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天狗岩・シラケ山

てんぐいわ  ・  しらけやま
1180m  ・  1274m
登山日 2011年4月3日 パーティ 2人(H氏) 参考書籍 山と高原地図
私が登った群馬300山 上巻
工程 天狗岩登山口[8:50]〜天狗の岩洞[9:37]〜天狗岩[9:50-9:57]〜シラケ山[10:11-10:20]〜尾根コースへ〜アイスバーンのため断念[10:28]〜天狗岩登山口
本日は、1泊2日の2日目だ。
前日の天気は晴れの予報だったのだが、朝起きると曇り空だった。
雨が降ってくる様子は無さそうなので、当初の予定通り天狗岩登山口に車で移動した。
天狗岩登山道の駐車場に車を置き、登山道入口横にある沢を見るとしみ出していた水が凍っていた…
さらに天狗岩登山道を進み横にある沢に目をやると凍っている箇所が見受けられた…
そういえば来る途中の車道に雪があったようなと思い出していると目の前に雪景色が広がった。
積雪は少ないがアイスバーンとなっているのでたちが悪い。
アイゼンを用意していないので、なるべく雪が無い場所や凍っていない場所を進むことにした。
この時期にニリンソウは、咲いていないので天狗の岩洞への道方面に進むとここも先程と同様に雪景色だった…
何度か滑りながら天狗の岩洞を見学し、天狗岩に到着した。
天狗岩からは、西上州の山々を見ることが出来たが、曇り空なのが残念だ。
登山道横の沢の様子 雪とアイスバーンの道となった
天狗の岩洞 天狗岩からの展望
天狗岩で展望を楽しんだ後、ふとニリンソウ群生地からの道を覗くと、斜面は全てアイスバーンとなっていた…
この道を選ばなくて良かった。
天狗岩からシラケ山までの道は、雪も無く問題なく到着した。
シラケ山からは、先程までいた天狗岩を始め360°の景色を楽しむことができた。
シラケ山から望む天狗岩 シラケ山からの展望
小休止後、烏帽子岳への尾根道を少し進んだところで、この登山の終わりをむかえることとなった。
なぜなら、斜面が凍り付いていたからだ。
確かにここを突破することは可能だろう。
ただ、この先も同様以上の事が予想されるので、突破する意味がない。
また横道コースを進めば烏帽子岳まで行くことは可能だろう。
しかし、それでは面白みにかけるし、そこまでする天気ではない。
以上の事から、仲間の判断により、断念することにして下山した。
下山途中に今まで見たことがなかった[キクイタダキ]を見ることが出来たり、ミソサザイやゴジュウカラなども見ることができたので、鳥見の為に戻ったと思え断念の悔しさもない。
下山後に不二洞に行ったり蛇木の滝(滝と言うより堰堤では)を観光をして帰路についた。
このコースは、アカヤシオが綺麗だということなので、その時期に訪れてみようと思う。
断念するきっかけになったアイスバーン 最後の展望