スバル・アルシオーネ 2.7VX
スバルのフラッグシップカーとして1985年6月にデビュー。リトラクタブルライトを採用した特徴的なウェッジシェイプのスタイリングで、カタログには「エアクラフトテクノロジーの血統」と日本車で初めてCD(空気抵抗係数)値=0.30の壁を突破、CD値=0.29を達成し、CD×A(空気抵抗係数×前面投影面積)=0.53、CLF(揚力係数(前))=0.10、CLR(揚力係数(後))=0(いずれもVSターボ)という空力性能の理想の徹底追求が大きく謳われており、
§ リトラクタブルヘッドライト採用の低いフロントフード
§ 複雑な三次元成形のリヤウィンドウ採用による、フラッシュサーフェス・ラップラウンド・キャビン
§ ライズアップ格納機構を備えたコンシールドタイプ・シングルブレードワイパーの採用
§ ボディからフローティングさせた「スペースドアミラー」
§ 可動式フラップでボディ表面の凹凸を完全になくす「エアプレーンタイプドアハンドル」
§ アンダーフロアのフラットボトム化
§ タイヤハウスへの風の巻き込みを防止するサイドエアフラップ
§ ボディ下部に流れる空気を整流してスムースに流すリヤアンダースポイラー
§ 空気抵抗と揚力低減に最適なハイデッキ、ダックテール形状
などが列挙されている。市販乗用車でアルシオーネほど空力性能を訴求した例はなく、それがどれほどの効果があったのかはともかく、今なお、斬新なボディ・スタイリングとともに、現在もアルシオーネを特徴付けているポイントである。アルシオーネ登場以降、日本の自動車メーカー各社のカタログにも空力についての記述が見られるようになり、その影響は決して小さくなかったといえるでしょう。
1987年7月のマイナーチェンジで追加された2.7VXには、既存のEA82型エンジンに2気筒を追加した、水平対向6気筒OHC「ER27」エンジンが搭載された。ボアおよびストロークは「EA82」と共通であるが、このエンジンがアルシオーネ以外に搭載されることはなく、事実上、専用設計となっている。最高出力:150ps/5,200rpm、最大トルク:21.5kgf·m/4,000rpmを発生した。
* 現車データー*
年式:平成元年(1987年式) 車検有効期限:25年10月13日 走行距離:115838㎞
長さ:451cm 全幅:169cm 全高:133cm 原動機型式:ER27 車両重量:1300kg
EG MT オーバーホール(無)
電装類
(カセットデッキ不動ラジオは使えます、助手席パワーウインド動きが遅いです)
錆の程度、箇所(下回り小錆程度)
最近の整備・交換内容:オイル漏れ修理・燃料ホース交換・パッド交換)
定期点検記録簿、部品購入記録(多数有)
オプション装備:社外ホイール ウルトラ特注プラグコード
平成15年に101500kmで購入。
平成15年に外装オールペン
平成17年にエンジンを降ろしてエンジンルーム塗装、オイル漏れ修理、燃料ホース、ヒーターホース、エンジン・ミッションマウント交換してあります。
アルシオーネの特徴の一つであります、内装コントロールウイング、メーターバイザーは新品交換してあります。(この時代に流行りましたガングリップタイプのシフトノブが懐かしいですね。)
エアサスは購入時に交換してあり、現在でも2週間程置いておいてもエア漏れはありません。
*現オーナーからのコメント*
独特のスタイルと乗り味、抜群の高速安定性。
当時アルシオーネSVXを探していたところ、偶然この車を見つけてしまい衝動買い、以後レストアしながら乗ってきましたが、この度SVXを購入したため、屋根付き車庫に納める事が出来なくなったので大切にしていただける方にお譲りしようと思います。
SVXよりブッ飛んだデザインと、濃い乗り味が楽しめます。
自動車税(月割り)リサイクル券はご負担お願いします。
■自動車税¥56100円(年間)■リサイクル券¥9820円
★8月1日追記
現在も楽しく乗っているため、少し距離が延びました。現在115838㎞。他には変更はありません。
『お店などの売り物(整備もされず、乗られていない物)と違い、このアルシオーネは、オーナーに大切に現在もメンテナンスなどもされ、愛されている、このアルシオーネは、幸せですね』
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