのけで、パン・フルート買いました(笑)
GM : 魔楽器買ったんですか。ああ、そうか。《混乱》はそれで代用可能か(笑)
魔法使い : スタッフとソフトレザーで40G。残り160Gか……
僧侶 : MPポーションぐらいは一個買っておいたほうがいいかな……

 そんな中、爆弾が投げ込まれます。上級選択ルールとして、初期キャラクターのHP、MPをレベルアップ時の成長ダイスと同じく、ダイスを振って決めようというのです。
 初期キャラクターのHP、MPは最初から決まっています。それは1レベル成長ダイスの上限と等しくなっているため、振れば低くなるのは必定。


GM : どうします皆さん。あの発言はジョークだったんですが(笑)
吟遊詩人 : このさいですから、振ってみたいです(笑)
僧侶 : チャレンジャーが! チャレンジャーが!
魔法使い : ヤルノカ!
GM : 吟遊詩人さん、HP1を振って部屋の隅でガタガタ命乞いする準備はOK?(笑)
僧侶 : 私もやってみたいんですけど(笑)
魔法使い : 乗りかかった泥舟に(笑)
GM : にゅ、意外なことに無謀な人間が多い(爆)
GM : では…みなさんの今後の運命を決めるかもしれない。HPとMPの決定ダイスを。
GM : なぜか盛り上がって参りました(笑)

                迷宮に 潜る前から スリリング
                          ――トゥモゾア・迷宮の俳句



吟遊詩人 : (コロコロ)HP5、MP5となりました(笑)
僧侶 : たかいー
GM : ちっ(笑)
吟遊詩人 : 「ちっ」とか言われたよ(笑)
魔法使い : (コロコロ)HP3、MP7となったですよ。
僧侶 : (コロコロ)あ、だめ。MP1じゃん(笑)
僧侶 : 僧侶、HP4、MP1(爆笑)
僧侶 : みんな、ごめんなさい、100GでMPポーション2個買ってまいります!
GM : しかし…レベル上がらない事には、1MP使うたびに50G磨り減っていく…(笑)
魔法使い : …だいじょうぶか?
GM : まあ、なんとかなりますよ!(笑)
僧侶 : 魔法使いMP1に比べたら!
GM : 魔法使いは最低でもMP3はあるでやんす(笑)
吟遊詩人 : 僧侶はMP使わなくても大丈夫かも知れないし(笑)
僧侶 : ですよね、よーし、そこはかとなく勇気が湧いてきました。

 気のせいです多分。





◆自己紹介をしよう◆

 遅れて来た野伏がHP、MP決定ダイスを振り(HP4、MP3)、今回集まったメンバーのキャラクターは出揃いました。


魔法使い : じゃあ、自己紹介いきますか(笑)
僧侶 : よろしくです。誰からいきましょう(笑)
魔法使い : 俺かな、やっぱ(笑)


■キャラクター紹介 カイマの場合

      【カイマ】
魔法使い→カイマ : カイマ・イザリ。12歳、男。銀髪に赤眼だな。
野伏 : ……イザリ。
GM : ファースト&セカンドの関係者か(笑)

 イザリ家。ファーストパーティのセニア、セカンドパーティのジンの出身地である東方の忍びの里です。


野伏 : かなり若い…ね。
カイマ : 年齢はまだ未定なんで、いきなり上がっているかも知れない(笑)

 その後、結局15歳になりました(笑)


GM : ところで…そのキャラはもしかして、アレとアレの子どもとか?(爆)
カイマ : さあ(笑)
カイマ : えーと。東方の、イザリという忍びの流派の後継者候補の一人だ。世継ぎ争いに巻き込まれないために精霊使いに弟子入りさせられたが、そいつがあまりにヘボいので家出して魔法使いを志している。いじょ。
野伏 : 忍び…なんだ……。
カイマ : いや、家から離されてるから忍者の技は知らないな(笑)
カイマ : しいて言えば、どんなまずい料理でも食える耐性がアル(自慢げ)
野伏 : …不味いものばかり食べてきたの?
カイマ : いや、そうではないが。才能というヤツだ。師匠は、ありとあらゆるところが駄目だったが、料理だけはうまかったからな、うんうん。
GM : なんの師匠だよそれ(笑)
カイマ : だってさ、精霊使いなのに魔術判定1Dしかふれないんだぜ(笑)
吟遊詩人 : ただ単に、そいつが精霊使いじゃないだけですね。きっと(笑)
カイマ : そういうわけで、俺は魔法使いになり、ビッグになって帰るんだ。


■キャラクター紹介 ニイの場合

      【ニイ】
野伏 : じゃあ、私の番でいい?
野伏→ニイ : 名前はニイ。女。今は、野伏してる。
カイマ : 今は?
ニイ : そう。今は。でも、ごめんなさい。昔のことは話したくない。
ニイ : 年齢は秘密。だけど、外見は10代の中盤くらい?
ニイ : 華奢な体格で、有り体に言ってみすぼらしい雰囲気。しゃべり方もちょっとぼそぼそしてる。
GM : 元奴隷が逃げ出した、とかかな(ボソボソ)
ニイ : 元奴隷じゃないけれど、いい線は行ってる。いつも何かの影に怯えてる、ようなー。
カイマ : ほう、闇の世界の住人だな。
ニイ : そんな感じのキャラでーっす。よろしくね?(笑)
カイマ : なんだこいつ、いきなり明るくなったぞ。
僧侶 : 反動だろう(笑)
ニイ : ** 今のは 中の人発言です ** 言い訳じゃ ありません 中の人です **
ニイ : うん。トーン下げ続けるのって難しいね(笑)
GM : 田中天ですか貴方は(笑)


