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2005/12/31

今年も今日で終わりである。昨日買い足りなかった物をリストに書き出し、今日も出動である。お昼ご飯をさくらプラザで食べ、アイチンとリラチンのウンチャンをして、コキ使われる気配を感じ家に戻ってきた。夕方佳代ちゃんが帰ってきて掃除機をかけ始めた。リラチンは掃除機のノズルと戦い始め、最終的には佳代ちゃんが根負けし、チット早いおとそを始めた。こんなもんだ。リラ日記を眺めているだけでも一年間いろいろあった。今やリラチンは我が家の顔となった。力関係では相変わらずアイチンが親分である。今夜からリンリンとキリンがお泊まりである。にぎやかな年越しである。

 

2005/12/30

年末年始というのは忙しそうで、何もしないと決めてしまうと何もすることがない。お昼前にアイチンとリラチンを乗せてウロチョロと出動した。蛍光灯を買ったりガソリンを給油している間、アイチンとリラチンは車の中で留守番である。家に戻るとアイチンとリラチンはホットカーペットの上でグッスリとお休みである。父ちゃんもまぜてもらい、ゴロンゴロンと転がっているうちに日は暮れた。

 

2005/12/29

昨日はリラチンが父ちゃん子であった。アイチンが近づいてくると’アタチノト〜チャンヨ’と、威張っていた。布団に潜り込み、ウトウトしているとバッと布団をヒッ剥がし、足の親指に食らい付いていた。これもリラチンの親愛の表現か。リラチンと仲良しというのは実に痛い。

 

2005/12/28

ここ何日か雪と冷たい風の為、リラチンの散歩も近所の広場で済ませている。運動不足なので、夜のリラチンと佳代ちゃんは戦っている。グテッと寝ているアイチンも穏やかでなく、リラチンにニラミをきかせてヴゥ〜!と、のどを鳴らしていた。寒さ解消とストレス発散の一石二鳥を狙って’おしくらまんじゅうオッチメられて短気を起こすな!’大会でも企画してみるか。やっぱり、一番最初に短気を起こすのはリラチンで、佳代ちゃんの圧倒的優位は動きそうにもない。アイチンもダークホース的存在で侮れない。結局、歯形の付いた薄切りハムみたいになるのはトーチャンか。ウ〜ン。

 

2005/12/27

昨日は一日雪がチラチラしていた。家に帰るとリラチンがフュニュフニュ言っていた。きっと真っ暗な部屋の中で寒いし、せつなかったのだ。リラチンと散歩に出動してみたが、寒くて身体を冷やしてしまうので、近所の広場でウンチャンだけして帰って来た。部屋が暖まって来ると、リラチンも少しばかり調子が出て来てガジガジ犬に戻った。それにしても今年の12月はなんでこんなに寒いの?

 

2005/12/26

今年もとうとう今週で終わりである。恒例行事みたいなもので、なぜか’忙しい、忙しい’と、ハシャぎ出す業界人が多い。しかし、押し迫って’忙しい’のは計画を立てていないせいであり、オレの知ったこっちゃない、と、リラトーチャンはサッサと家路を急ぐのである。リラチンがデコにしわを寄せて父ちゃんの帰りを待っている。来年はいよいよリストラされるかもしれんなぁ〜。リストラされたらリラチンと佳代ちゃんのスネ囓ってやろうっと。

 

2005/12/25

寒波の中休みで穏やかに晴れている。今日は父ちゃんの完全休養日で佳代ちゃんを仕事に追いだした後は、アイチンとリラチンと父ちゃんは家の中で日向ぼっこ中のアザラシごっこである。お昼の買い出しに二人を車に乗せて出動した。店内をウロウロしてあだらむくだと買い物かごに放り込み、レジを通過して袋にあだらむくだを詰め込み、男やもめの父ちゃんは背中を丸めて車へ向かった。車ではアイチンとリラチンが待っていて父ちゃんもニヤニヤしながら車の鍵を開けた。助手席にポコンポコンとウンチャンが座っていた。犯人はリラチンである。買い物袋をトランクに緊急避難させてお店の駐車場で父ちゃんは独りウンチャン退治である。仕方がない。これもリラトーチャンの宿命である。お昼を食べた後、また3人で冬眠中の熊ごっこをして夕方散歩に出かけて日は暮れた。本格的な完全休養日だった。

 

2005/12/24

昨日のお昼過ぎにさくらプラザ除雪隊は無事に任務を終えて家に戻ってきた。夕方のお散歩もラッセル車のようなアイチンと雪の中を駆けずり回ってきた。遊んでいると寒いのも忘れて飛び回ってしまう。家に戻ってくる頃はブルブルしているのである。家の中で、乾かすために少し洋服を脱いでいた。久々のスッポンポンリラチンである。ファンヒーターの前でレロレロとやった後、やっぱりアイチンの気配が好きなのか、アイチンの新しいカドラーに入ってグーグー寝ていた。アイチンは自分のカドラーを取られてしまい、仕方がなく古い籠に入ってややご立腹なされていた。幸い天気予報がはずれて今日は降らないで持ちこたえている。

 

2005/12/23

昨日は冬の嵐で強風が吹き荒れていた。家に戻ると金魚が全滅していた。原因もよく分からないしクタびれたのでしばらくは金魚をお休みしよう。今日は朝から深々と雪が降っている。自宅とさくらプラザはお昼ごろで20cmの積雪である。アイチンとリラチンを連れてさくらプラザの除雪に向かった。今シーズン初めてのさくらプラザ除雪隊結成である。作業後、アイチンとリラチンと雪遊びをした。奥の林の方へ行くと音もなく雪が積もっていて、月の輪熊が出そうな雰囲気なので二人をズルズルと引っぱりながら逃げてきた。雪は明日のお昼ごろまで続く見込みである。

 

2005/12/22

明け方、雪の中に埋もれて凍えている夢を見て目が覚めた。状況を冷静に分析してみると一枚の毛布に蓑虫みたいにくるまって父ちゃんは奥歯を噛み締めてジッと寒さをしのいでいたのである。薄暗い中、キョロキョロと見回して内臓破裂の掛け布団を探すと、佳代ちゃんの枕元付近に放置されていて、引っ張ってみると中からリラチンが出てきた。リラチン、寒いのはわかるけど、オレがかわいそうじゃないか。

 

2005/12/21

夕べはアイチンとリラチンがガムをめぐって戦っていた。アイチンは歯茎をむき出しにして目をカッとひん剥いてガガガガガである。リラチンは佳代ちゃんのオケツの辺りにヘバりついてガルルと応戦している。あまりにぎやかなもんで「イヤァ〜怖いよぉ〜」と、佳代ちゃんが言っていたが、そんなもん、父ちゃんをオッチめるみたいに、ケツ圧でみんなブッ飛ばしてしまえばいいじゃないか。結局の所、カァ〜チャンが一番強いんだから。

 

2005/12/20

渋滞に巻き込まれてやっとこ家に戻ると寒い部屋でリラチンがブルブルしていた。暖房器具のスイッチを入れてリラチンと夕方の散歩に出動した。近場でシッコとウンチャンをして帰ってくる算段である。外へ出るとリラチンはすぐに新雪の中に入りたがり、ラッセルリラチンである。楽しそうだが、それでもやっぱりお腹を壊してしまいそうなので用事を済ませてサッサと撤収してきた。家に戻るとちょうど佳代ちゃんとアイチンが帰って来たところで、早速リラチンはフライングボディーアタックである。しかし、いつまでも外にいるわけにも行かないのでリラチンを抱えて家の中に入った。雪のおかげでリラチンの肉球はピカピカである。家の中ではアイチンとリラチンはファンヒーターを背負ってガムの争奪戦である。ガーガーうるさいが元気で何よりである。

 

2005/12/19

夕べから本格的に降り出した雪は、朝には15cm程度の積雪となった。アイチンとリラチンはラッセル車状態で飛び回り、オシッコをチッとして家に戻ってきた。出勤の準備で車の雪をおろしたり、人間がバタバタしているとリラチンも外で雪遊びが出来ると勘違いしているのか家の中でフライングボディーアタックである。雪やコンコンでリラチンはかなり嬉しいようだ。寒いゾ〜。腹こわすゾ〜。おとなしく寝てた方がいいゾ〜。

 

2005/12/18

日本海側は大雪になっている。白河、那須は幸い雪はパラパラしているぐらいだが、ちっとも気温が上がらず、氷点下の一日である。お昼にさくらプラザへ行ってお昼を食べた。リラチンはキリンをいぢめたり、少しばかり店内で運動会である。家に戻ってはみても寒くて何もする気にはならず、アイチンとリラチンと父ちゃんの3匹でファンヒーターの前でおしくらまんじゅう状態である。おしくらまんじゅうついでにE.Tを見た。リラチンもどこか宇宙の彼方からやって来たのではないか、と、思うぐらい久々の感動である。続いて一昨日の晩から録画しておいたフィギアスケートグランプリファイナルを見た。個人的には村主章枝さんのクルクルクルが好きだが、真央タンスゲェ〜と、ただただ感動である。伸びたり縮んだりしながらテレビの見張り番をし、深々と夜は更けていった。

 

2005/12/17

今日はアイチンとリラチンと買い物である。三菱ブラボーの中にはビールケースやら無駄遣いして買ってきた屋外用のヒーターやら荷物は満載である。アイチンはクンクンと点検したりしながら荷物の見張り番である。快晴だが、風が強く、背の高いブラボーはヨロヨロしてしまう。運転手の父ちゃんはなかなか厳しい戦いをしているのだが、リラチンは運転席に来て父ちゃんの上に乗ったり、後ろに戻ったりしている。リラチンとの仲良しも命がけである。

 

2005/12/16

天気予報では毎日、この冬一番の寒気がやってくる、と、言っている。冷蔵庫の中の方が暖かい陽気が続いているが、幸い雪は降らず、今のところ生活に影響はない。雪雲が那須、白河地方を迂回してくれているようである。リラチンは日中寒くてせつないのか、夜は父ちゃんっ子になっていてベッタリとくっ付いている。父ちゃんもリラチンをナデナデしながらニヤニヤしていてかなり怪しいが、週末はさらに冷え込むようなので、この生活、もうしばらく続きそうだ。アイチンは涙目になりながらアクビをしている。

 

2005/12/15

昨日、残業になってしまって家に帰るのが遅くなってしまった。幸い、さくらプラザが定休日で佳代ちゃんが家にいたため、リラチン達は無事に暖かい部屋でゴロゴロすることが出来たようだ。家に帰るとみんなの熱烈な歓迎を受けた。リラチンとアイチンは玄関までお迎えに来てくれた。アイチンをナデナデするとリラチンのブォ〜ォ!は終息し、アイチンにカラみだした。「アタチノト〜チャンヨ!」と、いうことらしい。リンリンもヒャ〜ヒャ〜ヒャ〜でキリンもダミ声でワンワンである。キリンはハスキーボイスなのである。にぎやかになった家の中はいつも通りに見えるのだが、さっきまでいい子だったらしいリラチンは、父ちゃんがアイチンをナデナデするとガルルとイバり、父ちゃんを独占しようとする。面白くないらしい。チョ〜デチュカ、リラチンハト〜チャン子デチュカ。チョ〜カ、チョ〜カ、と、リラチンをナデナデした。今日は仕事をオッポラカシてサッサと帰るからネ。

 

2005/12/14

いつもより帰りが遅くなった。ここのところ毎日この冬一番の冷え込みが更新中である。部屋に入るとリラチンは暗がりでブルブルしていた。ファンヒーターをセットしてリラチンと散歩に出かけた。寒くてかわいそうなので、オシッコとウンチャンだけ済ませて撤収して来た。ファンヒーターの前でオヤツを食べたり、ナデナデしたりしながら留守番していた。そのうちに「寒い寒い!」と、言いながら佳代ちゃんとアイチンが帰って来た。今夜はリンリンとキリンもお泊まりである。部屋を狭く仕切り、暖房完全防備体制を布いた。仕切った部屋はひとり1畳の勘定で、暖房に空気を喰われているせいもあり、なんとも酸素が薄い夜だった。

 

2005/12/13

仕事を終えて’なかなかエンジンが暖まンネェ〜なぁ’と思いながら運転していた。車内も冷蔵庫の中のようである。しかし、父ちゃんは家路を急がねばならない。暗くて寒い家の中でリラチンは独り留守番をしているのである。道草をしたい誘惑にも駆られるが、リラチン優先の父ちゃんなのである。家に帰り着くとリラチンはビョ〜ンと伸びて散歩に行く前の準備体操をしていた。冷たい風の中、二人でブルブルしながら歩いてきて、部屋に入るとファンヒーターが逃げて行かないように見張り番である。寝る前に雪が舞う中シッコを済ませ、少しだけ戦ってリラチンは父ちゃんの湯たんぽになった。今朝もまたこの冬一番の冷え込み更新である。

 

2005/12/12

昨日の夕方から夜にかけてリラチンはよく寝ていた。そのせいか、夜のオシッコをして来て人間が寝ようとファンヒーターを消し、明かりを暗くすると、リラチンは夜行性の肉食獣になり、父ちゃんの捕食を始めた。布団を剥がし、足の親指に喰らいつき、とうとう父ちゃんの掛け布団は内臓破裂のブリブリ状態である。アイチンはガガガガガッ!ウガッ!で父ちゃんは怒りのケツッパタキスペシャル炸裂である。結局リラチンは佳代ちゃんの布団にもぐり込んで寝てしまった。なんで父ちゃんの布団だけこんなことになってしまうんだ?今朝もリラチンは父ちゃんの足をモーニングガジガジである。この冬一番の冷え込みの朝である。

 

2005/12/11

今日は朝の10時に始動開始し、アイチンとリラチンはブラボーに乗って父ちゃんの用事に付き合っている。駐車場で留守番すること3回、車の中でいい子にしていてくれた。さくらプラザへ行って父ちゃんがトリミング室で混合栓の交換作業を行っている間、お店のキリンをいぢめながらいい子にしていた。午後になり、洋服のオーダーでデッカいサルキー(サールキー、サルーキー、どれだろう?)がやって来ると、リラチンとサルキーはお互いにビビりながら緊張し、番犬アイチンはガウガウである。早期撤退である。家に帰って来ると二人はポックリと寝てしまった。今日は気温が0度を超えないシビレる日である。

 

2005/12/10

アイチンとリラチンはさくらプラザの窓辺で日向ぼっこである。強い風が吹き、夜になると雪が降りだすらしい。那須の山の向こう側では大雪になっているらしく、ギリギリ持ちこたえている天候である。冷たい那須おろしの吹き荒れる中、夕方の散歩に出動した。リラチンは「トウチャン、カエロッ!」と歩かないでツッパラカッていた。仕方がないのでしばらくリラチンをダッコしてアイチンと散歩してきた。父ちゃんの散歩に付き合ってもらっている構図である。帰って来るとファンヒーターの前で真っ赤っかになって寝ていた。リラチンにしてみればムチャクチャきびしい季節なのだ。

 

2005/12/9

アイチンとリラチンは夕食後に毎日戦っている。アイチンに見つからないようにソォ〜ッとサークルから出してやろうとしても、アイチンは敏感に反応してリラチンを叱るために着いて来る。リラチンにしてみればガガガガガッ!ウガッ!と怒るアイチンの横を通り抜けるのが食後の第一関門であり、通過さえできれば今度は勝手に人間を味方にしてガルルと応戦できるようになるわけである。適当に戦うとアイチンは籠に戻って寝てしまい、リラチンもファンヒーターを背負って、ダンベルを齧ったり玩具をピーピー鳴らしたりしながらいい子に戻る。アイチンはうっとうしいのが嫌いでリラチンを叱り続けているわけだが、最近では叱っているアイチンの方がうっとうしい。不思議な逆転現象である。

 

2005/12/8

夕べは寝損なってしまって夜中に布団の中でポヤァ〜ッと目を開けていた。みんな静かに寝静まっていたのだが、そのうちに佳代ちゃんの布団の横で、ゴッゴッゴッと変ないびきが聞こえてきた。敏感なリンリンもケージの中で音に気づき、何やらゴニョゴニョと言い出した。いびきの元であるリラチンはムクムクと起き出して、とりあえずリンリンのケージをガリガリやってリンリンをいぢめ、水をカポカポと飲み、佳代ちゃんの布団に戻って行った。しかし、間口は開かずに潜り込ませてもらえない。リラチンは強硬手段に打って出て執拗に佳代ちゃんの顔面付近をガリガリとやりだした。これが逆効果で、父ちゃんの場合だとパカッと入り口が開くのだが、佳代ちゃんはかたくなに布団を持って寝返りを打ってしまったのである。デコにしわを寄せて首を傾げたりしていたが、父ちゃんが起きていることに気づいたリラチンは、渋々父ちゃんの布団に潜り込んできた。10分ほど父ちゃんの所で暖を取り、再びチャレンジである。今度は入れてくれるまでガリガリやっていた。根性比べはリラチンに軍配が上がり、無事布団に入ることが出来た。それを見届けて夜中に一人でニヤニヤし、父ちゃんも気を失った。それにしてもリラチンは毎晩こんな事をやっているのだろうか?

 

2005/12/7

夕べはアイチン達の帰りが遅かった。リラチンはアイチン達がいないとあまり食欲も湧かないようで、ファンヒーターの前で伸びたり縮んだりしていた。家の中は沼の底のような静けさである。父ちゃんと二人で食事をしてノビているとアイチンと一緒にリンリンとキリンもやって来た。みんなが食事をしている間、リラチンはハウスで自宅待機である。最近、キリンもナマイキに夕食の催促をするのである。食事の後、アイチンの犬歯を見たら少し歯石が付き始めていた。ガムを預けておく事にした。結局、一番にぎやかだったのはアイチンで一人でお経を唸りながら徹夜の見張り番をしていたようである。ゴクローサンな事である。

 

2005/12/6

雪が降り気温の上がらない日々が続いている。夕方家に帰ると、サークルの中で寝ていたリラチンがアキレス腱を伸ばして散歩に行く準備を始めた。父ちゃんはフードまでかぶり、防寒対策に万全を期して出動である。Docomoの鉄塔付近まで歩くと懐中電灯の灯りが見えた。よく見るといつも合うコーギーチャンだった。人間のオッサン同士は頭からスッポリと着込んでいて、お互いの犬を見なければ、どこの誰兵衛だかさっぱりわからない。コーギーチャンを見て「あっ、あのコーギーチャンだ。」と、思い、きっとコーギーチャンちも「あっ、あの真っ直ぐに歩けないバセンジーじゃないか」と、認識する。そこで「コンバンハ」と、挨拶するに至るわけである。冬の散歩は犬と同じぐらいの嗅覚が有ったならば便利かも知れない。

 

2005/12/5

昨日のリラチンは、午前中にブォ〜ォ!を連発し、ブレークした。バセンジーは吠えない犬の代表選手だが、うちのリラチンはペラペラバセンジーなのかも知れない。その反動か夕べはどこか具合が悪いのでは?と、思うぐらいリラチンが静かであった。ハジけないリラチンは父ちゃんの心配のタネであり、父ちゃんの過保護ぶりも如何なく発揮されるわけである。リラチンもまもなく2歳になり、書き続けて来たリラ日記も自動的に新鮮味を失って来た。伝えたい新発見が少なくなっちゃったのである。もっとも、毎日「今日はリラチンのフライングボディーアタックで、テレビがポンッ!と、お亡くなりになった。」とか、「リラチンとドライブに出かけて戻ってきたら、ドアに穴があいていた。」な〜んて事ばかりやっていたら、クルクルと目眩がして父ちゃんは心筋梗塞でポックリと死んでしまうかもしれない。そのあたりはリラチンもよく考えてくれている。何はともあれ、もうしばらく記録は続けてみたいと思う。

 

2005/12/4

雪が降り、アイチンとリラチンは完全にクローズである。特にリラチンなどは自分のサークルで朝御飯を食べるルールになっているのにも関わらず、「アタチハファンヒーターノマエデナラタベテヤッテモイイヨ。」と、サークルに入る気配すら見せないのである。アイチン共々朝食抜きである。お昼にさくらプラザへ行った。さぞ、お腹も空いているであろうと親心を見せ、父ちゃんは二人にHill'sのトリーツをあげた。アイチンもリラチンも競争心むき出しで食べていた。人間が焼きうどんを食べているとリラチンが何やらクチャクチャやりながらビヨョ〜ンと伸びてテーブルに足をかけてきた。残念ながら人間の食べ物は一切あげない。口が腫れているような、あやしげな顔をしていたので点検してみると、口の奥の方にトリーツの大きな破片が挟まっていて、舌でかき出せないでいたのだ。佳代ちゃんが指でかき出してくれた。ンモォ〜、顎の骨、骨折したのかと思ったゾ。リラチンのおバカ!日中比較的穏やかだった陽気も夕方になるとまた雪になった。家の中はたいへん静かである。二人とも寝ているわけではなく、父ちゃんがいつになったらご飯をくれるのかとストーカーになり、こういう時、結託して二人は仲良しになるのである。

 

2005/12/3

雪が降る予報でどの局の天気予報も非常に元気である。自動的に今朝から雪を迎え打つ準備である。さくらプラザの奥の倉庫で車のタイヤを交換しているとリンリンが遊びにやってきた。屋外犬マルチーズ、この冬も健在である。仕事が増えないようにアイチンとリラチンはお店で留守番である。油圧ジャッキで車を持ち上げていると、リンリンは車の下に潜ったり出てきたりスリスリしたり危ない男である。リンリンもインパクトレンチでガガガガガと締めちまうゾ。作業を終了してリンリンとお店に戻った。アイチンとリラチンは熱烈な歓迎ぶりである。お昼を食べて午後3時ぐらいに家に戻った。本格的な雪が降り始まった。アイチンもリラチンもファンヒーターを背負ってホットカーペットの上でゴロッとトドのようである。深々と雪は降り続き、今シーズン初めての静かな雪の夜となった。

 

2005/12/2

夕べの散歩もウンチャンの写真撮影である。峠は越えて一段落のようである。やっぱり冷え込みが厳しくなってきたせいか、もう一つ元気がなかったのだが、寝る前に久々の父ちゃんいぢめを喰らった。布団をめくり足の指に食らいつくのである。飛び起きるぐらい痛い。でも、元気が戻ってきて一安心である。

 

2005/12/1

昨日、リラチンが血便をした。緊急事態発生である。病院に連れて行ってみたら血の付いたトイレシーツと便を玄関に置き忘れていることに気づいた。人間も慌てていたのである。検便と触診の結果、細菌や内臓疾患によるものではない、との結果で、整腸剤を出してもらった。最近ウンチャンの調子が良くなかったので、プチッと切れちゃったみたいだ。リラチンは寒くなるとお腹の調子が悪くなる。肛門様もいろいろと大変なのだ。夜、アイチンとオシッコをしに出かけた。雪の舞う夜である。二人は連れウンチャンをした。デジカメでウンチャンの写真を撮った。暗がりでウンチャンの写真を撮っているところをお巡りさんに職務質問されたらひとたまりもない。言い訳のしようがない。早期退散し、ウンチャンの写真を見ながら佳代ちゃんと反省会と対策会議である。冷え込む夜は深々と更けていった。

 

2005/11/30

北日本は台風なみの低気圧の影響で大荒れの天気である。うちの辺りも雨がパラパラしていて、リラチンのお散歩は自動的にショートコースである。リラチンはDocomoの鉄塔の下でキョロキョロしながらウンチャンをし、家に戻るとファンヒーターの前で丸まっていた。食欲も無さそうで、静かなものである。アイチンとリンリンとキリンが帰ってくると、リラチンはブレイクし、みんなに負けじと夕飯を食べていた。不思議なものでリラチンはアイチン達が食べているシニアが特別なおやつに思えるようで、アイチン達はリラチンが食べているドッグフードが気になるようである。隣の芝は緑色に見えるのだ。

 

2005/11/29

昨日は帰りが佳代ちゃんより遅くなった。夕方の散歩は佳代ちゃんが行ってくれた。車をしまい、玄関の鍵をガチャガチャやっていると家の中からリラチンのブォ〜ォ!の連呼が聞こえた。熱烈な歓迎ぶりである。アイチンも一緒に出迎えてくれた。後から帰ってきた人の方が歓迎されるようで、父ちゃんもこれからはもう少し仕事熱心になろうかと血迷ってしまったが、やっぱり性分は変わりそうにない。リラチンの散歩の係りは父ちゃんの使命なのである。

 

2005/11/28

今朝はリラチンと共にファンヒーターの前でポワッとあくびをしている。ここ何日かホニャホニャいい天気が続いて父ちゃんもリラチンも緊張の糸が少しばかりゆるんでしまった。明日からまた寒気が戻る予報なので、「リラチン、気合いだ!」と、ハッパをかけているところである。ところで、’ハッパをかける’とは’発破をかける’と、書くみたいで、子供の頃から爆竹がパン!と鳴り、目がパカッと覚めるようなものをイメージしていた。ムチャクチャ効きそうだが、これでは’鳩が豆鉄砲’になってしまう。危険なダイナマイトを使う工法を安全第一で進めるため、親方が’発破かけるぞ!’と言うと作業員一同に緊張が走り、気の抜けているものには親方のゲンコツが飛ぶ。発破をかけられる方も言葉の真意を理解していないと親方のゲンコツの餌食になってしまう気合いの入った言葉だった。日本語は奥が深い。

 

2005/11/27

リラチンのウンチャンが少し緩くなった。過保護父ちゃんは非常に心配している。食欲はあるみたいだ。夜遊びしてネェ〜でサッサと寝ちまおう。ナッ。

 

2005/11/26

最近、佳代ちゃんがパン粘土というのに凝っている。この粘土を葉っぱや花びらの形にして油絵の具で色を塗っていくのだが、リラチンは葉っぱを齧りたくて仕方がない。佳代ちゃんはリラチンと戦いながら作業を続け、結局のところリラチンに勝利した。リラチンは背を丸めてファンヒーター方面へと向かったのである。油絵の具というのは密室で使うとなかなか匂いが強く、父ちゃんとリラチンはなぜかヘロヘロである。新鮮な空気を吸うために早めの夜ションに出かけ、思う存分空気を吸って家に戻った。思えば、佳代ちゃんはシルバーを焼いたりフェルトをチクチクやったり、いつの時でもコチョコチョと内職をしている。どうせならこめかみにバンソウコウ貼った筋金入りのプロフェッショナルを目指してもらいたいものである。

 

2005/11/25

また寒気がやってくる気配である。リラチンは真冬用のフリースを着て臨戦態勢を整えている。いわゆる、政府が推奨するウォームビズである。もっともリラチンの場合、その状態でファンヒーターを背負っているのだからほとんど省エネ効果はない。残念。ここ一月ぐらいの間に、近所の空き地の勢力図に変化があったようだ。アイチンとリラチンはここで朝晩のシッコをしているのだが、最近、ニャンコロ達が勢力を伸ばし、通路を作ったり、ウンチャンをしたりとやりたい放題である。夕べはリラチンがシッコをしながらクチャクチャやっているので何かと思ったら、干からびたニャンコロのウンチャンだった。油断も隙もありゃしない。これからは父ちゃんも目を光らせ、星ばかり見ていないで行動監視に力を入れなければならない。年末拾い食い取り締まり強化月間に突入である。

 

2005/11/24

冷え込みの中休みで穏やかな小春日和である。アイチンとリラチンも昨日の疲れが残っているのか、静かでマッタリした朝である。運動した後の心地よい疲れは、こんなにもリラチンをいい子にするのか、と、あらためて思い知り、そして父ちゃんはやや筋肉痛ぎみの身体を引きずりながら会社へ向かうのである。ちなみに筋肉痛は翌日にやって来るものだったのだが、悲しい事にいつの頃からか、筋肉痛のピークを翌々日に迎えるようになっていた。峠は明日である。

 

2005/11/23

今日は勤労感謝の日で祝日である。ついでに水曜日という事でもあり、さくらプラザも定休日である。家でゴロゴロしていると佳代ちゃんとし烈なナワバリ争いとなり、あまり建設的ではないと判断して、アイチンとリラチンを連れてドッグランに出かけてみた。アイチンもリラチンもマーキングの点検に余念がなく、クンクンと歩いていたが、お金を使ってマーキングの点検でも仕方があるまい、と、父ちゃんはアイチンとリラチンを蹴散らすように走り回った。そうしているうちにリラチンはだんだん乗ってきて、ピュ〜ピュ〜と走り回っていた。リラチンが走るとアイチンは自動的に取り締まりに乗り出し、アイチンもリラチンに負けないスピードで駆け回り、ついでによそのワンコまで叱っていた。アイチンの走る姿を見て、未だ現役、を感じ、うれしい父ちゃんである。一緒に走り回ってクタびれたが、久々に健全な休日になった。

 

2005/11/22

昨日は朝晩の冷え込みが厳しく、日中は少し気温が上がった。夕方、散歩から帰って来た後は、アイチンが帰って来た時に少し壊れはしたが、後はだいたい寝ていて、リラチンの留守番もだいぶせつないものだったようだ。寝ているとたいへん良い子なのであるが、それも程度の問題で、あまり寝てばかりいると、どこか具合が悪いのでは?と、逆に心配になってしまったりする。父ちゃんとは、リラチンと戦って噛まれてナンボ、の生き物らしい。今日は寒気も少し緩み穏やかである。

 

2005/11/21

今朝はこの冬一番の冷え込みである。リラチンは「寒っチョロいゾ〜」と、モーニングガジガジ連発である。父ちゃんもモタモタとやっとこ出勤する準備をしているのである。車の霜も落としてこなければいけない。モーニングガジガジに付き合って遊んでいる場合ではない。こんなことなら週末にアイチンとリラチンとミッチリ遊んでおけばよかった、と、思うのだが、すっかりゴロゴロしてテレビとファンヒーターが逃げて行かないように見張り番をしてしまった。過ぎた時間は戻っては来ない。あぁ〜、月曜日ってやっぱり嫌い。

 

2005/11/20

今日は朝早い時間に佳代ちゃんを新白河駅まで送って行った後、家の中でポォ〜ッとしていた。アイチンもリラチンもホットカーペットの上で一緒にポォ〜ッとしていて、お昼頃からは父ちゃんと一緒に高橋Qチャンの応援である。Qチャンは見事な快走を見せてくれて一番で帰ってきた。すごい選手だ。インタビューを聞きながら、肉離れは後々影響が出るのでしばらくは直すことに専念してほしいものだ、と思いながら、Qチャンびいきの父ちゃんはアイチンのバカッチョと取っていた。それにしても『ファンヒーターの見張り番』意外は、ロクな運動もせず本当に何もしない週末だった。寒かったのだ。仕方がない。

 

2005/11/19

午前中、晴れ間も見えていたが、山の寒気が降りていてさくらプラザもとうとう初雪である。アイチンは鼠色の那須の山を眺め、リラチンはお店の中を駆けずり回っている。家に帰って来るとリラチンはファンヒーターの前で丸まって寝ていた。3時間経って延長のピーピーが鳴るとリラチンは訴えるように父ちゃんを見ている。仕方なく延長ボタンを押した。クソッ!オイラはリモコン父ちゃんかい?

 

2005/11/18

リラチンは昨日の夕方の散歩と夜の10時半に2回ウンチャンをした。急に冬になってしまったので調子が狂ってしまったようだ。今朝は氷点下の冷え込みである。明け方はリラチンも寒かったようだ。朝のシッコから帰って来るとファンヒーターの前でジッとおとなしくしていた。リラチンをどかそうとすると、父ちゃんでもアイチンにでもガルル!と、怒っていた。リラチンには大変厳しい季節だ。今日のところは仕方あるまい。出勤するまでの間、モーニングガジガジも1回だけで終わり、あとはファンヒーターが逃げて行かないように見張り番である。しばらくはお腹の調子を良く見ておかなければ。昨日から那須や会津の山沿いでは雪が降っている。

 

2005/11/17

クタびれて家に帰るとアイチンとリラチンとリンリンの熱烈な歓迎を受けた。一番早く気付いたのはリンリンだそうで伊達にさくらプラザの番犬をやっているわけではないようだ。リラチンはブォ〜ォ!の連発でご機嫌でノリノリである。茶の間へ行くと、父ちゃんと一緒に入ってきたアイチンを相手に、ブォ〜ォ!はガルルになり、ブォ〜ォとガルルが混ざっちゃってリラチン自身もどっちにするのか結論が出ないようだ。お出迎えの終わったアイチンは籠で昼寝の続きである。リラチンがブォギュリュリュ!と言って陣取っている所を見るとガムが隠してあった。アイチン、毎日ヤンチャボ〜ズのお守り、ご苦労様。

 

2005/11/16

昨日からもう一段階キュッと冷え込みが厳しくなった。リラチンも寒くてさぞ辛かろうと車に鞭を入れてスッ飛んで帰ってきた。暖房器具のスイッチを入れて散歩に出かけ、戻ってくるとリラチンは早速ファンヒーターの前で伸びたり縮んだりしている。フセの練習をしたり、つかの間のいい子も、アイチンとリンリンとキリンが帰ってくるとうれしさのあまり壊れてしまい、フライングボディーアタックの連発である。結局のところ、サークルの中で反省させた。昨日は想いが深かった分、父ちゃんもリラチンに厳しい態度で臨んだ。空しいものである。今夜はリラチンをナデナデしながらゆっくりと古今亭志ん生さんの落語を聴いてニヤニヤしていたいものだ。「今のねずみ、大きかったなァ〜。」「いや、小せぇ〜よ。」「大きい!」「小せぇ〜!」「大きい!」「小せぇ〜!」そしたらねずみが出て来て「チュ〜」・・・

 

2005/11/15

ここ何日かリラチンは少し遊ぶとファンヒーターの前でグーグー寝てしまう。体調が悪いのでは、と、心配してしまうぐらいだ。昼間、寒くて緊張しているのか、夕方早く暗くなってしまって不安なのか、何にしても人間が帰って来て部屋を暖め始めると安心するらしい。夜の室内運動会でもやって清々と遊びたいところだが、リラチンが走り出すとアイチンがガガガガガッ!と、怒り出す。結局、寝てるしかなさそうだ。夕べはアイチンには内緒でリラチンにガムをあげた。クタびれたのでサッサと布団をひろげて寝てしまった。夜中に目が覚めると枕元にガムとダンベルを並べてリラチンが横にもぐり込んでグーグー寝ていた。足下ではアイチンが丸まっていた。寝ている父ちゃんはたいへん人気者である。悪い気はしないが、父ちゃんは二人の湯たんぽかい?

