2004年6月14日 南郷村・ヒメサユリ群生地

毎年6月半ば頃、平日に休みが取れます。こういう機会はめったにないので、
普段いけない場所や日曜では人が多くて大変な場所を選んで出かけています。

今年は、どうしようか?いろいろ考えた結果、福島県の南郷村にヒメサユリの花を
見に行く&駒止湿原というコースを選択しました。

まずは、ヒメサユリの群生地、南郷村へGOGO!

東京から東北道を飛ばし、一気に福島入り。途中の田島町でアクシデント(秘密)に遭ったけど、気を取り直して南郷村のヒメサユリ群生地へ。

事前の情報では、まだ満開には間があるようでしたが、どうしてどうして結構咲いています。

きれいな花です。
こんな色をした花はあまり見たことありません。

 

こちらはまだ蕾。
数えてみると、一本に七つの花が咲きそうですね。

 

そこの人、レッドカード (*`Д´)ノ
木道から外れてますよ。
係員から注意されていました。

群生地にはヒメサユリの他、ワラビも混生しています。このワラビがユリの倒伏保護をしてくれたり、野ねずみ食害から守ってくれるそうです。

ワラビはえらい!そこの人ワラビを見習いなさいよ。

花を後ろから見ました。

微妙な色のグラデーションがいいです。

日が傾いてきました。
斜めに差し込む光線が、花びらを透かしています。

 

ヒメサユリは昔はこのあたりの山では普通に咲いていたようです。
しかし、戦後の食糧難で食用の「ユリ根」として大量に採取され、
個体数も激減したという話。ちなみに食べたら結構美味しかったそうです。

 

本日のお宿は、駒止湿原入口にある
「峠の茶屋」さんです。

囲炉裏と古民具と古い写真。
山菜と岩魚を中心とした美味しいご飯。
湿原と亡くなったご主人の思い出話。
静かな夜。
星空。

また、お邪魔させていただきたいと思います。

 

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