たくましい命
(2001年9月28日)

 春,バケ田の田植えをする時に,同じコシヒカリの苗を花壇にも植えてみました。「水稲」を無理矢理「陸稲」にしてみようということです。
 バケ田の稲が段々大きくなっていくのに比べて,花壇の稲はほとんど伸びません。そして,次々と枯れていく様子と比べながら,稲にとっての「水」の必要性を学習していきました。
 花壇の苗には大変申し訳ないとは思いながら,朝と夕方は水をやり,途中からはどうにか育てようとみんなで考え,水分を逃がさないようにとわらを敷きました。そして,たくましく生き残った陸の水稲は今,穂をつけ花を咲かせています。



 更に,稲刈りをした後のバケ田の中からは新しい芽が生まれてきています。

 これらの力強い自然の「命」を間近で学べたことが,このバケ田学習の一番大きな収穫だったと思います。 



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