2008年02月14日
2008年02月27日
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適当RPG【3rd edition】リプレイ
【番外5】 たたかうバレンタイン
チョコレート大作戦!? 当日
チョコレートの数々は完成した。
そして今回はいよいよバレンタインの当日。
今日、何かが起きる!?
今回の参加メンバー
イリス 骨董屋 |
ニイ 忍者 |
アリス 狂戦士 |
ナギ 妖騎士
シオン 賢者 |
シーラ 司教 |
|
カイマ 魔導師
|
ゼファー 聖騎士 |
スクウィー 盗賊 |
イザベリー 吟遊詩人。バイゼンパーティ。バイゼンに心酔しているがたまにジャドにツンデレる。
テンサイ 何でここにいるのかわからない変人科学者。今回はチョコレート販売員。
◆Scene06◆ ニイの場合
そして――――
ニイ : 待ちに待った手渡しの日ですね。
イリス : 早速渡しにいっちゃいますか?(笑)
アリス : ニイを少し弄ってから、と言う気もしないではないですが(笑)
ニイ : って、いじられるうぅぅぅぅorz
アリス : ニイが誰にチョコを渡す気なのかを聞き出さないと(笑)
イリス : じゃあ、渡す前にニイが大きいのを渡す相手を聞き出しましょうか(笑)
アリス : そうですね(笑)
ニイ : では。完成したら……
ニイ : まず、完成品のひとつ、
大きいのをアリス様に渡します(笑)
シオン : ホンメー(笑)
ニイ : うん。そーですねー。
アリス : 「ありがとう、ニイ」
ニイ : 「ホンメーは一番大事な人に……」
ナギ : 百合フラグきたー(笑)
ニイ : 「それで私、考えたの。一番大事な人を。でも……」
ニイ : 「今、私に一番大事なのは人じゃなくて……
『ここ』だと思ったから」
ニイ : そしてイリスさんとナギさんにも、アリス様と同じチョコを渡します。
イリス : 「ニイさん……」
ナギ : 「ありがとうであります!」
ニイ : じっくり考えた末、そういう結論になりました。
シオン : みんなにホンメー…うう、いいですね(ほろ)
ニイ : カイマだって大事ですよー。
ネタを取ったともいいますが(苦笑)
ニイ : あ。ちなみにカイマには部屋に渡しに行きますよ。
「ホンメー」って言って(笑)
アリス : ニイ……何気にやりますね(笑)
イリス : とりあえずもらったことは黙っててあげることにしよう、とイリスは思いました……(笑)
イリス : カイマがゼファーと一緒にいないことを祈りましょう。
ゼファー : ここんところゼファーは兵舎の方で訓練に混ざってる事が多いので、多分いないです(笑)
シオン : うわー、どうなるんだー(笑)
ニイ : 普通にカイマの部屋にれっつごーして、ドアノック、と。
カイマ : 「うーい?」(ガチャ)
ニイ : 「あ。カイマ」
カイマ : 「ニイ? ……お前からなんて珍しいな」
ニイ : 「うん。……居て良かった」
カイマ : 「…まぁ、とりあえず、入れや」
ニイ : 「カイマ。バレンタインっていう風習を知っている?」 直線的にシュート。
カイマ : 「あ、うん。まぁな(しどろもどろ)」
ニイ : (ひとりうなずき)「知っているなら、都合がいい」
カイマ : とにかくお茶を出して、椅子を勧めて。
ニイ : そして前振り無しにチョコの入った包みを取り出します。
カイマ : 「それ、は?」
ニイ : 「(こく)……カイマに」
カイマ : 「……開けていいか?」
ニイ : 「(うなずきます)」
カイマ : そこには、チョコが。
カイマ : 「貰っていいの?」
ニイ : 「うん。カイマにあげるために持ってきたから。
ホンメー……っていうらしい」
ナギ : なんという
狙いすぎセリフ……(笑)
カイマ : 「っ!?」(がしょばしゃん)
ニイ : 「……カイマ。………リアクションが派手」
カイマ : 「……ほんめーって……意味、わかってる、の?」
ニイ : 「……一番大事なもののことって聞いてる。私にとって、今大事なのは、ここだから」 ここって意味をどう取るかは知らないけれど(何)
カイマ : 「………」
カイマ : 「……あり、がとう(なんか涙ぐんでる)」
ゼファー : うわー、この中帰ってくるの気まずー(笑)
ニイ :
