行けたゾ!
6月の終わりから,ようやく水泳が始まりました。
4年生は,全員昨年25mを泳げるようになっていました。
3年生に聞くと,プールの横(短い方)を足を途中でつかずに泳ぎきったことのない人が3人いました。

水泳の始まった1日目(6月29日)は,

・水の中で口から息を長くはく。
・水中から顔を上げる時,ゆっくり上げる。
・その時,手はプールサイドを持ち,決して手で顔をふかない。
・水中から顔を出したら,まず「パッ」と言って息をはく。
・水中を歩きながらその息つぎの練習。
・ビート板を持って顔を上げたままのバタ足の練習。

これに後,自由遊びを入れて,45分が終わりました。

2日目(30日)は,「面かぶりクロール」に挑戦です。
まず,両手が開かないよう重ねて,腕を伸ばし,耳が両腕より上に上がらないことを意識して,しっかり頭を下げます。
そして,水に顔をつけたまま,バタ足だけで息が続く限り泳ぎ,苦しくなったら,その場に立つよう伝えました。

すると,2〜3回目には,3年生全員がプールの横を端から端まで一気に泳ぎきることができるようになったのです。
「初めて行けた!」
と言っていた3人の顔は喜びでピカピカ光っていました。

もう,一度行けるという自信がつけば,次からのバタ足にも力がこもります。
その後のビート板を使っての,顔をつけたままで手足を動かすクロール(面かぶりクロール)にも,ビート板なしでの面かぶりクロールにも嬉々として取り組んでいました。

3年生が面かぶりクロールの練習をしている時,4年生は,ビート板を持って,息つぎを入れながらのクロールで,プールの縦25mを泳いでいました。
一度,25mを泳いで,もうプールサイドでアシカのように横たわってゼーゼー苦しんでいる男子を尻目に,女子はすぐにプールにチャポン。
2回目をゆうゆうと泳いでいく女子たちでした。


(通信枠外の一言)
3年生が一人ずつ25mクロールに挑戦している時,自然に応援の声がみんなから聞こえてきました。一人ひとりがクラスでは主人公です。




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