
| 千葉県指定天然記念物 環の大クス この大クスの主幹はすでになく、大きな空洞になっており、蘖(ひこばえ)ようの二本の幹が大きくのびていて、四周を覆っている。 樹高は、14.5m、目通幹囲12m、根回りは13mである。牧野富太郎博士の「牧野新植物図鑑」中「くすのき」の項で「奇(くすしき)の義也といえり、 よく石に化し、樟脳を出すものなれば名くる成るべし」と和訓栞(わくんのしおり)にあるが、定説とはできないとしている。 第一回の県指定天然記念物で、環の名は旧村名環村(たまき) である。 千葉県教育委員会 「案内板より」 |



| ちば環の大クス |
| 所在地 富津市東大和田12 興源寺 交通機関 JR内房線・上総湊駅 戸面原線Aバス 関尻下車 徒歩17分 駐車場 あり Link 2009.12.03 |
| 富津市指定有形文化財(建造物) 興源寺板碑一基 「いたび」
昭和五八年一一月八日 指定 興源寺は松嶺山吉祥院と号する真言宗智山派の寺で、室町時代初期の応永年間(1394〜1428)の開山と伝える。山門に続く長い上り坂の右手には、 千葉県指定天然記念物の「環の大楠」があり、目通り12mを越える幹は大きく空洞となっている。以前その中には、ほぼ中央から二つに割れた板碑があったとされるが、 その後、境内に上る階段の右側に移され、さらに本堂前へと移され現在に至っている。 この板碑は高さ110cm、幅は上方で22cm、下方ではやや広がり26cmである。 厚みは頂部から身部にかけては10cm前後、基部は17cmで、特に基部は埋設に耐えられるように厚く造られている。 身部には阿弥陀三尊と思われる種子「しゅじ」(阿弥陀如来の種字は・キリーク、観世音菩薩の種字は・サ、勢至菩薩の種字は・サク という。)が陰刻され、 願文等の判読は困難であるが、正長元年(あるいは二年)(1428〜1429)の紀年銘がある。なお、板碑の素材には当地の砂層中に見られる砂岩が使用されている。 このような類例は県下には数少なく、極めて貴重な資料である。 平成14年3月29日 富津市教育委員会 「案内板より」 |
| 2009.12.03 |

