さんぽりんぐ守山区を自転車で走る
高牟神社
国道19号線がまだその名を持たない頃の旧街道から、車が一台ようやく通れるほどの路地を入り込んでいくと、とんと突き当たりにこの神社があります。
天神橋の名前の由来の舞台となるところ。ひなびた神社です。
庄内用水元杁樋
庄内川から矢田川の地下をくぐり黒川御用水などへ水を引くための取り入れ口。ここから取り入れた水のいっぽうは黒川御用水として名古屋城、そして堀川へ。もう一方は西区、中村区を抜ける庄内用水惣兵衛川として、いずれも名古屋市内を縦断して田畑を潤したそうです。幹線道路を走っていると見落としてしまいそうな、土手の下にあります。
白山神社
宝勝寺から東へ200メートルほどの高台にあります。ここも宝勝寺同様、緑に大きくつつまれていますから、行く気で行かないと、なかなか辿りつけないポイントです。
この日も、ひとけのない本殿の脇で、ひとりの男性が声楽の練習でしょうか、同じ歌詞を繰り返し歌っていました。
東谷山フルーツパーク
名古屋市の最北端にあたります。竜泉寺峠からの春日井市王子町一帯の眺めはおすすめ。ことのほか夜景が素晴らしいですが、自転車ではむずかしいかもしれませんね。下り坂を楽しんだ後は志段味の街を抜けて、東谷橋の南詰めの交差点を南へ800メートルほどのところにあります。
正門前の駐車場の隅に駐輪場が設けられていて、自転車は無料。季節の草木や花が楽しめます。
名古屋市と春日井市との境になる庄内川の堤防を走り、JR高蔵寺駅の南から東谷橋を渡って行くルートが、道路も平坦で、峠越えはちょっとという方にはおすすめ。
宝勝寺
矢田川にかかる矢田橋の上から北方向を眺めると、こんもりとした森が見えます。その森の中にあるのが、この宝勝寺。さらに、その森の奥に守山城址があるそうですが、まだ辿りつけずにいます
白沢渓谷
名古屋市内にも滝がありました。もちろん人の手は加えられていると思いますが、水の流れは自然のものです。庄内川に流れ込んでいる白沢川に落差5メートル。その奥には木製のつり橋がかかっています。ちゃんと渡れま
竜泉寺
毎年、節分には賑わいを見せ、恵方ともなればその数も格段に増えます。志段味に抜ける峠の手前にありますから、自転車では自信がないという方は、大曽根に自転車を預け(一回100円)竜泉寺までゆとりーとラインでという方法があります。
そのあと白沢渓谷まで歩いても、下り坂を10分ほどです。白沢渓谷にはゆとりーとラインの乗り場がちょうどあります。
小幡緑地 野鳥観察の森
よっつめの小幡緑地です。とにかく緑しかありません。聞こえてくるのは鳥の声だけです。うっかりすると方角さえ分からなくなりそうです。
ただ、このときはたまたま門があいていて、写真だけ撮りましたが、普段は勝手に中には入れないようです。
小幡緑地 本園
一般に小幡緑地というのがここです。
駐車場はもちろん芝生も広くとってあるため、小さな子供連れの家族をはじめ、人の数が多く、観光バスでの来園もあるようです。
石山寺
国道19号線、北区の区画整理、守山区の道路拡張に伴って、ずいぶん道路が変わり、車の流れも変化しました。国道19号線の瀬古口交差点を西へ500メートルほど行くとこのお寺があります。
天神橋から堤防沿いに500メートルほど行くと高牟神社へ降りられる坂道があって、高牟神社から隣の石山寺に進む道もあります。こちらの道がわかりやすくおすすめ。