京都冬紀行・その2(洛東爆走編)

 

京都二日目。今日は洛東をいろいろ巡る予定のため、機動性に富んだ自転車を利用するぞ。京都駅近くにある、KCPTというレンタサイクル屋さんで自転車を借りてゴーゴー。

ちなみにKCPTではいろんなタイプの自転車を借りられて便利よ。ママチャリタイプからスペシャルMTBまでなんでもござれなのだ。うちらは7段変速ギア付きの一般自転車をチョイス。多少の坂道でも平気なのだ。そんでもって、朝の鴨川沿いを爆走。

京都は街の直ぐそばに広い河原を持つ河川があって、いいなあ。
歩いている人、犬を散歩させている人、サイクリングしてる人、のんびりしたり、リフレッシュできてうらやまし〜。
 
でも、鴨川ってかつては洛中と洛外を分ける川だったんだよね。川を渡ったら、そこは別世界という時代もあったんだ。洛外は異界であり、他界つまりあの世だね。

スピリチュアルな面だけではなく、もっと生臭い面からこの川を見ても、すごい所。豊臣秀吉が、自分の甥である秀次の首を晒し、その妻子供妾までを斬首した場所なんだって。
今ののどかな河原の風景からは、想像できない歴史を見てきた川なんだ。

**銀閣寺**
鴨川を北上し川が二手に分かれる辺りで右折。一路銀閣へ。

すると途中で京都大学付近を通過。京大といえば、20年程前若かりし頃、京大西部講堂のオールナイトライブか何かに行ったことがあったっけ。コンチネンタルキッズとかローザルクセンブルグとか知ってる人、いるわけないか。

さて、気を取り直して、銀閣寺です。

【銀閣寺の沿革】
臨済宗相国派に属する禅寺で、1482年足利義政により建立される。祖父にあたる義満の北山殿金閣にならい、自らが隠栖生活を送るために山荘東山殿を造営したのが発祥。

 

よく銀閣寺は、金閣に比してワビサビを表現していると言われているけど、確かに絢爛豪華サーサーどうですか!みたいな押し出しは感じないよね。

 

 

でも、単なるワビサビではなく、もっと複合的な美を感じたワナ。

このアングルから見るとかなりモダーンな印象を受けません?コテコテではなく、オサレよね。

手前の砂場(じゃないって)が銀沙灘。
奥の砂盛が向月台。
そして国宝銀閣こと観音殿。

**南禅寺**
銀閣寺から哲学の道をチャリで爆走。およそ散策という言葉からは程遠かったぞ。通行人の方お騒がせして申し訳ない。

南禅寺はかなり大きなお寺。バスやタクシーがひっきりなしにやって来ている。

【南禅寺の沿革】
臨済宗南禅派の大本山。1264年、亀山天皇が当地に離宮禅林寺殿を建てたのだが、その後、1291年に離宮を施捨して禅寺としたもの。「京都五山之上」に列せられ、多くの名僧が住山した。
創建当時の伽藍は室町時代3回の火災に遭い現存せず、今の建物は桃山時代の再建。

これが南禅寺の三門。いきなりびっくりの巨大さ。ふと見上げると人が。そう楼上に上がれるんです。
こうなったら行かねば気が済まぬ。
 
入口からいきなりの急階段。階段を上るといより、這い上がるとかよじ登るという表現が適切かな。

でも上からの眺めはいいねぇ。思わず「絶景かな〜〜」って、実は石川五右衛門が叫んだのもここだという噂。

 

この三門も、創建時のものは焼失していて、
現在の門は1628年に藤堂高虎が、大阪夏の陣の戦に倒れた 武士の菩提を弔うために建てたものだって。
そういえば楼上には沢山の位牌が安置されていたよ。

でも、この門を通る人たちの中で、自分たちの頭の上に 戦国時代の武将の位牌がたぁーくさん並んでいるのに 気がついてる人はどれくらいいるんでしょう?
門に上って喜んだ後、方丈で狩野探幽作という、虎の襖絵などを拝観。
南禅寺のすぐ隣にある、赤レンガ造の水路閣。上がってみると実際に琵琶湖からの水がもんのすごい勢いで流れていたよ。

それから、南禅寺順正で湯豆腐の昼飯。あ〜美味美味。ここは庭園もきれいやわぁ。

京都冬紀行・その3へと続いていきまする

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