 

2005/11/14

昨日、部屋の換気と掃除のため戸をカラカラと開けておいた。室温は11度ぐらいまで下がり、リラチンは’ファンヒーターヲツケロ!’と、ヤブれていた。掃除が終わり、さくらプラザへ出動した。風が冷たかったが、天気がいいのでアイチンとリラチンと3人で敷地の中をウロウロした。ザクザクと落ち葉の中を歩いた。お昼を食べて撤収し、家の中でダンベルを使ってリラチンと少し戦い、ファンヒーターをつけるとリラチンはポックリと寝てしまった。夕方、アイチンと散歩に行き、帰ってくるとまたグーグー寝ていた。父ちゃんのマッタリモードを知ってか、よく寝る休日だった。

 

2005/11/13

お泊に来ていたミニチュアダックスが帰って行った。元気で活発な子だったのでリラチンのいい遊び相手になった。初めて来た家で独りぼっちではかわいそうだ、と、思い、ダッコしてやったら、イバりだしてリラチンのことを叱っていた。リラチンはお腹の調子を崩してしまった。父ちゃんを取られたことは、繊細なヤンチャボーズのリラチンには重大な事件だったようで、ダックスの大きな耳をペロッとめくり「わがまま言う子はカタカナでト〜チャンとは呼ばせないぜ。」と、ゴニョゴニョと少しばかり念仏を聞かせてやった。今日はリラチンに気を遣いながら水槽の掃除をしている。今は日向でアイチンと日向ぼっこである。

 

2005/11/12

昨日の夕方、リラチンと二人で留守番していた。二人ぼっちでいるとたいへんいい子で静かなものである。アイチン達が帰って来ると元気一杯でフライングボディーアタックである。佳代ちゃんにリラチンのいい子の話しをしても「見たことがない、わからない。」と、いう。父ちゃんだけが知っているリラチンを見つけて儲けた気分である。地道な作業の末、ホームページのオープニングムービーが完成した。小学生の時、教科書の隅に必死で描いたパラパラ漫画を世に出すことが出来た。満足である。

 

2005/11/11

昨日のお昼の出来事である。会社の食堂で昼飯を食っていたら、隣で飯を食っていたおじさんが、

「オレンジレンジって知ってるか?」

と、聞いたのである。ここ何年か歌番組を見た覚えもなく、見ても曲の名前なのかバンドの名前なのかわからないうちに次に行ってしまうことも多く、結局のところリラチンと遊んでいるわけで、リラトーチャンに聞かれても知らないものは知らないのである。

「娘が好きでヨォ〜、オレも電子レンジぐらいなら知ってんだけどなぁ〜。」

哀愁のゴマシオおやじかと思ったら、まだ、つまらない駄洒落を言う余裕は有るみたいである。その時、前の席で飯を食っていたS先輩が’イッヒャッヒャァ〜!’と、ウケ始めた。ツボにはまったみたいである。S先輩は元祖頑固一徹ブリブリ親父である。まだ、このグループに混ざるわけにはいかない、と判断したリラトーチャンはサッサと飯を食ってその場を立ち去った。みんな1年1年怪しい親父になって行く。向こう側に転げ落ちないようにコッチも必死なのである。ゴマシオおじさんの心配をしている場合ではない。リラチンのお腹の調子が悪そうだ。夕べから冷たい風が吹き始めた。冬が始まったようである。

 

2005/11/10

リラ日記を読んでいて、ふと気がついた。ここのところ、父ちゃんはあまりリラチンとプロレスごっこをしていないのである。季節の変わり目でリラチンがファンヒーターを背負って寝ている事が多いせいかも知れない。しかし、確実にプロレスごっこも捕物帳ごっこもめっきりとやらなくなっている。リラチンの心が少し大人になったのかも知れない。父ちゃんと遊ぶより、リンリンやキリンと遊ぶ方が楽しいのかも知れない。眉間にしわを寄せてもう少し観察していてみよう。それに気付いてみると父ちゃんもチット淋しい。勘違いだったらコリャ嬉しい。

 

2005/11/9

夕べはリラチンと二人ぼっちで留守番している時間が長かった。アイチンが帰ってくるのと共にリンリンとキリンもやって来た。夕飯を食べてリラチンをサークルから出してやるとアイチンはガガガガガッ!ウガッ!とリラチンの事を叱って追い払っていた。リラチンがかわいそうなのでダッコして連れてきた。ダッコされるとリラチンは俄然エラくなり、ヴゥ〜と強気になるのである。なぜか毎晩の日課となっている出来事で、プチンと切れた父ちゃんはブリブリ説教親父である。アイチンはいじわるバァ〜さんでもめざしているのか?今朝は放射冷却である。リラチンはポワッとアクビをしながらファンヒーターの前でせつない顔をしている。なぜかみんな静かな朝である。

 

2005/11/8

昨日、さくらプラザでちょっとした事件が起こった。毎日の日課でアイチンはさくらプラザへ出勤した。遊びに来ていた甥の周平とルミちゃんもお店で遊んでいたようである。基本的に子供の苦手なアイチンは、触らぬ神に祟りなしと隅で寝ていた。ルミちゃんはアイチンに触りたくて近付いて行った。アイチンはイィ〜と威嚇して、来るな、と警告し、最後にはワン!と、吠えて、ルミちゃんを泣かしてしまった。アイチンが引き金になって犬が恐くなってしまっても、それも忍びないし、かといって、恐いワンコもいるよ、と、いうことも知っておかないと危ない。威嚇するけど噛まないアイチンと遊びたいけど噛むリラチン、究極の選択みたいである。自分達が子供の頃、いったいどうやってワンコと暮らしていたのか、ちょっと考えておくことにした。ちなみにアイチンは、リラチン以外の人や犬を未だ噛んだ事はない。何でリラチンは毎日アイチンに噛まれてんのヨ。今日の日記は佳代ちゃんからの報告による。

 

2005/11/7

リラチンは昨日さくらプラザでモデルのお仕事をした。気を使ってクタびれたみたいだ。最近冷え込んできたせいで少しお腹の調子が悪い。帰ってきた後はアイチンと寝ていた。夕方になると雨が降り出した。短いショートコースの散歩に出かけた。オシッコをして戻って来るとリラチンはレロレロと毛繕いである。静かな夜だった。今朝起きると雨は上がっていて、暖かく感じる朝である。暖かいとやっぱり調子がいいのか、久々のモーニングガジガジである。今日は日中の気温も上がるようでリラチンも一時の休息である。

 

2005/11/6

昨日の夕方、暗くなってからリラチンと散歩に出かけた。寒くなってきたのでサッサと済ませてしまいところだが、ウンチャンは出てきそうでなかなか出てこないのである。リラチンの気分がだいぶ盛り上がってきて、くるか!と、思ったら、ドンッ!と花火が上がった。単発五発というやつが計2発である。どうやら近くでなにやらイベントがあるようだ。顔を見せ始まったウンチャンは引っ込んでしまった。しきり直しである。花火はきれいだったけど、ウンチャンの時は勘弁してください。それに花火は暑い夏の夜がいい。

 

2005/11/5

リラチンの体重が一年間かけて1.2kg増えた。胸郭がガッチリした印象で、去年作った洋服がみんなパンパンになってしまった。考えてみたらリラチンに初めて着せた洋服は2号の既製品だった。現在は4号特注で、また寸法変更が必要である。デッカくなったんだねぇ〜。リラチンからも良くお願いしておけよ。母ちゃんの事を噛むんじゃないゾ。

 

2005/11/4

今夜もアイチンとリラチンは欲の皮がツッパラかってガムをめぐりガルル!のウガガッ!のと戦っている。楽しいのかねぇ〜・・・アルアルタンケンタイッ!アルアルタンケンタイッ!カァ〜チャンマジギレブリブリピィ〜!ハイ!ハイ!ハイハイハイ!・・・オモロイヤナイカイィ〜、ファンヒーターノマエデオトナシィ〜オモ〜タラ、コォ〜レカンガエテタンヤナァ〜・・・カナシィ〜トキィ〜(カナシィ〜トキィ〜)ファンヒーターノマエデマルマッテミタラ’キューユシテクダサイ’ト、ファンヒーターニイワレテシマッタトキィ〜(ファンヒーターノマエデマルマッテミタラ’キューユシテクダサイ’ト、ファンヒーターニイワレテシマッタトキィ〜)、カナシィ〜トキィ〜(カナシィ〜トキィ〜)チョットミズヲノミニイッタラ、カゴヲトラレテシマッテ、リラガグゥ〜グゥ〜ネテタトキイィ〜(チョットミズヲノミニイッタラ、カゴヲトラレテシマッテ、リラガグゥ〜グゥ〜ネテタトキイィ〜)・・・暇なら二人で練習しなさい。剃り込み入れてマチャマチャゴッコはだめだゾ。マイクぶつけられたんじゃかなわん。

 

2005/11/3

キリンが帰ってきた。元気そうだ。乳腺腫のオペの結果、リンリンほど進んでいるわけではないが心臓肥大の兆候もある、とのことだった。マルチーズは10歳がターンニーングポイントになるようだ。犬の心はわからないが、身体は人間の5倍のスピードで進んでゆく。長いこと犬だらけで暮らしてみると、子育ての時期より介護の時期の方が長く、青年期の記憶はあまりない。毎日の繰り返しは大切だ。今日は水道屋さんが修理してくれている。一昨日の晩から犬に追いかけられたニワトリのようにココココッ!ココココッ!と家の水回りを探索した結果、外の水道が地下で爆発していることが判明した。おぢさんの大好きなリラチンは窓辺で工事の監督をしながらソワソワし、、寒くなるとファンヒーターを背負って暖を取っている。少しウンチャンが緩いのが心配のタネである。アイチンは年甲斐もなくガムの見張りを徹夜でしたらしく、ゴロッと寝ている。

 

2005/11/2

とっぷりと暗くなってからリラチンとの散歩である。玄関を出るときにポストをゴジョゴジョと見て、水道代の請求書を玄関の下駄箱の上に放り投げて出動した。すっかり寒くなってきたので、足早に済ませたいのだが、リラチンのしぶとい点検作業のおかげで通常通りの時間で帰ってきた。リラチンと二人でファンヒーターの前で丸まっていた。佳代ちゃんが帰ってきた気配があり、リラチンは嬉しくなって玄関でお出迎えである。今日はリンリンもお泊まりである。玄関がカラカラと開き、リンリンがヒャ〜ヒャ〜ヒャ〜である。その次に佳代ちゃんの悲鳴が聞こえた。リンリンがオシッコを漏らしたかと思ったら、水道料金の請求書を見て悲鳴を上げていたのである。通常、うちの水道代と公共下水の使用料金は2ヶ月で¥6000有ればおつりがくるぐらいだったのだが、請求書に記載されている金額は¥71032となっていた。ついでに黄色い紙で「漏水のおそれがあります。」と、書かれ、水道屋さんの一覧表が付いていた。バッチリ取り乱して家の周りと家の中の水回りを見て歩いたが、漏水個所を発見することはできなかった。土の中みたいだ。悲しい出来事だ。・・・寒い冬である。

 

2005/11/1

昨日の日中は気温が上がらず、リラチンも寒かったようだ。夕方家に帰り、散歩に行き、戻ってきてリラチンとゴロゴロしていたが、どうもリラチンの様子がおかしい。過保護トーチャンはホットカーペットを少し強くしてリラチンをタオルケットやクッションで囲んで暖めてやった。リラチンは安心したように眠ってしまった。やっぱり、バセンジーには寒さが天敵である。

 

2005/10/31

10月も終わりである。リラチンは夕べ夜更かしをしてガムを噛んでいた。その続きで、ファンヒーターの前で今朝もガムを噛んでいる。父ちゃんがワラワラと家の中を歩いていると、思い出したように足の親指を捕食している。しかし、アイチンにガムを取られては大変なのですぐにファンヒーターの前に帰って行く。父ちゃんが出勤する頃、アイチンとリラチンは二人で玄関まで来て見送ってくれた。寄り道なんかしないでスッ飛んで帰って来るからネ。

 

2005/10/30

今日のリラチンは昨日の疲れが残っているのか、少しウンチャンが緩かった。元気は元気で今日もアイチンにチョッカイを出してガガガガガッ!ウガッ!と、叱られていた。夕方、アイチンと散歩に出かけると帰り道でリュックちゃんに会うことができた。久々のスパーリングである。リュックちゃんも体にプチプチが出来たそうで、やっぱりバセンジーの皮膚はデリケートに出来ているようだ。リュックちゃんにもリラチンにも厳しい季節がやってきた。

 

2005/10/29

アイチンとリラチンとリンリンとキリンを車にオッチめて千葉小動物クリニックまで出かけた。キリンのお腹は乳腺腫ということで、月曜日のオペとなり入院することになった。両側に出来ているので時期をずらしてもう一回切ることになる。キリンには試練の冬になる。リンリンの状態は思っていた以上に悪く、心臓肥大の具合がかなり進行していてリラチンと遊んでいるのが奇跡的な事だそうである。悲しい出来事である。リラチンのプチプチは血液検査の結果も異常なく、リンの値を見るとまだ骨が成長しているのか?ということで、お肌がデリケート、と、いうことだそうだ。3週間抗生物質を飲ませてプチプチの具合を見てゆくことになった。アイチンは先生に見てもらうよな事は何もなく、体重だけ量らせてもらえば良かったのだが、病院の中の院内ネットワークを見せてくれて自ら説明してくれるぐらい河又先生がご機嫌だったのでついでに聴診器を当ててもらった。「何か問題ありますか?」と、聞いたら「問題はない、でも、心音の遅い子だね。」と、言っていた。ふ〜ん。アイチンの体重が9.65kg、リラチンが8.7kg、リンリンが2.5kg、キリンが2.1kg、と、言うことだった。みんなそれなりにベストを維持できていてリラチンがいまだ成長中という結果になった。皆さん、ご苦労様でした。

 

2005/10/28

まもなく10月も終わりである。今朝も放射冷却でギュッと冷えた。リラチンはブルブルしながらファンヒーターの前を陣取っている。それでも父ちゃんの足の指に喰らいつく毎朝の作業は忘れてはいない。リラチンのダンベルはボロボロに引き裂かれてしまった。週末に新しいのを買ってあげよう。部屋の中をカンカンに暖めていっぱい遊ぼう。それにしても、昔アイチンにダンベルをあげたら、オシッコをひっかけてブン投げてあったものだが、犬それぞれ、いろいろあるものである。

 

2005/10/27

リラチンの赤いプチプチは一進一退である。獣医さんの診断の結果、抗生物質を出してもらった。成分はトーチャンには良くわからない。医師を信じるしかない。夕べはお泊まりに来ているキリンをいぢめて、キリンは父ちゃんの膝の上に避難していた。夜中にアイチンが父ちゃんの枕元にやってきてリラチンも寝ぼけながらガルルとなわばり争いを繰り広げていた。元気は元気である。

 

2005/10/26

今朝は放射冷却で白河の気象台の発表では6時の気温4.7度と天気予報で言っていた。実に寒い。おかげさまでリラチンはおとなしく大変いい子である。モタモタ着替えている父ちゃんにヘバりついて切ない顔をしている。やっぱりアイチンも急な冷え込みで調子が狂っているらしく、結局二人で出勤前の父ちゃんをストーカーしていた。まっ、寒いけど悪い気のしない朝である。

 

2005/10/25

昨日以前のアドレスのホームページを閉鎖して新しいアドレスに一本化した。せっかく手間ヒマかけて引っ越しを始めたのだから、せめてトップページぐらい新しくしようと血が騒ぎ、作業を開始したのである。やっぱりリラチンの父ちゃんとしてはさくらプラザの宣伝などというのは2番目の次であり、トップページのデザインは全面にアイチンとリラチンを押し出し、納得のいったところでピッとアップロードしたのである。まんまとトップページを占拠する事に成功し、何に勝ったのかは知らないが勝利の美酒を味わったのである。チビチビとやりながら確認作業を行った。リラチンちの父ちゃんはMacintoshを使って作業するのだが、いくら互換性が取れてきたとはいえ、相変わらずWindowsとの差異は残っている。デザイン上、どちらを優先するかを熟慮した結果、えこひいきしてMacintoshに最適化した。ここ何日か、アイチンとリラチンは背中の毛を逆立ててガム争奪戦を繰り広げている。

 

2005/10/24

昨日は寒くて体調を崩したのか胃液を戻し、ウンチャンは少しゆるめだった。日中、アイチンと共にいるのかいないのかわからないぐらい静かであった。夜のオシッコではリラチンの神経質さが顔を見せてしまい、遙か彼方の犬の鳴き声にまで聞き耳を立てて「アタチハウチニカエル!」と、聞かなかった。仕方がないのでオシッコの現場までダッコしてなだめながら歩いてきた。久々の快晴である。リラチンは眠い父ちゃんを追いかけて歩き、モーニングガジガジである。わんぱく坊主に戻って何よりである。

 

2005/10/23

夜中に雷がゴロゴロなっていた。那須の山も初冠雪である。今朝は非常に寒い朝となった。夕べリラチン用に簡易コタツを作ってやった。佳代ちゃんの考案である。結構ホニャホニャと暖かい。リラチンは早速所帯道具を運び込んで何やら作業中である。えこひいきはいけないとアイチンにもガムをあげた。アイチンは雷のゴロゴロにビビりながらもヴゥ〜と念仏を唱え続けていた。仲良くしネェ〜と父ちゃんがブッ飛ばすジョォ〜!

 

2005/10/22

残念ながら獣医さんの都合が悪く、福島の千葉小動物クリニックに行くことができなかった。仕方がない。状態は小康状態で、元気は元気である。元気には違いないのだが、昨日からビシッと冷え込んできてリラチンはファンヒーターを背負ってポックリと眠りについている。今シーズンも室温計とのニラメッコの日々が始まった。

 

2005/10/21

リラチンのお腹や手に赤いプチプチができていて痒そうだ。アイチンもみてみたが同じようなプチプチは見あたらず、伝染性はなさそうだ。仮に伝染性のものだと、一緒に寝ている父ちゃんも非常にピンチである。明日にでも千葉小動物クリニックで診てもらうことにするか。あまり深刻でないといいのだが。昨日のニュースを見ていて高知市で次々にタヌキが死んでゆく怪奇現象というのをやっていたが、推測される原因の一つとしてペットとの接触によるジステンパーの恐れもある、と、言っていた。。ワクチンを接種していない野生動物はコロコロとやられてしまうのである。人間の予測の外で事は起こる。過信してはならぬ。

 

2005/10/20

夕べ佳代ちゃんが布団乾燥機を使い始めた。膨らみ出すと寝ていたはずのリラチンがにわかに起きだし、ドッカンドッカンと膨らんだ上に飛び乗っている。潰れてしまうと意味がないので、隙間を開けて中に入れてやった。ホニャホニャと暖かい布団の中でリラチンは感無量で寝てしまった。5分もすると真っ赤になり低温やけどをしてしまうのではないかと心配するほどである。しかし、リラチンには御満悦である。アフリカに御先祖を持つバセンジーのリラチンはやっぱり暑い砂漠の犬であり、布団乾燥機はリラチンが御先祖の暮らしを体験するビジュアル空間になった。それにしても乾いた暑さが大好きなヤツある。

 

2005/10/19

夕べからリンリンとキリンがお泊まりに来ている。キリンはしつこいリラチンから逃げるために、この際父ちゃんでもいいや、と、膝の上に乗ってブルブルしている。リンリンやキリンが家に来ているとリラチンがいやにでっかい犬に見える。それでも一番歳の小さな子供で無茶苦茶遊びたい盛りなのだ。皆さん、リラチンをおおめに見てやってください。

 

2005/10/18

家に帰るとリラチンがブォ〜ォ!と、サークルの中で待っていた。父ちゃんと二人で雨の中の散歩である。雨の中、クンクンと散々点検をしてやっとこウンチャンをして家に帰ってきた。アイチンが帰って来るとガガガガガッと戦い、二人とも掃除機のように夕飯を食べ、食後もガガガガガッ!ウガッ!と戦い、夕べのリラチンはなんだか壊れていて、結局の所、父ちゃんとミッチリプロレスごっこである。おかげさまで会社から持ち帰った宿題は未だ提出出来ていない。まっ、なんとかなるだろう。

 

2005/10/17

昨日の晩はアイチンもリラチンもグーグーと良く寝ていた。たいへん静かな夜だった。それにしてもリラチンは寒いとダダをこねる仕組みになっているようで、父ちゃんもリラチンとの戦いに明け暮れている。しかしねぇ〜、雲バッカシで天気が悪いのも原油が高いのも父ちゃんのせいじゃネェ〜ッてんだ。

 

2005/10/16

寒い日である。リラチンはファンヒーターを抱えてポックリと寝ている。アイチンも籠の中でグーグーと昼寝である。不思議なもので、二人とも御飯を食べるのを忘れている。三度の飯より昼寝好きかい?

 

2005/10/15

昨日は佳代ちゃんとアイチンの帰りが遅い日であった。夕方スッ飛んで家に帰り、リラチンと散歩をして二人でゴロゴロと戯れていた。夕飯を食べてまたゴロゴロしているうちに父ちゃんはポックリと気を失った。リラチンはいい子にしていたようで一緒にくっ付いて寝ていたようである。いつの間にかアイチン達が帰って来ていてリラチンは飛んだり跳ねたりブレークしていた。元気で何よりである。

 

2005/10/14

夕べから熟年離婚をテーマにしたドラマが始まった。たいへん重大なテーマである。他の人はどうか知らないが、木曜日のサラリーマンが一番きついところをなんとかクリアーし、家に帰ったところでとどめのカウンターパンチを喰らった気分である。これは単なるドラマではない。父ちゃんから見ればオカルト映画より恐い。当面は感謝、感謝、感謝攻撃で我が身を守るしかない。コリャ!リラチン、母ちゃんを齧るんじゃない!神の怒りに触れてはならぬ。

 

2005/10/13

リラチンは相変わらずキリンを追いかけ回す。リラチンにしてみれば遊んでいるだけなのだろうが、キリンは小さなマルチーズでチワワぐらいの大きさしかない。しまいにはリラチンを見ただけでブルブルするようになってしまった。リンリンの時と同じように慣れて遊べるようになるといいのだが。何はともあれリンリンとキリンはさくらプラザへ帰っていった。今夜からは少し静かな夜が戻りそうだ。

 

2005/10/12

夕方早めに家に戻った。暗がりの中リラチンと散歩に出かけた。ひと回り遊んで来ると、リラチンは父ちゃんにくっ付いて寝ていたり、ガムを転がしてみたりととても良い子であった。夕食の後、アイチン達が帰ってきた。今夜はリンリンとキリンもお泊まりである。キリンを追い掛け回すリラチンをどうする事も出来ずに、父ちゃんは心を鬼にしてケツっ叩きを喰らわし、台拭きを握りしめて背中で泣いているのである。リラチンはサークルの中でフニュフニュいいながらこちらをジッと見つめていた。もう一度だけチャンスをやって、サークルから出してやったらまたキリンを追い掛け回した。結局、朝までサークルの中にいた。リラチンにしてみればバセンジーの特徴といえばそうなのだが、何ともしょうがない。リラチン、いったい父ちゃんはどうしたらいいんだい?

 

2005/10/11

今日も寒い雨模様である。そろそろリラチンのサークルも冬仕様にしてあげなければいけない。今夜はキリンとリンリンがやってくる。今夜はにぎやかになりそうだ。リンリン、ホットカーペットの上でオシッコチビッたらゲンコだぞ。みんな、騒ぐんじゃないぞ。朝から今夜の事を想像しただけでブリブリ親父になってしまう。

 

2005/10/10

体育の日だというのに寒ッチョロい日である。リラチンもあまり遊ぶこともなく寝ている時間が長い。さくらプラザに遊びに行っても今の季節は栗がたくさん落ちていて栗のトゲトゲ地雷源のようになり、リラチンは「アタチハイタイカラアルカナイ!」と、散歩にならない。結局、家に帰ってきて昨日から使い出したホットカーペットの上で丸まり、グーグー寝ている。父ちゃんがコチョコチョと立ったり座ったりしていると、ムクッと起き出してアイチンと一緒にくっついてくる。父ちゃんが人気者になったようで悪い気はしない。それにしても静かな一日である。

 

2005/10/9

夕べはやっと会社からの脱出に成功して家に戻った。玄関でアイチンとリラチンがお出迎えをしてくれた。リラチンと挨拶を済ませた後、テレビを見ながらペラペラしていた。今朝は寒い朝である。茶の間の冬支度を始めて、ホットカーペットを広げた。リラチンに引っ張られたりカジられたりしていたので思ったより時間がかかった。ホットカーペットのスイッチを入れてポカポカしてくるとリラチンはビヨ〜ンとノビてお腹を暖めていた。なんだかんだといってもリラチンが一番うれしいようだ。

 

2005/10/8

夕べはリラチンと父ちゃんが二人ぼっちでお留守番の日である。父ちゃんは仕事をオッポラかして早めに帰ってきた。散歩に出かけるとリラチンは近所のバ〜チャンにブォ〜ォといい、帰宅途中の女子高生にブォ〜ォといい、相変わらず挨拶を欠かさない。父ちゃんと遊んだり、伸びていたりしているうちにアイチンと佳代ちゃんが帰ってきた。やっぱりアイチンが帰ってくるとネジが外れたように走り回り、アイチンも取り締まりゴクローサンである。アイチンに叱られているうちに逆ギレしたりしていたが、何のかんのといってもリラチンはアイチンが大好きなんだね。

 

2005/10/7

昨日の夕方は久しぶりにリラチンの散歩に出動できた。キリンとリンリンもお店に帰り、静かな夜だった。夕食が終わるとアイチンはガガガガガッ!とリラチンを叱り、リラチンも背中の毛を逆立ててアイチンを挑発するいつもの夜に戻った。リラチンが「アソボー!」と、袖を引っ張るので少し遊んでみたらガジガジ攻撃を喰らった。やっぱり痛い。

 

2005/10/6

キリンが家に来ていてリラチンはなんだか穏やかではない。だんだん慣れてきた夕べあたりは捕食に忙しく、小さなキリンに向かってフライングボディーアタックである。父ちゃんはリラチンをブリブリロロレレラ〜!ダァ〜!と、叱りっぱなしである。もっともキリンはゲストであり、オコチャマであるリラチンが自分の家で威張りたくなるのもわからないではないが、リラチン、客は丁重にもてなすのが大人の対応ってもんだじょ。まさか、フライングボディーアタックがリラチンなりのもてなし方じゃあるまいな。

 

2005/10/5

さくらプラザからまた新たなるワンコが家にやって来た。体重が2kg弱のとても小さなマルチーズでキリンという名前である。キリンは佳代ちゃんの実家の犬で、父ちゃんとは親交がなく、父ちゃんちにも来たことがなかった。生後2ヶ月で生死の境をさまよい、それでも点滴の管を噛みちぎっていた犬である。おかげさまでやや人間不信である。最近になってご主人との折り合いが悪くなり、結果として管理がおろそかになり、皮膚病になってしまったため、リンリンと共にお店で静養することになったのである。夕べはリンリンとキリンが家にやって来た。合計ワンコ4匹である。リラチンはせわしくキリンを追い回し、キリンは父ちゃんとは仲良しではないので逃げ場を失い、オシッコジャージャー漏れである。キリンを逮捕して状態を調べた。お腹に腫瘍ができていた。悪性なら癌ということになる。状況が落ち着いたら千葉小動物クリニックに行ってみるつもりである。なんだか家がワンコの駆け込み寺みたいになってきたような気がする。頭丸めてワンコ達並べて法話でも聞かせてやるか。

 

2005/10/4

夕べはクタびれてサッサとリラチンを抱えて寝てしまった。夜中なのか明け方なのか良くわからないが、かなり寝苦しかったらしくて変な夢を見ていた。なぜか家に知らない小学生がウジャウジャいて、アイチンはガガガガガッ!と怒り、リラチンは何やらジャレて遊んでいた。そのうちに「コイツが噛んだ!」とかなんとか騒ぎ出してリラチンが虐められているのだ。すかさずその小学生にゲンコツを喰らわしたところでガバッと目が覚めた。冷たい汗をかいていた。暗がりでリラチンを探すとリラチンは横でグーグー寝ていた。ホッとしてリラチンをナデナデしながら横になった。世の中、犬や動物が好きな人ばかりじゃない。教訓じみた夢だった。今朝も元気にモーニングガジガジである。さて、今夜は何をして遊ぼうか?

 

2005/10/3

リラチンも朝から元気にモーニングガジガジである。なかなか予定通りの仕事が出来ず、家に帰って来るのが遅くなった。夕方の散歩は佳代ちゃんが行ってくれた。車を駐車場にしまい、玄関を開けるとアイチンとリラチンがお出迎えしてくれた。リラチンのブォ〜ォ!を久しぶりに聞いた。食事が終わった後は一つのガムをめぐってガルルのウガガのと怒ったり遊んだりしている。二人とも元気で何よりである。

 

2005/10/2

車検から三菱ブラボーが戻ってきた。アイチンとリラチンのマイカーである。運転手は右前の隅にオッチまり、後ろにはアイチンとリラチン用のスペースが生々とできる仕様である。早速ブラボーでさくらプラザの往復をしたが、あいにくリラチンは体調不良のようでずっと運転席で父ちゃんの足の上に乗っていた。最高速度50kmを心がけて安全運転をする父ちゃんであった。帰ってきたリラチンははじけることもなくよく眠っている。調子の良いときに父ちゃんとミッチリ遊ぼう。

 

2005/10/1

会社に少し用があったのでアイチンとリラチンを車に乗せて出かけた。不思議なもので、さくらプラザへ向かうコースじゃないとリラチンは不安になってしまうのである。国道でリラチンをダッコながら会社へ向かった。会社でチャチャチャッと用を済まし、アイチンとリラチンのシッコをチッとしてまたリラチンをダッコしてさくらプラザへ向かった。ガソリンも高くてチョッコラドライブも出来やしない。

 

2005/9/30

毎日リラチンはアイチンの帰りを待っている。大好きなのだ。アイチンが帰って来ると嬉しくなって壊れてしまう。うっとうしいアイチンはガッ!と、リラチンの前足を噛む。ほぼ毎日、この繰り返しである。夕べは余程うっとうしかったのか、アイチンに力が入っていた。リラチンの方もだいぶ痛かったみたいで背中の毛を逆立てて逆ギレである。結局、夕べは絶交していたようである。去年の9月30日のリラ日記を読むと父ちゃんとリラチンがケンカをして仲直りをした日という事になっていた。リラチンは年中誰かと戦っているみたいだ。今夜はアイチンの帰りが遅い。二人ともよく脳ミソを冷やして反省しなさい。9月ももう終わりである。

 

2005/9/29

夕方、日が落ちるとキュッと冷え込んで来る。体調管理の難しい季節である。少し遅れて家に帰るとリンリンはヒャ〜ヒャ〜ヒャ〜でアイチンとリラチンは玄関でお出迎えをしてくれた。夕方の散歩は佳代ちゃんが行ってくれたのである。ヒャ〜ヒャ〜ヒャ〜が終わり、リラチンのドッカンドッカンも一段落するとアイチンもゴロッと寝てしまい、やっとテレビの音声が聞こえるようになった。父ちゃんちは栃木県と福島県の県境にあるN村というところで、ここには防災連絡用の無線放送が各家庭に入っているのだが、緊急時の他に朝、昼、晩と定期的にスピーカーがペラペラと喋る。最近わかってきたのだが、リンリンは防災無線がペラペラと喋り出すと、なにやらスピーカーを相手にゴニョゴニョと返事をしたり口答えをしたりしているのである。毎日漠然と聴いていた広報もリンリンには大切なお友達のようである。

 

2005/9/28

昨日はアイチンがなぜかどう猛でガガガガガッ!と気合いが入っていた。遊びに行くリラチンをことごとく返り打ちにし、部屋のまん中でドカンと丸まっていた。アイチンの帰りを楽しみに待っていたリラチンがちょっと哀れに見えたので、父ちゃんはリラチンとプロレスゴッコである。リラチンが身体を返した拍子にリラチンの後ろ頭が父ちゃんの弁慶の泣きどころにコツンと音を立てて当たり、痛さのあまり丸まってしまった。父ちゃんのTKO負けである。父ちゃんが動かなくなってしまうとリラチンはお泊まりに来ているリンリンの所へ遊びに行った。それにしても恐るべき破壊力で、不意をつかれたとはいえ、今朝もジ〜ンと臑が痛い。

 

2005/9/27

朝晩の気温差が激しい季節である。昨日は久々の快晴で日中の気温が上がった。夕方、リラチンと散歩に出かける頃にはキュッと冷え込んできた。すっかり日が落ちるのも早くなり薄暗い中のウンチャンである。家に帰って来てしばらくはおとなしくしていたリラチンも、ガジガジガジガジガジと非常に落ち着きがない。ゴロッと寝ているアイチンは寝ながらガガガガガ!ウガッと横着しながら怒っている。佳代ちゃんにもブリブリブリ、ピィ〜!と叱られ、仕方がないので父ちゃんは奥の手を打った。プチッとスイッチを入れるとテケテケテケ、ボッとなり温風が吹き出してきた。リラチンは吹き出し口の前で丸まった。全ては解決し、平穏な夜が戻ってきたのである。しかし、今年は灯油が高い。この技はあまり使えない。困ったものである。

 

2005/9/26

昨日の朝、周平が帰って行った。秋雨前線の影響で冷え込んだせいもあるが、リラチンは不安な夜を過ごしてクタびれたみたいだ。グッタリとノビていた。リラチンもリラチンなりに気を遣っていたようだ。それでも周平が靴下を履いていればガジガジと噛みに行き、周平がラジコンを走らせていれば、車を退治し、リラチンの存在感もアピールできたようである。みなさん、ゴクローサンでした。

 

2005/9/25

夕べ周平がお泊まりにやってきた。リラチンは周平と遊びたくてカラむが、周平は何やら集めたムシキングのカードの点検が忙しいらしく、なかなかリラチンと遊んではくれなかった。夜寝る頃にはリラチンは周平と寝たいらしく、周平にヘバりつくが、周平はくすぐったいようでなかなか寝付けないでいた。仕方がないので父ちゃんはリラチンと別の部屋で寝た。寝場所が違うせいか、父ちゃんでは不満なのか、一晩中リラチンはソワソワしていた。アイチンはマイペースな夜だった。