落とすのがかわいそうになってきた(苦笑)
ゼファー :
だが、帰ってくるのだ(笑)
イリス :
うんめーは残酷だ(笑)
カイマ : 「すげえ嬉しい、俺、お前に……」
ゼファー : 「戻ったぜー」バーンとドア開けて(笑)
ゼファー : 「お、ニイじゃん。うーっす」
ニイ : 「あ。ゼファー。おかえり」
カイマ : 「………」
カイマ : 「……おかえんなさい」
ナギ : オチわかっててもおもしろいなおい(笑)
ゼファー : 「なんだよカイマ、暗えなあ……。で、今日はなんだ? 忍者会議かなんかか?」
カイマ : 「ちがわい」
ニイ : 「ううん。そうじゃなくて……」いそいそと『ソレ』を取り出す。
ニイ : 「これ、バレンタインのチョコレートを、ゼファーにも」
ゼファー : 「チョコって、あのケーキとかに使うあれか?」
ニイ : 「うん」
ゼファー : 「サンキューな。ちょうど甘いもんが欲しかったんだ。」
ニイ : 「今日はチョコを贈るイベントの日だって。
ホンメー……っていうらしい」と、手渡します。
カイマ : 「……」
ゼファー : んじゃあ、包みを開いて緑のチョコ見て(笑)
ゼファー : 「へー、こんな色のチョコをホンメーって言うんだ」
ニイ : 「よもぎを入れてみた」
ニイ : 「じゃあ、確かに渡したから」
ニイ : ニイはカイマの空気に気づかずにさくっと出て行きましょうか(笑)
ゼファー : 「んじゃなー」
ニイ : 「うん。それじゃ」
カイマ : 「……あ」
ゼファー : 「ん? どうしたんだ? 折角ニイがくれたんだ、ありがたく食おうぜ?」
カイマ : 「……そか、そうだよな。そりゃあ、そうだよな」
ナギ : ひゅーるりー(笑)
ナギ : 以上、カイマの
「たぎってもこの程度です」チョコ、でした(笑)
アリス : 極楽から地獄へ……ニイ、まさに魔性の女……(笑)
ニイ : うわーーーーー。カイマごめん。ホントごめん。なんかPLに罪悪感(爆)
ニイ : 「
今日はカイマとゼファーでダブルホンメーだからな」という台詞が頭に浮かびました(何)
ゼファー :
ホンメーきりもみシュート!(笑)
カイマ : 本当はダブルどころじゃないぜ(笑)
◆Scene07◆ イリスの場合
イリス : なんかもう、普段と違って変に緊張してきた…
カイマ : 「……うう、美味い(涙)」
ゼファー : 「お前なあ……、泣きながら食うなよ」
カイマ : 「ほっといてくれ…」
イリス : ああ、食べてるところに行くんだ…(笑)
ゼファー : 「ホンメーもらったんだろ? 物もらって、なんで落ち込むんだよ。ったく、わかんねえやつ……」
カイマ : 「お、落ち込んでなんぞない」
ゼファー : 「あっそ」
カイマ : 「嬉しいに、きまってっだろ」
カイマ : 「…ああもう、今日は作りおきのシチューでいいよな(台所に去る)」
イリス : じゃ、行きますか、とりあえずはノック。
ゼファー : 「開いてるぜ。……お、イリス姉ちゃんいらっしゃい」
イリス : 「こんばんは…みんな、いるの?」
背負い袋下げてる(笑)
ゼファー : 「いんや、チビ子は出掛けてていねえよ」
カイマ : 「そういや、なんか思いつめた顔してでてったな」
イリス : 「なら、その分は置いていくわ。カイマさんの分もね」(袋から
塊を取り出します)
イリス : 崩れたハート型、
一個500グラムぐらいあるようなのが(笑)
カイマ :
「でかっ」
アリス : 崩れてるのか……(笑)
カイマ : 「いろいろ工夫したなぁ…(中身を見て)」
カイマ : 「チョコ、ありがとうな」
カイマ : 「…じゃ、ゆっくりしてけや(再び台所へ)」
ゼファー : 「おー、ニイが持ってきたホンメーってチョコの親戚か?」
イリス : 「たぶん、そうね。みんなに食べてもらおうって最初聞いたときに思ったから…」
イリス : 「うーん、でも親戚…じゃないかも。どっちかというとニイさんと同じ意味だとおもうわ」
ゼファー : 「意味……?」
イリス : 「今日は大事な人にチョコレートをあげる日、って」
イリス : 「ニイさんは、仲間全員が大事っていってて。わたしももらったのよ」
ゼファー : 「大事な人にチョコをあげる日……、なるほどね……」
イリス : 「それから、ゼファーには…これ」
700グラムぐらい?
