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雲取山 ・ 七ツ石山くもとりやま ・ ななついしやま2017.1m ・ 1757.3m |
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登山日 | 2012年 3月26日〜27日 |
パーティ | 単独 | 参考書籍 | 山と高原地図 |
工程 | 1日目 鴨沢バス停[9:18]〜権現平[9:38]〜堂所[11:03]〜七ツ石小屋[12:00]〜七ツ石山山頂[12:30〜12:40]〜奥多摩小屋[13:40]〜雲取山山頂[15:00〜15:30]〜雲取山荘[15:50] 2日目 雲取山荘[5:00]〜雲取山山頂[5:25〜6:10]〜奥多摩小屋[7:00]〜七ツ石山山頂[7:45〜8:10]〜石尾根〜高丸山[9:25〜30]〜鷹ノ巣山避難小屋[10:30]〜鷹ノ巣山[11:10〜40]〜水根山[12:00]〜六ツ石山分岐[13:25]〜登山道入口[14:50]〜奥多摩駅[15:30] ※途中、バードウォッチング等をしています。 |
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今回が今年初登山となります。 選んだ山は雲取山で、東京都の最高峰ですが、一度も行ったことが無い山です。 天気も良さそうなので、雄大な景観を楽しみに出発!! 奥多摩駅で、身支度を整えバスを待ち、鴨沢行きに乗車。 鴨沢に向かう登山者は、自分を合わせて5名みたいだ。 登山道入口となる鴨沢バス停に到着し、身支度を整えいざ出発!! 駅では晴天だったが、空を見上げると雲が多くなってきていた。 バス停から車道を少し歩き、登山道を登ると20分ほどで権現平に出て車道に合流する。 ここから登山道までの間、あちこちに登山者のものだろう車が止められていた。 少し歩くとまた登山道となる。 登山道を歩いていると、突然動物の鳴き声と物音がいきなり聞こえた。 びっくりしてその方向を見るとサルの群れだ! 地面にある何かを食べている様子を見ていたら、目が合ったようで、ボスザル?が鳴き、他のサルが逃げていった。 最後にボスサルが此方をじっと見つめてから森の中に消えていった。 |
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お食事中 | じっと見つめていた | ||||
七ツ石小屋手前ぐらいから、登山道上に雪が現れ始めた。 しかもそのほとんどがアイスバーンとなっている為、滑らないように慎重に登っていく。 周りの景色に目をやると霧がこちらに迫ってきている。 霧に包まれるのかと思っていたら、小雪が降り始めた… しばらくすると雪もやみ、少し晴れ間がのぞいた。 七ツ石山が近づくにつれ、積雪が多くなってくる。 山頂から降りてきた登山者に話を聞くと、ここから山頂まで雪が多くアイスバーンになっている箇所も多いそうなので、アイゼンを装着することにした。 その登山者が言うとおり、七ツ石山が近づくにつれ雪が多くなってくる。 同時に風も強くなり、一気に寒くなってくる。 山頂に到着し、雲取山方面を見ていると、また小雪が舞い始めた。 ここから先の天気は、小雪→晴れ→黒い雲→小雪という変わりやすい天気が続くことになる。 |
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山頂が近づくにつれ雪が多くなる | 七ツ石山山頂から雲取山方面を | ||||
七ツ石山山頂で軽くお昼をすませ、雲取山を目指す。 七ツ石山を離れるにつれ雪も減ってきたので、唐松谷林道合流点付近でアイゼンを外す。 奥多摩小屋を通過し、小雲取山への上りを登りきるとまた雪が多くなってきた。 景色と雪の感触を楽しみながら歩んでいくと、雲取山避難小屋に到着。 温度計によると、-5℃のようだ。やはり雪が降るだけある。 山頂周辺で景色を楽しんだ後、雲取山山荘に向け下っていく。 この道は北面に位置する為、ほとんどの場所がアイスバーンとなっている。 場所によっては、スケートリンクのようになっているので、滑らないように注意して進む必要があった。 明日の早朝ここを登るのか…と考えながら進むと、雲取山荘に到着。 本日の宿泊者は自分を合わせ8名とのことで、個室を一人で使うことができるそうだ。 部屋で一休み後、星空を楽しんだり宿泊者と語ったりとゆっくり過ごしこの日を終えた。 |