 

2005/9/24

今朝、朝のシッコに行くとリラチンはクンクン点検ばかりしていてちっともシッコをしてくれない。あっちに行き、こっちに行き、と、ウロウロしてみたがとうとうシッコはしてくれなかった。仕方なくサークルにトイレを入れてシッコをさせる事にした。せつなそうにこっちを見ていたが、致し方ない。アイチンは無事シッコをしてきて部屋のまん中でゴロッと寝ている。大きく明暗を分けている。

 

2005/9/23

今朝、佳代ちゃんが出勤する時にリンリンも帰って行った。カクッと疲れが出た。リンリンが帰ってしまったせいかリラチンが落ちつかずソワソワしていた。携帯電話屋さんに用事があったのでアイチンとリラチンを車に乗せてドライブに出かけた電話屋さんの駐車場でリラチンは人気者である。アイチンは車の中でガウガウ!と、怒っていた。その後、お昼を食べにさくらプラザへ行った。少し遊んで家に帰ってきた。今日はなぜかアイチンもリラチンもポックリと良く寝る日である。沼の底のような静けさである。台風17号が近づいている。

 

2005/9/22

昨日はなぜかリラチンが壊れていた日であった。リンリンのサークルをドッカンドッカンと突破し、リンリンはオシッコをチビりながら反撃である。リンリンは心臓が弱っているので適当なところで父ちゃんの仲裁を入れた。リンリンいぢめが一段落するとアイチンの籠を強奪しに行った。眠かったようだ。普段アイチンはリラチンに籠を貸してやるいいヤツなのだが、夕べは籠をめぐってお互いに一歩も譲らず戦いが始まった。もともとはアイチンの籠なので再び父ちゃん裁定によってアイチンの籠とした。リラチンは納得がいかず、ガルル!と言っていたが父ちゃんダッコでガマンさせていた。しかし、リラチンをダッコしているとアイチンも籠から出て来てゴロッと転がって寝ている。「使わないならリラチンに貸してやれ!バカモン!」と、叱ってリラチンを籠に入れてやった。イジケたアイチンはしばらく肉球付近をレロレロと舐めていた。実に険悪な夜であった。今夜は佳代ちゃんの帰りが遅い。オシッコチビリンリンとアイチンとリラチンを相手にいったいどうなる事やら・・・不安である。

 

2005/9/21

昨日はアイチン達の帰りの遅い日で、夕方のリラチンは父ちゃんと二人ぼっちで留守番である。それでもイジけることもなくカーペットを引きずり回し、家の中で運動会である。一段落してみると、どういうわけかカーペットは裏返しになっていた。リラチンは猟犬の本能なのか食らい付くと頭をカッカッカッと振り回すのだが、頭の血管が切れちゃったりしないのだろうか?クラクラしちゃうので父ちゃんには出来ない技である。お泊まりのリンリンと共にアイチンが帰ってきた。微妙な車の気配で嬉しくなっちゃうのである。嬉しさあまってアイチンに飛びかかり、キャンキャンとやっつけられていた。日頃の行いが悪いので致し方ないが、アイチンが大好きな事には違いないようで何か涙ぐましいものがある。放射冷却の影響で車が露で濡れるぐらい冷え込んだ。寒いくらいの朝である。何が気に入らないのかリラチンはなかなかオシッコをせず、仕方がないのでオシッコタローの唄を歌いながら機が熟すのを待つのである。人間もガマンの季節に突入である。

 

2005/9/20

昨日からまた一段と秋の気配である。明け方、ブルブルと震えながらリラチンが布団にモグリ込んできた。季節の変わり目なので人間が注意して良く見るようにしよう。夕方の散歩は必ず洋服を着せて遊びに行こう。少し早い気もするが、ファンヒーターのお手入れでもしておくか。

 

2005/9/19

昨日はムキになってパソコンをいじったおかげで父ちゃんグッタリである。アイチンもリラチンもチラリチラリと父ちゃんの様子をうかがいながら良く昼寝をしている一日である。それにしても電気信号を光に変換して家に入ってきたところでまた電気信号に変換されて・・・ウ〜ン、父ちゃんの脳味噌ではパンクして煙りが出そうである。科学者というのはスゲェ〜ことを実用化するものである。時々リラチンがパソコンのキーボードをいじっている。「ナンダヨ〜、トーチャンハマダリカイデキネェ〜ノカヨォ〜」と、リラチンの方が父ちゃんより学習能力が高いのかも知れない。午後から金魚の水槽を掃除した。しばらくお手伝いをしていたリラチンも、飽きてしまって破いた障子の穴から国道を走りすぎる車を眺めていた。夕方、ホームセンターのペット館で子供向けの金魚図鑑を買ってきた。知らない品種がたくさんいた。金魚の世界も日進月歩である。

 

2005/9/18

マッタリの休日である。夕べはサッサと寝てしまい、パソコンの作業は何もしなかった。しかし、仕事熱心の父ちゃんは新しいネットワークをどう活用するか夢にまで見て寝ていたのである。11時間は寝た勘定である。昨日開通したB'FLETSのセッティング変更のためにリラチンに囓られながら作業した。やってみると端末側の解釈はADSLと一緒でLANの一部と見なされるようである。ネットワークの変更作業は問題も起こらずに完了できた。アイチンとリラチンを連れてさくらプラザへ行った。昼ご飯を食べながら作戦会議である。たいした作戦も立たずに腹一杯になったところで撤収である。リラチンは少し体調が悪いようでブレークしないで帰ってきた。午後はホームページの引っ越し作業である。時々リラチンに後ろ頭を囓られたりしながら作業はトントンと進んだ。何はともあれ新しい引っ越し先はhttp://www7a.biglobe.ne.jp/~sakuraplazaとなりました。今後ともよろしくお願いいたします。リラチンはアイチンの籠をフンだくってグーグー寝ております。

 

2005/9/17

電脳革命である。父ちゃんちは光ファイバーケーブル、B'FLETSを導入したのである。ところが、いったい何者なのかもわからず、結局のところいくらの料金が発生するのかも理解できず、本日の工事の日を迎えることになったのである。今までのADSLが電話回線を使うのに対し、B'FLETSは専用の光ファイバーケーブルを電柱から家の中に引き込むのである。ボロ家なので適当に穴を開けて引き込んでもらうことにした。工事のおじさんがやってくるとおじさん好きのリラチンはブォ〜ォ!である。仕事にならないのでサークルに入っていてもらった。時々ドンドンドンと音がして、アイチンは雷と勘違いして警戒モードである。合計3人のおじさんがやってきてその度にリラチンは挨拶をしてアイチンは台所で丸まって寝ていた。工事が終わりゆっくりと眺めてみたがあまり考える気にはならず、また明日、ということにした。近々ホームページのアドレスが変わります。読者の皆さん、ご面倒おかけいたしますがブックマークの変更をお願いいたします。詳しくは後日、と、いうことで。

 

2005/9/16

夕食後の毎日の日課で、食事を終えてサークルから出て来るリラチンと、食事を済ませてノビているアイチンがガガガガガッ!ウガッ!と一戦を交える。歯茎をむき出しにして怒るアイチンに対し、リラチンはウ〜と言いながらアイチンを警戒し、父ちゃんの方へ近付いてくる。父ちゃんに接触した時点でウ〜はガルル!になり本格的にイバりだす。父ちゃんがどこかに移動するとガルルは止み、くっ付いて来てまたイバる。そもそもそんなに重大な理由があるわけでは無いので、お互いのポジションが確保されると抗争は自然に終わる。まっ、なんにしてもイバりたいのなら一人でイバれ!と、言いたいところだが、いい歳コイた大人の人間が胃袋をさすりながら派閥にこだわるわけで、子供や、まして犬にやめろ!と、言ってみたところでどうなるものでもない。自分に関係のない派閥争いなら本人達が真剣であれば真剣であるほど愉快でヤジの飛ばしがいもあり、愉快が陰険になると誰も相手にしなくなる。アイチンとリラチンの戦いでは愉快から陰険になると’ウリウリブリブリロロレレラ〜!ダァ〜!ペシッ’と、ガンコオヤジスペシャルケツッパタキが炸裂する。ヤジを飛ばしているとたいへん勉強になる。

 

2005/9/15

昨日の夜、久しぶりに雷が鳴り響いて夕立になった。夏の空気と秋の空気の入れ換えのようで、一段落したら急に秋が来た。日中は夏の名残のような陽気で朝晩はバッチリ放射冷却ある。リラチンとの夕方の散歩は肌寒かった。これからは洋服を着せて出動することにしよう。アイチンは暑い夏が終わってホッと一息である。リラチンをガガガガガッ!ウガッ!と、怒っていて意気軒昂である。

 

2005/9/14

夕べはクタびれたのでサッサと布団をひろげて寝る事にした。お泊まりに来ていたリンリンと遊んでいたリラチンは早速布団の上にやってきた。何やら布団の角をオシャブリにしてハミハミしているようだったが、構わずに布団にモグリ込んだ。本当に寝たかったのだ。そのうちにバリブリッと音がしたので起きてみると、無惨にも5cmぐらいの穴が空いていた。「なんでこんな事すんだよ〜、穴、空いちまったじゃねぇ〜か、粗末に使うんじゃネェ〜よ。」と、説教をしてみた。リラチンはデコにシワを寄せ、こっちをジィ〜と見ていた。それ以上なにも言えなかった。リラチン、いったい父ちゃんになにを伝えたかったんだい?それにしてもバセンジーというのはいろんな表情を見せる。

 

2005/9/13

季節の変わり目のせいか、日頃の不摂生のせいか父ちゃんの体調に波がある。今朝は非常に身体が重く、イメージとしては血液がドロドロで粘度が高く、ヤットコスットコ心臓がポコン、ポコン、と、動いている感じである。厳しい一日の始まりである、と、タチの悪い巨大ナメクジのようにモタモタと動いていたら、足の親指をリラチンに捕食された。リラチンは狙いをさだめて指と爪の間に犬歯を入れて来るので非常に痛い。逃げながら靴下を履いたり新聞を読んだりしていると、強制的に朝から運動する事になり、息をハァ〜ハァ〜させながら出勤する事になる。リラチンと戦うためには体調を整えておかなければならない。夜の決戦に備えて会社で頭と身体を休めておこう。

 

2005/9/12

いつもリラチンに齧られた〜の、イテェ〜のとリラ日記に書いている。一部着色は有っても基本的には事実である。昨日はリラ日記に目を通してくれている方がさくらプラザへやってきた。生リラチンをナデながら「坊主頭のような懐かしい手触り」と、言っていた。リラチンは足下に座ってナデナデを催促したり、レロレロしてみたりして実に外面がいい。父ちゃんはすっかり「リラ日記にデッチアゲのインチキ話しを書いている嘘つきオヤジ」になった気分である。普段、外面を良くしていい子にしていると、オーバーヒートしてしまうのか、家に帰った後はグッタリと寝てしまう。夕べもアイチンの籠をブン取ってポックリと寝ていた。父ちゃんは選挙速報を見ながら布団乾燥機で自分の布団のお手入れを始め、またリラチンとケンカした。ボワ〜と暖かい空気で布団が膨れてくるとリラチンはノコノコと籠から出て来て、温風の出入り口付近を陣取り背中をあぶりだした。吹き出し口を塞がれた乾燥機は温度センサーが働いてプチン!と、止まってしまったのだ。「オリャ〜!ブリブリブリ!ロロレレラ〜!ダァ〜!」と、リラチンを追い出してたらリラチンが逆ギレしてガルル!と応戦して来た。「父ちゃんに向かってガルル!とは何ごとだ!バカモン!」と、父ちゃんもリラチン相手に半ばマジギレである。まっ、しかし、もめごとの収束にはやっぱり’落とし所’が必要なのであって、布団乾燥機が復旧した後は布団の下の方を貸してやった。やっぱり暖かいところは大好きで、真っ赤っかになって寝ていた。布団はリラチンに齧られて穴が空いていたりするが、ペッタンコの煎餅布団が少しプクッと太った。久しぶりに安らかに寝た。

 

2005/9/11

リラチンはアイチンお出迎えモードという機能を持っている。昨日はアイチンのシャンプーをさくらプラザでしてもらうことのしたので先にリラチンと帰ってきた。父ちゃんとノビたり縮んだりしながら午後を過ごした。夕方、アイチン達の帰って来た車の音がすると、耳をクリクリと動かしリラチンのお出迎えモードのスイッチが入る。うれしくなったリラチンはアイチンに対し、フライングボディーアタックである。帰った早々、アイチンはガガガガガッ!と怒りながらリラチンの前足を噛む。リラチンは噛まれたところをレロレロと毛繕いである。なぜか自分だけがアイチンにいぢめられた被害者なのである。これでお出迎えの一工程が完了する。調子がいいと、このサイクルを数回繰り返す。今日は涼しく、雨である。

 

2005/9/10

劇的にリラチンと仲直りをした。昨日の夕方、リラチンと散歩に出かけた。いつものルート、いつものポイントでリラチンはウンチャンをした。ウンチャンをかたしていると急に手にしていたリードが軽くなったのだ。ヘッと、思い、リードの先を見たらいったいどんな技を使ったのかリラチンは胴輪からすり抜けて走って行くではないか。’リラァ〜’と叫びながら追いかけていた。こっちが慌てているのに気が付いたのか、リラチンはUターンして父ちゃんに体当たりしてきた。あらん限りの力を込めてグリグリとナデた。「父ちゃん、ビビッタでないの!」夕日に映し出されたアンポンタンオヤジをレロレロと舐めているバセンジーがそこにいた。しかし、父ちゃんにはマギー四郎さんかマギー審司さんのマジックでないと良くわからないけど・・・アンタは引田天功かい?

 

2005/9/9

父ちゃんとしてはリラチンと和平交渉の余地を残している。なんといっても今夜は佳代ちゃんとアイチンはセントバーナードのジュンチャンちに出動するため、二人ぼっちでいる時間が長くなるのである。普段のリラチンは二人ぼっちでいるとたいへんいい子なのであるが、実は淋しくて淋しくてこの際父ちゃんでもいい!と、ストーカーになるのである。不思議なのもで、4人(2人と2匹)揃わないとガジガジ犬にはならないのである。リラチン、考え所ですな。

 

2005/9/8

台風が通り過ぎて爽やかな快晴である。無事に通過してくれてありがたいかぎりである。父ちゃんとリラチンはやや気まずいままである。おかげ様で夕べは孤独な親父だった。リラチンはアイチンと一緒に佳代ちゃんにヘバり付いていてポワッとあくびをしていたのである。家では'98年の水害以来、いつでも脱出できるように緊急避難セットをバッグに詰めて用意してあるのだが、退屈さのあまり、久々にバッグを点検してみて、ふと盲点に気が付いた。アイチン達の道具が家の中のあちらこちらに散らばっているのである。緊急時に慌てないよう考えておかなければならない。この水害の時は道路が冠水してしまって父ちゃんの車は床上浸水だったが、幸い自宅は道路より高い所にあるので助かった。強くなったり弱くなったり、集中豪雨は約2日間続いた。ゴミ袋に穴をあけ、アイチンにかぶせてダッコしてシッコとウンチャンのできる場所を探して歩いた。水が引くと家の前にはでっかい穴が空いていた。

 

2005/9/7

シトシト霧雨の中散歩に行った。適当に濡れて帰ってきた。ドライヤー代わりにファンヒーターをつけてやったらリラチンウットリである。夕べは夜9時過ぎにアイチン達が帰ってきた。リンリンも来た。父ちゃんと二人暮しで退屈していたリラチンは嬉しくなって壊れてしまった。ドッカン、ドッカンとリンリンのサークルに体当たりを喰らわし、それまでイジケ寝していたのが嘘のようである。シッコから帰って来て土足で家の中に駆け上がり、リンリンを追い掛け回し、とうとう父ちゃんマジギレである。ガンコオヤジスペシャルケツッパタキが炸裂して玄関で足を拭くところからやり直しである。夕べはとうとう父ちゃんの布団にはもぐり込んで来なかった。ガンコ比べはまだ続いている。

 

2005/9/6

最近アイチンはほぼ24時間佳代ちゃんと一緒に行動している。従ってチットぐらいアイチンに嫌われても父ちゃんとしては安心していられるわけであるが、リラチンは日中家で留守番をしている。会社で仕事をしていてもパソコンのデスクトップピクチャーのリラチンを見ては「あのヤロー、大丈夫かなぁ〜」と、気にとまってしまうのである。口の周りがねずみ色のドロボーが来ても、オジサンキャラの大好きなリラチンは父ちゃんのヘソクリの隠し場所までブォ〜ォ、ブォ〜ォと案内してしまうのではなかろうか?まっそのぐらいならまだしも、世の中なんでも喰う人がいるのでリラチンも喰われてしまうのではなかろうか?と、心配は尽きないのである。夕方家に帰るといつもの悪党リラチンが清々といたずら三昧でアイチンに酔っぱらいオヤジのように絡み付いている。毎日リラチンと再会する度にホッと一安心の父ちゃんなのである。

 

2005/9/5

昨日の夜から雨がジトジトと降り続いている。大形の台風14号と秋雨前線が合体したためである。微妙な気圧変化のせいかアイチンはソワソワでリラチンは運動会である。家の中はたいへんにぎやかである。あまりうるさいのでリラチンをリンリンのサークルの中に入れた。リンリンがいない時は反省房として使っているのである。脱出に失敗したリラチンはサークルのつなぎ目に手を挟み抜けなくなってヒィ〜ヒィ〜泣いていた。・・・手のかかる子である。

 

2005/9/4

のどかな休日である。アイチンはゴロッと昼寝、リラチンはトットットッと黙々といたずらにいそしんである。人間には聞こえないが、ゴロゴロしているのかアイチンは少しソワソワしていてリラチンはアイチンの籠をフンだくって丸まっている。最近、家ではささくれ注意報が発令中である。リラチンがガジガジやって砕かれた取っ手が散乱しているためである。

 

2005/9/3

最近、15歳の少年にギターをあげた。チューニングをしながらポロポロと音を出したらリラチンが首を傾げていた。どうせヘタクソダヨ。リラんちの父ちゃんは。プン!

 

2005/9/2

どうも最近のリラ日記がつまんねぇ〜、と、思ったらどうも父ちゃんの勢いが足りない。夏バテのせいか冷房病のせいかわからないが、ブリブリ親父が息をひそめ、なかなかいい父ちゃんになっているではないか。そういうわけで今朝は足の親指を噛むリラチンとウリャァ〜ウリャァ〜と戦ってから出勤した。父ちゃん、復活せねばならぬ。

 

2005/9/1

今朝は車が露に濡れていた。すっかり秋である。とは言っても日中は暑い。リラチンにはこの朝晩の温度差がミソである。そろそろ夜はパジャマを着せておこう。粗暴な乱暴者でも変なところでデリケートなのである。毎日リラチンは食卓に前足を乗せる。うちではいけない事なので毎日叱る。でも、リラチンは毎日前足を乗せて人間のお手伝いをしている。叱ると「ナニ。カーチャン、ドーチタノ?トーチャンノコトシカッテルノ?」と、ちっとも効きゃぁ〜しない。バセンジーの不思議、ウ〜ン、わかんねぇ〜。

 

2005/8/31

昨日はアイチンと佳代ちゃんの帰りが遅かった。アイチンが帰ってくると例によってリラチンはフライングボディーアタックを喰らわし、アイチンに反撃を喰らい撃沈していた。父ちゃんはセッセと金魚をポリバケツに移し、水槽を掃除した。アイチンに遊んでもらえないリラチンは父ちゃんのお手伝いである。最近、一匹の金魚がポコンと大きくなり太々しくなった。リラチンにナデナデされていた。金魚も命がけである。テレビでは本日公示された選挙戦の街頭演説で、ある政治家が「命をかけてがんばってまいります。」と、言っていた。この人、命何個持ってんだろう?と、思った。

 

2005/8/30

夕方リラチンは父ちゃんと二人ぼっちでアイチンの帰りを待っていた。こういう時は実にいい子でジっとアイチンが入って来る扉の方を見ているのである。表情も精悍でたいへん利発そうである。アホの父ちゃんはついつい心を打たれ、オヤツでフセの練習などをしてナデナデしている。アイチンと佳代ちゃんが帰ってくるとプチンとスイッチが入り、アイチンにフライングボディーアタックを喰らわし、最終的にアイチンにやっつけられている。二人ぼっちの夕方はほとんどこの展開である。

 

2005/8/29

昨日の夕方、アイチンとリラチンは甥の周平とるみちゃんと遊んだ。周平はリラチンと遊びたくて走り回り、リラチンは周平にガジガジ攻撃である。周平に「周平が走るとリラチンは”アンチャン!アソボー!”と体当たりを食らわす仕組みになっている。」と、教えてやった。周平は直立不動でいい子になった。るみちゃんは最近歩けるようになり、フットワークを身につけた。アイチンにナデナデをするはずがコケてしまってアイチンに両手でパンチである。さすがに温厚なアイチンもワン!と怒っていた。るみちゃんは怒られて泣いてしまうのかと思ったらケロッとしていて、「アイチャン、ドーシタノ?」と、アイチンの心配をしているようである。案外、るみちゃんとリラチンは同じタイプなのかも知れない。あなどれない。

 

2005/8/28

明らかに夏ではない陽気になってきた。やや不調のリラチンに久しぶりに洋服を着せてみた。薄地のタンクトップである。約一月の間、スッポンポンで生々と走り回っていたので煩わしかったらしく、ガジガジかじって穴をあけてしまった。悲しい出来事である。

 

2005/8/27

明け方は涼しく、昼間は暑い。去年もそうだったのだが、アイチンもリラチンもこの季節は体調を崩しやすい。アイチンはアザラシのように転がり、リラチンは日向で顔をあぶっている。のどかな休日の午前中である。さくらプラザに行ってみてもあまり弾けることもなく、何となく遊んで帰ってきた。静かな一日であった。

 

2005/8/26

アイチンは走り回る子供やフライングボディーアタックのリラチンが苦手である。ガガガガガッ!ウガッ!と、怒っている。怒り終わった後はアザラシの日なたボッコのようにゴロッと寝ている。リラチンは父ちゃんにくっ付いて威張ってみたり、佳代ちゃんにくっ付いて威張ってみたり、アイチンにゴメンネ、とレロレロしに行ったりしている。退屈になったリラチンは家の中で運動会である。台風が通り過ぎたら少しガス抜きをせねばならぬ。家の床が抜けてしまう。

 

2005/8/25

台風が近付いている。どこかにネジを落として来てしまったのか、台風の影響で血が騒いでいるのか、まっ、なんにしてもリラチンが壊れている。ガジガジしながらスッ飛んで走り回っている。リラチンの頭の中では軍艦マーチが鳴り響いているのかも知れない。蒸し暑い夏で、リラチンもしばらく洋服を着ない日が続いたが、そろそろ秋の準備をした方が良さそうだ。高原の夏は短い。

 

2005/8/24

今年の高校野球は不祥事に始まり不祥事で終わる変な大会であった。どちらも暴力が絡んでいるようだが、リラチンの父ちゃんとしては全てのゲンコツを否定する気にはなれず、複雑な思いである。うちのリラチンなどは父ちゃんのゲンコツの具合でどのくらい怒っているのかを算数している。新聞紙を丸めてシリを叩いているうちは、リラチンにしてみればまだ遊びの範囲であり、テーブルの下に頭を隠してシリを出して叩かれるのを待っているのである。ポンと叩くとスイッチが入るようでピュ〜ッと走り出す。叩き具合が強くて痛かったりすると逆ギレして怒っていたりする。動物愛護団体の人が見たりしたら動物虐待で訴えられかねない。ハッキリしておかなければいけないのは、父ちゃんはアイチンにはそういう事をしない、と、いうことである。アイチンはそういう遊びは嫌いなのだ。アイチンはナデナデによって信頼を深めるタイプであり、リラチンは汗と血を流しながら友情が芽生える熱血スポーツ根性物語のようなタイプなのである。

 

2005/8/23

重大な事に気付いた。最近父ちゃんはアイチンに嫌われているのだ。思えばアイチンが毎日さくらプラザに出勤するようになってから夕方アイチンと散歩する事もほとんど無く、夜は夜でリラチンと戦い、朝も朝でリラチンと戦い、ハッと気付けばアイチンは母ちゃんっ子になってしまったのである。絆はもろくも崩れたのである。ヤバイ、人にバレてはいけない。ネットで配信なんてとんでもない。しばらくはないしょにしておこう。

 

2005/8/22

朝からリラチンはガジガジ犬である。寝ぼけた父ちゃんはケンケンをしながら必死で靴下を履いている。厳しい戦いである。アイチンはアクビをしながらゴロッと寝ている。アザラシのようである。ふと気がつくとこれがうちの朝のスタイルになってしまった。なんで毎朝戦っているのだろう?

 

2005/8/21

朝、佳代ちゃんと一緒にアイチンが出勤して行った。できるだけ清々と昼寝ができるようにとの配慮である。佳代ちゃんの車が出て行くとリラチンはスッ跳んで玄関へ向かい、フライングボディーアタックで玄関扉を突破し、外へ飛び出して行った。車にひかれては大変と父ちゃんも追い掛けて外へ出た。リラチンは父ちゃんの車の横でドアが開くのを待っていた。どうやらアイチンの後追いをしたらしい。「後から父ちゃんとアイチンの所へ行こう。」リラチンを抱きかかえて家の中に入った。ガジガジ犬リラチンにもこんな可愛いところがある。夕方アイチンとリラチンを連れて散歩に出かけた。アイチンもいくらか回復してきたみたいだ。

 

2005/8/20

アイチャンが連日の雷疲れのせいか調子が悪そうだ。年齢的にもカクッと衰えるところである。いつかアイチンを看取らねばならない日が来る。悲しい事である。しかし、父ちゃんが先に死んでしまってアイチンに看取ってもらってもアイチンはその先御飯を食べる事が出来ず、これまた悲しい事である。物事には順序がある。悔いを残さないようにしたいものである。今夜も雷が鳴っている。

 

2005/8/19

昨日の夕方、リラチンとウンチャンの歌をうたいながら散歩に出かけた。ウンチャンは出てきそうでなかなか出てこないのである。「ウンチャン、ウンチャン」とリラチンと歩いていると近所のコーギーがやってきた。今日は小学生の男の子が散歩の係のようだ。男の子はコーギーとリラチンがケンカにならないようにリードを引っ張ってリラチンが通過するのを待っていてくれた。しかし、そんな配慮も空しく、リラチンはウンチャンを始めるのである。コーギーはリラチンを気にしながら通過し、リラチンはキョロキョロしながらウンチャンをしている。リラチンはいろんな恥ずかしめに合わせてくれる。それに慣れちゃっている自分にふと気がついた。

 

2005/8/18

夜中に珍しくアイチンがワガママを言い出した。どうやら蒸し暑かったらしく、涼しいところへ行きたかったらしい。仕方がないので眠い目をこすりながら玄関のフローリングにアイチンを連れて行った。リラチンはアイチンがいなくなってしまって心配なのかソワソワしていたが、眠気には勝てず、父ちゃんとまた寝てしまった。明け方新聞屋さんが新聞を配達に来た。アイチンはその正義感から玄関ででかい声を出してガウガウと吠え始めた。なんだか良くわからないが、リンリンもヒャ〜ヒャ〜ヒャ〜である。家族いっせいに目を覚まし、父ちゃんはリラチンとアイチンを回収してきた。新聞屋さん、どうもすみません。

 

2005/8/17

朝夕は涼しくなり秋の気配である。夕べからリンリンがお泊まりに来ている。夕べはリンリンがヒャ〜ヒャ〜ヒャ〜でそこへリラチンがバンザイをしながらフライングボディーアタックである。アイチンはゴロッと転がり夏の疲れを癒し、父ちゃんはその横でアイチンをナデナデしている。夏が始まろうが終わろうがリラチンは遊ぶのが忙しく、いつも楽しそうである。

 

2005/8/16

今日は佳代ちゃんがセントバーナードのジュンチャンちでお仕事をする日である。せっかく父ちゃんもお休みなので、アイチンとリラチンを連れて佳代ちゃんを送迎することにしたのである。ジュンチャンちでリラチンは走り回り、たっぷり遊ばせてもらった。アイチンは仕事の間、お昼寝させてもらうことにして、リラチンは父ちゃんと共に撤収である。撤収の気配を感じてかリラチンは父ちゃんのそばに寄ってこない。捕物帖をやってやっとこ逮捕し、ジュンチャンのご主人さんにケケケッと笑われた。家に帰ってきて窓辺でお昼寝しているリラチンに、「トーチャン、カッチョワリ〜ジャネェ〜カ!チットハトーチャンノカオヲタテロ。」とグズラムズラと説教をした。説教をしているうちにグラグラ揺れ始め、白河地方は震度4を観測した。長い揺れだった。金魚の水はチャッポンチャッポンで、リラチンのサークルの上の洋服は崩落である。ビビッているリラチンを抱えて歩伏前進で窓を開けた。リラチンわかったか?父ちゃんがグズラムズラと説教を始めると怖いのだぞ。偶然だけど。

 

2005/8/15

アイチンとリラチンを連れて黒磯のツネバ〜んちに出動である。アイチンは庭に穴を掘り、リラチンは緊張気味である。それにしてもリラチンもだいぶくたびれた休みのようで、夜はアイチン共々グッスリとお休みである。

 

2005/8/14

お盆休みはどこの家も強行日程が多く、今日は父ちゃんの兄貴んちご一行様がサクラプラザへやって来た。父ちゃんが外にいるとリラチンは寂しくなってしまって、父ちゃんの姿を追いかけて歩く。だんだん父ちゃんは人間どころではなく、兄貴んちが撤収した後リラチンとアイチンを車の乗せてスッ飛んで家に帰り、リラチンとたわむれた。アイチンはかごに入ってグーグーと寝ていた。

 

2005/8/13

昨日の疲れかアイチンもリラチンもおとなしい午前中である。明け方まで集中豪雨だったが、今は穏やかに晴れ、心地よい風が吹いている。お店の中でアイチンはゴロッと昼寝、リラチンは日向ぼっこである。穏やかな休日である。

 

2005/8/12

父ちゃんはお盆休みである。各地の渋滞ニュースを見ながらリラチンとガジガジ対決である。午後からお店に行った。松戸のおばさんちご一行様も無事那須に到着し、テントを張ってバーベキューの準備である。昨年叔母さんちの黒プードル、風太郎君に遊んでもらい、いいリラチンの遊び相手だったのだが、今年はリラチンがばっちり大きくなってしまい、リラチンを嫌がる風太郎君はマジ切れである。なんのかんのといってもやっぱりリラチンの相手をしてくれるのは、親方のアイチンだけになってしまった。

 

2005/8/11

昨日の雨が堪えたのか、今朝目が覚めると頭がパカッと割れそうなぐらい痛かった。そんな父ちゃんの脳味噌の調子などリラチンはお構いなく、早朝からセッセとお仕事である。危うくパソコンデスクの上のSDカードまで持ってきてガジガジしちゃうところである。リラチンがお仕事に精を出しているとお泊まりのリンリンもつられてヒャ〜ヒャ〜ヒャ〜である。この超音波攻撃が一番効く。父ちゃんもとうとうブチ切れて、ブリブリロロレレラ〜!ダァ〜!バカモン!と短気を起こした。なぜか一番恐縮しているのはアイチンである。

 

2005/8/10

昨日はリンリンがお泊まりに来た。毎度の事だがリラチンはリンリンを捕食モードである。遊んでいて力が入ってしまうのだろうが、リラチンはリンリンの首を噛む。リンリンが死んでしまうので、首を噛んだ時はみっちりとリラチンを叱る。夕べはこの繰り返しだった。やっぱり自分より小さい者は食料とみなす狩猟犬の本能なのだろうか?

