漢字総復習


 

 漢字の復習をするのに,市販の漢字ドリル(B4判)を印刷して1枚ずつのテストプリント形式で行うと,毎回の印刷,集計,保存に時間がかかり煩雑になり,回数も少なくなってきます。
 そこで,漢字復習の練習とテスト,その結果の保存を簡単にできる方法の1つを紹介します。

 まず市販の漢字と読みの書いてある漢字学習ドリル(B4判)の問題を印刷して1冊の冊子にします。その時,漢字のページの裏に読みが見えるように袋とじにします。(時々誤字や送りがな,読みがなの違い等があるので,訂正を事前にしておきます。)

 

 

 このような冊子を全員に渡し,次のように扱います。

1.各自宿題等で漢字のページを見て正確に読めるように練習する。

2.子どもどうし読みのテストを行い読みの確認をする。

3.左の短文を漢字練習帳に家で練習する。

4.次の日,このページの次のページを開いて読みを見て漢字テストノートにテストをする。冊子に直接漢字や読み仮名を書き込まないことで,繰り返して使用できることになる。漢字テストノートには縦に10行の罫線が引いてあるノートを使う。私は低学年用の国語ノート(12行)に表紙を貼ってテストノートに使っています。2回目に同じテストを行う場合,テストノートの見開きのページを使うと答えが見えるので,まずノートの奇数ページだけを使ってテストを行う。

5.テストで違った漢字の練習等についてはこのHPの「新出漢字学習法」と同じ。

6.できれば2学期中にその学年の全ての新出漢字の学習をすませて,3学期にはこの漢字総復習を行うパターンにする。