日記で
 「日記」とは,プライベートなもので,人に見せるものではありません。当然,「日記の書き方を指導する」ような必要はありません。学校で行う日記指導は,子どもたちの日記の中からその生活や考え方,思いを教師が知り,よりよい指導に生かすために行います。
 
 また,日記を書くことによって,自分の行動を反省したり,人の優しさに気づくことができます。人は「書くことによって考える」からです。ですから,日記を本気で書いていけば,心を豊かにしていくことができます。
 
 そして,今年本校でねらっていることは,日記指導をすることで「書く力」を身につけるということです。ただ毎日,あったことをそのまま写していくような,本人も書くおもしろさを感じない文を書いていては,書く力の成長はありません。どうせ書くなら,楽しんで,しかも書く力が身につくような日記指導を行っていきたいと思っています。

 そこで,5年生最初の日記では,
1.「今日」という書き出しで始めない。
2.一番伝えたいこと(クライマックス)から書き始める。
という約束で書いてもらいました。

 5年生最初の日記。どの子もすばらしい書き方ができていて,これからがすごく楽しみになりました。ここに,クラス全員の日記の書き出しを紹介します。



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