 

2005/8/9

昨日の夕方、サリーさんが帰宅した。ご主人さんがお迎えが来てなぜかブォ〜ォ!と大歓迎のリラチンなのである。一緒に帰りたいのだろうか?何か勘違いをしているのである。夕食の後、リラチンとダンベル遊びをした。リラチンが走り回っているとアイチンがガガガガガ!と怒り出した。みんな意味不明で壊れている。リラチンも丸まって寝てしまったので、ヒマになった父ちゃんはアクビをしながらリラチンのタルタルの皮膚を引っ張ってみたり、坊主刈りのような毛をナデながら衆議院解散のニュースを見ていた。解散にはいつも変な名前がついているのだが、小泉総理は記者会見の中で’郵政解散’と言っていた。総理のブリブリ会見を聞いていて、’与党オロオロ野党唖然、小泉総理の郵政頑固一徹ブリブリ解散’、ウン!これしかない、素晴らしいネーミングである、と、ひとりニヤニヤしていた。リラチンはポワッといいながらアクビをしていた。

 

2005/8/8

昨日からキャバリアのサリーさんがお泊まりに来ている。ご主人さんとお出かけが出来ると喜び勇んで車に乗ったが、リラチンちに降ろされてしまった、との事である。サリーさんはリラチンが苦手である。馬みたいなリラチンが酔っぱらい親父みたいにカラんでくるし、ご主人さんはお迎えに来ないし、アイチンは雷疲れでグーグー寝ているし、エ〜イ!この際リラんちの父ちゃんでいいや!というわけで父ちゃんにくっついていた。リラチンも父ちゃんを取られて穏やかでなく、父ちゃんにおケツをくっつけている。ウ〜ン、暑苦しい。サリーさんは本日帰宅予定である。

 

2005/8/7

今日も暑い。午後からは雷雨の予報である。予報というのは正確でお昼ご飯を食べ終わったらゴロゴロ鳴り出した。アイチンはブルブルでリラチンはグーグー寝ていた。近くにドカンと落ちた。アイチンのブルブルは震度5ぐらいになって父ちゃんにくっついている。音にビックリしたリラチンは父ちゃんにおケツをくっつけていた。ウ〜ン、暑苦しい。

 

2005/8/6

厳しい暑さが続いている。昨日家に帰ったら部屋の温度が34度になっていた。さすがに暑くてリラチンもまいっていた。口がパカッと裂けてヘェ〜ヘェ〜していた。エアコンをかけて外の風にあたりに行った。リラチンが暑くてまいっているのは始めてみたような気がする。夜になったら落ち着いた、というのは変な表現だが、ガジガジ犬になっていた。今日の父ちゃんは土曜出勤である。リラチンがかわいそうなのでエアコンをつけてくれるよう佳代ちゃんに頼んでおいた。親バカ父ちゃんである。

 

2005/8/5

ここ何日か暑い日が続いている。リラチン、暑い中のお留守番ゴクローサンである。夕方の散歩の時間が遅れて久々にさくらプラザから帰って来たアイチンと一緒に散歩に出かけた。アイチンはシブシブの出動である。不思議なものでアイチンと散歩にいけるので喜ぶのかと思ったら、「ナンデアイチンモイッショナノサァ〜」と、アイチンをつっ飛ばしたりしていた。不思議なものである。

 

2005/8/4

昨日はリンリンがお泊まりにやって来た。例によってリラチンはリンリンいぢめである。テレビでは宇宙での船外作業で一躍ヒーローになった野口さんのニュースで持ちきりである。全ては厳しい訓練をこなしてきた賜物である。最近、朝の5時半からリラチンは黙々と早朝作業を開始する。アッチからなんか持って来てはガジガジガジ、コッチからなんか持って来てはガジガジガジ、ブリッ!アイチンはガガガガガッ!ウガッ!でリンリンはヒャ〜ヒャ〜ヒャ〜ヒャ〜ヒャ〜である。みんなまとめて天井裏の宇宙ステーションにオッチメちゃうゾ。

 

2005/8/3

毎晩雷がゴロゴロしているせいかリラチンの血が騒いでしょうがない。今日はガス抜きの為、父ちゃんも必死になってダンベル遊びである。なんでこんなに必死なのか暴露してしまうと、父ちゃんは最近迷惑メールが多いのでメールアドレスを代えてみた。迷惑メールがたくさん来ていた頃は’ウルセーナァ〜コンチキショーメ!メンドクセェ〜ナァ〜’と、思いながら消去していたが、アドレスを代えたとたんに人っ子一人寄り付かなくなってしまったのである。父ちゃんの携帯電話は静かで退屈なものである。

 

2005/8/2

蒸し暑い日が続いている。晴れ間はほとんど見えない。不思議なもので金魚達の元気が非常に良い。水温も高めなのだが、気圧の影響によるものが大きい。リラチンは今朝も元気にモーニングガジガジである。夕べは気圧のせいかリラチンは壊れたように飛び回っていた。みんなをいぢめてまわっていた。寝ているアイチンに戦いを挑み、走って行ったところ、カーペットがずれてしまってスリップダウンである。転んだ拍子にテーブルの足にゴチンと当たり、レロレロと毛繕いである。夜な夜なオシッコに行って戻ってくると壊れたように飛び跳ねていた。オシッコと一緒にネジ落としてきちゃったみたいだ。

 

2005/8/1

今朝からリラチンのモーニングガジガジが再開された。靴下を履くとハンティングが始まるのである。足の親指も命がけで防戦である。一昨日と昨日は雷の夜だった。天気予報を聞いていると今夜も荒れそうである。アイチンはブルブルでピンチである。リラチンの血は騒ぎそうである。父ちゃんはおとなしく寝てしまおう。

 

2005/7/31

昨日のリラチンはクタびれてしまってグーグー寝ていた。今朝からリラチンは復活である。昨日調子が出せなかった分、お店に出勤するとヨ〜イドン!でバッファローダッシュであり、イタズラ三昧で、結局のところケージの中である。午後にホームセンターに行くついでに家に帰ってきた。暑い中、リラチンもゴクローサンである。それにしても雷は平気なくせに雨は大っ嫌いであるとか、リラチンにもせつない時がある、など、人間も過信をしないでまだまだリラチンを観察、勉強である。アイチンの籠の中で真っ赤っかになって伸びたり丸まったりしている。

 

2005/7/30

午前中会社に行った。散歩がてらリラチンも連れて行った。10分ぐらい用事を済ませているあいだ、食堂で留守番させておいた。リラチンは父ちゃんがいなくなってしまってクォ〜ンと切ない声を出していた。初めて聞いた声だった。仕事どころではない。ターボチャージャーで用事を済ませてダッシュでリラチンの所へ行った。場所が変わると全く勝手が違うようでイジケションまでしていた。シッコを掃除して撤収してきた。お店に来たらいつものリラチンに戻り、暑いのに窓辺で昼寝をしていた。夕方、とあるイベントに参加してきた。犬の洋服を持って行って販売し、リラチンは呼び込みである。通りかかる人にナデナデしてもらい、本腰が入ってきたところで雷の乱れ打ちである。夕立ちがザーザー降って来るとリラチンはケージに避難である。雷で他のワンコがブルブルしているのにリラチンは平気で、雨が降ってきたとたんにいつもの散歩に行かないリラチンになった。商売にはならんので父ちゃんは生ビールである。今日はなにかにつけリラチンの不思議を見た一日だった。

 

2005/7/29

今日も厳しい暑さである。最近、会社から戻りカラカラと戸を開けておくせいか、網戸をすり抜けた虫がチョロチョロしている。アチィ〜とノビている父ちゃんの目の前で動くものは全て追い掛けるリラチンはバタッ、バタッ、と昆虫採集である。カエルのようにパッと飛んでみたら着地地点でアイチンが寝ていた。ガガガガガッ!ウガッ!とアイチンは怒り、リラチンは昆虫採集を忘れて運動会である。あ〜、うっとうしいヤツラめ!

 

2005/7/28

土曜の丑の日である。たいへん暑い一日である。夕方、金魚の水槽の掃除をしていたらリラチンはセッセとお手伝いである。水槽の掃除が終わる頃、予備のフィルターはブリブリになってお亡くなりになっていた。リラチンは首をかしげながらこっちを見ていた。「ト〜チャン、ナンカカナシイコトデモアンノカ?」そう言っているように見える。

 

2005/7/27

台風が通過した。白河地方は夜中に最接近した。久々の快晴で風の強い日である。昨日の夕方、雨足が弱いうちにリラチンのシッコを済ませてしまおうと、長靴を履いて出動した。アイチンは佳代ちゃんと一緒にジュンチャンちである。リラチンは濡れた道が嫌いでやっとこシッコをしたが、なかなかウンチャンをしてくれない。突っ張ったまま動かないのである。仕方がないのでいい歳コイたオッサンはウンチャンの歌を歌いながら傘をさして突っ立っていた。ズブ濡れの小学生がこっちを見ながら通過していった。子供の頃の経験でモノを言うと、こういうオッサンはアホに見える。キィ〜ッとにらみを利かせておいた。結局、ウンチャンをする気配を見せないので家に帰ることにした。夜遅くなると雨足は強くなるのである。ところが、家に帰るとなったらリラチンは雨の中ピョコピョコと出てきたカエルをパクッと追いかけて遊び始まったのである。父ちゃんマジギレである。リラチンをズルズルと引きずって家に帰ってきた。帰ってくるとレロレロと毛繕いである。なにかこっちを見ながら訴えている。父ちゃん、ハァ〜とため息をつきながらファンヒータのスイッチを入れた。久しぶりのファンヒーターとの再会に、リラチンは少しモジモジしながらオケツを向けていた。リラチン、ご満悦である。まもなく8月になる。

 

2005/7/26

不思議なもので、夕食はアイチンは人間の横で食べて、リラチンは自分のサークルの中で食べるのだが、食事が終わりリラチンをサークルの外に出してやるとアイチンがガウガウと怒り出す。なぜか食事が終わった後の恒例行事になっている。リラチンも日頃の行いが悪いので仕方がないところだが、さすがにリラチンがかわいそうなので一昨日の晩から父ちゃんが取り締まりに乗り出した。アイチンの焼きもちもあるようでアイチンを叱ったあとはナデナデである。父ちゃんはワンコに気を使いながら夜の一時を過ごしている。アンタラ、父ちゃんに感謝しろよ。台風が近づいている。

 

2005/7/25

夕べリラチンと’ご用だ!ご用だ!’と捕物帳ゴッコをして遊んでいたらリラチンが佳代ちゃんの方へ逃げて行った。「そっちには行くんじゃない。母ちゃんは恐いんだゾ。」と、言ったら佳代ちゃんが「あまり母ちゃんは強いとか恐いとかリラ日記に書くんじゃない。バカモン、プン」と、言っていた。しかし、リラ日記は中立公正な報道文書ではない。父ちゃんが毎日心血注いだゲ〜ジツ作品なのである。悪役がビシッと悪党で主役の父ちゃんがキラリと光るのである。アレ?主役はオレじゃないの?

 

2005/7/24

昨日の夕方、リラチンと二人で散歩に出かけると近所の水道屋さんのちょっとおデブなラブラドールに会った。水遊びをしてきた帰りだそうである。ラブラドールはリラチンと遊びたそうだったが、リラチンは、以前ILIOさんちでおうじ君と遊んだ時のようにビビッて父ちゃんの後ろに隠れていた。「おとなしくていい子ねぇ〜」と、褒められていた。「家の子は非常に外面がいいのです!」父ちゃんは胸を張ってそう答えた。リラチン、父ちゃん、なんか間違えてるか?オゥッ!

 

2005/7/23

昨日は佳代ちゃんとアイチンの帰りが遅くなった。夕方、リラチンと父ちゃんは二人暮らしである。しばらくフセ!の練習をしたり、久々にマーチ君と対決してみたりしたが、そのうちにリラチンは寂しくなってしまった。カンガルーみたいに座っていたりノビていたりしていた。外で物音がするとトットットッと玄関の方へ行き、玄関の扉が開くのを待っているのである。結局、8時を回ってアイチンと佳代ちゃんが帰ってきた。リラチンはブォ〜ォ!の連発でハジけて壊れてしまった。クタびれて帰ってきたアイチンは歯茎をむき出しにして怒っていた。まっ、勘弁してやってください。アイチンがいなくてアタチハタビチカッタのだよ。

 

2005/7/22

小学生のある夏に図書室で恐竜の調べものをした事がある。そのせいか夏になると恐竜が気になってしょうがない。最近、BS2でジュラシックパークの放送があり、たっぷりと恐竜を見て父ちゃんの頭の中は現在爬虫類がウジャウジャしている状況にある。家の中ではリラノザウルスが父ちゃんの足の指など、目に入るものを次々と捕食している。強力な肉食獣である。リンリンノドンは牙が一つしかないくせにヒャ〜ヒャ〜ヒャ〜と威嚇している。ブブザウルス(アイチン)は寝ていて、時々リラノザウルスに対し、イィ〜ッ!と威嚇している。カァ〜チャンノドンはブリブリブリ!ピィ〜!と怒っている。これが一番強い。Tレックスもビックリである。哺乳類はとうとう父ちゃんだけになってしまい、恐竜の巣で寝泊まりしながら共存の道を模索している。夏の妄想である。

 

2005/7/21

昨日家に帰りつくと佳代ちゃんが何やら刺繍用のミシンと格闘していた。2年ぐらい箱の中で寝ていた機械らしく、あちらこちらとシブいようである。思ったように動かずにイライラしている目の前でリラチンはリンリンいぢめである。ブリブリブリ!ロロレレラ〜!ダァ〜!と、怒られていた。少しメンテナンスしてみたらとりあえずは動くようになった。しかし、調子は良くないのでメーカーのメンテナンスに出す事にした。リラチンは部屋のまん中で丸まって寝てしまった。今日の父ちゃんは修理ばかりしていた日で、昼間は仕事にヒマな時間に会社のS先輩ンちの掃除機を修理した。掃除機というのもゴクローサンで毎日お母ちゃんの子分をやって、お母ちゃんの後ろにクッ付いて走り回っているのである。コーナーリングに失敗してスッ転ぶと「モタモタシテンジャナイワヨ!アサハイソガシイノヨォ〜、モォ〜」と怒られて、体制を立て直してまた走り回るのである。リラチン、どこの家でもお母ちゃんの子分は大変なのよ。ところで、千葉のとあるオヤジが幼いラブラドールレトリバーを虐待してブン投げた事件が有ったが、なんだかなぁ〜である。どうせなら新しいプロレス団体を起こしてチャンピョンベルトをかけて土佐闘犬と対決するオヤジとか、10匹のドーベルマンに囲まれてスゴまれてもあぐらをかいて動かない頑固オヤジとか、犬を殴るにしても「このオヤジ、スゲェ〜」と、小学生が尊敬しちゃうような方法ってあるんじゃねぇ〜かなぁ〜。なんだかなぁ〜。

 

2005/7/20

昨日アイチンはセントバーナードのジュンちゃんちでVIPの待遇で昼寝をしてきたそうである。リラチンはお家で留守番である。父ちゃんはスッ飛んで帰ってきてリラチンと散歩に出かけた。さて、たっぷり遊んでくれよう、フッフッフッ、と気合いを入れたが、リラチンはあくびをしてノビている。やっぱりアイチンがいないと寂しいのだ。父ちゃん切ないが致し方ない。アイチンが帰ってくるとブォ〜の連発にフライングボディーアタックである。リンリンもお泊まりに来た。静かだった家の中は雷もビックリするような、ガラガラドッカ〜ン!ヒャ〜ヒャ〜ヒャ〜、ガガガガガッ!ウガッ!になった。

 

2005/7/19

今日は比較的過ごしやすい朝である。リラチンも快適なのか、父ちゃんと一緒に布団虫である。リラチンは佳代ちゃんとアイチンに起こされて朝のシッコに行ってきたようである。戻ってくるとまた布団虫である。あまりにもリラチンがいい子で父ちゃんと仲良くしているので、このまま会社に行かずにリラチンと布団虫ゴッコをしていよう、と思ったが、佳代ちゃんにブッ飛ばされかねないので会社に行く準備を始めた。リラチンは父ちゃんの靴下にガジガジ攻撃である。チョ〜デチュカ、ト〜チャンとアチョンデイタイノデチュカ。父ちゃんも仕事オッポラカシて早く帰って来るからネ。

 

2005/7/18

関東地方が梅雨明けしたとのことである。関東地方にさくらプラザも混ぜてもらえるのかどうかわからないが、蒸し暑い。リラチンは父ちゃんのことはガジガジといぢめるが、どうにも人見知りするところがあって、この連休も甥の周平達と遊んで少しお腹の具合が悪い。変なところで繊細なのである。明日は佳代ちゃんとアイチンはジュンチャンちに出勤である。果たしてアイチンはジュンチャンと仲良くできるのか?ゴロゴロなったらアイチンはどうするのだろう?父ちゃんは不安を隠せないのである。リラチン、アンタはなんで連れて行ってもらえないのか、わかりますね。

 

2005/7/17

昨日に引き続き、蒸し暑く、昼間に雷がゴロゴロである。アイチンは連日のゴロゴロでお疲れぎみである。リラチンも蒸し暑い日が続き、お腹の調子がいまいちである。少しゆっくり休憩のお休みにしたいところである。

 

2005/7/16

父ちゃんは三連休である。ダラけきった初日はアッという間に夜になり、寝る前に何か食べたくなった。そこで父ちゃんは台所でコソコソとインスタントのカレーうどんを作った。アイチンはグーグー寝ていた。リラチンが欲しそうにクンクンしていたが父ちゃんはケチなのである。全ての敵を追い払い、カレーうどんを食べようとしたら佳代ちゃんが不二家のペコチャンのような顔をしてこっちをジッと見ていた。これ女房、甘えん坊、日々辛抱!

 

2005/7/15

南の大平洋高気圧がガンバりだしたので、蒸し暑くなってきた。梅雨の終わりが見えてきた、そんな気がしている。夕べは珍しくアイチンが父ちゃんの枕元に来て寝ていた。なぜかそういう時だけリラチンは父ちゃん子になり、反対側に陣取った。二人のオケツで父ちゃんの顔はサンドイッチの具になった。今朝もリラチンは相変わらず父ちゃんいぢめである。

 

2005/7/14

明け方、普段使っている一番ボロの仕事用メガネをリラチンに齧られた。バカモン!メガネはお亡くなりになった。まぁ〜仕方がない、あきらめがついた。朝からクドクド説教の父ちゃんである。台風5号が接近中である。これで梅雨が開けてくれるといいのだが。

 

2005/7/13

夕べは人間二人とも帰りが遅かったので、夜7時半までアイチン達は留守番していた。家に帰ったらリラチンはシーツにオシッコをして少しイジけていた。外で留守番をしていたアイチンはガウガウと父ちゃんの事を叱っていた。アイチンに会えてリラチンは嬉しくなっていた。散歩から帰ってきても佳代ちゃんはまだ帰ってこない。一人いないと勝手が違うようでリラチンはソワソワしていた。アイチンにくっついて寝ようとしたらアイチンに叱られた。仕方がないので父ちゃんの膝の上で丸まっていた。佳代ちゃんが帰ってきたらドッカンドッカンといつものリラチンに戻った。リンリンもお泊まりに来た。来週からアイチンもセントバーナードのジュンちゃんちに行ってもいい事になったそうだ。アイチン、ジュンちゃんはなかなか厳しいぞ。

 

2005/7/12

今日の佳代ちゃんはセントバーナードのジュンチャンちでシーズーワールドのシーズー達をトリミングである。設備や環境はどれをとっても犬の為のお家で、家も犬の為の家には違いないが、リラチンが障子をブリブリに破いているのとはえらい違いである。昨日はムシムシ暑く、今日の白河は低温注意報である。今朝のリラチンは元気に父ちゃんの足の指をカジっている。アイチンは久しぶりの外の番犬、二人とも留守番よろしく。腹壊すなよ。

 

2005/7/11

夕べは一つのガムをめぐってアイチンは鬼の形相になった。リラチンの動く気配だけでガガガガッ!ウガッ!と怒っていのである。寝るまでガガガガガッ!就寝前のオシッコに行ってもガムを離さずにオシャブリ状態、夜中にガガガガガッ!朝起きてもガガガガガッ!さすがに父ちゃんも「ヤカマシィ〜!バカモン!」と、アイチンにゲンコを喰らわしガムを没収した。リラチンは怒られすぎてヤヤヘコモード、アイチンは徹夜の見張り番が堪えてバタッと寝ている。父ちゃんも眠い目をこすりながらシブシブ出勤である。

 

2005/7/10

朝からリラチンはガジガジ犬である。パジャマのままサンデーモーニングを見ながら転がっていたのだが、仕方がないのでリラチンを連れて外へ出た。玄関を出ると、最近よく会う近所のコーギーに会ってしまった。リラチンはウンチャン体制に入り、しかも今日のコーギーはお父ちゃんではなく、お母ちゃんと歩いていた。「おはようございます。」と、挨拶され、「おはようございます。」と、返事をしたが、上下チグハグのパジャマで寝グセを付けて父ちゃん撃沈である。これからはたとえリラチンのウンチャンでもモーニングを着て外に出るぐらいの決意が必要である。休日の反省である。夕方、久々にホームセンターのペット館に行った。佳代ちゃんがゴニョゴニョと用事を済ませている間、犬達を見た。父ちゃんに「ツレテッテ」と訴えるヤツはいなかった。イグアナをレロレロとからかい、九官鳥に「トォ〜チャン」と教えてやった。しばらく首をかしげていたが、そのうちに「ゴニョニョ、チャン」と言うようになった。毎日通い詰めて「トォ〜チャン」をマスターさせちまおうかな。

 

2005/7/9

夕べからキャバリアのサリーさんがお泊まりに来ている。サリーさんは人間は大好きなのだが、リラチンとアイチンを見ると動けなくなってしまう。リラチンはそんな事お構いなしである。みんな友達なのである。仕方がないのでふすまで仕切って過ごしていたが、リラチンはふすまをガリガリ、障子をビリビリ、父ちゃんはブリブリである。サリーさん、うちの娘が粗暴ですみません。

 

2005/7/8

毎朝毎朝、リラチンは父ちゃんの足の指をカジる。非常に痛い。リラチンにしてみればワサワサと動いている足の指が獲物に見えるのかも知れない。しかし、獲物の方もただ黙ってカジられるわけにもいかず反撃に出る。痛さもあまり本気で反撃に出るとリラチンはテーブルの下に退避し、父ちゃんの様子をうかがっている。父ちゃんの怒りが少しでも緩むと、またテーブルの下から飛び出してきて靴下を引っ張っている。なんで父ちゃんは毎朝リラチンと戦っているのだろう?

 

2005/7/7

アイチンもリラチンもリンリンも陽気のせいかお腹の調子が良くない。リンリンとアイチンは悪いとジッとしていて心配になってしまう。リンリンに「大丈夫か?」と声をかけるとヒャ〜ヒャ〜ヒャ〜と吠えるので、安心し、ウルセェ〜ナァ〜と後悔する。アイチンはこの世の終わりみたいな形相で寝ている。さすが父ちゃんの子分である。リラチンは自分の状態が良いのか悪いのかわからずに飛んだり跳ねたりしている。夕べテレビを見ていてテレビの横に視線を移したらウンチャンが落ちていた。ビックリして目が3cm程飛び出した。興奮状態で走り回っているうちにポン!と飛び出してしまったようである。もう、リラチンのウンコタレ!

 

2005/7/6

昨日はいくらか晴れ間が見えたが、また雨である。気温は上がらない。寝ているには最高の天気で、父ちゃんもできる事なら会社に行かずに布団にもぐっていたい所である。夕べからリンリンも来ていて朝のシッコはみんなで出かけた。シッコを済ませて父ちゃんは2度寝である。可能な限りギリギリまで布団にもぐっている寸法である。なぜかリラチンも布団にもぐり込んできてアクビをしている。いつも父ちゃんをいぢめて父ちゃんとケンカばかりしているくせに、布団の秘密基地では意気投合するのである。困った親子である。

 

2005/7/5

人間も良くはないが、リラチンも調子が狂っているらしい。夕べはやっぱり寒いのかヤブレカブレになっていた。アイチンにカラんでガガガガガッ!と怒られ、それでも連続噛み付き魔になっていた。通りすがりにカプッとやるのである。ヒットすると結構痛い。悪い子だけどしょうがない。みんな梅雨が悪いのである。今日は中休みで気温が上がるらしい。

 

2005/7/4

今日は肌寒い雨の一日である。気温も上がらず、シトシトと雨は降り続き、この梅雨で初めての梅雨らしい一日である。梅雨なのだから梅雨らしいのは結構な事なのだが、リラチンはヤブれてガジガジ攻撃である。寒チョロイゾォ〜!ストーブツケロ!という事らしい。しかし、父ちゃんは7月にファンヒーターを使うつもりはない。今日のところはリラチンに耐えてもらうしかない。

 

2005/7/3

今日は幸い涼しい日である。リラチンも久しぶりにシャツを着ている。午前中さくらプラザへ出勤すると周平が遊んでいた。リラチンは周平のお尻をカプッとやっていた。最近、周平も遊んでいるのか本気で噛んでいるのかわかるようになったみたいで、リラチンと遊んでくれていた。周平が真似をするといけないので、周平達が出かけて行った後、昨日水遊園で買ってきたピコピコハンマーでリラチンをピコピコと叩いてみた。リラチンも楽しそうである。何とも大人げない父ちゃんである。

 

2005/7/2

今日の父ちゃんと佳代ちゃんは以前から甥の周平と約束していた湯津上水遊園へ出動である。残念ながらリラチンとアイチンはさくらプラザで留守番である。館内では快適だし、魚の顔も愉快だったのだが、今日は非常に蒸し暑い日で、周平と外の芝生で遊ぶのは厳しい肉体労働であった。周平が遊び飽きてきた頃、脱出のチャンスとみて車の乗り込み、さくらプラザへ戻ってきた。戻ってくるとアイチンとリラチンは怒っていた。でもね、人間もいろいろ大変なのよ。

 

2005/7/1

夕べはアイチンとガムをめぐってガガガガガッ!ウガッ!とケンカばかりしているので、アイチンは佳代ちゃんと台所へ、リラチンは父ちゃんと茶の間で、と隔離した。アイチンは台所でゆっくりとガムを噛む事が出来たようだが、リラチンは淋しくなってしまって仕切りになっている扉にヘバりついていた。そういう後ろ姿を見ると哀れに思うのだが、アイチンが嫌がっていてマジギレになるのでしょうがない。父ちゃんと布団広げて寝よっ!なっ!と、布団にもぐり込み、その後は意識不明なのでわからない。和解できたのだろうか?

 

2005/6/30

少し頭痛も取れたので会社に来た。朝、出勤の準備をしていると、リラチンが「トーチャン、アソボー!」とガジガジ攻撃である。昨日のように遊んで一緒に昼寝をしていられるといいのだが、致し方ない。結局、出勤するまで父ちゃんを齧ってはテーブルの下に隠れ、齧ってはまた隠れ、を繰り返していた。痛いけど悲しい一時のお別れである。

 

2005/6/29

26日から片頭痛が続いていて、今日はピークに達したので会社を休んだ。かれこれ2週間風邪で患っている最後の総決算のようだ。家で転がっていると留守番係のリラチンは何を勘違いしているのか、サークルの外に出してくれ!と、トイレシーツをブリブリに破き、断熱マットをガジガジしていた。リラチンが穏やかでないとリンリンもヒャ〜ヒャ〜ヒャ〜とうるさいので、サークルから出しておいてやった。父ちゃんはエアコンを除湿運転にして布団をかぶって寝ている。リラチンはしばらくアイチンとガーガーガーとケンカしたりタオルをガジガジしたりしていたが、そのうちに父ちゃんをツンツンして布団の中にもぐり込んできた。リラチンを湯たんぽにして寝た。意識不明の重体である。

 

2005/6/28

久々に梅雨らしい天気である。朝からリラチンはトットットッ、トットットッ、とお仕事をしている。アイチンにカラみ、父ちゃんの靴下を引っ張り、新聞を読んでいると新聞を破き、声は出さないがムチャクチャうるさい。今日も相変わらずのリラチンである。今夜はリンリンがお泊まりの予定である。ン〜ン、頭痛てぇ〜。

 

2005/6/27

相変わらず蒸し暑い日が続いている。今日は記念すべきリラチンが家にやって来て1周年記念日である。思い起こせばお腹が弱くて心配しっぱなしの滑り出しであった。どうなることやらとオロオロしていた。調子が出てくるとガジガジ犬になり、オシッコをジャーッと洩らし、健康の心配から将来の心配に、そしてタイトルマッチが日々の日課になった。今ではすっかり我が家の顔である。これからも父ちゃんと仲良しでたのむぜ!

 

2005/6/26

今日は用事が出来たので叔母さんの家に行って来た。そんなに離れてはないが、何となく遠くなり久々の出動である。従妹は母親になり叔母さんはバァ〜チャンである。用事のついでにアイチンとリラチンを連れて行ったら人気者になった。叔母さんちのポコも13歳になったがリラチンと遊びたそうである。日陰で涼み、3匹でたわむれていた。この週末は犬にも人間にも厳しい暑さの週末だった。みなさん、ゴクローサンでした。

 

2005/6/25

今日は異常気象で白河でも33度の猛暑である。いくら寒がりのリラチンでも洋服を着ている場合ではない。車での移動はなかなか厳しいものがある。さくらプラザで遊んで、雷がゴロゴロしてきたので家に帰ってきた。アイチンは雷に聞き耳を立てブルブル犬である。リラチンは蒸し暑さにまいってグッタリ寝ている。静かな夜である。

 

2005/6/24

昨日クタびれて家に帰るとリラチンがブォ〜ォ!オォ〜!と出迎えてくれた。頭に来て絶交した事なんて忘れてしまった。悪行三昧だが、やっぱり憎めない。今朝、出勤前に車のエンジンを始動しに行ったら、なぜかリラチンが車の前を通過して行った。ビックリして追い掛けて行ったらリラチンは”アソボー!”と近付いてきた。無事逮捕できて事なきを得た。最近のリラチンはどんどん知恵をつけていて、とうとう玄関の扉も自分で開けてしまうようになったのである。注意しないといけない。

 

2005/6/23

最近、父ちゃんは古いパソコンが思ったように復旧出来ずにムカムカしている。仕事でコンピューターを使っていると時々古いオペレーティングシステムで動かさないといけない用事ができるのだが、すっかり今時の快適なコンピューターに慣れてしまって古いもののセットアップや使い方なんて忘れてしまった。そんなこんなで寝ている時ぐらい安らかに寝ていたいのだが、枕を引っぱったり、作業中のパソコンデスクからドライバーセットをガラガラと落としたり、ドッカンドッカン、と、父ちゃんを踏んづけて行くヤツがいる。ついでにリンリンはヒャ〜ヒャ〜ヒャ〜である。目がパカッと覚め、ガバッと起きてガガガガガ!とリラチンを叱った。リラチンなんか絶交だ。今夜から一人で寝な!プンプンプンのフンだ。

 

2005/6/22

昨日の夕方からリンリンがお泊まりに来ている。昨日とは違って小雨の涼しい朝である。朝の早い時間からリンリンがヒャ〜ヒャ〜ヒャ〜と吠え出し、リラチンもドッカン、ドッカンと活動開始である。人間の方も何となくこの暮らしにも慣れてきた。

 

2005/6/21

昨日の夜はキュッと冷えた。リラチンにフリースを着せると言ったら、「ナンガツダトオモッテンダ!バカモン!」と、叱られた。トレーナーを着せて寝た。一転、今日は狂ったような蒸し暑さである。変な天気の中、リラチンも留守番ゴクローサンである。

 

2005/6/20

昨日はとある事情で知り合いになったセントバーナードのジュンちゃんに会った。ジュンちゃんは先天性疾患を持っていてオーナーさんはあと一年、あと一年と思いながら今5歳と言っていた。手がかかってたくさん心配した分だけ愛情も深いとの事で父ちゃんもフムフム、と、共感した次第である。うちのリラチンも疾患ではないが、ガジガジ女で引き出しの取っ手やタオルケットなどはコッパミジンである。しまいには父ちゃんの理性の線が切れてしまって「コノヤロー!ブットバシテヤル!』と、鼻息を荒くしてみると、リラチンは真っ赤っかになって父ちゃんにスリスリしながら布団にもぐり込んできたりする。手がかかる分だけやっぱり愛しい。そして焼きもちを焼かないアイチンにも感謝である。

 

2005/6/19

今日はさくらプラザで姪のるみちゃんとリラチンは遊んでいる。最近、るみちゃんは歩行器でフットワークを身につけ、リラチンを追い掛けようと努力していた。アイチンは安全地帯に避難である。リラチンもるみちゃんが気になるのか、点検しては逃げてまた舞い戻ってくる。るみちゃんが飽きない程度のいいタイミングである。父ちゃんは周平とムシキングで対決中である。そのうちにるみちゃんとリラチンがタオルの取り合いを始めた。るみちゃんがタオルをくれないとなると、首をかしげてるみちゃんを眺めていた。リラチンはガジガジする事なく、たいへん良くるみちゃんと遊んでくれました。エライゾ〜!

 

2005/6/18

インド洋の方からドンドン雲が供給されていて実に蒸し暑い梅雨である。そのうちに関東北部、東北南部にもヤシの木が自然発生して、アイチンが根元にマーキングをしてリラチンが点検している、そんな日が来るのかもしれない。ベテランアイチンは上手に自己管理が出来ているようだが、リラチンは暑いのか寒いのかよくわからないようで、夕べの家の中は24℃もあるのに「寒い!」と怒っていた。今日はお腹の調子が良くないようで、アイチンに絡み、怒られていた。リラチン、悪いときはジッとガマン。ナッ!

 

2005/6/17

会社から戻り、小雨の降る中、リラチンの散歩に出かけた。どうせ雨だから「家に帰る!」と、言うに違いない、とフンで傘を持たずに出かけた。近所の公民館の裏でウンチをして帰ろうとしたらリラチンは「アタチハモットアルキタイノヨォ〜!」とデコにしわを寄せて訴えているのだ。結局、雨に打たれながら通常のルートをひと回り歩いてきた。父ちゃんの風邪は一体いつ治る事やら。

 

2005/6/16

梅雨である。リンリンはオシッコを漏らした後からヒャ〜ヒャ〜ヒャ〜と吠えて教えてくれる。耳がピリピリしながらオシッコの掃除である。梅雨の天気は暑いのか寒いのかよくわからず、リラチンも父ちゃん相手に怒っている。しかし、怒られてみても父ちゃんが天気を決めるわけではないので、どうにもならない。アイチンは籠の中でニヤニヤしながらガムの見張り番をしている。リラチンの姿を見るとガガガガガ!ウガッ!と怒っている。みんなのイライラする日々はまだ続くようである。

 

2005/6/15

久しぶりに早く会社からの脱出に成功してリラチンと散歩に出かけた。なぜかいろんな人に会ってその度に「アイチンはお店に行ってます。コイツはバセンジーでまだ1歳です。年中、ケンカしてます。」と、説明してきた。人にいろいろと聞かれるとだんだん職務質問されているような気になってきてサッサと家に戻りたくなった。せっかくいい天気だったのに無念である。今夜から又梅雨に戻る天気予報である。

 

ちょっと番外編

佳代ちゃんの水槽でアカヒレの一派とブラックネオンテトラの一派が派閥抗争を繰り広げている。かれこれ1年半になる。従ってコリドラスやヤマトヌマエビの安住の地にはなり得ない。最近では大きな衝突は見られないが、まるで境界線を引いたかのように対峙しているのである。しかし、この辺りのシマを仕切っている佳代ちゃんの存在は大きく、互いの分け前であるテトラミンをいただく都合、関東さくら会、佳代ちゃん会長に逆らうものはいない。以前、生暖かく蚊の出る夜に生意気なアカヒレがアースノーマットの餌食になりプカッと浮かんでいた。また、とある生意気なブラックネオンテトラは掃除の途中で公共下水の渦の中に消えていった。派閥抗争の行方は総て佳代ちゃん会長の気持ちひとつなのである。なんちゃって。

 

2005/6/14

昨日のリラチンは大変父ちゃんが好きな日で、家に帰るとブォ〜ォ!を連発していた。嬉しい事である。アイチンとリラチンにガムをあげたらリラチンはアイチンのぶんまで持って来て並べていて、父ちゃんにヘバリついてヴゥ〜と威張っていた。リラチンがガムに飽きちゃったのでアイチンにあげたら、もう眠くて丸まっているリラチンに対し、アイチンは消灯するまでヴゥ〜!とお経を唱えていた。

 

2005/6/13

今朝は久々のモーニングガジガジである。なぜか一生懸命履いた靴下を脱がしてくれる。玄関の横の障子に開けた穴もいい加減カッコ悪いので修復した。しかし、リラチンがブォ〜ォ!と見送ってくれたり出迎えてくれたりするのは実に嬉しい事なので、共存を考えパカパカと覗き窓になるように細工した。紙も破けずなかなかヒットである。

 

2005/6/12

リラチンの父ちゃんというのは愚かな生き物である。なんて聞き分けのないヤツだろう、と、毎日リラチンと遊んできたが、気がつくと散歩から帰った後、足を拭き終わるまでリラチンは待っているようになっていたのである。散歩に行くときも命令で座るわけでは無さそうだが、扉の前で座れるようになっていた。「リラチン!スゲェ〜なっ!」と、ナデナデしてやりたいと思いつつ、残念ながら夕べからヨークシャテリアのミルチャンがお泊まりに来ていて、治安維持のためリラチンはハウスで寝ている。父ちゃんは愚かなだけでなく”間”も悪いのである。リラチンに「父ちゃん!頼むぞ!」と、気合いをかけられる前に少し脳味噌良くしておこうっと。

 

2005/6/11

梅雨入りである。家の中でガガガガガ!とアイチンに怒られたり、父ちゃんをカプッと噛み、父ちゃんプチン!とキレたりしていたが、そのうちにリラチンがさくらプラザへ連れて行け!と、いうので外に出た。ジト〜ッと湿度が高く、空は鼠色である。ウンチがしたいのだな、と思い、待っていたのだが、なかなかウンチをしてくれなかった。父ちゃんはシビれが切れてしまってリラチンを引きずって車に乗り込んだ。さくらプラザで2階に上がったり降りたりしていたが、静かなので様子を見に入ったら案の定、2階でウンチをしていた。片付けているあいだリラチンは、ジッとこっちを見ていた。まずいことをした、という空気は分かっているようだ。仕方がない。起訴猶予処分とした。リラチン、次はないぞ。

 

2005/6/10

夜8時頃クタびれて家に帰った。玄関でガチャガチャやっていると、アイチンとリラチンがお出迎えしてくれた。リラチンはブォ〜ォ!の3連発で特大のサービスである。家の中はガジガジと破壊した箱が散乱していた。座ってリラチンを見ているとあっちから何かを持って来てはガジガジガジ、没収するとこっちから何かを持って来てガジガジガジ、時には台所からジャガイモを持って来てガジガジガジ、とお仕事熱心である。座ったようではないのでガムを預けたらアイチンとガガガガガ!リラチンはほとんど吠えないが、にぎやかである。

 

2005/6/9

サッカー日本代表がドイツ大会への出場を決めた。何はともあれよかった。試合を見ているあいだ、リラチンとリンリンは父ちゃんにヘバりついてプロレスごっこである。黙々とワサワサしているうちにリンリンがヒャ〜ヒャ〜ヒャ〜と吠えだし、リラチンがバンザイをしてフライングボディーアタックである。90分の試合のあいだ、ずっとこの繰り返しである。うっとうしいヤツらである。梅雨に入って同じ事やったら父ちゃんマジギレだぞ。

 

2005/6/8

昨日の夜、ホットカーペットを撤収した。やっと夏の準備である。リラチンはスーッと肌寒いのか畳をガリガリやったり父ちゃんをガジガジしたり、たいへん反抗的である。父ちゃんは今朝も朝寝坊をした。佳代ちゃんが「リュックチャンに会った、もう話しをする事がない。」と、言っていた。リラチン、齧ったのブッ壊した〜の、以外に新しい話題作りは出来ないものなのですか?

