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三笠山・諏訪山

みかさやま・すわやま
三笠山は不明 ・ 1549.4m
登山日 2011年5月9日 パーティ 単独 参考書籍 山と高原地図
私が登った群馬300山 上巻
工程 諏訪山楢原登山口[8:24]〜大江権現堂[9:13]〜湯ノ沢の頭[10:33]〜三笠山[11:50〜12:00]〜諏訪山[12:28〜13:00]〜三笠山[13:30〜13:45]〜湯ノ沢の頭[15:10]〜諏訪山楢原登山口[16:00]
国道299号から楢原林道に入り、2km程行くと終点になり、三笠山のお堂に到着する。(途中舗装からダート道に変わる)
三笠山のお堂の脇に登山道入口の看板があり、看板からすぐ先にある砂防ダムの右を登ると、ミソサザイの声が鳴り響く沢となる。
途中から斜面をジグザグに進む道に変わり、しばらく進んで行くと白い壁と赤い柱のお堂があった。(この先も多くのお堂があった)
これは楢原から三笠山までの道は、信仰の道で今でも信者が登っているからだそうだ。
お堂から先は、尾根にでるまで、フデリンドウが咲く斜面をジグザグに登っていく。
尾根に出るとアセビの木が多く、数多くの花が咲いていた。
楢原登山道入口 沢沿いの道を進む
登山道に咲くヒトリシズカ 斜面にはフデリンドウが咲く
この先も数多くのお堂があった 尾根に咲くアセビの木
尾根にはミツバツツジの木が多いが、蕾が多い。
どんどん進んで行くと咲いている木も多く見られるようになり満開の木も見ることができた。
また三笠山遥拝所付近から斜面を彩るアカヤシオの花々を見ることができ、とても綺麗だった。
ただ逆光だったので、写真を撮るには厳しかった。
満開のミツバツツジ 斜面を彩るアカヤシオ
三笠山遥拝所から岩場を鎖と梯子で下り、割と平坦な道を花と新緑を楽しみながら進むと「湯の沢頭」にでる。
ここで浜平方面からの登山道が合流する。
緩やかな登山道を進むと、トタンの小屋が見えてきた。
これが弘法小屋らしいのだが、屋根の半分がなく、床もなく、後ろの壁もない。
無論これでは泊まることはできなく、廃屋にちかい。

弘法小屋を過ぎると岩場の登りになる。
アカヤシオが咲く岩稜を、梯子やロープを使用し越して行く。(途中、2連続の梯子あり)
三笠山手前の小さな石の祠が置かれたピークから見える山は、緑とアカヤシオの感じがとても良い。
このピークから降下し、もう一度梯子やロープを使用し登りなおすと、三笠山に到着した。
山頂からは、先程通ってきたピークを始め素晴らしい展望を楽しむことができた。
弘法小屋 アカヤシオが咲く岩稜の道
アカヤシオが彩る 三笠山山頂からの景色
三笠山山頂の景色を楽しんだ後、諏訪山に向かう。
アカヤシオに囲まれた岩場の道を緩やかに少し下るとロープを使用する岩場を下る。
ここから、20分程度、樹林の中を登って行くのだが、展望があまりきかず花もほとんど咲いていないので、長く感じられた。
ようやくたどり着いた諏訪山山頂は、樹林に囲まれた静かな山頂だった。
山頂の周辺を散策した後、三笠山で昼食を食べ、来た道を戻り帰路についた。
途中ロープで下降する場所がある アカヤシオが咲く諏訪山への道
諏訪山山頂