平和集会
(1999年9月21日)

             8月6日平和集会にて

8月6日の登校日に,各学級の平和学習の発表がありました。
5,6年生は,日本の戦争が終わってから世界中でどれくらい戦争があったか,地雷による被害等についての発表と,一人ひとりの「平和」についての考えを発表しました。
その発表のシナリオと作文を紹介します。



       5,6年生平和集会発表シナリオ
                              1999年8月6日

広島に原爆がおとされ
たくさんの人がなくなってから
54年がすぎました。
日本では,その間,戦争はありませんでした。
だから,私たちも戦争のことは,よく知りません。
でも,世界では,まだ戦争をしている国があると聞いて
私たちは,びっくりしました。
日本が戦争をやめて54年の間に,世界では何回ぐらい
戦争があったと思いますか?
答えは,300回以上です。
この世界中には,191の国があります。
でも,この54年間戦争をしていない国は,たったの8カ国だけです。

フィンランド・スウェーデン
ノルウェー・デンマーク
スイス・アイスランド
ブータン・日本
(世界地図で示す)

(次に下の写真を提示する)

             「天使になりたい」へリンク

これは,何だと思いますか。
これは,地雷です。
これは,チョウチョ型地雷です。
このチョウチョ型地雷は,
ヘリコプターから投げ落とすと
ひらひらとチョウチョのように
回りながら地面に着地するのです。
手の平にすっぽりと入るくらいの大きさです。
だから,私たちのような子どもが,ついつい手に持って
しまうのだそうです。

世界にしかけられた地雷の数は,1億1千万個。
12人の子どもに1つの割合であるそうです。
土の中にうめられて,40年から70年たっても
ばくはつするのです。

ポーランドの国では,今でも子どもたちが50年以上も前に
うめられた地雷でころされたり,きずつけられているのです。

お父さんやお母さん
妹や弟
お兄ちゃんやお姉ちゃん
そして,友だちの命をうばってしまう戦争は,
ぜったいにしたくありません。
戦争をしないために,
私たちができることを考えました。

(以下,児童の作文の紹介)


(通信枠外の一言)
自分の係の仕事を確実にすませていく○○さん。他の係の仕事でも気がつくと,進んで手伝いをしています。




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