 

2005/6/7

さくらプラザと父ちゃんちの犬達は、千葉小動物クリニックの河又先生夫妻とスタッフの皆さんの恩恵に授かっている。佳代ちゃんは先生が学生の頃からの子分なわけで、そんなこんなで未だにタメ口をきく。若いスタッフは「この犬の洋服を置いてゆく行商のオバチャンはいったい何者だろう?」と不思議そうに対応してくれる。父ちゃんはスペシャリストの話を聞けるチャンスなので先生に質問をしたいのだが、仕事の邪魔にならないよう、アイチンとリラチンと隅で小さくなっていた。やっとの思いで先生に牛の蹄について質問してみた。

「先生、コイツ(リラチン)の歯見てください。犬歯がすり減ってるでしょう。」

「ふむ。」

「牛の蹄あげたら、こうなっちゃったんです。やっぱ、堅かったンスかねぇ〜。この先どうなっちゃうんですか?」

「歯が減る。」

「へっ?」

「すり減って神経が出てきたところでイテテテテッと囓るのをやめる。」

「みんなこうなるんですかぁ〜?」

「コイツ(リラチン)がムキになって噛むからだろう。蹄というのは、むしろバリバリ囓って飲んだ後の事故の方が怖いんだ。後から悪さをする。」

「鳥の骨みたいですねぇ〜。」

「そういうこと。」

蹄マニアのワンちゃん達、ご主人の言うことをよく聞いて楽しんで蹄を囓ってくださいね。父ちゃんからのお願いです。

 

2005/6/6

昨日のお昼頃、さくらプラザの上空を飛行船が通過して行った。上空は風が強いらしくヨロヨロ浮かんでいた。一家2人と2匹でボーッと見上げていた。家に帰り、戸をカラカラと開けて風を通したり外で草をむしったりしていた。チラッと家の方を見るとリラチンが「アタチモオテツダイチマチュ!」と網戸をガジガジしていてアイチンがガガガガガ!ウガッ!とリラチンを叱っていた。少し時間が早かったが散歩に出動する事にした。うれしくなったリラチンは家の中で障害物競走である。やっとリードを付けて玄関に立つと大粒の雨が落ちて来た。夕立ちである。道路まで出てみたら「アタチハアメキライナノヨ!」と、今度は家に帰ると突っ張たまま動かないのである。結局、アイチンと父ちゃんは雨で濡れるために外に出たかのようだ。きっとリラチンは父ちゃんとの師弟関係などという概念はなく、幼稚園のお友達で本名は知らないが、トーチャンという仲のいいヤツがいる、ぐらいにしか考えていないのだ。人間には聞こえないが、雷がゴロゴロしているようで、アイチンは父ちゃんにヘバりついてブルブルしている。リラチンはアイチンの籠の中でレロレロと毛繕いである。

 

2005/6/5

昨日は午後からアイチンとリラチンとリンリンとお客さんのハナチャンを連れて福島市の千葉小動物クリニックまでドライブである。現場に着くとリラチンは待合室でも診察室でも人気者である。主にハナチャンの診察が目的なので、アイチン達は小学生が保健室で予防接種を受けるような状況でワクチンをプツプツと打たれて来た。しばらくフィラリアの検査をしていなかったので検査をしてもらった。全員ミクロフィラリアは確認されず今まで通りの予防で大丈夫とのことである。体重はアイチンが10.1kg、リラチンが8.25kg、リンリンが2.5kg、アイチンがウェイトオーバーのままなのでダイエット作戦を再検討である。帰ってくるとみんなクタびれたようで泥のように眠った。

 

2005/6/4

今日は朝早い時間から建設中のアパートの部品が運ばれてきた。8時ぐらいには準備が整い工事が始まった。時々ドカンと音がする。音がするとリラチンは障子をブリッと破き外を眺めている。結局、音がしたり人の声が聞こえたりすると障子を破り続け、悲しい週末である。誰が張るんだろう?

 

2005/6/3

梅雨に入ったような天気が続いている。こういう天気が続くとわがままリラチンはドンドン増長する。”アタチハシッコシタクナイノヨ〜!”とか”ト〜チャン、サムッチョロイゾ〜ッ!ファンヒーターツケロ!”などなど。ト〜チャンは父ちゃんであり、リラチンの子分ではないが、シッコを漏らされては大変なので、ダッコして現場に向かうブリブリ親父になる。リラチン、調子の悪い時ほど笑えることをしなさい。父ちゃんだってな、幸せのテレビっ子になるのを楽しみに会社から戻ってみれば、やれ兄弟ゲンカのゴシップやら何かといえば日本にカラみ世論を煽る大陸のメディアやら国内ではマザコンのアンポンタン事件やらと、ネチョ〜ッと”湿気ったかっぱエビせん”みたいなニュースばかりで、何か爽やかなものはないかとバラエティーを見れば、やたらに引っ張りCMの後にやるのかナァ〜と待っててみれば次週の予告になっちゃってカクッと首が落ちてしまい、でも、まぁ〜民放はこんなもんだ、と、気を取り直してNHKにチャンネルを変えると「いきすぎた表現がありました。ごめんネ。」と番組の冒頭に謝罪が入り、プロジェクトX、おまえもか!と、グーに力が入ったり緩んだりしてるのだ。ガマンというのはコップに水を注ぐようなもので満タンを過ぎれば自動的に溢れてしまい、テレビをドリャ〜ァッ!とブン投げたくなるところを、ブン投げてしまうとリサイクル料金まで取られてまたテレビを買わなければならず、これ以上不幸になってたまるか!と、耐え難きを耐え、忍び難きを忍び堪えているのだゾ。リラチン、聞いてる?

 

2005/6/2

先日、リュックちゃんのお父さんから「ハンティングモードに入ると背中の毛が逆立つ。」と、教えてもらったので眺めていたら、怒ったり、緊張したりすると背中の地肌が見えるようになることがわかった。今朝はリラチンに早起きをさせられて早めのシッコに行った。偶然リュックちゃんと会うことができた。二人でデコにしわを寄せておはようのスパーリングである。よく見ているとやっぱり毛が逆立ったりする。面白い犬達だ。リュックちゃんのお父さんはリラチンのブォ〜ォ!がお気に入りである。リラチンの父ちゃんは未だにリュックちゃんの声を聞いたことがない。退屈なのでリュックちゃんにもブォ〜ォ!と言ってもらい、バセンジーデュエットの秘策でも考えるか。

 

2005/6/1

先月から近所でアパートを建てる工事が行われている。巨大なクレーン車がやって来て箱をポコンポコンと乗せて行く。こういうのを2x4というのだろうか?夕方の散歩の時間はちょうど人足が引き上げる時間帯で、父ちゃんキャラの大好きなリラチンは人気者である。昨日はブォ〜ォ!と愛嬌を振りまき、ナデナデしてもらっていた。「ずいぶん毛並みがいいなぁ〜、家で洗うのかい?」と、おじさん1号が聞いた。リラチンは毛並みというほど毛が生えてはいないのだが、「床屋でシャンプーして来ます。」と答えた。さくらプラザで洗ってもらうので嘘ではない。調子の出て来たリラチンは、引き続きおじさん2号にもカラみだした。きりがないので「シッコ洩れちゃうから行こう。」と、いつもの田んぼ見回りコースに向かった。この生活、いつまで続く事やら。

 

2005/5/31

雨である。おとといの朝からリラチンの調子がいまいちである。天気が良くないので寒く感じているのかも知れない。今朝は朝のシッコをしてきた後、体を乾かすためにファンヒーターをつけてやった。久々にファンヒーターを背負って丸まったいい子である。リラチンの冬対策はずいぶん手を尽くしたが、案外、リラチンのライバルは梅雨なのかも知れない。あなどれない。

 

2005/5/30

今朝はリュックチャンに会う事が出来た。まずはスパーリングから始まり、リラチンはリュックチャンのお父さんにブォ〜ォ!と、御挨拶である。リュックチャンのお父さんはこのブォ〜ォ!がお気に入りである。リュックチャンはアイチンとも遊びたそうで臨戦体制をとった。アイチンはガウガウである。少し遊んであげたらリュックチャンもブォ〜ォ!が出るようになるかも知れない、と、思いつつ、リュックチャンにリラチンのようなハゲポコを作るわけにもいかない、と、父ちゃんは複雑である。リラチンと比べるととても行儀の良さそうなバセンジーに見えるリュックチャンだが、人間が相手にしないでいるとイジけてカーペットをムシってみたり、困った顔をして人間を見ていたりと、日常だいたいリラチンと同じ行動をとるようである。梅雨入り前で今日ははっきりしない天気である。雨が降ると外に出たがらない、シッコが大変だ、という話しで合意した。リュックチャンもやっとこ外に出て敷地の中でシッコをするとの事であった。梅雨に入るとリラチンとリュックチャンは暫しのお別れになりそうだ。

 

2005/5/29

昨日は異様にグッタリしたので今日は完全休養である。リラチンの運動がてらさくらプラザへ行った。お昼を食べたところで「帰りな!」と、母ちゃんに追い返された。アイチンもリラチンも帰ってくるとグッスリ寝ていた。静かな午後である。まもなく梅雨に入る。リラチンの屋内トレーニングのメニューでも考えるか。

 

2005/5/28

今日は父ちゃんの従妹の結婚式である。アイチンとリラチンにも蝶ネクタイをつけて出席させたいところだが、そんな洒落は通じそうもないので、家で留守番である。披露宴はトントンと進むが、メートルが上がっちゃった新婦(従妹)の甥達が所狭しと走り回っている。リラチンの父ちゃんはブリブリブリ!と言いたいところをグッと堪えビールをクピクピ飲んで帰ってきた。夕方リラチンとアイチンの散歩をしながら「おとなしくていい子だよ。」と、思った。

 

2005/5/27

昨日は帰りが遅くなった。リラチンは父ちゃんをガジガジするくせに、いないとなると寂しくなってしまうのである。父ちゃんに限らず、アイチンがいなくても母ちゃんがいなくても寂しくなってしまう。そんなわけで昨日の夜からリラチンは父ちゃんっ子である。アイチンが噛んでいるガムがほしくてジッと見ていたが、父ちゃんがくつろいでいると父ちゃんにヘバり付きヴゥ〜ッとイバりだした。父ちゃんが離れるとヴゥ〜ッが失速し、また父ちゃんのところに来て、アイチンに向かってヴゥ〜ッとやっている。組織の縮図を見ているようで面白い。リンリンが混ざると構造はさらに複雑になるのである。今朝もリラチンは父ちゃんっ子である。玄関の横の障子に第3の穴を開けて出勤する父ちゃんを見送ってくれた。

 

2005/5/26

リンリンがお泊まりに来た。例によってリラチンはリンリンのサークルにフライングボディーアタックである。リンリンがかわいそうなので、父ちゃんダッコで保護してやった。リンリンがヒャ〜ヒャ〜言わなければリラチンは飽きてどこかに行ってしまうのである。しかし、夕べはリンリンも興奮状態でリラチンの点検を始めた。交配ゴッコをするリンリンに対し、リラチンはプロレスゴッコと勘違いしている。結果としてヒャ〜ヒャ〜ヒャ〜とやかましい。このアンポンタンども!

 

2005/5/25

夕方、久しぶりに一家4人で散歩に出かけた。佳代ちゃんが「最近、リラは歩くのが上手になった。」と、言った。考えてみたら前よりは真直ぐ歩けるようになり、道草が減ったような気がする。ひと回りして来て家に近付くと隣のおばさんが池州のコイにエサをやっていた。香ばしいいい匂いがするようで、リラチンは隣のおばさんにブオォ〜ォ!といい、フセを披露していた。「変わった吠え方するね。」と言ってくれたが、フセは褒めてもらえなかった。コイのエサはもらえなかった。チャッカリ座って待っていたアイチンと共に撤収である。

 

2005/5/24

昨日の帰り、イタグレチャンを見に行った。アイチンとリラチンにガムを買うといううたい文句で、ガムを買うついでにイタグレチャンを見るのではなく、イタグレチャンを見たついでにガムを買う寸法である。こういうのを道草と無駄遣いという。現場に着いてみるとイタグレチャンがいたケージには別の犬が入っていて、辺りを見回してみたがイタグレチャンは見当たらず、どうやらイタグレチャンは里親の元に行ったらしい、と、悟った次第である。ホッとしたやら残念やら複雑である。結局、父ちゃんはややブルーである。今年初めての夕立ちである。雨足の弱まった隙をついてリラチンと散歩に出かけた。しばらくしてからアイチン達が帰って来た。アイチンとリラチンにガムをあげた。最初に挑発したのはリラチンだが、アイチンはしつこくガガガガガッ!と、吠え続け、水を飲みたくなってもガムの見張り番を続け、今朝目が覚めてもガガガガガッ!と、夕べの続きをやっていた。歯茎をむき出しにしてガガガガガッ!と怒るアイチンと飛んだり跳ねたりしているリラチンを見ながら、きっとイタグレチャンはもっと静かな家に行きたかったのだよ、父ちゃんとは縁が無かったんだな、と思った。ハァ〜。

 

2005/5/23

昨日の夕方、さくらプラザから戻った後、アイチンとリラチンと3人で散歩に出かけた。家を出るとすぐにT字路があり、軽自動車が走ってきたので立ち止まった。アイチンは父ちゃんが止まると一緒に止まることが出来るのだが、リラチンは”ナンダヨ、トーチャン!アタチハイキタイノヨ〜”と、歩伏前進の構えを見せたり、振り向きざまリードをガジガジしたりしている。軽自動車は止まれの停止線で一時停止して、車なんか来やしないのだからサッサと行けばいいのになかなか進まない。イライラしてリラチンと軽自動車に体当たりだ、強行突破だ、思ったら軽自動車のガラスが下がった。中にはオネェ〜サンが二人乗っていてリラチンを見て”ンガワイィ〜”といい、軽自動車は走り去っていったのである。ニヤッとしてみたがなんとなく腹が立ち、「ンガワイィ〜だけじゃワンコは育たねぇ〜んだよっ!ウスカス遊んでネェ〜で売れ残りのワンコ引き取って15年間ムキになって可愛がってやれよっ、イタグレチャン欲しくたって奥チャンにダメ!ゼッッッッッタイッダメッたらダメ!と叱られているト〜チャンもいるのだゾ。ドォ〜ナンダイ!、オゥッ!」と思った。軽自動車は米粒のように小さくなっていた。頑固父ちゃんの基本は外面の良さにある。いいことを思った後は気分がいいなぁ〜・・・むなしい。

 

2005/5/22

今日はアイチンとリラチンと3人でさくらプラザへ重役出勤である。店にいるとなぜかアイチンもリラチンも父ちゃんをストーカーしていておちおちトイレに入ることもままならない。ンじゃ、と、リラチンをダッコしてやろうと手を伸ばすと、タイトルマッチと勘違いしたリラチンはフットワークを使ってバックしたりガジガジ攻撃である。よくわからん。父ちゃんが座ってパソコンをいじり出すと、アイチンは横で丸まって寝ている。みんな父ちゃんが好きなのだなぁ〜と満足していたのだが、冷静に考えてみたら、ちゃんと仕事をしているかどうか監視している、というセンも考えられる。店では父ちゃんが好きなのではなくて佳代ちゃんのいい子分をやっているのかも知れない。ニヤニヤしている場合ではない。

 

2005/5/21

バセンジーのリラチンを見ていると目が前に付いた馬のように見える。そんなわけで父ちゃんは”サイゴージョンコ”のファンである(詳しくはNHK、ファイトを見てください)。この番組は同じ年ごろの緒方直人さんが”頑固父ちゃん”であることも重要なポイントである。今週は田村高廣さんの台詞で「ジョンコの気が立ってる。理由は分からねぇ〜。でも、気持ちは分かる。」と、いうところに非常にシビれている。今日は快晴で心地よいいい風が吹いている。リラチンをダッコしながら「理由は分からねぇ〜、でも、気持ちは分かる。そうだろっ!オッ!」とリラチンに気合いをかけたり、由紀さおりさんの”サイゴージョンコの応援歌”を口ずさんでいる。ややメートル上がりの父ちゃんである。

 

2005/5/20

かれこれ11ヶ月リラチンの父ちゃんをやっている。1年近く父ちゃんと言い続けているとだんだん愛着が湧いて来て、このままハンドルネームも”リラの父ちゃん”にしてしまおうかなどと血迷った事も考えてしまう。この父ちゃんというキャラクターにはモデルがいて、Sさんという会社の先輩である。23歳の終わりに父親になり25歳の時にはブリブリブリ!と頑固親父になっていた。この本家本元のS父ちゃんは、小学生に非常に厳しく、外面は無気味なほど良い。スポーツ少年団の監督をやれば、ブリブリブリ!ロロレレラ〜!ダァ〜!(本当にこう聞こえる。)と、怒り、小学生達は、何を言われているのかはわからないが、監督は怒っているらしい、と恐縮する。別に指導しているわけではなく、本当に頭に来ていて、怒りたいから怒っているのである。真面目に反省してしまう子は気の毒である。当然仕事は頑固一徹職人気質である。一方、外での評判は実に良く、仕事熱心でスポ少の監督などをやり”面倒見のいいお父さん”と、言う事になっている。参観日でニヤニヤしながら後ろに立っているS父ちゃんを見ると、御子息も頭が痛くなったりしていたようである。子供達も中学生、高校生になり、用がある時は「お父さん」と言い、後はたとえ持病の痛風で痛い足の親指をさすっていても見えない事にする、そんな展開を見せている。以前、このSさんちでジャンガリアンハムスターを飼い始まった所、環境が良かったのか大繁殖した。これ以上殖えては困る、と、S父ちゃんはハムスターの初代父ちゃんを捕まえ、「コノ、バカオヤジー!」と気合いをかけていたそうだが、想いは未熟者の”リラの父ちゃん”にはわからない。本当に頭に来ていただけなのかも知れない。わからない。

 

2005/5/19

昨日の夕方、散歩から戻ってくるとリラチンは早速フライングボディーアタックでリンリンのサークルに突撃である。目を放していたら「ヒ〜ヒ〜ヒ〜」とリラチンのせつない声が聞こえて来た。どうせ、リンリンをいぢめて佳代ちゃんにヒネられているのだろうと思ったら、佳代ちゃんがトイレから出て来た。行ってみると、サークルのつなぎ目に手が挟まってしまい抜けないでいた。日頃の悪行三昧を思い出すと簡単に助けてやる気にはならず、リンリンと少し眺めてアハハハハ〜とリンリンのかたきをとってから手を抜いてやった。10分ぐらいはいい子にしていたが、すぐにフライングボディーアタックが再開された。今度ヒ〜ヒ〜言ってたら証拠写真撮っちゃってホームページにアップしちゃうからな。今朝もリラチンのおかげで早起きである。リラチンが活動を開始すると自動的にリンリンのスイッチが入り、リンリンは無茶苦茶声のキーが高いので、脳波を刺激する超音波攻撃を受けてひどい目覚めである。二日連続である。早めのオシッコに行き、今日も会えるかな?と辺りを見回したらリュックチャンが歩いていた。リラチンはリュックチャンのお父さんにブォ〜ォ!と挨拶をしてリュックチャンとスパーリングである。破壊力は互角とみた。アイチンとも遊びたそうなリュックチャンは別れを惜しみながらいつのもコースを歩いて行った。アイチンは今朝もガウガウである。それにしてもどこかのホームページで見たが、「バセンジーは人間に大ウケ、犬は大迷惑。」全くその通りである。

 

2005/5/18

昨日の夜からリラチンは壊れたように飛び回っている。リンリンがお泊まりに来たせいもあるが、地震の前のナマズとか、なんか悪いもんでも喰ったんじゃねぇ〜か、とか、そういう感じである。今朝は朝の5時半から活動を開始し、アイチンも治安維持の為アクビをしながら出動である。気が付くと父ちゃんの布団の上には白いものが散乱していて、とうとうリラチンが父ちゃんの布団をヤッツけてしまったかと思ったが、良く見たらリラチンのサークルを掃除する為のトイレットペーパーだった。リラチンが遊んでいるとリンリンも’ヒャ〜ヒャ〜ヒャ〜’と吠え、耳が壊れてしまいそうである。朝から不幸になりそうな予感である。せっかく早起きをしたのだからリュックチャンに会えるかも知れない、と、いつもより早めのオシッコに出動した。リュックチャンは信号でリラチンを見つけ赤信号を突破してこっちに突撃する構えを見せている。アイチンはガウガウで、リンリンは苦手な模様の犬が二人もいて困惑ぎみである。リラチンはリュックチャンと遊ぶのかと思ったら真っ先にリュックチャンのお父さんの所に行き、ブォ〜ォ!の連発である。リュックチャンは最近、家の隅でカーテンを引っ張り、錘りの鉛を飲んでしまってレントゲンを撮って来たとの事である。この季節、バセンジーの血が騒ぐのかも知れない。

 

2005/5/17

不思議なもので、10年間、アイチンと夕方の散歩をしていても振り向きもしなかった田んぼを見回っている近所のジ〜チャンが、なぜかリラチンを見ると’ニッ’とする。「コレハナンツ〜イヌダイ?フクキテメンゲェ〜コト、フッフッフッ。(これはなんという犬なんだい?服着て可愛いなぁ〜、フッフッフッ。)」と、声をかけてくれるまでになった。「アフリカの猟犬でバセンジーというのだそうです。」と答え、人んちの田んぼを点検しながらひと回り歩いてくる。純血種だろうが雑種だろうがドッグショーに出場しようとか繁殖しようという気が全く無い父ちゃんとしてはあまり大きな問題ではなく、結局の所、父ちゃんと仲良くやれるかどうかの問題だけなのだが、やっぱりブランドとキャラクターというのはそれなりの威力がある。アイチンはいいヤツだが、もの静かでインパクトに欠ける。なんか適当なブランド名をつける事が出来ないかと犬図鑑を眺めていたら”フィニッシュスピッツ”という犬種をみつけた。フィンランドの鳥を追う猟犬なんだそうでポメラニアンや日本スピッツの仲間らしい。アイチンは巻尾じゃないのでシッポの具合が違うがダマせそうだ。どなたか、家のアイチンを見かけた時は「アンタ、フィニッシュスピッツ?」と、聞いてやって下さい。目が慣れてくればだんだんそれらしく見えて来ます。

 

2005/5/16

昨日は夕方から冷たい風が入って来て寒くなった。さくらプラザから帰って来てファンヒーターをつけると早速リラチンは特等席でポックリと寝ている。寝ているリラチンの耳をめくったりゆっくりと点検をした。おかげさまでリラチンは元気いっぱいである。顔と耳には細かな傷がたくさんできた。アイチンと対決したり、振り向きざま、ゴチンとぶつけたりしている為である。アイチンは父ちゃんが食事をしていても父ちゃんの足下でくつろいでいるいい子である。リラチンはそのアイチンを踏み台にして父ちゃんの所にビョ〜ンと伸びる悪い子である。帰りの車の中では眠くなっちゃったリラチンがアイチンに無理矢理くっ付いて、アイチンもガガガッ!と、一応は怒るがシブシブリラチンの面倒を見ていた。アイチン、ごくろうさま。リラチン、温厚なアイチンに感謝しろよ。

 

2005/5/15

アイチンは家に来た1歳の時から年寄りと間違われるようなおとなしい犬である。食べ物の欲も他の犬と比べればあまりなく、人間がご飯を食べる時も少しクンクンクンと点検をするぐらいで特別問題を起こしたことはない。大変お利口さんな一人っ子のお嬢様だったわけであるが、昨年から状況が変わった。リラチンの出現である。基本的にふだんの生活はわがまま放題のリラチンが主導権を握っている。が、しかし、リラチンが調子をコキすぎて度が過ぎるとアイチンの怒りの鉄拳を喰らう。アイチンの機嫌が悪いときはリラチンが歩いているだけでガガガガガッ!と、怒っていて、それまで飛んだり跳ねたりしていたリラチンが硬直してカンガルーのように座っている。叱られてもすぐに忘れてしまうリラチンと、あまりやきもちを焼かずに時々マジギレになっているアイチンとなんともちょうどいい師弟関係になったもんだ。

 

2005/5/14

先週、さくらプラザのトリミング室のケージを移動できるようにキャスターを付けようとしたら市販のキャスターでボルトの仕様が合うものがなかった。とりあえず買って帰ってみたが当然使えなかった。「父ちゃんの仕事はこんなもんだ、ケッ」と、いうので一週間作戦を立てて、ムキになってケージの方の加工を始めた。金属加工は道具さえ揃っていれば問題はない。が、しかし、手持ちの木工用の道具では馬力が不足している。幸い最近、中国製の安い電動工具がありふれているので、ホームセンターに買いに行った。採算の問題ではない、誇りをかけた戦いである、と、プロジェクトXと勘違いした父ちゃんはホームセンターへ車を走らせたのである。アイチンとリラチンはお店でお留守番である。ホームセンターで値段と馬力の兼ね合いをウ〜ン、と唸りながら算数してみて、「父ちゃんの技術を持ってすればこれで行ける!」と、一番安い工具を買った。お金を払った後、吸い込まれるようにペット館に入った。イタリアングレーハウンドは丸まって寝ていた。寝ているイタリアングレーハウンドに「ウチノカ〜チャン、ケチデシブチンナンダ。マタアイニクルカラナ、ツレテカエレナクテゴメンナ。」と、呟きその場を小走りに立ち去った。ケージには無事にキャスターが付き、帰宅した後、アイチンはガ〜コ〜ガ〜コ〜と寝ていてリラチンは’ト〜チャ〜ン、アソボーッ!’と、体当たりを喰らわす。イタリアングレーハウンドは小型にしたリラチンがワンワン吠えるようなタイプだが、家に来たらどういう構図になるのか、少し考えただけでもきっと父ちゃんは一年中ブリブリブリ!と、意気健康になれそうな気がした。

 

2005/5/13

昨日はファンヒーターの前でリラチンの点検をした。リラチンには現在3ケのハゲがある。左耳の表裏に1ケずつと右目の上に1ケ、その他、その隣に予備軍らしきものが1ケある。いくらアイチンがガガガガガッ!ウガッ!と叱っても遊びたくて絡み付き、アイチンマジギレになってしまうのである。リラチンは極短毛で傷が付くと自動的にハゲになってしまうのだ。リラチン、もう少しオチトヤカな遊び、出来ないものでしょうか?

 

2005/5/12

昨日は久しぶりにアイチンが外の番犬をやった。夕方父ちゃんは宴会セット(鶏ガラスープの生ラーメンとジャンボチキンカツ、それからおやつ少々。)を買い家に帰った。リンリンがハヒョハヒョハヒョとうるさかったが、もうオシッコはしてしまったようなので第二班にしてリラチンと外にいるアイチンを迎えに行った。やっぱりリラチン一人で散歩に行くより、アイチンと一緒の方がリラチンもノリがいいようで、散歩の足取りも軽やかである。リラチンもリラチンなりに親分のアイチンを崇拝しているんだねぇ〜。家に戻り、引き続き第二班の出動である。リンリンは少し遊べばすぐに家に帰りたがるので、隣の広場で遊ばせておいた。適当にマーキングをしてウンチをして撤退である。家に入るとリラチンは父ちゃんの可愛いジャンボチキンカツを点検していた。鍋でお湯を湧かし、ヤカンでスープ用のお湯を湧かし、父ちゃん鼻歌混じりである。そうこうしている間もリラチンは「アタチオテツダイチマチュ。」と台所でビヨ〜ンと伸びてアイチンは父ちゃんをジッと見ている。麺を茹でる前にみんなの夕飯である。夕飯は一瞬みんなを幸せにするが、リンリンなどは噛みもしないで飲んでしまう。みんなをオッチメて父ちゃんは茹で上がったラーメンにジャンボチキンカツを乗せ、乾燥ワカメをペッペッペッと乗せ、ブラックペッパーをケッケッケッとかけて、「ウ〜ン、我ながら上出来だ!」と、ニヤニヤしながらジャンボチキンカツにかぶりつくのである。三人の視線は父ちゃんに釘付けである。しかし、そんな視線に負けるような父ちゃんではない。「アンタらにはチ〜っと塩っぱいんだよっ、ナァ〜。」湯気で眼鏡を曇らせながらニヤニヤした父ちゃんはみんなの注目を一身に浴び、ひとときの恍惚に浸ったのである。

 

2005/5/11

昨日の夕方、給水器を買いにホームセンターへ立ち寄った。給水器が思っていたよりも高いので、とりあえずイタリアングレーハウンドを見た。元気そうで何よりである。ケージに取り付いけている給水器をよく見てみると水のタンクはペットボトルだった。ペットボトルを取り付けるタイプは普通の給水器の1/3の値段だった。世の中考える人は考えるんだねぇ〜。家で早速リラチンちに付けてみるとなかなかいい遊び道具になった。今日は佳代ちゃんは帰りが遅いのだそうである。ヌフフフッ!

 

2005/5/10

リラチンは潔癖性の為なのか、砂漠の犬の本能なのか、オシッコを舐めてしまうというヘンな癖がある。昨日家に帰り着いてリラチンと散歩に行こうと思ったらいつもと様子が違い、サークルからなかなか出てこなかった。なんでなのかわからないままダッコしてサークルから出してやり胴輪を付けて散歩に行った。確か、シーツにはオシッコをしていなかったはずなのだが、とうとうオシッコをしないで田んぼの土手を歩いて来た。帰って来てカポカポと水を飲むリラチンを見てもう一度サークルを点検した。数滴のオシッコが残っていた。推測だけど、恐らくのどの乾いたリラチンは、オシッコをシーツにしてしまうと吸収してしまうので、シーツにはしないでそれを舐めて乾きを潤したのかも知れない。シーツにしないのはいけない事なので、気まずさから出て来れなかった、と見ている。でもこれは水を入れておいてあげなかった人間のせいである。リラチンもガマンの末、不本意ながらやったことである。父ちゃんはファンヒーターの前でゴメンナサイ、と、リラチンに謝った。犬は舌を使って水を口の中にかき込むことを覚えないといけない、という教育方針から給水器は使わなかったが、夏場の緊急用に給水器を準備しておくことにした。

 

2005/5/9

今朝のリラチンは昨日のブルーモードの続きで始まった。佳代ちゃんがシッコに連れて行ったが15分歩いてもシッコをしないで帰ってきた。大変ご立腹なされている。家のルールでは外でシッコをしない時はハウスのトイレシーツでする、するまではハウスから出してもらえない、と、いうことにしているので、朝から自動的にハウスである。リラチンはイジけてトイレシーツをブリブリに破きまた叱られるネタを作ってしまった。仕方がないので寝ぼけながら父ちゃんともう一度シッコに行ったらジャージャーの大ションである。なんの加減でガマンしていたものか不思議である。戻ってくるとイジけブルーモードは終わり、やっとのおもいで履いた靴下を引っ張って脱がしてくれた。父ちゃんが読んでいた新聞を破き、アイチンに絡み、アイチンはガーガーガーガー!ウガッ!と怒りリラチンがバックした拍子に父ちゃんに頭突きである。星が見えて眼鏡がヒン曲がってしまった。とりあえずアイチンとリラチンにゲンコをして父ちゃんはブリブリイジけて出社である。月曜の朝からンモーッ!

