
6月は詩と共に川柳,短歌も作っています。
6月は川柳作りもあり,詩の方は一人平均1.9編,全部で36の詩が集まりました。これも全てにコメントを付けています。 それぞれの題名のクリックでその詩が表示されます。 「び生物」・・・出だしから一気に語りかけています。シブイ出だしで,味があります。 「かたつむりの強さ」・・・「でっかい」が「しょって」に,そして「どっこいしょ」とかかってきます。言葉のつながりが自然にできています。つまり,言葉のリズムです。はじめの7行は,流れるように言葉が組み立てられています。 「うちの牛」・・・「〜からだ」がスッキリ感をつくり出しています。そして,次の「それにしても」が,すばらしい働きをしているのです。他にも,「ようだ」「思ってしまう」など,言葉の使い方の見本のようです。 「食べたい焼肉」・・・これこそ自分らしさを表したそのままの文。 「すっぱいうめ」・・・イメージをここまで広げられる力を持っているのです。 「キャップのやくわり」・・・「おれないようにとキャップ」の「にと」がすばらしいのです。 「北風と友だち」・・・あるときに急に「風」の姿が目に見えるようになるのです。 「インコ」・・・この詩の中心になるところはどこだと思いますか。最後の「なんて」と「話すんだ」なのです。そこが感じられるかな。 「ぼくの弟と妹」・・・文につづるとき,自分の生活を見つめ直すことができます。 「はえの動き」・・・最初は,説明的にただたんたんと様子を書き表していて,最後に生き物への心を表しているのです。 「小さな空と雲」・・・なぞなぞ的詩です。 「しんせつなおそう式」・・・真ん中に気持ちをはさみ,両方から様子をうつすだけのサンドイッチ方式です。奥の深さが感じられます。 「時計のはり」・・・まず,こういう見方ができるようになるのが,第一歩です。 「ねぼうよなおれ」・・・「顔も洗わず行くあさねぼう」この表し方がすばらしいのです。 「おばあちゃん」・・・素直に書くことは,案外難しいことなんです。感謝できる心を詩の中に見つけられました。 「春夏秋冬」・・・「にぎやかな」と書ける生活の明るさが,元にあります。 「おじいちゃん」・・・「人」のことが考えられるのが,文の1つのいいところです。 「毛虫のミンクコート」・・・「フッサフッサ」が感じをよく表しています。こそあど言葉もよく使えています。 「うらやましい鳥」・・・「おそろしいやつ」にユーモアがふくまれていることに気がつきましたか。 このクラスは5年生からの持ち上がりでした。5年生の時から毎日日記を書いてきたことで,少しは文を書くことに慣れていたように思います。 |