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七ツ石山直下の下りから | 天気が変わりやすい (七ツ石山を見上げる) |
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雲取山に続く石尾根 | 雲取山から石尾根を望む | ||||
雲取山荘の個室 | 星空 | ||||
2日目 今朝は4時20分に起床。 朝御飯を軽く食べ、日の出を見る為 5時に雲取山荘を出発! 気温は-7℃と冷え込んでいる… 日の出まで残り約30分の為、急いで山頂を目指したいが、山荘から山頂までの道は、ほぼ全面アイスバーンとなっているので慎重に進む。 アイゼンをしているから登れるが、無ければ厳しいだろう。 昨日の疲れもありスピードはあげられないが、何とか日の出前に山頂に到着した。 山頂からは木々があるため日の出が見えづらいし、朝焼けに染まる山々も見たいため避難小屋側に移動。 皆考える事は同じのようで、山頂にいた方も移動している。 少したつと日の出となり、石尾根や周りの山々を赤く染めていく。 富士山や南アルプスなどが見える素晴らしい景色だ。この光景を見ただけで、昨日の苦労が報われる。 日の出後にもう一度山頂に行き、景色を堪能した。 |
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雲取山荘出発 | 日の出前の雲取山山頂 | ||||
雲取山からの日の出 | 山々を赤く染めていく | ||||
山々を赤く染めていく | |||||
今日の日程は、石尾根を歩き、奥多摩駅まで歩ききる予定だ。 といっても、体力がキツイ場合は、無理せず途中で下山する考えだ。 朝日が照らす尾根道と周りの山々を見ながら快適に進んでいく。 七ツ石山山頂への急坂を越え山頂に到着。 山頂からは雲取山から歩いてきた道のりを見ることができるし、周りの山々の景色を楽しむことができた。 |
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早朝の石尾根 | 周りの山々を見ながら歩んでいく | ||||
唐松の向こうに | 石尾根からの眺め | ||||
七ツ石山山頂へ | 七ツ石山山頂から雲取山を望む | ||||
展望を楽しんだ後、石尾根を歩いていく。 石尾根は思ったより積雪も多く、多いところで60cmぐらいあるところもある。 千本ツツジ・高丸山を越えると、鷹ノ巣山が近づいてくる。 鷹ノ巣山には何度も来ているが、こちらの方面から登るのは初めてだ。 久しぶりの登山だったのもあり、鷹ノ巣山避難小屋に到着したころにはかなり疲れがたまってきた。 鷹ノ巣山への最後の登りは正直堪えたが、浅間山を見ることができたり、周りの景色も楽しめるので休憩しながら登った。 鷹ノ巣山山頂で、山荘で買ってきたお弁当でお昼休憩。 お弁当は、氷点下の中歩いてきたのもあり、ご飯が冷たいというより凍っているところもある。 それでも疲れが溜まってきた身体には嬉しいものだ。 |
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千本ツツジへ続く石尾根 | 高丸山山頂から雲取山方面を | ||||
鷹ノ巣山 | 鷹ノ巣山へ続く登りから振り返ると | ||||
鷹ノ巣山山頂にて | |||||
鷹ノ巣山山頂から奥多摩駅を目指す。 途中六ツ石山に寄ろうかと思ったが、かなり疲労がたまってきたし、何回も行っているので今回はパス。 雪は六ツ石山分岐を越えると、姿を消した。 六ツ石山分岐から1時間30分弱で登山道入口に到着。 奥多摩駅までの道中は、様々な花々が咲いていたり咲きはじめていた。 春本番はもうすぐだ |
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鷹ノ巣山を振り返る | 六ツ石山周辺までは雪が多い | ||||
麓は春が近い |