なぜ?  −−−総合的な学習2−−−
(2001年5月1日)

 17日に子どもたちは,
 「もみは,まず水につけておく」
ということを調べてきて,さっそく各自プラスチックのはちに水を入れて,10粒のもみを入れました。
 
 また,
 「30℃から35℃のお湯につける」
と聞き取りをしてきた子もいたので,温度計で温度を計って,約30℃のお湯をつくり,その中に入れました。

 更に,
 「塩水にもみをつける」
ということを教えてもらってきた子もいました。そこで,

なぜ,もみを塩水につけるのか?

を考えました。子どもたちからは,
 「消毒するため」
という考えが出されましたが,はっきりとは分かりません。

 と,いうわけで,またまた家の人に,なぜ塩水につけるのかを聞き取り調査してくることになりました。
 そして,次の日,分かったことは,
 「塩水につけて,浮いてきたもみは,中がつまっていなくて,稲のできがよくないので,取り除く」
ということでした。
 
 なるほど・・・と感心していると,
 「でも,水に入れても浮いてきたよ」
の声。確かにそうでした。そこで,

水でも軽いもみは浮いてくるのに,なぜわざわざ塩水につけるのか?

を次に調べることにしました。

 水と塩水では,どう違うのか,これから実験しながら調べていきます。家の方にもまた次々とこうして「?」を聞いていくと思います。お忙しいと思いますが,またよろしくお願いします。

 米を作るのが目的ではなく,このような一つひとつの疑問を自ら持ち,調べていける力をつけるのが,この学習の目的です。



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