カイマ : さらに、でかっ(笑)
ゼファー : 「え? あ、さんきゅーな」
アリス : 反応薄っ(笑)
ゼファー : どう反応したら良いのか分からないだけだー(笑)
イリス : 「朝とか頑張ってるし…えと、毎朝早いけど食べて行ってね。
一食分ぐらいの栄養はあると思うから」
700グラムのカロリーメイトっぽいチョコ。
一食分どころではない(笑)
ゼファー : 「あー、うーん。これってどうしたもんかなあ……?」
ゼファー : 「大事に取っといた方が良いのか、ありがたくすぐ食っちゃう方が良いのか……、悩むな」
イリス : 「どっちでもいいと思うわ。
半年ぐらいは取っておいても大丈夫なように………色々入れたから(こそ)」
ゼファー : って、
ティアのチョコみたいな状態になってきてるー(笑)
イリス : テンサイがくれた原材料だし…(笑)
イリス : それから、カイマは……
イリス : ニイのチョコの意味を知るときは来るのだろうか。
◆Scene08◆ スクウィーの場合
ナギ : すくいーはどうなるんだ……(笑)
スクウィー : にやにや。何かを期待して来てみたぜい。
スクウィー : 「今日はこのへんをうろついてたらいいことありそうな気がしてたのによー」
スクウィー : 「……誰も、来ねぇ」
スクウィー : 「あー。日が暮れるな……」
スクウィー : 「さてと。……帰るか」
イリス : 「待って!」
スクウィー :
すごい形相で振り返った!!!(爆)
イリス : 「あの…帰るところだったのに呼び止めてしまって。でも……」
スクウィー :
距離を一瞬で0に詰める! 怖いわー(笑)
イリス : ちょっとびくっとする(笑)
スクウィー : (きゅぴーん)「よ、よう、こんなとこで会うなんて、奇遇だ、ナー」(台詞と行動が合ってねえ)
スクウィー : そしてその瞳はすでにイリスの持つものに注がれている。
イリス : ん、
500グラムバージョンを持ってますよ。
スクウィー : すごい勢いで瞳が輝いてる!
イリス : 「あの、スクウィーさんのおかげでこの行事ができたから…」
スクウィー :
「こ、こここここここここここここここここここここ」
スクウィー :
「これを、オレっちにーーぃぃぃぃいいいいえッフー!!」(すでに止まらない)
シーラ :
「呪う、わ……」
シーラ : こちらは
電信柱(何)の影からその様子を見ています。
ナギ :
星明子?(笑)
カイマ : ライバルが来たー!
イリス : なんか別のがきたー
シーラ :
呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪(ぇ)
スクウィー : 「ありがとう。ありがとう! ありがとう涙がちょちょぎれんばかりにありがとう!!」(両手をがっしと握ってぶんぶんと)
イリス : スクウィーが、ひとしきり落ち着くまで待つ(笑)
スクウィー : いや。
スクウィー : そして
そのままの勢いでぐわしっと抱きしめてしまうが(爆)
イリス : それは…(笑)
イリス : ちょっと驚いて固まってよう。
シーラ : あ、そこは……イリスを抱きしめたスクウィーの背後から、ゆらり、と現れてしまいましょう(笑)
スクウィー : それは殺気? 殺気なのか?
呪気なのか??
シーラ : ああ、
無ですから。ほら、
我が心すでに空なり、と(何)
シーラ : そのまま、
完璧な隠行(何)で、背後に忍び寄り。
イリス : イリスの視界には入ってるのかな?
シーラ : 色即是空空即是色……あ、入ってますよ(笑)
イリス : 視線が、スクウィー通り越してそっちを追いかける…
シーラ : 視線は気にせず、そのままスクウィーの背後で腕を振り上げる。その手には、黒く光るものが……!
ゼファー : うわー、恐ええー(笑)
カイマ : ありえなす!(笑)
ナギ :
なんというビューティー田村嬢wwww
イリス :
スクウィーをつきとばす!
スクウィー : 「ぐはぶへあっ!?」 変な悲鳴で突き飛ばされる。
イリス : 角度的にシーラのほうにー。
シーラ : それって、あ、えーっと。3人折り重なって倒れないかな?
イリス :
スクウィーがそっちエンゲージに移動するのでは。
シーラ : 抱きついている状態から突き飛ばす、だからそうなるのか……
スクウィー : シーラのエンゲージに強制的に移動させられますた。
シーラ : えーっと、スクウィーを抱きとめるかのようにして後ろに倒れ……
シーラ : 手から黒い塊が地面に落ち。
シーラ :
ご す ん
スクウィー : ごすんって……
はいい?!