 

2005/5/8

今日のリラチンはややブルーである。原因は不明である。調子が悪いのかも知れないと思い、ウンチを見たりナデナデしてみたりしたが、体調については問題は無さそうだ。リラチンが静かだと自動的にアイチンも穏やかで身体の休まる休日となった。夕飯の時もあまりうれしくならないで事務的に食べていた。家の中は沼の底のような静けさである。ところで最近のリラ日記では佳代ちゃんの表記を’母ちゃん’ではなく’佳代ちゃん’にしている。これは昨日の夕方の時点で未だ里親が現れないイタリアングレーハウンドはやっぱり父ちゃんが里親になるわけにはいかないだろうか?との思いで、「そうか、父ちゃんのヤロー、そこまでシビレていやがるのか、シャ〜ネェ〜な。」と、佳代ちゃんに思わせるための政治的配慮によるものである。

 

2005/5/7

久しぶりの雨である。リラチンは雨が降ると外に出たがらなくなり、かたくなに玄関で踏ん張っている。しかし、シッコはリラチンの重要課題なので、父ちゃんか佳代ちゃんがリラチンをダッコして現場へ向かう事になる。帰って来た後はファンヒーターの前でレロレロと毛繕いをして、足がピカピカになると丸まってアクビをしてポワッと言っている。雨の日の怪奇現象である。

 

2005/5/6

昨日は夕方から父ちゃんの兄貴んち御一行様と会った。アイチンは2歳児ヒデキに’大きなカブゴッコ’につきあわされた。(リードを持ってウントコショ、ドッコイショ、とリードを引っ張る。)リラチンは小学生のカズキに付きまとわれて困った顔をしている。あまり動物との接触がないせいか、性分なのか、うまく対処が出来ないようで、アイチンは最後には嫌気がさしてガウガウ怒っていた。動物を見て何かを感じてパートナーだと思う子供、おもちゃと勘違いしている子供、人間もいろいろだね。アイチンとリラチンにしてみれば、普段は父ちゃんと母ちゃんとアイチンにリラチンにと食事以外は犬と人間の区別はなく暮らしているわけで、急に子供達に犬だ!犬だ!と騒がれてだいぶ困惑していたようである。犬は正直で態度や表情にあらわれるものである。アイチンは特に子供が苦手で、もう少し子供と付き合えるようになればなぁ〜、と、思っていたが、犬が好きでも嫌いでもなくどうでもいい子もいるので、身の安全の為にはアイチンは今のままがいいようである。

 

2005/5/5

子供の日である。今朝のリラチンはさくらプラザに出勤する佳代ちゃんを追いかけてガラスの入っている障子に体当たりした。ガラスがはずれ、玄関のフロアーは割れたガラスが散乱している。ヤバイことをした、と、リラチンはテーブルの下に隠れている。父ちゃんの顔色をうかがってテーブルの下から出てきた。肉球が切れてしまっては大変なので、リラチンをハウスさせてガラスの片づけである。今日の日付でリラチンの写真集を作り直した。冬の写真が多いせいもあるのだが、なんともファンヒーターを背負った写真が多い。退屈な方はぜひ見てください。

 

2005/5/4

ゴールデンウィークである。にもかかわらず早起きなのである。これはリラチンが朝から活動を開始することによる。父ちゃんは早寝早起きで健康になってしまいそうである。最近、佳代ちゃんが’さくら日記’なるものを立ち上げた。なにやらゴニョゴニョとパソコンに向かって書いている。’父ちゃんのリラ日記’の読者をとられてしまうのではないだろうか?やっぱり、もっとソフトな文体で読者層を引きつけようか、それとももっとハードボイルドな文体がいいか、等とみみっちぃ〜事を考えたりしてみたが、あまりカッコ良くないのでやめた。やっぱり所詮はリラチンのトーチャンである。トーチャンは父ちゃんキャラで行くしかない。今日はリラチンが静かによく寝る日だったので、ゆっくり考え事が出来た。

 

2005/5/3

今日は那須塩原市のILIOさんちに行って来た。最近、リラチンは力をもてあましていて、特に夕べなどはリンリンをいじめ、寝ているアイチンに絡み、佳代ちゃんに頭突きをかまして家の中は大変な騒ぎだったのである。ILIOさんの家はたくさん犬達がいて犬達が自由に歩けるように柵をまわしていて、リラチンをリードフリーにしてみたいとお願いしてみたところ快く承諾していただいた次第である。ILIOさんちには現在7ヶ月の大きなゴールデンレトリバーのおうじ君がいてリラチンの恰好の遊び相手である。内弁慶のリラチンは始めはおうじ君に追いかけ回されて、びっくりして逃げてばかりである。逃げているうちに曲がる方向をまちがえておうじ君に”ドッカ〜ン”とフッ飛ばされていた。しかし、おうじ君が走り疲れてノビてくると、おうじ君を点検したり後ろに付いて行ったりとなかなかしたたかである。やっぱり社交性は大切だなあぁ〜。おうじ君とリラチンが一息入れたところで、ILIOさんにお願いしておうじ君の大きな肉球を見せてもらった。ライオンのようである。お礼にリラチンのバセンジー名物”つながったハート形肉球”を見せてあげた。それにしても不思議な肉球である。今日はリラチンのためにILIOさん、お父さん、お母さん、おうじ君、みなさんありがとうございました。

 

2005/5/2

昨日のリラチンはたっぷり運動をしてポックリと寝ていた。久しぶりに寝ぼけながら父ちゃんの膝の上に乗って来て丸まっていた。おとなしいと大変いい子である。気のせいか少し身体がガッチリしたようで、体重も増えたのではないかと思う。いまだ成長中か?

 

2005/5/1

夕べ、リラチンは父ちゃんのビールのコップをテーブルから落とした。酒の一滴、血の一滴。今朝は佳代ちゃんの豆乳をテーブルから引っ張り落とした。リラチンも何か報われないらしい。ガス抜きが必要と判断した父ちゃんは、アイチンと共にリラチンをさくらプラザへ連れていった。ボール遊びに周辺を散歩して、そして洋服のモデルさんである。さすがにクタびれたようで、夕方はグッスリと寝ていた。寝ているリラチンにタオルを掛けてやり、あぁ〜優しい父ちゃんだなぁ〜。ところでほとんど病気の父ちゃんは、午前中にまたイタリアングレーハウンドを見てきた。里親が現れていないのは残念だが、元気そうで何よりである。それにしても、ンッガワイィ〜。

 

2005/4/30

今朝はリュックチャンと対面できた。アイチンはバセンジーが二人もいてガウガウである。リラチンとリュックチャンは黙々とスパーリングである。関西の人のホームページでバセンジーマップというのを作っている人がいて、福島県は0になっていたので、ぜひリラチンとリュックチャンを登録したいとリュックチャンのお父さんに申し出たところ、快く承諾していただいた。早速、佳代ちゃんのデジガメ君を持ってくると「夕べバッテリーが切れちゃったのよォ〜」と言っている。せっかくアイチンと走って持って来たのに。ンモォ〜!次の機会にぜひお願いいたします。

 

2005/4/29

今日は祝日である。家にいたらリラチンは障子を破りのぞき穴を作り父ちゃんを見張っている。仕方がないので父ちゃんの用事に付き合ってアイチンもリラチンもドライブである。ショッピングセンターの駐車場でリラチンは知らないおばさんにブォ〜ォと愛嬌を振りまいていた。今日は父ちゃんもいろいろ用を済ませなければいけないので、アイチンもリラチンもさくらプラザで留守番である。リラチンは嫌いなシャンプーもしてもらった。ゆっくり遊びたいところではあるが、致し方ない。夕方家に帰ってくるとリラチンはしばらくファンヒーターを眺めていたが、そのまま丸まって寝てしまった。今日は精神的に疲れたみたいだ。今度の休みはゆっくり遊ボーなっ、なっ!

 

2005/4/28

昨日、家に帰ると佳代ちゃんが「父ちゃんに内緒でイタリアングレーハウンドを見てきた。」と、言っていた。濃いグレーで目がクリッとしていて利発そうな女の子である。「絶対に買わない。」と、頑ななのである。昨日はさくらプラザの定休日でリンリンが来ていたのだが、リラチンはリンリンのサークルをフライングボディーアタックで突破し、嫌がるリンリンをいじめ、父ちゃんに叱られるとアイチンに絡み、アイチンにウガッと叱られると、腹いせに父ちゃんを囓る。仕方がないので、ムチャクチャ暖かい日なのにファンヒーターのスイッチを入れた。「アンタ、お姉ちゃんになれますか?」と、聞いてみた。リラチンは顔面をあぶりながらウトウトしている。父ちゃんはいかりや長介さんになってしまい、「ダメだ、こりゃ」である。

 

2005/4/27

昨日、会社の帰りにホームセンターへ寄り道をした。ペット館でアイチンとリラチンのガムを買って犬達の顔を見た。残念ながらイタリアングレーハウンドはまだ里親が現れずにそこにいた。ウンチを転がして遊んでいる姿を見ていたたまれず帰宅した。父ちゃんのルールブックでは、人間の都合で生まれた動物は最後まで人間が出来る限りの事をし、その最後は人間が決めるべきではない、としている。人間はある時期から自立の道を歩まねばならず、人間のマザコンは人に迷惑をかけないように調子をコキだしたらゲンコでも喰らわしておけばいいのだが、野性を失った動物は死ぬまで里親に依存していないと不幸を招くのである。そんな理由からアイチンもリラチンも避妊手術を済ませている。年中、囓られた〜の、痛てぇ〜の、ゲンゴ喰らわした〜の、とワーワーやっていてもその信念にブレは無い。イタリアングレーハウンドも一日も早くいい里親の元に行けることを願うばかりである。家で佳代ちゃんにそんな話をすると、「あ〜っ、もう言わないで、ほしくなるから。」と、いう。父ちゃんは犬に捧げたこの人生、ウジャウジャ犬だらけ大歓迎だけど、独断で無理に連れてくる気はない。家のみんなの協力なくして育てることは出来ない。アイチンは大丈夫としてリラチン、アンタお姉ちゃんになれますか?

 

2005/4/26

朝の6時頃からアイチンとリラチンは縄張り争いである。リラチンというのは水戸黄門に出てくる悪代官のように分かりやすい親切な悪党なのだが、今朝はアイチンと一戦交えるにあたって、まず、父ちゃんをツンツンして起こし、父ちゃんはアタチノ味方ヨ、と、政治的なプレッシャーをアイチンに与えて、それからガルルッと戦場へ向かうのである。戦場は母ちゃんの枕元で、従って父ちゃんを味方に付けてみても戦略上ほとんど意味がない。アイチンは信仰心が強いのかヴゥ〜ッと念仏を唱え始め、悟りを開いたところでガガガガガ!ウガッ!とリラチンを追い払う。フライングボディーアタックのタイミングを逃したリラチンは父ちゃんの所まで戦線後退である。アイチンは念仏を唱え続け、リラチンもギュリュリュ〜となにやら独り言を唸り、二人の視線はバチバチと火花が散っている。いい加減うっとうしいので父ちゃんはムクッと起き上がり「やかましい!テメェ〜ら!」と二人にウメボシゲンコツを落とすに到る。ゲンコをもらって嬉しくなったリラチンは壊れてしまって飛び跳ね回っている。雀がチュンチュンと鳴く静かな朝ってどこ行っちゃったんだろう?

 

2005/4/25

夕べからリラチンはグッスリ寝ている。父ちゃんをツンツンしたり、ガリガリしたりする事もなく、朝まで父ちゃんの布団に潜っていたようだ。もっとも、父ちゃんも意識不明の重体だったので、夜中に自分がどうなっているのかはわからんが。なんにしても、モーニングガジガジの威力は今ひとつ破壊力に欠け、父ちゃんとしては快適な朝である。まっ、アイチンもリラチンも一日ゆっくりしてちょうだい。父ちゃんも会社でゆっくりするから。

 

2005/4/24

朝8時前にみんなを車に詰め込んで出発した。目的地は前橋の赤城山の麓である。全行程約350キロの長旅である。アイチンは黒磯(現那須塩原市)より南下するのは初めてである。高速道路でも二人ともいい子にしていて順調に巡航できた。途中、サービスエリアに立ち寄った。アイチンとリラチンも芝生の上を少し歩いて休憩である。再出発した後の母ちゃんの話しでは、父ちゃんのいない隙に小学生に会ったそうである。ナデナデしてもらって母ちゃんが「父ちゃん来たから行こう。」と、言うと小学生が「父ちゃんだってよっ。」とナマイキな事を言っていたそうである。もっと早く知っていればどうせ二度と会うわけではないので「父ちゃんでなんか文句あんのか!さてはお前クレヨンしんちゃん見てねぇ〜な!」と、ウメボシゲンコツを喰らわしておくとこだったのに惜しい事をした。絶滅寸前だが、日本の頑固一徹ブリブリ親父は石原慎太郎さんを筆頭にいまだ健在なのである。一般道の様子がわからないので、高速を降りる手前でシッコを済ませようと再びサービスエリアに入った。芝生の木陰でアイチンは水を飲み、事件はその時起こった。リラチンの首輪の金具が壊れてリラチンは一目散に走り出したのだ。この時、父ちゃんも自分のシッコをしていたのだが外で母ちゃんの「リラチン!」という雄叫びが聞こえてチャックをあげながら外に飛び出した次第である。母ちゃんは鬼の形相でアイチンを引きずり、女子トイレでリラチンを捕獲した。どうやらリラチンは父ちゃんを追いかけてきたようである。車にひかれなくて良かった。父ちゃんも母ちゃんも心臓バクバクである。とりあえず、首輪の金具を修理して目的地へと向かった。山道を走り、11時頃目的地に到着した。現地では母ちゃんは講習会なので、近所の巨大な墓地公園を散歩してみた。アイチンもリラチンも自分たちの知らない臭いがするようで、アイチンはマーキングに余念がなく、リラチンはビビリ気味である。しかし、バードウォッチングに来ていたおじさんとおばさんにナデナデしてもらい、リラチンもだんだん調子を出してきて、しつこくなってきたので退散した。母ちゃんはなかなかしぶとく、5時間近く粘っている。父ちゃんもアイチンもリラチンも飽きちゃって飽きちゃって飽きちゃって飽きちゃって飽きちゃって車の中でウツラウツラと寝てしまった。待ちくたびれた。帰りは太田市と足利市の境に住んでいる、「群馬のノブチャン」ちに立ち寄った。ノブチャンとは19才の時からのつき合いである。ノブチャンと河川敷を散歩した。アイチンは今日3回目のウンチをしてマーキングに余念がない。恐るべしバーチャンである。リラチンはノブチャンと少し遊んでみたが、疲れたのか、緊張気味なのかブォ〜ォはついに不発に終わった。ノブチャンにバイバイして高速に入り、パーキングエリアに入った。母ちゃんが喰いたいものを奢ってくれるというので、「佐野ラーメン、テイクアウトで」と答えた。まったく安上がりな親父である。高速ではアイチンは後ろの席を占領し、リラチンはオコチャマなので母ちゃんダッコでグーグー寝ている。こうしてアイチンとリラチンの家族旅行は無事全行程を完了し、留守番していたリンリンとの再会を果たしたのである。ゴクローサンである。

 

2005/4/23

今日は休日である。少し用事があるので、午前中に会社に行った。アイチンは母ちゃんとお店に行っている。天気もいいのでリラチンは父ちゃんとドライブである。人間の独断と偏見である。会社で用をチャッチャと済まし、リラチンのシッコをチッとして用事が増える前に撤収してきた。少し買い物をしてさくらプラザへ向かい、リラチンは一通りのいたずらをしてアイチンとともに家に帰ってきた。車の中でバランスをとっているのが大変らしく、帰ってきたら少しだけアイチンとケンカをして後はぐっすりと寝てしまった。明日は長旅である。

 

2005/4/22

会社から戻りリラチンと散歩に出かけた。公園の隅で近所のコーギーに会い、リラチンはいつもの通りバンザイをして臨戦体制である。リラチンの遊びは世間では通用しないので、父ちゃんはペラペラしないで早期退散を心掛けた。いつもの農道を歩くと間もなく田植えの時期で田んぼに水をはっている。リラチンは土手で他の犬のマーキングを点検している。この作業はアイチンに劣らずしつこくて、3歩進んで2歩下がるを繰り返す。コースそのものはたいした距離ではないが、リラチンに万歩計を付けておいたら驚異的な数字を記録するのではないかと思う。家が近付くとリラチンは踏ん張って家に向かおうとしない。まだ遊んでいたいらしい。しかし、今の季節はまだ夕方からキュッと寒くなるので、お腹の調子の悪いリラチンを遊ばせておくわけには行かない。父ちゃんはリラチンをダッコして家に向かった。ダッコして歩いていると隣のおばさんに会ってしまった。犬をダッコしてニタニタしてこの親父は何をやっているのだろう?自分でもそう思うので、隣のおばさんもそう思っているに違いない。

 

2005/4/21

最近のリラチンはどうやら父ちゃんに警戒心を強めているようである。良く眺めてみると父ちゃんと母ちゃんに対する対応が明らかに違う。リードつけるにしても母ちゃんには座れが出来て父ちゃんとは捕物帳になってしまう。リラチンにしてみれば遊んでいるのかも知れない。何にしてもライバルの母ちゃんに差を付けられるのは面白くない事である。父ちゃんというのは孤独な生き物なのだ。悲しいので寝てしまう事にしよう。zzzz・・・・ぐすん。

 

2005/4/20

天候がコロコロと変わるせいかリラチンはもう一つ調子が出ないようである。アイチンもうちに来た年の夏によく尖った葉を食べてはゲボをしてお腹の調子を整えていたが、リラチンも今同じような状況である。悪ければおとなしくしていればいいのにリラチンは飛んだり跳ねたり齧ったり忙しい。リラチンなりに父ちゃん、調子悪いゾ〜と伝えているのかも知れない。しかし、ナデナデしてやろうと手を出すとパクッと手を齧るし、おいで、と手を伸ばせばバンザイしながらフライングボディーアタックである。やっぱりタイトルマッチになってしまう。リラチンの不思議、奥が深い。アイチンと培ったコンタクトの手段はほとんど通用しない。父ちゃんの自信は砂時計のようにサラサラと流れて行ってしまうのである。

 

2005/4/19

リラチンも平日は退屈な毎日を送っている。会社から戻ると独りぼっちでサークルで留守番をしている。父ちゃんの姿を見つけてアキレス腱を伸ばす。まだ寝ぼけたまま夕方の散歩に出かける。主な目的はシッコとウンチなのでリラチンの気分が乗らない時は早めに撤収してくる。帰ってくるとまだ肌寒いのでファンヒーターを背負って寝ている。アイチン達が帰ってくると嬉しさのあまりパワー全開でアイチンに体当たりを喰らわす。当然アイチンは怒る。嬉しくて走り回っているうちについでに父ちゃんに噛み付く。当然父ちゃんも怒る。一段落するとまたファンヒーターを背負って寝ている。平日のリラチンはだいたいこんなもんである。

 

2005/4/18

夕べの父ちゃんはクタびれたので早く寝てしまった。何時頃の出来事かはわからないが、父ちゃんの布団で巣作りを始めるアイチンと無理矢理もぐり込んで来るリラチンが縄張り争いをしていた。あのぉぅ〜ここは父ちゃんの縄張りなんですが・・・

 

2005/4/17

幸い今日はお日さんが顔を出している。家でノンビリと過ごす予定だったが、リラチンは退屈してしまい、ガジガジと日向ボッコである。父ちゃんもガジガジは痛いので、ガス抜きのため、さくらプラザに行った。特別用事はなかったが目的はただ一つ、営業妨害である。一通り破壊活動を行い、昨日に引き続き母ちゃんに追い返された。帰って来たリラチンはまたお昼寝である。アイタピアピアである。夕方、部屋の中がスーッと寒くなったような気がした。それでも20度である。リラチンはアイチンにしつこく絡み、父ちゃんをかじる。仕方がないのでファンヒーターをカンカンにしてやった。リラチンご満悦である。こんな教育方針でいいのだろうか?

 

2005/4/16

本日は休日である。暑くなったりキュッと冷え込んだりアイチンもリラチンも父ちゃんも体調は一進一退である。久しぶりにホームセンターへ行ってみた。安売りのDVD-Rと台所の洗剤を買って、ペット館へ向かったのである。ペット館ではこの冬に生まれた生体がたくさんいて、春のかきいれ時である。その中にイタリアングレーハウンドがいて、父ちゃんの目をひいた。どうも毛の短いツルツルの犬に目を惹かれてしまうのである。リラチンとであった時のように丸まって寝ていた。生後4ヶ月、やや人間不信気味、と、父ちゃんは見た。寒い白河では不利な犬である。夜、リラチンをなでながら「アンタ、お姉ぇ〜チャンになれるか?」と、聞いてみた。リラチンはファンヒーターを背負ってアクビをした。「見ると欲しくなるから見ない。」と、母ちゃんが言った。父ちゃんも同意見である。

 

2004/4/15

久しぶりにフセの練習をした。リラチンはよく覚えていて、ドタッ!とフセる。父ちゃんと二人ぼっちでいると父ちゃんの面倒見の良いいい子である。アイチンが帰ってくると嬉しさのあまり雄叫びをあげながらアイチンにからむ。夕べもアイチンに何発か噛まれていた。果たしてリラチンの思いはアイチンに伝わるのか?リラチンは穏やかな親愛の表現を覚える事ができるのか?何にしてもアイチンが帰ってくると父ちゃんはリラチンに忘れられてしまう。手に練習用のドッグフードだけが空しく残り、父ちゃんはテレビっ子になるのである。

 

2004/4/14

昨日は無事に愛犬登録が済んだようである。リラチンは結構内弁慶の所があって、たくさん犬が集合したり知らない家に行ったりするととたんにお腹を壊したりするのである。父ちゃんいじめをしている時とはまるで別の犬である。夜は昨日に引き続きリンリンと仲良ししていた。少しづつ練習すればリンリンもピーピー騒がなくなるようになりそうだ。

 

2004/4/13

昨日から父ちゃんとリラチンの関係は冷え込んでいる。しかし、モーニングガジガジがない事はいいことだ。夕べはお泊まりに来たリンリンをサークルから出しておいてやった。普段リラチンにビビッているリンリンも、父ちゃんにくっ付いてイバっていた。リラチンはリンリンと父ちゃんが仲良くしているのが面白くなかったらしい。アイチンとリラチンとリンリンの3人が平常心でいられるまでにはまだ果てしない道のりが有るようである。今日はアイチンとリラチンは狂犬病の予防接種を受ける日である。

 

2004/4/12

今日は春の花冷えである。午後から冷たい雨が降る予報である。朝モタモタと起きるとアイチンとリラチンはすでに母ちゃんとシッコを済ませて丸まっていた。リラチンはファンヒーターを背負って切ない顔をしている。モーニングガジガジをするほどのガッツはないようだ。昨年リラチンが家に来た頃はこんなにわけのわからない犬がいるのだろうか?と、思ったが、今にして思えばこんなにわかりやすいヤツもいない。始末の悪い人間のようだ。何とも静かな朝である。

 

2005/4/11

20度という気温はリラチンは寒く感じているようである。しかし、さすがにいつまでもファンヒーターに頼る訳にはいかない。仕方がないので、春物をやめ、冬物の洋服に着替えた。リラチンの温度の感覚は不思議である。今週は狂犬病の予防接種があり、家の辺りでは近所の公民館にゾロゾロと犬が集まり片っ端から注射されるわけだが、今年はリラチンも新規愛犬登録をしなければならない。大型家畜の獣医さんが来ても話しが通じないので、犬の獣医さんが担当医で来る事を祈るのみである。

 

2005/4/10

暖かい日である。少しさくらプラザへ遊びに行ってお昼を食べて帰って来た。暑いぐらいの陽気になり、夕方は昨日に引き続き河川敷をたっぷりと歩いて来た。リラチンはファンヒーターがついていないとヤブれている。仕方なくスイッチを入れてやったが、温度上昇に伴い、自動的に運転停止した。リラチン、そんなにせつない顔すんなよ。アイチンは体調不良のようで夕飯を食べなかった。

 

2005/4/9

天気がよく気分のいい土曜日である。父ちゃんは車のタイヤ交換、母ちゃんはお仕事、リラチンは運動会、アイチンはお昼寝とのどかな週末である。お店でたっぷり遊び、家に帰って来た。夕方は早めに散歩に出かけて近所の河川敷を歩いた。アイチンもリラチンも他の犬のマーキングを点検するのに大忙しである。一時間程歩いて帰って来た。さすがにリラチンもくたびれたようだ。静かな夜である。

 

2005/4/8

昨日残業をして家に帰るとリラチンは悪党三昧でガジガジ攻撃の真っ最中だった。しかし、原因は分かっている。ファンヒーターがついていないのだ。リラチンはその性分から友達がいない。リラチンから見りゃみんな友達のつもりだが。従ってリラチンが愛すべき親友はファンヒーターのみとなる。夜の10時を回ったところでスイッチを入れた。リラチンは吹き出し口の前で顔面をあぶっている。それにしてもねぇ〜、20度以上あればファンヒーターはいらないんじゃねぇ〜の?アイチンは暑ちくて水ばっかし飲んでるよ。

 

2005/4/7

昨日は異常気象であった。甲府で30.2度を記録した、と、夕方のニュースで言っていた。白河も暑かった。27度まで気温が上がった。さぞリラチンには有り難い天気だろうと思っていながら会社からの帰りにカンセキ白河店に立ち寄った。この冬に生まれた子犬達がたくさんいた。なかでもイタリアングレーハウンドは精悍でカッコよかった。あまり見ていると連れて帰りたくなってしまい、母ちゃんにブッ飛ばされかねないと判断し、フンパツして特大ガムを買って家に帰った。家に帰り着くとリラチンは日中は母ちゃんに叱られっぱなしだったようで、父ちゃんが帰って来るまでハウスさせられていた。ガジガジ攻撃を繰り返し、物を壊し、悪党三昧だったようである。わがままダダッ子リラチンに戻ってしまったのか?さすがに夜は4月の気温に戻り、ファンヒーターのスイッチを入れた。温風が吹き出してくると、リラチンは吹き出し口の正面を陣取り丸まっていい子になった。そうか、ファンヒーターが動いていない、と、怒っていたのか。しかしねぇ〜、室温が20度あればファンヒーターを止めさせていただいてもよろしいんじゃないでしょうかねぇ〜。今朝はリュックチャンにあった。リュックチャンも「ストーブつけろ〜!」と、ヤブれて暮らしているのだろうか?

 

2005/4/6

昨日の夕方からリンリンがお泊まりに来ている。リラチンは体調不良なのか、アイチンに怒られすぎた腹いせなのか、久々にみんなの邪魔をして悪い子である。しばらくリラチンの事を叱っていなかったが、リラ日記で検証すると2/14日の日記で対決姿勢から耳もとで念仏を唱える作戦に変更している。叱ってやろうと思ったが作戦変更に従い、飛び跳ねているリラチンを捕まえて耳もとでゴニョゴニョと説教をしてやった。父ちゃんが念仏を唱えはじめると母ちゃんも「そう、そう」と賛同し、両親のダブルクドクド説教攻撃である。父ちゃんの子供の頃の経験からいうと、これは精神的に追い詰められ、陰険になるので得意技にはしたくない。やっぱりリングでいい汗かいてトップロープからのフライングボディーアタックで決着をつけるしかないか。

 

2005/4/5

夕べはアイチンとリラチンがケンカばかりしていた。なぜか機嫌の悪いアイチンと遊びたくて仕方がないリラチンがマジギレ紛争になってしまうのである。気休めにガムをあげたらリラチンはトットとガムをやっつけて退屈になってしまった。アイチンもバカみたいにヴ〜ッ!と言わなければいいのに、ヴ〜ッ!とうるさいのでリラチンもアイチンのところにまだガムがあると、チョッカイを出しに行く。あまりうるさくて近所迷惑なので、アイチンのガムは没収した。没収された腹いせなのか、アイチンは父ちゃんが気を失うまでヴ〜ッとお経を唱え続けていた。アンタらね、いい加減にしろよ。

 

2005/4/4

冬に逆戻りしたような気温の上がらない日である。週末くたびれたのか、リラチンは少しお腹の調子が悪く、丸まって寝ている。久しぶりにモーニングガジガジの無い朝である。過保護な父ちゃんはリラチンのところにホカペットを入れてくれるよう、母ちゃんにお願いをして出社した。仕事は適当にしておいて早く帰ってファンヒーターのスイッチを入れてあげるからね。

 

2005/4/3

今日もお店に行った。朝開店した頃、周平がやって来た。リラチンは周平と遊びたくて周平にからんでいる。周平も夕べのるみちゃんのように触りたくてリラチンと遊んでいる。そのうちに周平が走り出した。リラチンは走るものは追い掛ける習性なので、追いかけっこになった。キャーキャー喜んでいた周平もついにコーナーに追い詰められ半ベソである。仕方が無いので父ちゃんが仲裁に入った。午後は家に帰って来てリラチンと河川敷を1時間程散歩した。近所の牛舎で牛を眺めて帰って来た。一方、お店にいるアイチンは昨日に引き続き、子守りをしていたようだ。昨日のるみちゃんのようにアイチンに触りたい周平は寝ているアイチンに手を出したそうだ。アイチンはびっくりして、ウガッ!と周平を叱ったそうである。るみちゃんのような訳にはいかない。アイチンは幼児に厳しく、乳児にはやさしいのか?不思議である。アイチンもリラチンもグッタリとクタビれたようで、夜はグッスリと寝ていた。

 

2005/4/2

アイチンがお店に出勤して行った為、父ちゃんと二人でマッタリしている。退屈してしまってお昼頃さくらプラザへ行った。しかし、周平達が来ていてリラチンはケージの中である。夜は周平がママとアンパンマンミュージアム(注:ミュージカルの周平語)を見に行った為、妹のるみちゃんは父ちゃんちで周平達の帰りを待っている。リラチンは家に帰って来てもサークルの中である。致し方ない。るみちゃんはアイチンに触りたくて歩伏前進でアイチンのところへ行った。アイチンが怒るかとヒヤヒヤしたが、びっくりしたことにアイチンはるみちゃんを容認し、るみちゃんの抱きまくらになってくれたのである。山犬のモロとサンの状態である。耳を引っ張られ、要所要所よだれまみれでジッと耐えている。アイチン、エライぞ!それにしてもアイチンが子供を容認したのは生まれて初めてである。

 

2005/4/1

最近朝のシッコには母ちゃんが出動している。父ちゃんは根性が足りず、シッコから帰って来たリラチンのガジガジ攻撃での目覚めである。朝シッコをしていると何度かリュックチャンに合ったそうである。リラチンはみんな友達なので、リュックチャンちのお父さんにもブオォ〜オ!と雄叫びを発していた。リュックチャンはほとんど声を出す事は無いそうで、リラチンのブオォ〜オ!で喜んでいた、との事である。リラチンは静かに黙々とガジガジしている印象があるが、毎日アイチンと鍛えているせいか、バセンジーにしては声を出す方なのかも知れない。なにしろバセンジーはリラチンとリュックチャンの姉妹しか知らない。いろんなバセンジーを見てみたいような気もする。しかし、バセンジーの集団がいたら卒倒してしまうかも知れない。父ちゃんにオカルトを見る趣味は無い。

 

2005/3/31

昨日はアイチンとリラチンがガムの奪い合いを始めた。アイチンが優勢だった戦況は、しつこくて一歩も引かないリラチンにアイチンが譲った形となった。ガムをくわえながらイバっているリラチンを懲らしめてやろうと父ちゃんはガルル!ウガーッ!と睨みを利かした。リラチンはガムをポロッと落とした。ガムの所有権は父ちゃんに移った。猿の群れのボス猿になった心境である。

 

2005/3/30

リラチンはお腹を壊しやすいので動物病院取り扱いのドッグフードを食べている。定期的に会社から電話があり、代引きで注文をするシステムである。父ちゃんは熱を出し、家で転がっていると、この会社から「担当が変わりました。」と、電話があった。「バセンジーは足が速いですよね。この間、友達のうちのバセンジーにうちのダルメシアンが負けちゃいました。この子(バセンジー)、アフガンハウンドにも勝っちゃたんです。」「へぇ〜そりゃ速ぇ〜や。」と、世間話しをしていた。そうか、リラチンの足はそんなに速いのか。でも、集中力が無くてまっすぐに走れないからドッグレースで勝つことは無いだろうな。

 

2005/3/29

雨が降るとリラチンは散歩どころではない。ウンチもシッコもしないでもう家に帰りたくて仕方がない。帰ってくるとファンヒーターの前でレロレロとやっている。父ちゃんはリラチンのシッコに怯えながら寝ている。夜中にリラチンが「布団に入れろ!」と、父ちゃんの顔をガリガリやった。父ちゃんはリラチンの言いなりである。寝ぼけているとリラチンは父ちゃんの腕を丸太ん棒のようにくわえ、ちょうどいいポジションにセットして枕にしていた。父ちゃんの腕にはくっきりと歯形が付いていた。ウ〜ン、困った娘だ。

 

2005/3/28

昨日は体調が悪かったせいか夜はずっとおとなしく寝ていた。結局朝まで父ちゃんの布団の中にいたようだ。2回程目を覚ました。リラチンをナデナデしてみると向きが反対になったり布団の中でクルクルと回っているようだ。悪い時はおとなしくいい子にしてような、なっ!

