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長尾谷ながおたに |
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登山日 | 2011年 8月16日 | パーティ | 単独 | 参考書籍 | 奥多摩 大菩薩 高尾の谷123ルート |
工程 | 倉沢橋[7:20]〜地蔵橋[8:10]〜長尾谷出合[8:30]〜3m×3m滝[8:55]〜堰堤[9:54]〜がれ場[10:46]〜源流部[11:30]〜蕎麦粒山[12:18〜12:37]〜棒杭尾根〜地蔵橋[14:22]〜倉沢橋[15:05] | ||||
今回は久しぶりに1人で沢登りに行ってきました。 なお、今回はのんびり写真を撮りながらの沢登となる為、コースタイムはかなり遅いです。 当初の予定では、地蔵橋または手前の魚留橋までバイクで行く予定でしたが、倉沢橋を渡り林道に入った直後に[通行止め]の看板が!! 仕方がないのでここにバイクを置き、歩き出すと目の前に崖崩れ地帯が現れた。 これが通行止めの理由のようだ。 崖崩れ地帯をよじ登り越えていく。 |
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崖崩れ現場 | |||||
最近毎日のように夕方になると雷雨となっていた為、林道は水の流れているところが多い。 ところどころに滝もあり下の倉沢谷本流と合わせて楽しみながら進んでいく。 地蔵橋を渡ってしばらく歩くと林道終点となり、長尾谷に下りられるようになっているので、ここで沢登の準備を行う。 準備を終え、入渓するとすぐに沢に陽の光が降り注ぎとても綺麗な景色を楽しむことができた。 序盤は、5mの滝など特に問題なく登れる滝が続く。 出合から20分位で上に木橋がかかる3m×2滝となる。 滝上部から木橋を見ると倉沢林道方面から鳥屋戸尾根方面に道が伸びている仕事道のようだ。 |
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陽の光が降り注ぐ | 登りやすい滝が続く | ||||
上に木橋がかかる3m×2滝 | |||||
この先も小滝が続くが、どれも岩が硬いので登りやすい。 ダムの放水口のような3mの滝とその上部の滝を越え10分程度進むと石積堰堤が出現した。 堰堤は左から簡単に越えることができた。 堰堤より先は水流が細くなり、がれ場が多くなるが、滝も多く楽しみながら歩くことができる。 堰堤から写真を撮りながらですが、40分程度進むと二俣となる。 左股の方が水量が多いが、ここは記録通り右股に進む。 右股を進むとすぐに土砂に埋もれた伏流地帯となっている。 伏流地帯は30m程で、水流は再び姿を現した。 |
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ところどころイワタバコが咲いていた | 放水口のような3mの滝 | ||||
放水口のような滝の上部の滝 | 長尾谷の様子 | ||||
二俣 | |||||
ここから先はどんどん傾斜が増していく。 後ろの方に気配を感じたので振り返ると単独の沢登の方が登ってきていた。 沢登中に仲間以外と会うのは始めてだ。 まだ距離はあるが、いずれ追いつかれそうだ。 のんびり歩いているので、追いつかれるのは構わないが、先程までと違い岩が脆いので落石の危険性が高くなってきたので、落とさないように注意して進む。 源頭部で追いつかれたので、2人でこれからのルートを探る。 このまま直登するより右側の尾根の方が登りやすいと判断し、尾根まで斜面を横切ることにした。 斜面はガレ場となっているので、石と共に落ちないように注意しながら尾根まで横切った。 その判断が正しかったようで、目印のテープが枝に巻かれていた。 |
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源頭部の様子 | |||||
ここで会話をしながら小休止後、最後のツメを登る。 久しぶりだったのもあり、疲れが出てきたので先に行って頂く。 急斜面のスズダケ帯を越えると、登山道に到着した。 ここから蕎麦粒山まで一緒に登った後、山頂で別れ棒杭尾根を下山し、バイクまで戻り帰路についた。 |
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蕎麦粒山山頂直下に咲くツワブキ |