短い話

「週番の先生の話」その7

子どもは,短い話を喜びます。
大人は,もっと喜びます。
長く話して,喜んでいるのは,話している本人だけです。

と,いうことで,別に話すことが無いときは,こんな「連絡(?)」で切り抜けます。

おはようございます。
みなさんは,しゃっくりが出る時,どうやって止めていますか。
びっくりさせたり,息を止めて水を飲んだりしているのではないですか。
先生は,今までの長い研究の結果,とうとう完璧にしゃっくりを止める方法を見つけだしました。
しかも,30秒以内に。
びっくりさせたりなんかしなくても,簡単にちょっとお話をするだけで,完全に止めてあげます。
もし,しゃっくりが出る人がいたら,先生の所まで来て下さい。
終わります。


それから,何日かして,本当に2年生の女の子が友達と私の教室にやってきました。
しゃっくりが出ています。
私は,静かに少し話しました。
そして,30秒後には,その子のしゃっくりは止まっていました。
今まで,100%の確率でしゃっくりを止めてきました。
子どもはもちろん,大人でも止まります。
そして,自分自身もこの方法ですぐ止めています。
別に自慢するようなことでもないのですが,これもちょっとしたコミュニケーションの一つになると思っています。
しゃっくりが止まったときに,子どもが「アレッ?」と言いながら,にこっとする表情が何とも言えません。
へたな手品をして見せるよりは喜んでくれます。
本当に簡単な方法です。
こんなことにでも興味を持って下さる方がおられたら,メールでまた詳しくご紹介します。



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