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鳥海山ちょうかいさん2236m |
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登山日 | 2011年 7月29日〜30日 | パーティ | 2人 (Y氏) | 参考書籍 | 山と高原地図 |
工程 | 1日目:鉾立登山道入口[13:35]〜賽の河原〜御浜小屋[15:20] 2日目:御浜小屋[5:55]〜御田ヶ原[6:14]〜七五三掛分岐[6:50]〜文殊岳[7:25〜35]〜山頂小屋[8:35]〜新山山頂[8:55]〜伏拝岳[10:00]〜雪渓下り〜河原宿小屋[12:00〜12:25]〜登山道入口[13:30] |
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今回は、昨年の鳥海山リベンジということで、Y氏と鳥海山に行ってきました。 昨年同様、天気予報はあまり芳しくなかったが、山の天気は分からないため、予約した新幹線に乗り込む。 ルートは昨年と同様の東京→[上越新幹線]→新潟→[いなほ]→酒田です。 しかし、新潟から乗車するはずの、いなほ1号が大雨の影響で運休になってしまった模様(>_<) Y氏とどうするか考えるが、代行バスも無く、在来線も運休している状況でお手上げ状態… どうするか決められないまま新潟駅に到着すると、何と代行バスが運行するということだ! 早速乗り込み酒田を目指す。 予定より1時間以上遅かったが、無事酒田に到着! 山頂小屋に遅れる旨を伝えるとダメだと言われてしまい、代わりにに御浜小屋になってしまった… 御浜小屋は、昨年最悪だったため、嫌だが仕方ないので鉾立に向かう。 市内から鳥海山は見えず、ブルーラインに入ると霧&雨… 昨年の悪夢が蘇る… 到着した鉾立は、昨年よりましだが霧&雲で視界も悪く小雨が降っている状態だった。 Y氏と相談し無理して御浜小屋まで行かず鉾立山荘に泊まることにした。 すると山荘の主人は、「明日より今日のほうが良く、雲は薄いから登った方がいい。」とのこと 迷ったがその言葉を信じ登ることにした。 前置きが長くなったが、こうして登山が始まった。 身支度を整えて出発する頃には、霧も少し晴れ視界がきくようになってきた。 少し歩くと展望台に到着した。 昨年は全く何も見えなかったが、今回は景色が見えていい感じだ。 さらに登っていくと様々な高山植物が迎えてくれた。どれもとても綺麗だ。 また霧もはれ周りの景色が見えてくる。 昨年歩いた道だが、周りが見えなかったため初めて登る気分だ。 |
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鉾立先の登山道を行く | 空へ続く道 | ||||
イワイチョウ | チングルマ | ||||
空へ (ニッコウキスゲ) | ハクサンフウロ | ||||
御浜小屋にチェックイン後、山頂外輪と鳥海湖を見に行く。 外輪は雲でほとんど見えない状況だが、鳥海湖と雪渓を望むことができた。 しかし残念ながら、外輪も鳥海湖も霧に覆われ見えなくなってしまったので、山小屋に戻った。 本日は当初40人の予定だったようだが、キャンセルが相次ぎ宿泊者は10人となった。 2人遅れているので、残りの8人で話をしながら、楽しく晩飯を食べていると外がかなり明るくなった。 晩飯後、皆で外に出ると素晴らしい景色が広がっていた。 その光景に感動しながら写真を撮った。 また夜には満天の星空を楽しむことができ、明日に期待し眠りについた。 |
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ブロッケン現象 | 雲海 | ||||
雲の流れ | 夕焼けに染まる鳥海山 | ||||
夕焼け | 沈んでいく | ||||
翌朝、4時に起き外に出ると頭上は青空が広がっている。 影鳥海を見るために少し尾根を歩きその時を待つ。 そしてその時は訪れた。 山頂からでもなく日本海ではなく雲海のため、完全な形ではないがその姿を見ることができた。 朝食後、山頂を目指して出発する。 前回はここで引き返したので、ここからの道は初めてだ。 山頂への道からの景色は、とても素晴らしく楽しみながら登っていく。 |
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日の出間近 | 影鳥海 | ||||
日本海を望む | 鳥海湖 | ||||
素晴らしい景色を見ながら | |||||
外輪近くになると雲が広がってきて視界はあまりきかなくなってしまった。 山頂小屋に到着した頃には小雨(濃霧?)が降っていた。 Y氏は、山頂に行ったことがあるため今回は山頂に行かないということなので、山小屋で待ってもらい一人山頂を目指す。 山頂への道は、ごつごつした岩場の道となる。 岩は雨で滑りやすくなっているので、慎重に登っていく。 辿り着いた山頂からは、視界がきかないため展望はきかないが、達成感を感じた。 山小屋まで戻りY氏と合流後、下山を開始した。 下山ルートは、予定していた雪渓ルートと来た道を戻る鉾立コースと迷ったが、雪渓ルートを下山することにした。 最初の雪渓に到着したので、アイゼン(10本爪)をつけ歩き出す。 10本爪アイゼンは素晴らしく、滑ることもなく楽しく雪渓を下ることができた。 次の大雪渓も同様にアイゼンをつけ下る。 途中から霧もはれ、景色を楽しみながら雪渓を下った。 無人小屋外で昼食後、下山していると、雷が鳴りだした。 頭上に何も遮蔽物が無いので急いで下る。 駐車場につく頃には、雨が降っていたが、無事に下山することができ、こうして鳥海山登山は終了した。 |
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雲の合間から | 大雪渓を下る |