イトウサイクルは、安心と健康を提案します。

■　城山八幡宮

　【恋の三社めぐり】のスタート、ゴールはどこからでもＯＫです。三社を回り切れば、三社のどこでも記念授与品が受け取れます。
　それはさておき、境内の西側の路地をまわりこむように進んだところに、立派な【連理木】があります。地上3メートルのところでふたつに分かれ、それが6メートルあたりのところで再びひとつに合わさっているという、縁結び、夫婦円満の御神木。

■　高牟神社

　ＪＲ千種駅の南東300メートルほどのところにあります。
　その境内に湧き出ている泉は【日本名水100選】に選ばれています。【古井の里】の地名発祥の地のこの神社の水、つまりは【古井の水】転じて、【恋の水】というところからでしょうか、若い参拝者を多く見かけました。
　では、ひとくち水をいただいて、走りましょう。【恋の三社めぐり】に挑戦してみるなら、どこからスタートしても良さそうです。北区の山田天満宮(以前は清明神社が三社のうちの一社でしたが、４年ほど前に山田天満宮に変わったそうです)、千種区の城山八幡宮の三社です。　

■　清明神社

　ナゴヤドームの南東、一本南の筋の角にあります。階段を少し上がった、こじんまりした敷地になっています。

■　上野天満宮

　谷口交差点から200メートルほどのところにあります。北区の山田天満宮、中区の桜天神社と並ぶ三大天神さんです。境内に入ると正面に大きな牛の像、本堂前には絵馬がびっしり。左手に厄除けの社があって、そこには無数のひょうたんがぶら下がっています。

■　東山スカイタワー

　東山公園のほぼ中央、動物園と植物園にはさまれる位置にあります。辿りつくまでには少々起伏が激しく、サイクリングコースというよりはドライブコース。車だけでなく、下り坂では自分の自転車もスピードが出てしまいますから、注意が必要です。
　施設そのものは名古屋市市政100周年を記念して平成元年に建てられました。高さ100メートルのところにある展望台からは、名古屋港のシートレインランド、大観覧車もはっきり見えます。
　動物園の入り口あたりに自転車を置いて、一万歩コースを歩いてみるのもひとつの方法です。

■　平和公園

　これまでいかに車での移動が多かったのかを、あらためて感じさせられたのがここ。車でよく通っていた広い墓地のほぼ中央の道を一歩脇へ踏み込んだところに、ゴールデンウィークの間ということもあって、多くの人が休日を楽しんでいる広い芝生に出会いました。
　公園内には、緑の中をぐるりと廻って一万歩というコースがあって、自然の中を歩き回るのにもってこいのコースとなりそうです。ただし、人のみ通行可となっていますから、自転車では走れません。
　ちなみに写真は、公園内にあるユーカリの森です。

■　千種公園

　都通りにある通称レンガビルを背に東へ向かうと、千種公園が広がります。大きくふたつに分かれていて、北側は野球などができるグラウンド。南側は緑地となっています。この公園の周辺にはいくつかの学校がかたまっていることもあり、クラブ活動風の学生さんたちがたくさん集まっています。
　千種区は名前の通り緑の多いところで、区の花は【あじさい】だそうです。

■　鍋屋上野浄水場

　砂田橋を少し南に、谷口の交差点の北東角にあるのがこの浄水場。残念ながら普段は中に入ることはできませんが、交差点角に少々腰を下ろせる場所があって、そこから浄水場の中を眺めることができます。赤レンガの建物が印象的です。

■　覚王山　日泰寺

　参道には個性的なお店が何軒も並んでいます。鬼まんじゅうのお店、フルーツフラッペが人気のお店、中国茶のお店、【お釈迦せんべい】を作っている駄菓子屋さん。毎月21日には【こうぼうさん】の名前のもとに市が立ちます。また、年に数回【覚王山祭】が催され屋台の数も増えて、多くの人で賑わうそうです。
　自転車で行くにはこの南からの参道を利用した方が坂が少なく楽しめると思います。

■　桃巌寺

　千種区本山の交差点を南に３００メートル走ったところに桃厳寺があって、入り口あたりに自転車を停め、参道をとんと突き当たると左手に山門があります。
　この山門がけっこういいのです。まず門の前に立ち止まり境内を眺めてみてくださいね。さて、そのあとで門をくぐり抜け、数メートルいったところで振り返ってみてください。どこか懐かしい景色が見えるはずです。
　入り組んだ境内ですね。迷路のような緑の中庭をぬけて竹林の奥の階段を降りると、名古屋市内では屈指の大仏様。それも緑色ですよ。名古屋大仏とも呼ばれているようです。座高１０メートル、その周りを１０匹の大きな【みどりのぞう】が取り囲んでいます。
　境内のいたるところに意外性が潜んでいます。強烈です。さらに時間に余裕のある方は、少し拝観料を払って、お宝をご覧になってはいかがでしょうか。