出た 出た
(2001年5月10日)


 もみを水につけて1週間が経ちました。
 水はそのままにしておくと,酸素がなくなるということで,毎日入れかえていました。こういう時は,A君が持って来て使っていた赤いネットが役に立っていました。

 そして,ある日,上のような子どもたちの声に,行ってみるとどのもみからも白くてきれいな芽のようなものが出ていました。
 この白いものは果たして,茎になっていくのでしょうか,根になっていくのでしょうか?


   
 一人10粒ずつですから,苗床もほんのちょっぴりですみます。
 もみを植えた後,水やりをしました。最初,じょうろでドバッと水をかけて,土といっしょにもみも流れ出てしまいました。またまた1つ学習です。それからは,どの子も手に水を入れては少しずつチョボチョボと水やりをしていました。
 これが,最初から霧吹きのようなものを渡していては,学習になりません。1つひとつ失敗しながら,体を通して,生き物を育てていく苦労をしながら,自分自身が逆に育てられていけるような場を提供していきたいと思っています。



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