SUZUKI SELMIX CCI 90cc (1965年−)
SELMIX / CCI
/ CCIS (1965- ) セルミックス
SUZUKIが2stエンジンの信頼性を上げる技術としてGPレースで培った分離潤滑技術の名称で、生粋のスポーツモデルT20 (1965)より量販車にフィードバックされた。2stエンジンの分離給油はヤマハのオートルーブが量販車初といわれるが、吸気の際にオイルを供給するオートルーブに対してセルミックスはクランクシャフト駆動のオイルポンプによりクランクシャフトベアリング、コンロッドビッグエンドを直接強制潤滑するものだった。オイルはクランクケース内で飛散し、スモールエンド、シリンダなどを潤滑、冷却した後、混合ガスとなって燃焼室へ導かれる。当初セルミックスと呼ばれたこの技術は、のちにCCI(Cylinder Crankshaft Injection)と命名され、優れた耐久性を誇るスズキエンジンの証となった。CCIの名称は1966年の70 K30のエンブレムに見られる。さらに後にはSystemを加えてCCISと呼称した。
*ネット上の文章を参考にさせていただきました
・ 年式不明
・ 車種不明
・ エンジンはバッテリー交換で始動OK
・ 複数オーナー
取材レポート/SEIYAA 中谷 |