ゼファー : 今、すごい音がした(笑)
シーラ : と重い音と共に
めり込む。
カイマ :
めりこんだ!?
イリス : 「……鈍器?」
シーラ : で、倒れ込んだまま、巴投げの要領で
スクウィーを投げ飛ばして逃走(笑)
スクウィー : 「おおう、シーラじゃねえかあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」(ぴゅーーーーーー)
シーラ :
「……せっかく、丈夫になるように、鉄をいっぱい入れたのに……渡せなかった」とか呟く(笑)
ナギ :
そーゆーオチかい(笑)
ゼファー : 食ったら、HPが増えるのかなあ……(笑)
イリス : 「行ってしまったけど…お知り合い?」
スクウィー : スクウィーは、ぴくぴくしている。
スクウィー : なんかもう今回もスクウィー死亡で終了(笑) スクウィー2回目の死亡であった(何)
イリス :
想いが微塵も通じねえ(笑)
ナギ : (爆笑)
◆Scene09◆ シーラの場合
ナギ : シーラはスクウィーのどこがよかったんだろう(笑)
イリス : ほんとになあ(笑)
シーラ : ああ、ちなみに
パーティ全員分作ってる(笑)
イリス :
待てーーー!?
シーラ : シオンはカルシウムをたっぷり取るように、
にぼしをいっぱい入れてあります。
カイマ : にぼしかっ……ってにぼしーー!
シオン : 「カイマおにーら、このチョコお味噌汁にしてら」
カイマ : 「無理」
シーラ : ゴウザには、とみに目立つ部分へのフォローに……
ワカメたっぷり。
ナギ : wwwwwww
イリス : 城塞では海草はきっと高級品だと思うの。
ゴウザ : ワカメたっぷりのチョコって……
水っぽい?(笑)
シーラ : ジュークは困ったことに何も思いつかなかったので、普通のチョコです(笑)
ジューク : 二度全滅しかけたパーティへの心遣いか…
シーラ : 他の人たちには……
シーラ : 部屋の扉の前に、
袋を、釘で打ち付けています(何)
スクウィー :
怖いです(笑)
シーラ : クリスマスリースみたく、飾り付けたつもりが……
シーラ : 何故かおどろおどろしい感じに。ナイトメアビフォークリスマスっぽく(何)
ナギ : なんという(笑)
イリス : 絶対
呪いのアイテムだと思われる(笑)
シーラ : ちなみにスクウィーは見かけたのでストーキング、折りを見て渡すつもりだっただけなので……
イリス : イリスはシーラが「好きだからあげたんだろう」と誤解しますよ(笑)
イリス : イリスは、
シーラがスクウィーのことを好きだと誤解して。
イリス :
スクウィーは、イリスのチョコがホンメーと誤解して。
スクウィー : スクウィーは「ムフ。この女(イリス)、オレっちに気がある」とか思ってる(笑)
イリス : シーラは…?(笑)
シーラ : 勿論、
スクウィーとイリスがそういう関係だと勘違い(笑)
ゼファー : なんて大惨事に(笑)
スクウィー : 勘違いが重なってすごくカワイソスに(笑)
シーラ : まさに大惨事(笑)
イリス :
萌え系ハーレム漫画の真逆をいってる(笑)
シーラ : そして、ふと。みんなにチョコを配った後。
シーラ : 自室で子犬に残ったチョコを溶かしたミルクをあげているシーラとか思いついた。ちょっといい話(何
イリス : だめーチョコはだめー死んでしまうー
シーラ : あ、犬にチョコは駄目だっけ?
ナギ : 死ぬ(笑)
スクウィー : 犬に限らず動物全般ダメらしー
ゼファー : テンサイかティアに言えば、犬が食べても大丈夫そうなのを作ってくれそうな気はする……(笑)
シーラ : では、一枚だけ残った板チョコを自室で一人、パリ、とか食べてる(何
カイマ :
シオンはカザンに全力であげてますけど(笑)
まあ……犬じゃないしね(笑)
◆番外◆ ●●の場合
セッションでは取り上げられなかったキャラクターのバレンタインエピソードを、プレイヤーキャラクターの皆さんが描いています。それぞれのリンクからどうぞ。
クレースの場合
ナギの場合・イザベリーの場合
1 2【mixi】
シオンの場合【mixi】
こうして、お祭り騒ぎのバレンタイン騒動は終了したのでありました。
その後ホワイトデーの情報が城塞内を駆け巡ったのかどうか、それは定かではない……。
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