2004年6月15日 駒止湿原・その1

「峠の茶屋」のお母さん曰く、
「早起きして湿原を見にったらいいよ。朝ごはんはいつでもいいからね。」
お言葉に甘えて、朝飯前に湿原まで行って来ました。

 

宿から湿原入口まで、早朝の山の空気を思いっきり深呼吸しながら向います。
途中で、車で走っていたら見過ごしてしまうような花を幾つも見かけました。

 

ホウノキの花。
道路の崖下に木があるので、
花を見下ろすことができました。

 

タニウツギのピンクの花。
路肩に咲いていることが多いので
普段は見過ごしていました。

 

湿原の駐車場はもう9割がた埋まっていました。早朝それも平日なのに、驚きです。
カメラマンたちが、巨大な三脚を肩に急ぎ足で湿原へ入っていきました。

さて、私たちもポテポテと向いましょうか。

 

湿原はワタスゲの白い綿毛が満開でした。
まるで別世界に来たようです。

 

ワタスゲ以外にも、
朝露に濡れた小さな花々が出迎えてくれます。
やはりこの時間ならではの花景色でしょうか。

ウラジロヨウラク ミツバオウレン これは何の花でしょう??
モウセンゴケも
朝露がいっぱい。
我を忘れて、湿原にみとれていました。
後ろに見えるのはツツジの紅色の花です。

と、突然、お腹が「ギュル〜ギュル〜」。
気がつかないうちに、結構時間が経っていました。

宿に戻って、朝飯朝飯。


美味しいご飯、朝飯前の軽い運動もあって、
ご飯を何杯もお代わりしてしまいました。
食後の栃餅も美味でした。

軽く休んでから、宿の番犬「ジロウ」さんの散歩を買って出ました。

 

家内は犬に慣れているのですが、私は実は犬の散歩初体験。

 

宿の裏手の林道に連れて(?)行かれましたが、
そこでコバイケイソウの花を見つけました。
思わぬ収穫です。

 

散歩を終えて、一休みのジロウさん。
別に犬小屋はあるのですが、
この木の洞がお気に入りだとか。

立派な別宅ですね。

駒止湿原・その2へ続く

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