■キャラクター紹介 クレースの場合
カイマ : なんだか、ローティーンが多すぎて、俺年齢が不安になってきたぞ(笑)
僧侶 : 次は私かな。ローティーン対策は取って来たのさ。
僧侶 : 名前なんだが……赤い系統の石で、男性ぽい名前になりそーなのがもう思いつかん……。
カイマ : ルビー、ガーネット…

吟遊詩人 : レンガー(何)>赤い石
ニイ : ガネード(何)
GM : ダメだこいつらあああ(笑)


僧侶→クレース : いいや、ガーネットのあたりに解説があったなんとかクレースっていう成分だか分類みたいなので。
クレース : 私はクレース。ガーネットの腕輪に意識を封じたまま骨董屋のすみに転がっていた。

   【クレース】
クレース : 店の主人が冒険の心得もないのにエリクシルを求めたために、知識と術を貸すことにした。現在の肉体はその骨董屋主人のものを間借りしたものだ。
クレース : …特技は飲んでいる酒をブラディマリーにできること(笑)
クレース : クレース自身の目的は不明…(笑) まだ考えてませんが、きっとなんか出るだろう。
クレース : …で、骨董屋主人の名前はイリス。ローブ着用、髪や目の色は…未定。本体の年は16か17ぐらい。クレースは20台半ば…かな。

     【イリス】
GM : えっと、どうしよう。エリクシルが店で3000Gで売られているという事実については(笑)
クレース : あ、崩れた(笑)
ニイ : あ、そういえば(笑) 第3版になって(笑)
GM : 店で売られているのは劣化バージョンという事にして、真のエリクシルを探しますか?(笑) 前作よりデータが弱くなってますからね。店で買えるエリクシルは。
クレース : んー、ファーストパーティの使ったものの噂でも聞いたことにして!
ニイ : で、いつもニセモノをつかまされる……
GM : それがいいかな(笑)

クレース : サード終了の頃には、イリスもきっと、腕が伸びるほど健康になるんですよ(笑)
吟遊詩人 : 健康だと腕が伸びるんだ(笑)
GM : サシャかよ(笑)
ニイ : ……それ、健康になりすぎだと、思う。
カイマ : むしろ不健康では(笑)
吟遊詩人 : イリス姉ちゃんは体弱いからな〜(笑)
クレース : げふぅ!?とか普段から普通に言いそう
クレース : なんの、ダイス目が悪かった時に「体が弱いから…」とか「肉体の感覚がつかめないから」とかいいわけは色々と!!!(爆)




■キャラクター紹介 ゼファーの場合
クレース : では…次?(笑)
吟遊詩人 : 俺かな? 俺の名前はゼファー。
GM : ゼファー…かっこよくなりましたね(笑)

クレース : ゼファーって、ゼノギアスのシェバトの女王だったような…(笑)
ニイ : リューナイトにそんなのがいたような…バイクにもそんなのがあったような…
GM : ゼファーというのは、西風という意味がありますぜ(笑)
吟遊詩人 : ゼファーにも色々あるのさ(笑)



    【ゼファー】
吟遊詩人 : まあ、気を取り直していってみよう(笑)
吟遊詩人→ゼファー : 俺の名前はゼファー。先月やっと14になった。街の片隅でその日を何とか生きる生活をしていたんだが、ある日大きな転機が訪れた。
ゼファー : イリス姉ちゃんの店から失敬した『テオ語録・我が好敵手を讃えん』って本を読んで、その生きかたに強烈に憧れたんだ(笑)
ニイ : なんてタイトル(笑)
ゼファー : そして決めた。盗賊稼業から足を洗って、絶対聖騎士になってやるって。
ゼファー : とまあ、こんな感じだな。金は無いけど『騎士は食わねど高楊枝』だ(笑)
カイマ : …しかし、気づけば歌っていたのです。
クレース : そう、いつの間にか吟遊詩人。
GM : (笑)
ゼファー : 吟遊詩人? ああ、これか。便利だし祝いの席の楽団に紛れ込んでたりすれば、意外に飯とか食わせてもらえるんだぜ(笑)
ゼファー : 飢え死にしたら聖騎士にはなれないからな(笑)
ニイ : 生活苦しいならそのフルート、売ればいいのに……。騎士道って難しいね。

クレース : シリアス多めに見えるのはなんか錯覚か。
GM : 錯覚でしょう(きぱ)
カイマ : ……イロモノばかりに見えるのは俺の気のせいか?



 ……多分カイマが正しいと思います。





◆開幕ベル◆

 こんなメンバーでお送りしますサードパーティ。
 そして次回から、舞台を一新した新たな冒険が始まります。
 まだ見ぬ、インパクト溢れるこの他のプレイヤーキャラクター達についても、近々紹介できることでしょう。
 では、彼らのこれからの活躍を是非見守ってください! そこはかとなく。






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