 

2005/3/27

アイチンもリラチンも体調がすぐれないようである。リラチンがグズってガジガジするのでさくらプラザへ行った。あの手この手とイタズラをする。悪い事と分かっていてやるのである。イタズラをしている現場を押さえた時はリラチンの動きが止まる。ちょうどねずみと目が合った感じに似ている。午後は家でゴロンと寝ていた。

 

2005/3/26

最近、残業が続き、夕方の散歩も母ちゃんが行っている。父ちゃんが帰るとリラチンは熱烈な歓迎をする。父ちゃんもホッと一息である。就寝前に父ちゃんはアイチンとポジション争いを繰りひろげ、どうにか寝場所を確保する。夜中はリラチンがトンネルごっこをして出たり入ったりしている。今朝がたは母ちゃんの布団の横からリラチンが生えていた。もし、こんな状況下で自分が小学生だったら、毎日リラチンとケンカをして一緒に寝てるんだろうなぁ〜。あぁ〜今と大した違いはないか。

 

2005/3/25

最近、夜に雨が降り続いている。雨が降るとリラチンはシッコをしなくなってしまうのっだ。夕べもサークルでシッコをさせた。眠かったが、リラチンがシッコをするのを待っていた。明け方何回かリラチンにツンツンされて起こされた。リラチンは布団に入り、下の方から出て行ってトンネルゴッコをして遊んでいるようである。今朝も朝6時からアイチンとタイトルマッチである。シッコをして戻ってくると父ちゃんいじめで、足の親指を執拗に攻撃する。きっとリラチンは毎日楽しいんだろうなぁ〜。

 

2005/3/24

一昨日と昨日と続けて午後から雨が降った。今夜は寒気が入ってくると天気予報では言っている。リラチンは夕方の散歩の後は洋服を着ないでファンヒーターを背負っている。いわゆるスッポンポンの状態で手足をレロレロとやっている。夕べはシッコに行った後、パジャマ’殿中でござる’を着せて寝た。明け方、父ちゃんの布団がブルブルと振動していて目が覚めた。なぜかリラチンがスッポンポンでブルブルしながら丸まっていたのだ。父ちゃんはいいヤツなので布団の中に入れてやった。しばらくカタカタしていたが落ち着いたようだった。父ちゃんも気を失った。朝の6時頃アイチンの地鳴り声で目が覚めた。リラチンは父ちゃんを踏み付けながら嫌がるアイチンと遊んでいたのである。リラチン、犬は恩を忘れないものじゃなかったっけ?それにしても一体どうやってパジャマを脱いじゃうのか見てみたいものである。

 

2005/3/23

昨日の午後から雨が降り出した。夕方、リラチンと二人で散歩に出かけた。リラチンは足が濡れるのを嫌うのでなかなかシッコもウンチもしてくれない。困ったもんである。結局、夜も今朝もシッコをしないのでシッコをするまでハウスに入れた。練習しておいて良かった。アイチンもリラチンもやや体調不良で、季節の変わり目を感じる。

 

2005/3/22

少しリラチンの体調が良くないようだ。昨日の夕方はグッタリ寝ていたり、父ちゃんを齧ったりしていた。久しぶりに夕飯を母ちゃんと外で喰って来た。帰ってくるとリラチンは何やら父ちゃんを相手にケンカを売っている。シッコでもないし、ウンチでも無さそうだ。体調が悪くてイライラしているのかな?などと思っていて、ふと、思い出した。リラチンとアイチンに夕飯をあげるのを忘れていた。コリャウッカリだ。

 

2005/3/21

午前中に家の耐震強度の無料診断という名目でリフォーム屋がやって来た。所詮、築28年で有る。悪く無いわけは無い。床下にもぐり、写真撮影などをして「カビが多いので衛生面でも良く無いのでメンテナンスいかがですか?」と言っていた。しかし、家はアイチンとリラチンが走り回っている家である。衛生面もへったくれもない。丁重にお断りした。そうこうしている間もリラチンは、ブオォ〜ォ、オォ〜!とやっている。早くサークルから出してくれ!遊ボーッ!と言っている。「これはなんという犬種ですか?」と聞かれたので、「バセンジーといいます。噛みつきます。」と答えた。リフォーム屋は帰って行った。嘘はついていない。

 

2005/3/20

日曜日である。6CHのサンデーモーニングを見ているとアイチンはアキレス腱をのばし、母ちゃんとリンリンと出勤して行った。お店で清々と寝る寸法だ。おいてけぼりをくったリラチンは、扉にドッカ〜ンとフライングボディーアタックを食らわしたり父ちゃんをガジガジしたりしている。父ちゃんと二人ぼっちじゃ不満だ、とでも言うのかい?オゥッ!10時になってお昼に食べるラーメンを買ってさくらプラザへ行った。アイチンに会えてリラチンはブォ〜ォ!と喜んでいた。アイチンは迷惑だがリラチンはアイチンが大好きなのである。お昼を食べて少し内職をしてアイチンと家に帰ってきた。アイチンもリラチンもぐっすり寝ている。本当にリラチンはアイチンが大好きなんだねぇ〜。

 

2005/3/19

日頃リラチンは運動不足なので今日はさくらプラザで運動会である。父ちゃんもガンバったかいが有って夕方のリラチンはグッスリ寝ている。しかし、なぜかアイチンの機嫌が悪く、リラチンが歩いているだけでウガガ!ウガッ!と怒っている。大好きなアイチンに怒られっぱなしでリラチン、ファンヒーターを背負って”ややヘコ”モードである。

 

2005/3/18

昨日の夜からリラチンはパワー全開である。今朝も朝の6時頃からドッカンドッカ〜ンと飛び回り、取り締まりのアイチンがガウガウガウ!ヴガッ!と怒っている。春眠をむさぼりたい父ちゃんはあきらめきれずに2度寝である。母ちゃんとシッコをしてきて帰って来ると今度は父ちゃんいじめである。足の親指に食らいつき、セーターの袖をひっぱり、父ちゃんも負けちゃいられないのでお尻ペンペン攻撃である。息をハ〜ハ〜切らしながら出勤する頃、朝ご飯がほしいリラチンは母ちゃんっ子になっている。父ちゃんは見送りもなく一人寂しく出勤である。

 

2005/3/17

昨日は新入りのパソコンを家のネットワークに参加させた。ワイヤレス時代に突入である。リラ日記を卓袱台の上でアップしようという算段である。小道具を頼りにドンドンオオチャクになって行く父ちゃんである。あれやらこれやらと設定をしている間、リラチンは「トーチャン、遊ボーッ!」と、後ろから耳たぶを齧ったりパソコンを見て首をかしげたりしている。設定が終わり開通記念にさくらプラザのホームページにアクセスした。無事につながり感無量である。せっかくなので不濁庵さんのホームページに行ってみた。ゆっくりバセンジーについて歴史や特徴を読み返した。こちらのジジやババの日常生活はだいたいリラチンと同じような行動を取るみたいで、特別リラチンが連続噛み付き魔や乱暴者では無いと再確認した次第である。リラチンは’バセンジー一般’である。

 

2005/3/16

寒い冬もやっと終わりである。アイチンもリラチンも少しお腹を壊したりはしたが、無事に越える事が出来た。冬を越えてなんといってもアイチンがたくましくなった。食べ物に対して競争心が増し良く食べるようになった。12歳にして初めてである。リラチンに来るな!と、威嚇するだけだったのが今では追い掛けて行って叱るようになった。一応リラチンの親分の座は守っているようである。この冬、リラチンも大きく成長した。なんだもかんだも無い子供だったのが、家庭内秩序を覚えた。父ちゃんも勉強したが、リラチンが自分で感じた事によるものが大きい。フセ!もできるようになった。いきなり噛み付くが、オシッコとウンチも教えるようになった。人のオシッコとウンチで父ちゃんが噛み付かれるのは納得がいかないが、漏らしてしまうよりはマシである。冬の屋内訓練、父ちゃん良くガンバった!エライ!

 

2005/3/15

今朝の白河地方は氷点下7℃の冷え込みである。ホニャホニャと春を感じたり、急に冬になったり、身体が忙しい。気温は低いが東北地方も花粉シーズンの到来だそうである。夕べのリラチンは母ちゃんと遊び、アイチンと遊び、嬉しくなってハシャぎ過ぎてしまい、アイチンに怒られた。ファンヒーターの前でイジけているうちに鼻と肉球を赤くして寝てしまった。イジけると見ていて可哀相なぐらいヘコむのだが、反省はしない。愉快なヤツである。フセ!はだいぶマスターして率先してバタッと伏せるが、繰り返していると途中のスワレ!を省略するようになる。絶対に過程をふまないと納得が行かないアイチンと性分の違いが見える。リラチンは父ちゃんより合理主義のようだ。

 

2005/3/14

月曜のリラチンは人間の気配で分るのかガジガジ犬である。父ちゃんが出勤する頃になるとファンヒーターを背負ってアクビをしている。またいつもの一週間が始まるのである。サラリーマンの急病は圧倒的に月曜日が多い、というデーターが有るのだそうだが、気持ちはわかる。父ちゃんもシブシブがんばるよ。リラチンもいい子で留守番していたら、またジュシーガムを作ってやる。

 

2005/3/13

なぜか10時頃になったらアイチンとリラチンがソワソワしだし、結局、店に行くことにした。父ちゃんは今日もアイチンとリラチンの運転手である。アイチンのルールでは父ちゃんのお休みはさくらプラザへ重役出勤する日なのである。昨日はリラチンにイジケションをされてしまったので、父ちゃんは少し反省しリラチンと外で遊んだ。さくらプラザにいるヤギさんと遊ぼうとしたリラチンは、ヤギさんに怒られていた。ビビッたようだ。店でみっちり遊んだリラチンは夜もいい子で寝ていた。いい子なので、御褒美にアイチンのシニアの缶詰めにお湯を入れてガムをふやかしてあげた。リラチンにはたまらない珍味のようだ。運動は大切だ。父ちゃんはヘロヘロだ。

 

2005/3/12

今日は父ちゃんの休日で母ちゃんが出勤した後は3人でマッタリとしている。いつも母ちゃんと出勤するアイチンもアザラシの日なたぼっこのようにひっくり返っている。不思議なもので、10時頃になるとアイチンはアキレス腱を伸ばし、出動する体制を整える。その気配を感じたリラチンは嬉しくなって走り回っている。結局父ちゃんはさくらプラザまでアイチンとリラチンを送迎する事になる。お店でアイチンがウンチをしたくなったので、父ちゃんはアイチンと二人で店の外に出た。無事ウンチをして戻ってくると淋しくなってしまったリラチンはイジケションをしていた。さんざん店の中を走り回って帰ってくると、二人ともグーグー寝ている。夜はリンリンがお泊まりにやってきた。店で一日遊んだリラチンはくたびれて、あまりリンリンに絡まない。初めてリンリンと二人で寝ていた。

 

2005/3/11

昨日の夜からアイチンとリラチンはガム争奪戦である。アイチンは半目でリラチンにニラミを利かし、リラチンの気が緩むとワンワン、ウガッ!と吠える。アイチンは地声が大きいので耳がピリピリする。リラチンは自分のガムを結び目の玉にしてしまうとアイチンの隙をうかがい、突撃の構えを見せている。アイチンはリラチンがガムを噛んでいる間、背中の後ろに隠しておき、リラチンが噛み終わった頃、出して来てレロレロとガムをなめている。肉弾戦なら若いリラチンに分があり、心理戦ならアイチン優勢、そんな構図になっている。結局、人間が寝てしまった後も、ずっと遠くから聞こえるお経のようにアイチンはヴ〜と唸り続け、今朝も戦いは続いていた。アイチンの執拗な心理的プレッシャーでとうとうリラチンはヘコんでしまい、父ちゃんに涙目で訴えていた。アイチンも御高齢にも関わらず徹夜でガムの見張り番をしていたようで、ヨロヨロしているように見えた。まっ、なんにしても父ちゃんは忙しいので、会社に行きます。

 

2005/3/10

昨日は佳代ちゃんが船橋に行っている都合からアイチンとリラチンとリンリンを相手に奮闘した。夕方の散歩は第1班と第2班に分けて2度歩き、夜8時のオシッコは3人を引き連れてウロウロした。アイチンとリラチンがオシッコをするのを待っていると、神社の暗闇から知らないおじさんが出て来た。臆病者のリンリンはおじさんに向かって吠えるので、「すみません。」と、あやまり、家の中に撤退である。仕方がないのでまた、アイチンとリラチンを連れてオシッコの仕切り直しである。クタビれたのでエリン・ブロコビッチを観ながら我が身を癒した。アメリカでもお母ちゃんは強い。

 

2005/3/9

昨日からリラチンのガジガジ犬が復活した。父ちゃんの足の親指も腫れ上がりそうである。やっぱりリラチンはリラチンでないと家の中に穴があいたみたいで寂しい。父ちゃんは足の指が痛くて半ベソをかきながら、リラチンを見てニタニタしている。これは怪しい。

 

2005/3/8

昨日はアイチンとリンリンが福島市の千葉小動物クリニックへ行った。アイチンは健康で少しデブになったようだ。ダイエットしなければ。アイチン達の帰りが遅くなり、リラチンは父ちゃんと二人ぼっちである。少しボール遊びをしてフセ!の練習をしてマーチ君をいじめてみたが、あまりノレずにファンヒーターを背負っている事が多かった。9時頃アイチン達が帰ってくると一気に爆発し、いつものガジガジ犬に戻った。今朝から再びモーニングガジガジである。アイチン夕べから切れっぱなしである。

 

2005/3/7

夕べは見ていると可哀相なぐらいヘコんだままなので、始めてアイチンのササミジャーキーをあげた。喜ぶかと思ったら事務的に座り、事務的にフセ!をして食べた。案外、アイチンのシニアの方が好きなのかも知れない。今朝起きてもリラチンのヘコみモードは治っていなくて、モーニングガジガジもされず寂しく思っている。リラチンと一緒に父ちゃんもヘコんでしまいそうである。父ちゃんの変な勘違いである。

 

2005/3/6

今朝はとてもガジガジが痛いので、朝御飯の後もサークルの中に入っていた。母ちゃんが出勤する頃やっと父ちゃんの許しを得た。アイチンとリンリンがさくらプラザへ向かうと、父ちゃんと二人ぼっちが嫌なのか、置いて行かれて淋しいのか、走り回っていたリラチンも出口に向かって座っていた。背中が淋しそうなので、外で雪遊びをした。後から父ちゃんとさくらプラザへ行くと少しイタズラをしてアイチンに叱られ、アイチンの籠に入って寝ていた。アイチンに会えて安心したのかな。父ちゃんを蹴飛ばして椅子から飛び降りたら足を挟んでしまったり、眠くてアイチンのところへ行けばアイチンに怒られたり、とうとうヘコんでしまった。リラチンはアイチンも父ちゃんも大好きなのに全てが裏目に出る一日であった。こんな日もある。

 

2005/3/5

昨日は春のドカ雪で白河地方は30cmの積雪である。いつもは30分ぐらいの会社の帰り道も交通がマヒし渋滞で2時間かかった。家に帰り着くとリラチンはシッコとウンチをガマンできなかったようで、トイレシーツの上でシッコとウンチをしていた。せつない声を出していたので、雪をかいて車をしまった後、少し外で雪遊びをした。リラチンは寒いのは苦手だが、雪は大好きでラッセル車のように飛び跳ねていた。あまり濡れてしまうとお腹を壊すので、遊んだ後は洋服を着替え、家の中でフセ!の練習である。今夜はリンリンがお泊まりである。

 

2005/3/4

昨日家に帰るとリラチンはブオォ〜ォ!と歓喜の雄叫びをあげていた。「ネションリラチン、ただいま」と、言うとまたブオォ〜ォ!とやっていて、面白いので「ネション、ネション、ネション、」と、しつこく言ってみたらブオォ〜ォ、オォ〜、ブオォ〜ォ!とやや興奮ぎみである。「父ちゃん、細かい事気にすんなよ、というところかねぇ?」と、母ちゃんは言う。父ちゃんもそう思う。

 

2005/3/3

今日は3月3日でひな祭りである。夕べ、折り紙でお内裏様とお雛様を折ってあげた。家の雛人形である。しばらくは首をかしげて見ていたリラチンも、ムクッと立ち上がってお雛様の頭をくわえて齧ってしまった。セロテープで修復した。予想はしていた。まっ、こんなもんである。それはともかく、今朝方、リラチンは父ちゃんの布団にオネショした。仕方が無いので黙々と布団を干していると、リラチンが寝ションベン布団にガジガジ攻撃である。リラチン、父ちゃんの怒りに火をつけるんじゃない。

 

2005/3/2

昨日、残業をして家に帰るとなにやら事件が起こっていた。日中、佳代ちゃんと黒磯のツネバァ〜サンの間で嫁姑のプッツン事件が起こったようで、ブリブリブリブリブリブリ!と佳代ちゃんは非常にご立腹なされていた。アイチンにもリラチンにも何となく空気は感じるようで、二人ともソワソワしている。リラチンは緊張感に耐えることが苦手なようで、アイチンに絡んで怒られていた。黒磯のツネバァ〜サンとは会話が成立しないので(会話とはキャッチボールのように行って帰ってくるものだと思うのだが、ペラペラペラペラペラ〜を聞いているうちに面倒くさくなってしまい、ボールは行方不明になる。)苦手な父ちゃんは「そりゃ〜ヒデぇ〜や、とんでもネェ〜バァ〜サンだ!世も末だ、ナァ〜」と、一応加勢し、リラチンとフセ!の練習を始めた。リラチンのフセ!はフライングボディーアタックのようでドッカーン、と伏せる。いちいち乱暴で愉快なフセ!である。リラチンは身柄拘束や服従がストレスなので、フセ!の特訓は連続5回が限度である。毎日気長に少しずつ、が、バセンジーとつき合うコツみたいだ。

 

2005/3/1

3月である。今月の終わりにはホニャホニャと暖かくなるのだなぁ〜、と、思うと、父ちゃん、ニヤニヤしてしまうのである。昨日はとてもアイチンの機嫌が悪かった。夕方、父ちゃんと散歩に行って来て、ファンヒーターを背負ってマッタリとしていたリラチンは、アイチンが帰ってくるとバンザイしながらブオ〜ォ〜と猛チャージをかけた。嬉しいのである。しかし、特に昨日のアイチンはウガッ、ウガッ!と怒っていて、リラチンが父ちゃんとボール遊びをしているだけで追い掛けて来て怒っているのである。しまいにはリラチンが切れちゃったり、イジケてファンヒーターの前で丸まっていたりした。アイチンの焼きもちなのか、なんだかは分らないが、自動的にリラチンをナデナデすることが多くなり悪循環である。犬の気持ち、分かったようでまるで分らない。何の具合なのか分からないが今朝からリラチンの父ちゃんいじめ、モーニングガジガジが再開された。

 

2005/2/28

週末から強烈な寒気が入り込み、非常に寒い。今朝の白河地方の気温は氷点下6.8度で車も凍ってパカパカである。午後からは穏やかになる予報である。金曜日から母ちゃんは38.5度の熱を出しダウンしていた。母ちゃんが布団を広げてノビていると、リラチンは母ちゃんの横で丸まって寝ていた。母ちゃんの不調が分るのか、あまりいたずらをせず、時々アイチンと縄張り争いはしたが、良く寝る週末だった。母ちゃんがノビている時はいい子で、父ちゃんがノビている時はガジガジ攻撃、ウ〜ン、納得がいかない。母ちゃんは本日より復活である。

 

2005/2/27

きっかけが有ると続くもので、今朝、アイチンとリンリンとリラチンの三人でオシッコをしていたらリュックちゃんが家の前を通りかかった。リュックちゃんとリラチンは夏以来のご対面である。穏やかではないアイチンとリンリンは撤収である。リュックちゃんはリラチンより少し小ぶりに見えるがガッチリしている印象で、茶髪が濃くてコントラストが強い。体重は同じぐらいだと思う。Mさんと佳代ちゃんがバセンジーについてタンスの取っ手をかじられた話や、前に声を聞いたのは昨年の10月だというお話や、まっすぐ歩けない話をしている間、リュックちゃんとリラチンは額にしわを寄せ、一声も出さずに黙々とがっぷり四つに組んでスパーリングである。遊びのペースもよく合うようで、なんともDNAを感じた。リュックちゃんもリラチンも時々会って遊ぶとストレス解消になるようだ。

 

2005/2/26

昨日の夕方リラチンと散歩に出かけたところ、同級生のM君にバッタリ出会った。リュックちゃんの伯父さんということになる。リラチンを見て「実家のと同じ模様だ!」と笑っていた。そりゃそうだ、姉妹だもの。M君は実家に行くと(リュックちゃんが)走り回っている、初めて見た時はまだ小さくて、兄貴がUFOキャッチャーで取ってきたのかと思った、アハハハハハ〜と笑っていた。何はともあれ「うちの奥様がお兄様に大変失礼を致しました。ゴメンネ。」とお詫びをした。佳代ちゃんの夫というのもなかなか過酷である。(詳しくは2004/8/26日の日記を参照して下さい。)世間話しをしている間も胴輪とリードをガジガジやっていて、いったいどうやって抜けたのか胴輪が外れてしまった。リラチンもびっくりしたようでモタモタしているうちに逮捕した。リュックちゃんもリラチンも元気で何よりである。父ちゃん一人でやつれてしまいそうだ。

 

2005/2/25

昨日の夕方、家の中では父ちゃんとリラチンが二人ぼっちでファンヒーターの前にいた。退屈なので、リラチンが食べたことのないアイチンのドッグフード、シニアをもらってフセ!の練習をした。リラチンはすぐに要領を得てピッピと出来るようになった。明日まで覚えているかどうかは分からない。アイチンと母ちゃんが帰ってきたら得意になってアイチンにシニアを見せびらかしながら食べていた。不思議なもので、普段渋々シニアを食べているアイチンも人が見せびらかすと欲しくなるようで、リラチンの隣でフセをして、もらえるのを待っていた。母ちゃんが久しぶりに不濁庵さんのホームページを開いていた。不濁庵さんちにはジジ、ババ、ココ、と3人のバセンジー家族がいて今はカボシャールという名前の生後2ヶ月ぐらいのバセンジーがいた。教育はあまり人間は介入せず、ババに任せているということで、ジジ、ババ、ココ、カボちゃんという順番には非常に厳しいそうだ。カボちゃんは最近ジジ、ババの寝室で寝ることを許可されたとの事である。家庭内秩序を重んじてきた父ちゃんはユデダコのように赤くなって恐縮し、ババの弟子になりたいと思った次第である。バセンジーは頑固でわんぱくで忠誠心を期待するタイプではないが、遊び上手で来るもの拒まずの家庭犬なのである。アイチンは地声が大きいので少しうるさいが、たいへん良くババの役目を果たしている。父ちゃんもリセットボタンを押してもう一度リラチンと向き合いなおしてみようと思った。

 

2005/2/24

リラ日記もかれこれ8ヶ月続いている。8ヶ月間毎日執筆を続け、ネタにも困って「母ちゃんのリラ日記」に改編しようかと思ったこともあったが、よくここまで続いたものだ。たいしたもんだ。えらい!例によって自分で褒めておくことにする。こんなに根気よく報告書以外の字を書くのは恐らく初めての事で、父ちゃんの母親が見たら「なぜ、小学生の時にこのぐらい机に向かわなかったのか?」と嘆くのだろう。しかし、父ちゃんは気が向かないと何もしない生き物なので、父ちゃんの母親もえらいものを生んでしまったものである。性分は治らない。仕方がない。生まれ変わる時は歯の伸びるゲッ歯類か暑ければノビていて寒ければ寝ているハ虫類がいいなぁ〜、などと結構本気で考えている。隣でンギョロギョロ〜と独り言をいいながら寝ているリラチンも、躾が嫌いでお腹を壊したり、短気を起こしたりしている。御飯の時だけ「座れ!」と「待て!」が出来る。生き死にに関わる問題なのでこれだけはリラチンも必死なのだ。お皿を持つと自ら率先してサークルに入り、ブオォ〜!とやっている。散歩の時は父ちゃんがリードを手にするとアイチンは座ってリードを付けてもらうのを待っているのだが、リラチンは嬉しくなってしまい、バンザイしながらアイチンに飛びかかっている。過度に嬉しいのも困ったもので、リードを持つ→座る→リードが付く→散歩に行ける、という方程式がどこか宇宙の彼方にフッ飛んでしまうのだ。仕方がないのでリードを付けてオケツを押して強制的に座り、リードを引っ張りながら「待て!」をする。「待て!」が長いとゴセ焼けちゃってリードをガジガジし始める。要は服従することに納得がいかないのである。「よし!」と声をかけるとスタートダッシュは猛チャージである。リードを持っている父ちゃんの都合なんか知ったこっちゃない。靴を履いている途中でケンケンのまま、玄関から飛び出して行く。父ちゃんがエバりくさって服従させようとしても状況は悪化の一途を辿るので、「姫!なりませぬ!」とじゃじゃ馬姫の後ろを追い掛けて行くご家老の心境で散歩に出かける。「姫!真直ぐ歩かないと車にひかれてしまいます!」「え〜い!ジィ〜はうるさい!放っといて下され!」と、独り言をブツブツ言いながらひとまわり歩いてくる。あまり他人には見られたくないものである。それにしても’服従に納得がいかない犬’が幸せになれるのかどうか分らないが、リラチンも案外、生まれ変わるならネコ科がいいと思っているのかも知れない。性分は治らない。リラチンの気が向くのを待つしかない。

 

2005/2/23

昨日、家に帰り着きリラチンと二人で散歩に行った。最近のアイチンは毎日さくらプラザに出勤である。リラチンのいないところで、清々と背中をあぶり昼寝をしてくるようである。夕方、父ちゃんと二人でいるリラチンは非常にいい子である。アイチン達が帰って来るとリラチンのメートルは急激に上がる。バンザイをしながらアイチンに飛びかかる。非常に嬉しいのだ。当然、アイチンに叱られる。しかし、こんなに嬉しいのになんで叱られるのか分からないらしい。二人にガムをあげたら、同じものなのにリラチンはアイチンのガムが欲しくて仕方がない。アイチンも穏やかではなく、ガムの見張り番をしなければいけないので水を飲みに行くこともできないでいる。仕方がないので、リラチンに特製ガムを作ってやった。ロンちゃんのご飯の空き缶にお湯を入れ、ガムをふやかしてやったのだ。リラチンにはかなりいい匂いがするらしく、アイチンに見せびらかしながら得意になって噛んでいた。子供だなっ!。夜、オシッコに行って帰って来るとすっかり目が覚めてしまったらしく、父ちゃんの布団をむしり、母ちゃんに絡んでいた。まるで酔っぱらい親父である。「いつまでも騒いでいると寝ションベンするぞ!寝ろ!」と、言った後の記憶はない。朝、母ちゃんがシッコに連れていくとリラチンはシッコをしなかった。検証の結果、父ちゃんの布団で大ションベンをコイていた事が判明した。久々のオネショである。ほらみろぉ〜、父ちゃん今夜どうやって寝たらいいんだよ。ロンちゃんは本日帰宅予定である。

 

2005/2/22

風がピューピュー吹き荒れ、春の気配である。昨日、リラ日記にナルナルの事を書いてみたら走馬灯のようにナルナルを思い出し、感傷に浸った。しかし、半ベソかきながら感傷に浸ってみても「おててがお留守よ!」と、気合いをかけられてしまうのが関の山なのでやめた。今朝のアイチンとリラチンは静かでいい子である。リラチンは朝御飯を食べ損なわないように母ちゃんを見張っている。アイチンはさくらプラザに出勤する母ちゃんにおいて行かれないよう、母ちゃんを注視したりストーカーしたりしている。何にしてもウガガウガガと朝から賑やかでない事は非常にいい事である。慣れていないのであまりいい子だと逆に恐いくらいである。日も長くなり夕方の散歩が楽しくなった。が、まだ寒い。家が見えてくると寒いので走り出す。リラチンもつられて走っている。しかし、勝負事にこだわりを持つリラチンは父ちゃんの足下の妨害工作を始める。普通に走れば犬の方が速いに決まっているのに、リラチンはどんな手段を使っても競争には負けないのである。走っていると急には止まれないのでリラチンを蹴飛ばしてしまうことになる。走るのが精一杯でステップを踏む余裕は無いのである。最近、リラチンも少しお利口さんになり、走りながら家の前を通過することが少なくなった。自分の家がどこなのかは覚えたようである。

 

2005/2/21

昨日の夜はアイチンもリラチンも良く寝ていた。お泊まりに来ているロンチャンもひとの家で気を使っているのか、知らない父ちゃんがウロウロしていて嫌なのか丸まって寝ている。リラチンはこんなに昼寝してしまってまた夜中にモモンガゴッコを始めるのでは、と、不安もよぎったが、寝る子は育つという事で寝かせておいた。寝る前のオシッコをして来て少し飛び跳ねて回りアイチンに叱られていたが、父ちゃんが布団に入ってしまうと丸まって父ちゃんにくっついていた。ナデナデしてやろうと手を出すと指をおシャブリにしたりガジガジしたりしながら寝てしまった。やんちゃ坊主だけど憎めないヤツである。後からアイチンもやって来て父ちゃんの横に巣を作って寝てしまった。あまりにも父ちゃんとリラチンが親密なので、最近アイチンの機嫌が悪いのは焼きもちなのかも知れない、寂しい思いで父ちゃんとリラチンを見ているのかも知れんなぁ〜、と思った。2003/12月までさくらプラザにはナルナルというマルチーズがいた。リンリンの相棒で二人で店番をしていたのだが、ナルナルは外にいないと気の済まない変なマルチーズで、カラスとも何やらヤバい取り引きをして、ナルナルが情報を出し、カラスが実行部隊で情報料として分け前を頂き、おこぼれがリンリンにまわるというフローチャートが成立していた。二人は時々お腹を壊していた。ナルナルはなぜか父ちゃんが大好きで、とうとうアイチンから父ちゃんの子分の座第一位を勝ち取ってしまった。父ちゃんがさくらプラザに行くと店番をオッポラかして一日父ちゃんと一緒にいて、帰り際がせつなかったものである。それこそ雨が降ろうが風が冷たかろうが雪が深かろうが一緒にいるのである。目が良く見えないせいでギャロップが出来なかった。トットットッと歩くのだが、どうあってもナルナルは着いて来るので父ちゃんはナルナルの歩ける道を歩き、ナルナルが追い付くのを待っていたりした。ダッコは嫌いなのである。侠気に溢れ、洋服とリボンの似合わないマルチーズだった。アイチンには「男同士の熱い友情だ、」と、説明したが、あくびをしていた。ナルナルはある日突然失踪した。角膜炎を起こしていて母ちゃんが毎日人工涙をさしていた。人工涙が無いとまばたきが出来なくなってしまうのでずいぶん探したが、とうとう手がかり一つ掴めなかった。当時、もし人間の絡んでいる事件なら、捕まえてツキノワグマが出た、と、猟友会が出動した裏の林に、犯人をトラロープで吊るしておこうと思っていた次第である。あれからもう1年以上が過ぎている。アイチンはナルナルに対してとくに焼きもちを焼く事も無く淡々としていた。しかし、ナルナルとリラチンでは事情が違うのである。父ちゃん、ちっと反省である。

 

2005/2/20

今は日曜日の午後、さくらプラザでお昼を食べてリラチンの運動をして「じゃっ、母ちゃん、しっかり稼ぎや」と、家へ帰って来た。帰って来た後、リラチンが少しはしゃぎ、アイチンにウガガウガガと怒られて今はアイチンもリラチンもポックリと寝ている。今日は6度ぐらいまで気温が上がり晴れ間も見える。昼下がりの窓際でゆっくりリラ日記を書き始めた。アイチンは体調不良のようである。ゆっくり寝ていたいのにリラチンが邪魔をしに行く。アイチンがワンワン!と叱ると嬉しくなってしまい、さらに走り回る。リラチンは子供でまだまだ遊び足りないのだろうが、今日はアイチンがかわいそうなので父ちゃんが介入した。リラチンが聞き分けのいい子になる日が来るのだろうか?アイチンがリラチンを黙認できる日が来るのだろうか?リラチンの右耳が内出血している。恐らくアイチンにやられたものだろう。リラチンはみんな大好きである。しかし、表現が乱暴で、みんなに嫌われてしまう。アイチンが怒るのも無理はない。リラチンのガジガジは痛い。しかし、アイチンとリラチンが仲良くするにはアイチンにもリラチンを覚えてもらわなければいけない。もちろん、リラチンにもガジガジをやめてもらわなければならない。父ちゃんの果てしない任務はまだまだ続くのである。

 

2005/2/19

なぜか最近アイチンのご機嫌がななめである。リラチン怒られっぱなしである。一日一善でマジギレ紛争が勃発している。リラチンの日頃の行いが悪いのでアイチンを責めることはできないが、ヘコんでいるリラチンもこれまた忍びない。リラチンにしてみりゃいつも通りなのである。リラチンは時々寂しげな表情で人間を見ていることがある。眠いだけなのかもしれないが、手を差し伸べたくなる。差し伸べた手はガジガジ攻撃の餌食となる。初めてホームセンターでリラチンを見た時もこの表情だった。父ちゃんは今日まで、そして今日からもリラチンに騙され続けて行くのである。アイチン、あまり叱らないでやってね。

 

2005/2/18

昨日の夜からロンチャンがお泊まりに来ている。ロンチャンはジィ〜チャンなのだが、人の家に来ているせいか落ち着かない。リラチンはロンチャンが気になりチョッカイを出すがロンチャンは我が道を行く。結局のところ、リラチンとガジガジゴッコをやって遊ぶ相手は父ちゃんしかいないようだ。足の親指は真っ赤っかで非常に痛い。知的に生きたいと願いつつ、毎日身体を張ってリラチンに向き合っている。「頭を使え!」と、アドバイスをもらうと頭突きしか思い浮かばない。これも持って生まれた性か。

 

2005/2/17

昨日からリラチンのお腹の具合が悪いようである。夜中に冷えたのか、今朝は胃液を戻していた。そのせいかどうかはリラチンに聞いてみないとわからないが、とうとう去年の夏に福島市で買ったベッドをブリブリの壊滅状態にした。スポンジが飛び散り復旧不能である。アイチンは朝のオシッコをしなかった、との事でサークルに入れられていた。不満げだが、約束事なので致し方ない。母ちゃんは風邪の一歩手前で体調不良、ご機嫌ななめである。寒い冬は間もなく終わる。イライラしたり短気を起こしたりする事なく、粛々と毎日を繰り返そう。じきに春が来るよ。と、ファンヒーターの前で丸まっているリラチンを相手に講釈をたれている父ちゃんであった。週末はまた天気が崩れる予報である。

 

2005/2/16

今日は湿った雪が降っている。大雪になる予報である。昨日父ちゃんの前歯は進化し、新しく生まれ変わった。一枚歯になってスッポンになった心境である。リラチンに噛みついてやろうかと思っていたが、不慮の事故によりまた取れてしまうといけないのでやめた。口程にもなく弱気なのである。歯医者さんから帰ってくるとリラチンは試作中のパジャマ、殿中でござる完成版を着ていた。フィット感はだいぶ出てきたが、なぜかリラチンの場合、一時間程したら穴が開いていた。困った乱暴者である。明け方地震で目が覚めた。土浦の方で震度5弱とNHKの速報で言っていた。まだ5時前の出来事だ。アイチンもビビッているようだ。布団からムクムクとリラチンも出てきた。「大丈夫だよ。」と、リラチンをナデナデしてみたらパジャマを着ていなかった。アンタ、寝てる間にパジャマどこにやっちゃったのよ。

 

2005/2/15

リラチンは父ちゃんが大好きなようである。最大級の親愛の表現がガジガジ、ゴメンネ、が、ハミハミとレロッレロッ、嬉しい時はブオォ〜!オッ、である。機嫌が悪い時はガリュリュ〜ンギュ〜とイバりだす。今日の父ちゃんは歯医者さんに行く日である。新しい歯に交換である。歯がくっついたら歓喜の雄叫びを発し、親愛の表現でリラチンでも齧ってやっか。

 

2005/2/14

昨日の続き。以前父ちゃんのイヤホンを壊して、父ちゃんブチ切れてリラチンをやっつけた。リラチンは闘争心旺盛で相手が本気で怒ると対決姿勢を示すのである。悪い事なのでこの時は遊びでは済まさなかった。それ以来、父ちゃんの本気は通じるようになったみたいで、声の調子を変えて「リラチン、いい加減にしておけよ!」と、言うとテーブルの下に隠れてジィ〜とこちらを見ているのである。どうやら父ちゃんの怒りのレベルを測定しているようだ。しかし、反省するわけではなく、父ちゃんのレベルが下がるとまた同じ事をするのである。喉元過ぎれば熱さ忘れる、という寸法だ。根本的な解決には至っていない。父ちゃんも手詰まりになり、リラチンがファンヒーターを背負って寝ている時に「なぁ〜リラチン、ワンパク坊主はいい事だけど、アイチンやリンリンやみんなが嫌がる事はしてはいけないよ。ナァ〜」と、耳もとで念仏を唱える作戦に変更した。睡眠学習である。

 

2005/2/13

父ちゃんの好きな映画の中でフォレストガンプがある。母親のセリフの中で「バカをする者がバカ」と、いうのがあるが、この理論で言うとリラチンは大バカ者である。リラチンは報われない時、ガジガジ攻撃を始める。腹が減った、とか、面白くない、とかそういう時だ。こういう時は悪い子なので、ハウスでクールダウンさせている。ハウスに入ってしまうとジィ〜とこちらを見ていていい子にしている。かわいそうだ、と、思いまたハウスから出してやると元の木阿弥である。一体なんなんだろう?

