教育実習生の担当をすると,毎日実習日誌へ指導・助言を書くことになります。 その記録の紹介です。実習生はさわやかで元気のいいスポーツマンでした。 |
1日目 (実習生所感) 「・・・総合という私たちの時代ではなかった授業が入っていて・・・」 (指導・助言)
2日目 (実習生所感) 「・・・子どもはすごいなと思いつつ,絵を見てまわりました。・・・」 (指導・助言)
3日目 (実習生所感) 「・・・生意気な児童が多すぎると思って,腹が立ちました・・・」 (指導・助言)
4日目 (実習生所感) 「・・・道徳の授業は昔と変わったらしく,ことわざの中に含まれる人生訓を自分の経験と合わせて考える授業をしました・・・」 (指導・助言)
5日目 (実習生所感) 「・・・習熟度別に分かれるのは,良い部分もありますが,もし親が・・・」 (指導・助言)
6日目 (実習生所感) 「・・・5時間目に参観させてもらったクラスの授業では,静かなクラスではないが,上手に対応されていると思いました。よく話す子がいれば,その子のことを楽しいネタにしてクラスを良い雰囲気にしていく。大変勉強になりました。教師として行っているのに,児童になって受けたいと思いました。・・・」(このクラスの先生が10月に一筆箋で紹介したあのカリスマ教師です。) (指導・助言)
7日目 (実習生所感) 「・・・あらためて,教師という職業は大変だと思った。・・・」 (指導・助言)
8日目 (実習生所感) 「・・・大変でそしておもしろい職業だ。子どもを扱うプロなんだと思った。・・・」 「・・・実習最後として研究授業をしました。他の先生方が参観日のように見に来られて,頭の中が真っ白になりました。・・・」 「・・・児童が「先生がたくさん来たら誰もしゃべらないから,しっかり手を挙げたよ。」とか,「先生がピンチになった時に,オレにあてて。」と私に言ってくれました。・・・」 (指導・助言)
9日目 (実習生所感) 「・・・小学校の時は,何気なく受けていた授業も,大人になってみると,・・・」 (指導・助言)
2週間の予定で1日祝日があったので,実質9日間の実習になりました。もう2週間の実習が来年あるそうです。初めての実習生担当をして,私自身もいろいろなことを学ばせてもらいました。 実習日誌最後の「実習の所感・総評」では次のようなコメントで締めくくられていました。ユニークな実習生でした。 (実習の所感・総評) 「・・・それと,教師というのは,固いイメージしかなかったのですが,それはちゃんとしたキャラ設定で,意外と普通の人だなと思った実習でした。」 |