 

2005/2/12

リラチンは怪しい犬である。昨日は父ちゃん静養中の為、あまりリラチンと遊ばなかった。ガジガジしに来てもあまり相手にせず、母ちゃんのところに行っても「リラチンは痛くするからイヤ!」と、遊んでもらえず、寝ているアイチンに絡み、ウガッ!と怒られている。仕方なくまた父ちゃんのところに戻ってきてハミハミしたりしている。ハミハミにだんだん力が入ってきてガジガジになるとリラチンを叱る。アイチンは父ちゃんを援護する為にヴゥ〜と籠の中で唸っている。ここまでは普通のヤンチャな子供なのだが、リラチンの不思議はここからで、アイチンが怒り出すとリラチンは父ちゃんにヘバリ付いてガリュリュ〜ンギュ〜とアイチンに対決姿勢を示すのである。少し整理をすると、怒っているのはアイチンではなく、父ちゃんである。父ちゃんに背中を向けてアイチンと喧嘩してみても後ろから父ちゃんゲンコを食らってしまうのではないだろうか?しかし、意表をつかれた父ちゃんは結果としてリラチンにゲンコを食らわしていない。それどころか「アイチン、叱らなくてもいいよ。」と、アイチンをなだめてしまうのである。リラチンの北朝鮮外交的策略によっていつの間にかウヤムヤになってしまい、気付くと何となく納得のいかない結末で事態は収拾しているのである。リラチン、小泉総理のところで首相補佐官やってみっか。

 

2005/2/11

今日は祝日である。体調不良の父ちゃんはかろうじてゴングに救われた感じである。さくらプラザへ出勤せず、家で転がっている。アイチンには父ちゃんの休みという状況が良く分かるようでさくらプラザへ行かなかった。いつもはアキレス腱をのばして母ちゃんとさくらプラザへ行くのである。ファンヒーターを背負ってグーグー寝ているリラチンは、ときどき起きあがってドッカンドッカンと遊んでアイチンに怒られている。二人ともよく寝る日で比較的静かな休日である。

 

2005/2/10

今朝のリラチンは特にしつこい。いい加減アイチンも怒りだし、アイチンとリラチンは本気のケンカになってしまった。仕方がないのでリラチンをハウスさせた。父ちゃんはまだ少し頭が痛いが、昨日寝ていただけで福沢諭吉さんが財布からいなくなるという悲しい珍事に見舞われている。出勤した方が幸せになれそうである。リラチンと遊んでいたいが仕方がない。リラチン、ガジガジ攻撃で歯を無駄遣いしてはいけないよ。リラチンに新しい歯をつけてくれる獣医さんはなかなかいないからね。

 

2005/2/9

父ちゃんは昨日から頭痛でノビている。今日はあんまり痛いので会社を休んだ。しばらくノビていたのだが、起き上がって歯を磨いていたらクタビれていた前歯が抜けてしまった。差し歯が取れたのではなく、歯の根から抜けたのだ。「アリャ〜、こりゃ入れ歯だぁ〜」と、あきらめて歯医者さんに予約を入れた。そうこうしている間もリラチンは怒涛のガジガジ攻撃である。歯医者さんに行ったら、入れ歯じゃかわいそうなのでブリッジで、という事になった。厳しい歯医者さんの技工に耐え、型を取り、来週には新しい歯がくっつく。治療費を払い新しい歯の値段を聞いたら頭痛はフッ飛んでしまった。不思議なものだ。みなさん、リラチン、歯は一生のお友達、歯を大切に。

 

2005/2/8

寒いには違いないのだが、何となく春の兆しである。つい先日まで雪に覆われていた空き地はすっかり雪が消え、夜になっても凍らなかった。散歩の後のリラチンの足はドロンコだらけである。リラチンは水洗いした肉球をレロレロと舐めている。ウンチがコンニチハしているのにポイントが決まらずポンポンと飛ばしながら歩くくせにヘンなところは潔癖なのである。

 

2005/2/7

今朝もガジガジ攻撃である。どうやら「父ちゃん、起きて遊ボー!」と、言っているようである。週末、父ちゃんはさくらプラザと甥の周平とリラチンの為に自分の仕事より熱心によく働いた。自分が死んじゃって三途の川を渡ってエンマ大王に会い、「お前は地獄行きだ!」と、判定されたら逆ギレしてやる。エンマ大王に正座をさせてコンコンと説教してやる。しかし、妄想はさておいて、現実の問題として今日からまた会社に行かねばならない。リラチンと遊んでいたいのは父ちゃんだって同じである。リラチン、挑発するんじゃない。ナメクジみたいにヤットコスットコ会社に行く準備をしてるんだから。

 

2005/2/6

今日もリラチンはアイチンと軽4WDに乗り込みさくらプラザへ出勤である。しかし、今日は父ちゃんが外で井戸のポンプを点検している為、リラチンはお店の邪魔をしないよう、ケージに入っている。結局、半日ケージに入っていてくたびれてしまったようだ。夜はぽっくりと寝ていて静かである。

 

2005/2/5

今朝もガジガジ攻撃の目覚めである。休日なのでゆっくりしていたいのだが、致し方ない。午前中2時間ぐらいさくらプラザへ行った。洋服を引っ張り、犬の縫いぐるみをくわえて嬉しそうに逃げて行く。悪党三昧である。午後は家に帰って来て父ちゃんとお仕事である。甥の周平依頼の品、アンパンマンのDVD製作である。アイチンはグーグー寝ていて父ちゃんはリラチンと6時間ぐらいブッ通しでアンパンマンをみている。この調子で行けばセリフまで暗記できそうだ。若い頃このぐらいムキになって勉強しておけば良かった。後の祭りだ。

 

2005/2/4

朝、リラチンのガジガジ攻撃で起こされた。髪の毛と耳を齧られて腹が立ってケツをひっ叩いた。アイチンもウガガ!ウガガ!ウガッ!と怒っている。テレビの天気予報が何を言っているのかさっぱり分らん。リラチンを相手にしないでファンヒーターの前で着替えていた。リラチンはなぜか急に父ちゃんと仲良しになり、スリスリしたりハミハミしたりしている。怒っていた父ちゃんとアイチンはバカみたいである。リラチンはそういうヤツである。

 

2005/2/3

昨日は比較的静かな夜だった。リラチンがファンヒーターを背負って寝ていたのだ。しかし、あまり寝てしまうとまた夜行性の動物みたいになってしまうので、父ちゃんと母ちゃんは寝ているリラチンの口をめくって歯の点検をしたり、肉球をコチョコチョして寝ないように嫌がらせをした。リラチンがアキレス腱を伸ばして臨戦体制を整えると父ちゃんと母ちゃんは自分の作業に戻る。どうだ!寝込みを邪魔される気分は。実に大人気ない仕返しである。

 

2005/2/2

夕べから雪が降っている。高速道路が通行止めになったので、国道はトラックで渋滞である。その横で父ちゃんはあくびをし、リラチンは朝シッコをしている。夕べ消灯してもリラチンは夜行性の動物のように飛んだり跳ねたりしていた。静かになったので寝たのかなぁ〜と思ったら、テーブルの下で二つの目が光った。廃棄するはずの乾電池と電球をガジガジやっていた。アンタはモモンガかい?しまいには籠で寝ているアイチンにからんだらしく、大ゲンカになった。いい加減寝込みを襲われても太刀打ちできないので、リラチンをサークルで寝かせた。何時頃の出来事だったのだろう?父ちゃん寝不足である。

 

2005/2/1

周囲ではにわかに姪のルミチャンの雛人形をどういうのにするか?と、ゴニョゴニョやっている。そうだ、父ちゃんもお祝せねばならぬ。うっかりしていたのだが、家のリラチャンにもお雛様を用意しなければいけない。日頃、齧られた、の、ブッ飛ばした、の、痛てぇ〜、の、と、雛人形とは対極的な暮らしをしているのだが、考えてみたらリラチンは女の子だったのだ。しょうがねぇ〜、父ちゃんが折り紙で折ってやるか。ところで父ちゃんは今朝も二の腕が内出血である。

 

2005/1/31

夕方帰って来ると最近の習慣でアイチンはさくらプラザへ行っていた。暗い家の中でリラチンは一人でお留守番をしていた。父ちゃんはリラチンと二人で散歩に出かけた。リラチンがウンチをしている間、冷たい那須降ろしに吹かれながら考えた。なぜ、父ちゃんだけが父ちゃんで母ちゃんは佳代ちゃんなのか?「アイチンに似ておとなしくていい子だよ。」と、言ってしまった、父ちゃんの禊は済んだのではなかろうか?本日をもってリラ日記において「佳代ちゃん」は「母ちゃん」に統一することとする。以上。

 

2005/1/30

リラチンは朝からパワー全開である。ガジガジ攻撃が炸裂して平日と同じように起こされた。ボォ〜としていたが、10:00頃モタモタと動きだし、ホームセンターで物資の補給をしてさくらプラザへ向かった。車の中でアイチンに叱られ、運転席に来て父ちゃんに叱られ、さくらプラザに行ってみたら花粉症の季節に備え、佳代ちゃんがハーブティーの詰め方作業をしていた。アイチンとリラチンの毛が入ってしまったりするとPL保険騒動になってしまうので、アイチンをリードでつなぎ、リラチンにはケージにハウスしていてもらった。リラチンはトイレシーツをブリブリにしてやっつけたりしていたが、いじけて寝てしまった。父ちゃんは先週の続きで、鼻水をたらしながらボイラーの配管のヒーターを交換し、寒さにシビれた。お昼を食べて少し電気周りをいじり、飽きてしまったので、帰る事にした。帰って来てもリラチンはファンヒーターを背負って寝ていた。こんなに静かなリラチンを見るのは実に久しい。

 

2005/1/29

最近、佳代ちゃんがフェルトで犬を作っている。夕べからマルチーズの製作に取りかかった。丸めたフェルトを針で突き繊維を絡ませて締めながら形を作って行くのだが、この手の動きが気になるらしく、リラチンはお手伝いをしたくて仕方がない。押さえている方の手に噛み付いたり、針先に鼻を向けてクンクンして「危ない!」と怒られたり、退屈してしまって佳代ちゃんの二の腕にかぶりついたり、もう少し気の利いたお手伝いができるといいのだが。昨日、お店に15年通って来てくれていたマルチーズのモコチャンが亡くなった。朝、お迎えに行ったら「ここ何日か調子が悪くて最後のシャンプーになるかも、でもきれいにしておいてあげたいから」と、モコチャンちのお母さんが言っていたそうである。シャンプーが終わっってからしばらくして亡くなった、とのことである。モコチャンはさくらプラザ生まれで、モコチャンちのお母さんは「生まれた所に埋めてあげて下さい。」と言ってくれた。お正月に亡くなったモアンチャンの隣に埋葬する事にした。フェルトのマルチーズが完成したらモコチャンちにあげる予定である。

 

2005/1/28

リラチンはバセンジーである。怪しい犬である。夕べは佳代ちゃんにヒィ〜ヒィ〜と泣かされるまで捻られていた。フェルトを引っ張り出して来てブン回していたのだ。もう懲りただろうと佳代ちゃんが手を放すと、なんとリラチンは何ごとも無かったかのようにまた佳代ちゃんにかぶりつくのだ。最近、アイチンもリラチンもガムを一気に退治する事が少なくなった。家の中にはガムの結び目の玉の部分だけがコロコロと転がっていて、アイチンもリラチンも気が向くと拾ってクチャクチャやっている。大変経済的で良い事なのだが、リラチンは欲張りで、落ちている結び目の玉を拾っては自分のアジトに運び、集めてはニヤニヤしている。アイチンはそんなもの欲しくは無いのに、アイチンが横を通るだけでヴゥ〜とイバっている。しかし、アイチンほど根気が無いので並べてニヤニヤしているうちに肉球と鼻を真っ赤かにして寝てしまう。寝ちゃった後のガムはアイチンの物である。宝物なら隠しておけばいいのに。

 

2005/1/27

去年の6月の終わり頃からリラチンの父ちゃんをやっている。アイチンは共に戦い抜いて来た戦友なのであるが、なぜかリラチンは父ちゃんのムチュメなのである。10代後半から20代の前半、若気の至りだらけの頃、自分がオッサンになるということを想像できなかった。それからずいぶん時間が立っていざ自分がオッサンになってみると、結構居心地がいい自分に気がついた。若い頃反省し、後悔し、奥歯を噛みしめながら我慢したような出来事でも、オッサンになるとどうでも良くなる。妙に過剰な責任感も無くなり、ピンチの場面では倫理観より先に逆ギレが出来るようになり便利である。気楽なもんだ。なんぼリラチンを叱ってはみても所詮嫌いにはなれない。やっぱりムチュメなのである。また新しいイヤホンを買ってもどうせリラチンの餌食になるのである。リラチンと暮らす以上、新品は必要無い。ついでに給料日前という事でもあり父ちゃんは大変貧乏である。仕事も谷間でヒマだったので、半日がかりで二つのイヤホンを修復した。顕微鏡を覗きながらピンセットを使っての作業だったが、どうにか使えるものに戻す事ができた。仕事をせんでイヤホンを治しているのはアンポンタンだが、父ちゃんの技術はエラい!。外観には生々しいリラチンの歯形が残っていて、コイツを使うとなると「オレってビンボーだなぁ〜」と、実感してしまうのだが、しかし、これもリラチンの父ちゃんである勲章みたいなもんである。

 

2005/1/26

昨日の帰りにイヤホンを買って来た。四日ぶりに志ん生さんを聴いた。寝る前に歯を磨き、戻って来たら新しいイヤホンがリラチンの餌食になっていた。丸いはずのボディーは変な造形になり、ちんこいスピーカーがビョ〜ンと飛び出している。家に来て数時間の命だった。腹が立ってリラチンをブッ飛ばした。10分ぐらいは反省をして(イジけて)いい子でいたのだが、すぐにほとぼりが覚めて家の中を飛び跳ねてまた獲物を探してガジガジやっている。仕方が無いので、ホカペットを入れてサークルで寝かせることにして12時頃消灯した。父ちゃんケンカに勝って勝負に敗れた心境である。悲しい結末である。

 

2005/1/25

最近、父ちゃんの帰りが遅い事が多い。夕べの散歩は佳代ちゃんが行ってくれた。リラチンの散歩はハードなのか、リードの金具が折れてしまっていた。リラチンは空き地に走って行き、道路から外れたので事無きを得たそうである。アイチンのリードは10年使っている。リラチン、リードもゴクローサンなのだよ。ガジガジしてブッ壊している場合では無いぞ。

 

2005/1/24

以前、リラチン用ラジコン、スバルインプレッサの事を書いた。コイツはなかなかいい車なのだが、家の中ではスピードが出過ぎてリラチンとバトルをするには少し難しい。動きがとれないでいる所をリラチンに捕まり、スポイラーを齧られた。そこで無駄遣いオヤジはスピードの出ないニッサンマーチを追加購入した。これはなかなかのヒットでリラチンのいいライバルになったのであるが、思わぬ弱点が発覚した。ピアノ線のアンテナがはえていたのである。リラチンは敵の弱点と見ると、執拗に攻めてくる。アンテナをくわえマーチ君を振り回してブン投げる。それじゃぁ〜マーチ君が気の毒だ、と、父ちゃんはアンテナをはずす改造を施した。アンテナが無くなるとリラチンの牙も役にたたず、この勝負、父ちゃんの勝ちだな、フッ、と気を抜いた次の瞬間であった。リラチンはマーチ君から送信機に標的を変更したのだ。マーチ君をいぢめる事ができず、ゴセヤケちゃって突然父ちゃんの方に向かって来て送信機のアンテナを齧ったのだ。フニャッとアンテナは曲がってしまい、マーチ君は撤収である。リラチンは送信機で操縦しているのが分るのだろうか?恐るべきヤツである。ウ〜ン、相手に不足は無い。

 

2005/1/23

夕べは8:00頃布団を広げて寝てしまった。リラチンを湯たんぽにして寝た。朝、佳代ちゃんが出勤して行った。かれこれ13時間寝ている。カリコリカリコリ、ポリ、バキッ、と、音がしてハッと飛び起きた。朝の8:50分頃である。リラチンは父ちゃんのポータブルCDプレーヤーのイヤホーンをガジガジやっていたのだ。イヤホーンはお亡くなりになった。理性の線がプチッと切れてリラチンにケツッ叩きを食らわした。リラチンはテーブルの下に隠れた。こっちが本気で頭に来ているのは理解できたようだ。リラチンをハウスさせてホームセンターに材料を買いに行った。ペット館でタカラのバウリンガルが目に入った。そうだ、犬の気持が分かったら父ちゃんだってブチ切れたりする必要はないのだ。パッケージの裏に’適応犬種’というのが表示されていた。バセンジーは載っていなかった。結構いい値段するくせにナンデェ〜ィと思いながら眺めていてハッとした。バセンジーは”ワンワン”と吠えないのだ。バウリンガル敗れたり。結局、リラチンのブオォ〜オ!加減でこっちが推測するしか無さそうだ。それにしても本気で頭に来たのは通じたようで、夕方リラチンはアイチンにくっついて寝ている。アイチンが怒らないところをみるとアイチンがダダッ子の子守をしてなだめているようである。今日は父ちゃんがみんな悪いことで結論が出たようだ。

 

2005/1/22

佳代ちゃんが犬の洋服の本を買ってきた。オォッ!勉強熱心だなっ!と、思ったら裏表紙のモデル犬がバセンジーだったのだ。「すごく賢そうだ」と、佳代ちゃんが言った。しかし、写真だけならリラチンだって賢そうに見えるのだ。案の定、本の中味のモデル犬にバセンジーは出てこなかった。きっと撮影の空き時間にガジガジやってブオォ〜オとやっているのだ。蛙の子は蛙、バセンジーはバセンジーである。

 

2005/1/21

明け方、まだ薄暗い寒い時間にリラチンがやって来た。鼻でツンツンしていたが眠いので気がつかないフリをしていると今度は足で父ちゃんの顔をガリガリやった。どうやら「寒いので布団の中に入れろ!」と、言っているようである。布団の入り口をパカッと開けるとリラチンが飛び込んで来た。カタカタ震えていた。ナデナデしながら父ちゃんは気を失った。朝の出勤前、ワサワサと家の中を歩いているとリラチンが足の指に喰らいついてくる。足の親指が腫れ上がりそうだ。今朝助けてやったじゃねぇ〜か。痛てえぇ〜なコンチキショーメ!それにしても”齧られたの””痛てえぇ〜の”と何回書いた事か。成長しねぇ〜なぁ〜、リラチンもリラ日記も。

 

2005/1/20

昨日の夜、ずっとリンリンをサークルに入れたままで、それではあまりに可愛そうであるという事で、佳代ちゃんがリンリンをダッコしてパソコンを使っていた。いつものようにリラチンはリンリンにちょっかいを出しに行った。ビヨョ〜ンと伸びて佳代ちゃんの膝に前足をかけた所、リンリンはダッコされていてエラくなり、キィ〜!とリラチンを叱りつけていた。リラチンはいつものハヒョハヒョを想像していたようで、ビックリしたようだ。予想外の展開でリラチンはオロオロしたり、父ちゃんのところでスリスリしたり、足の指をハミハミしたり(注:通常はガジガジである)と、怪しい行動を取っていた。そのうちにファンヒーターを背負って寝てしまった。リラチンが世間の厳しさを知った夜である。

 

2005/1/19

今朝は朝の6時頃、カリコリカリコリという音で目が覚めた。リラチンはまだ薄暗い中、テーブルの上に置き忘れたシャープペンシルを齧っていたのだ。没収したが次から次とリラチンは静かに黙々と作業を展開する。父ちゃんが叱るとやはり暗闇の中から低いうなり声が聞こえた。アイチンが父ちゃんに加勢しているのだ。リラチン、四面楚歌である。リラチンに周囲の思いは通じないのだろうか?と、思ったらクタビれてしまった。家庭内非行事件ぼっ発である。

 

2005/1/18

今日はリンリンがお泊まりに来た。ずっとケージに入っていて可哀相なので、リラチンをハウスさせてリンリンを出しておいてやった。仲良くやれれば何の問題もないのだが、仕方がない。リラチンが遊びのつもりでもアイチンをはじめみんな本気で怒っている。調整係の父ちゃんも頭を痛めている。

 

2005/1/17

今日はアイチンがさくらプラザへ出勤した。夕方父ちゃんは、リラチンと二人で散歩に出かけた。二人ぼっちだとリラチンはつまらないようで、いい子でそつ無く歩いてくる。アイチンが帰って来ると嬉しくてアイチンに絡み付く。本当に嬉しいのだ。しかし、アイチンはうっとうしいのが嫌いなので、ウガッ!とリラチンの鼻先に噛みついている。不思議な関係である。リラチンが走り回っていると、いい加減アイチンの堪忍袋の緒が切れてリラチンを追いかけて行ってウガガガガ!ウガッ!と、叱りつけていた。「そんなに叱らなくてもいいんだよ。」と、佳代ちゃんがアイチンをなだめていると、リラチンが「ど〜ちたの?」と、アイチンをなだめに来て、ペロペロとアイチンの足を舐めていた。リラチン、みんなアンタから発生した事件なのだよ。

 

2005/1/16

南からの台風みたいな低気圧の影響でヒドいベショ雪が降っている。昨日、佳代ちゃんから父ちゃんとリラチンのお誕生日のプレゼントにフリースのペアルックを頂いた。オッ!ありがとよっ!早速、ペアルックで軽4WDに乗り込み、さくらプラザへ出動した。さくらプラザ除雪隊の結成である。少し除雪をしてはみたが、雨まじりの雪が横から吹きつけていてニッチもサッチも、である。結局、リラチンは店の中を清々と走り回り、アイチンは取締に出動し、父ちゃんはリラチンを相手にボール遊びである。ベショ雪で強風の中、外にオシッコをしに行くと、アイチンもリラチンも渋々ついてくる。特別父ちゃんに付き合ってくれているようである。お昼過ぎに佳代ちゃんの仕事の区切りがついたので撤収してきた。午後のリラチンはファンヒーターを背負ったストーブ犬である。

 

2005/1/15

今日はリラチンの満1歳のお誕生日である。昨日の会社の帰りにペットショップに立ち寄って何かプレゼントはないものかと考えた。おやつや食べ物は佳代ちゃんの管轄でやたらにあげるわけにはいかないし、ダンベルや笛の付いたおもちゃはたくさん持っている。ウロウロ見ているうちに猫のコーナーになってしまった。猫のおもちゃは猫じゃらしのように動きの面白いものが多く、見ていて飽きない。猫用のボールで鈴の入ったボールが有った。リラチンはきっとハマるだろう、とみた父ちゃんは猫用ボールとアイチンに缶詰めとdbfのササミを買った。なぜかアイチンが主役のような金額である。しかし、鈴の入ったボールは見事にリラチンのハートを捕らえ、家の中はチャリンチャリンと鈴の音が響き渡っている。父ちゃん、御満悦である。

 

2005/1/14

昨日家に帰ると黒出目金が死んでいた。50g程度で家の中で一番大きな親分だったのだが、昨年末から体調を崩してひっくり返って浮かんでしまった為療養中だったのである。水温を26度程度に上げて薬浴をしたり、塩分濃度を少し上げてやったりと手を尽くしたのだが、とうとう回復する事はなかった。恐らく、細菌感染によるテンプク病なのだろうが、確実な治療方法が分らない。毎年冬になると出目金ばかりがひっくり返ってやられてしまう。敗北感でいっぱいである。近所の川で水葬にした後、ポォ〜と水槽を眺めていた。そんな父ちゃんを察してか偶然かリラチンは父ちゃんいじめをしなかった。明日はリラチンと父ちゃんの誕生日である。宴会やろうぜ!ところでリラチン、佳代ちゃんから聞いた話しによるとILIOさんちのヒヨチャンは’コロン’と、出来るのだそうだよ。ヒヨチャンの弟子になるか?得意技がガジガジ攻撃では「バセンジーは来ないで下さい。」って叱られちゃうか。

 

2005/1/13

昨日はこの冬一番の冷え込みで、会社から帰って来てファンヒーターをフル稼動してもなかなか室温が上がらなかった。佳代ちゃんが東京方面へ行っていて帰りは遅いし、お店からリンリンも来ていて寒くてはかわいそうだと思い、ホカペットをレンジでチンしたり会社から帰宅後の父ちゃんは大忙しである。ひと仕事済まして、佳代ちゃんもいない事だし、ゆっくりとビールを飲み始めた。年末から体調を崩している出目金の容態が安定しないので眺めていると、横からリラチンがやって来てコップをレロッと舐めた。さてはオメェ〜、いけるクチだな。しかし、父ちゃんがリラチンから変な病気をもらって死んでしまっても可哀相なのでコップを洗ってきて仕切り直しである。あきれ顔のアイチンは籠の中であくびをしてグーグー寝てしまった。もう一献、もう一献と底冷えの夜は深々と更けていった。

 

2005/1/12

冷え込みが厳しく、父ちゃんもいい加減イヤんなっちゃている。この冬は灯油も高いし、車は痛むし、道路はツルリンペッタンで冷や汗物である。築28年の家はそちらこちら歪んでいてすきま風がピューピューである。寒いとだんだん森昌子さんの越冬つばめみたいな心境になってきて、このまま寒気が大陸へ帰らず地球がコッパミジンになるのでは、と、地球連邦長官だって心配しないような事を、たいへんだ、たいへんだ、と、オロオロしたり慌てふためいたりしている。夜のオシッコに出動するとリラチンは雪遊びが大好きで、雪の中を飛んだり跳ねたりしている。アイチンと父ちゃんもおつき合いで一緒に走ってくる。リラチンを始め、家族が元気なのは何よりである。

 

2005/1/11

朝起きると5cm程度の積雪である。佳代ちゃんがアイチンとリラチンを引き連れて朝のシッコに行っている。ゴクローサンである。帰ってくるとアイチンは巣作りを始め、また丸まってしまった。リラチンはファンヒーターの前でカンガルーになっている。父ちゃんと三人でポワァ〜と寝ぼけている。父ちゃんの出勤時間になってもリラチンもアイチンも見送りに来ない。何で父ちゃんだけ行かねばならぬのか?無念である。午後からまた雪の降る予報である。

 

2005/1/10

今日のリラチンは悪党である。車に乗ってもお店に行ってもガジガジガジガジと破壊活動を続けている。ドアロックのノブが工業デザインから抽象的芸術作品のような形になってしまった。お店のハーブティーも一つ運んで来てガジガジしていただいて、父ちゃんは佳代ちゃんにハーブティーを買わされそうになっている。夜はファンヒーターを背負ってグーグー寝ている。明日はまた雪の予報である。

 

2005/1/9

夕べからキャバリアのサリーさんがお泊まりに来ている。リラチンはみんなお友達なので遊びたくてしかたのだが、サリーさんは硬直して父ちゃんの所へ逃げてくる。久しぶりに犬らしい犬に仲良くしてもらい父ちゃんは幸せものである。夕方、サリーさんが帰って行った。リラチンはお腹が冷えたのかやきもちを焼いているのか分からないが、みんなにガジガジして叱られている。佳代ちゃんは熱帯魚の水槽の一斉清掃を始めた。なぜか水槽の中に残っていたブラックネオンテトラを排水溝に流してしまい、ヘコんだり、ヤケ酒を喰らったりしている。リラチン、今夜は’触らぬ神にたたり無し’だぞ。分かってるな!

 

2005/1/8

今日は昨日とはうって変わって冷え込みの厳しい日である。昨日、アイチンは佳代ちゃんと一緒にさくらプラザへ出勤した。夕方リラチンと散歩に出かけたが、アイチンがいないせいかリラチンは挙動不信である。アイチンが帰ってくるとブオォ〜ォ!オ〜ォ〜、ブオ〜ォ、オ!と、熱烈に歓迎した。父ちゃんが帰って来た時より調子いいじゃねえか。アイチンはリラチンが苦手なので、ウガッ!と怒っていた。夜はオシッコの後、リラチンの脱走事件が発生した。「リラ!」と、奇声を発しながら佳代ちゃんが走って行くのが見えたのだ。玄関で足を拭いているうちにツルッと逃げられたようである。家は国道4号線に面して建っているのであるが、どう考えてもリードフリーは不可能である。隣の敷地で無事逮捕し、事なきを得た。

 

2005/1/7

寒気とにわか春が交互にやってくる。那須、白河地方は太平洋側の暖かい風と日本海側の雪を背負った寒気がケンカをするのである。寒さにバッチリシビれながら隣町に行ったら生暖かい、ということは良く有る事である。正月休みも終わり、アイチンも外の番犬に復帰した。身体が冷えてお腹の調子が悪いようだ。リラチンも退屈な留守番生活に戻った。朝は父ちゃんと一緒に、一秒でも長く、布団虫である。

 

2005/1/6

車に乗せてさくらプラザへ向かった。いつもの習慣で車に乗る前にオシッコをすることにしているのだが、時としてウンチもする。今日は、オシッコをしただけでアイチンと得意になって車に乗り込んだ。年末から雪が降り、国道からはずれるとデコボコ道なのだが、なぜかリラチンがフニュフュニ〜と運転席にやってくる。デコボコ道で雪の積もった田んぼに落ちそうなのでリラチンどころではないのだが、今日のリラチンは一刻を争っているようで、なかなか運転席から離れなかった。良く見たらウンチがコンニチハ!しているのである。父ちゃんは目が3cm程飛び出し慌てて緊急停止した。リラチンを抱えて田んぼの土手を走った。危ない所であった。おわり。

 

2005/1/5

今日は暮れからお泊まりに来ていた山口ロンちゃんが帰って行った。アイチンもリラチンも仲良くしてくれてゴクローサンでした。今朝、リンリンの母親モアンチャンが亡くなった。18歳だった。暮れに会った時には徘徊するような行動が見られもう長くないのかな、と思っていた。さくらプラザの犬達の中で父ちゃんと最初に仲良くしてくれた子だった。モアンチャン、ありがとね。

 

2005/1/4

午前中アイチンとリンリンとリラチンの三人で散歩に出かけた。気温が上がったのでベショベショの雪である。リラチンはあまり運動にはならなかったようだ。帰ってくるとやっぱりイタズラ三昧である。最近、アンパンマンに出てくるコムスビマンが家の中で流行っている。修行の旅に行くでござんしゅ。リラチンも行くでござんしゅか?

 

2005/1/3

今日は晴天である。佳代ちゃんはホームページの更新作業を、父ちゃんはリラ日記などやっぱりパソコン作業である。アイチンは日向でお昼寝している。たいくつなリラチンはメモ用紙を持って行ったり、ボールペンを持って行ったり、作業のお手伝いをしてくれる。でもね、リラチン、アンタは字書けないんだからそんなもの持って行かなくてもいいんだよ。

 

2005/1/2

今日はやっと重い腰を上げて障子の張り替えを決行した。破かないようにソォ〜っと暮らしてきたのだが、家にリラチンがやって来てブリブリの壊滅状態になったのだ。対策としてアサヒペンの’破けにくい障子紙’を採用した。佳代ちゃんと二人がかりでおとその缶ビールを飲みながら、張っている最中、アイチンに鼻水を垂らされたり、途中中断してリラチン達のシッコをしに行ったりしながら夕方までに作業を完了することが出来た。外で格子を洗っているとき、家の中にいるリラチンと目が合った。リラチンと始めて合ったときもガラス越しだったなぁ〜と思った。

 

2005/1/1

新年明けましておめでとうございます。今朝は足を拭いている途中でアイチンの脱走事件が起こったが、ウンチをしているところを無事逮捕して事無きを得た。アイチン、車にひかれちゃうよ!父ちゃん泣いちゃうよ。お泊まりに来ているロンチャンもだいぶペースが出来てきたようで、店から来ているリンリンもいて家の中は犬だらけである。父ちゃん結構幸せだったりしてねぇ〜。リラチンはみんなに絡み、みんなワンワン吠えて鼓膜が破けそうである。リラチンの鼓膜は丈夫にできてるみてぇ〜だ。リラチンにモーツァルトを聴かせてみたが効果はねぇ〜みてぇ〜だ。長い一年になりそうだ。

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