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蛭ヶ岳 ・ 丹沢山 ・ 塔ノ岳ひるがたけ ・ たんざわさん ・ とうのだけ1673m ・ 1567.1m ・ 1491m |
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登山日 | 2012年 3月29日〜30日 |
パーティ | 単独 | 参考書籍 | 山と高原地図 |
工程 | 1日目 大倉バス停[7:02]〜牛首[8:00]〜三ノ塔[9:15〜25]〜鳥尾山[9:53〜10:05]〜行者岳[10:27]〜新大日[11:10]〜塔ノ岳[11:55〜12:35]〜丹沢山[13:54〜14:00]〜蛭ヶ岳[16:20] 2日目 蛭ヶ岳[7:20]〜丹沢山[9:04〜14]〜太礼の頭[10:00]〜本間ノ頭[11:40〜12:10]〜高畑山[14:06〜17]〜三又路バス停[15:30] ※途中、バードウォッチング等をしています。 |
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今回が初丹沢! 天気は朝から快晴! まるで歓迎してくれているようだ(^^♪ 渋沢駅から大倉に向かうバスに20人ほど乗車して出発。 大倉バス停からまず目指すは三ノ塔! まずは大倉バス停から吊り橋を渡り、三ノ塔尾根を目指す。 振り返ると誰もいない… 皆、別のコースのようだ。 後から聞いた話だが、このコースはここから塔ノ岳を目指す人はあまり登らないそうだ。 吊り橋を渡り、少し林道を進むと、牛首まで登山道を通るコースと林道を行くコースの分岐となる。 迷わず登山道コースを選び登っていく。 登山道はよく整備されており登りやすい。 足元にはマムシグサやオニバシリが咲いていた。 分岐から30分ほど歩くと牛首に到着する。 少し林道を歩くと、すぐに登山道となる。 先程と同様によく整備されているが、階段が多い… 木々に囲まれあまり展望はきかないが、合間から富士山や街並みを見ることができる。 途中傾斜がキツいところもあったが、長くは続かない。 標高が1000mを越えたあたりから、雪が現れ始めるが量も少ないので全く問題ない。 さらに登るといきなり周りが開け、三ノ塔頂上に到着した。 富士山や丹沢の山々などの展望が素晴らしい。 ここまで展望が良い場所がほとんど無かったので、とても嬉しい。 |
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吊り橋 | 山頂が近づくといきなり周りが開ける | ||||
三ノ塔山頂から富士山を望む | 塔ノ岳方面の展望 | ||||
ここから塔ノ岳までは表尾根を通っていく。 尾根道は木々が少なく、周りの景色を楽しみながら歩くことができる。 ただし、足元がかなりぬかるんでいて歩きにくく滑りやすいので注意が必要だった。 三ノ塔から鳥尾山までは、階段と鎖場を下り、登りかえす感じだが、特に問題となる箇所もなく、30分程度で山頂に到着した。 三ノ塔や尾根道と同様に展望がとても良く、海の向こうに大島も見ることができる。 小休止後、塔ノ岳を目指す。 途中斜面や登山道が崩れた後があるが、必要な箇所は補強されていたり新しい階段が設置されていたりと登山道は良く整備されている。 行者岳を通過し、新大日山頂に到着した。 ここまでの尾根道には雪が無かったが、新大日山頂から先は雪が多く残っていた。 当日は暖かかったのもあり、凍っている箇所はほとんど無いので、ざくざく雪の感触を楽しみながら進む。 到着した塔ノ岳山頂には、平日にも関わらず多くの登山者で賑わっていた。 山頂からの展望はそれが納得できるほど素晴らしい。 山頂には雪は全く残っていないようだ。 雄大な景色を楽しみながらお昼休憩。 |
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三ノ塔から鳥尾山に続く道 | 写真では分かりづらいが大島まで見ることができた | ||||
行者岳から来た道を振り返る (手前が鳥尾山で奥が三ノ塔) |
行者岳過ぎから塔ノ岳方面を | ||||
塔ノ岳山頂から大山方面を望む | 塔ノ岳山頂から富士山を望む | ||||
お昼を食べた後は、丹沢山を目指す。 山頂から丹沢山に向かうとすぐに雪の斜面となり、凍っている箇所もあるため気をつけて下っていく。 塔ノ岳を離れると、先程までの賑わいも無くなり、辺りは静寂に包まれる。 途中先程と同様に登山道が崩れた後があるが、必要な箇所は補強・整備されている。 この辺りの地形は崩れやすいのだろうか? そんな事を思いながら進んでいると、ニホンジカと遭遇した。 こちらを警戒しているものの、人に慣れているようで草?を食べている。 その様子をしばし見た後、邪魔しないように先に進む。 丹沢山までの間は、登山道のみ雪が多く残っている感じだったが、山頂が近づくにつれ積雪も多くなり辺りは雪景色となっていく。 到着した丹沢山山頂は雪で覆われており、多い場所で60cmぐらい残っている。 塔ノ岳からそこまで離れているわけでもないし、標高も70mぐらいしか違わないのになぜだろう? |
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ニホンジカ | 丹沢山山頂 | ||||
丹沢山から蛭ヶ岳までまだ2時間弱あるようなので、小休止後すぐに出発。 先程と同様に山頂周囲は雪が多いが、離れるにつれ少なくなっていく。 といっても登山道には多く残っている感じだ。 少し進むと蛭ヶ岳の姿が目の前に大きく現れる。 雄大でどっしりとした感じで良い感じの山だ。 蛭ヶ岳までは一旦下り、登り返していく。 周りの景色や振り返れば丹沢山の姿を楽しむことができるので、楽しく登っていく。はずだった… 登るにつれ、どんどん風が強くなっていく… 時折突風が吹くから気をつけなくてはと思っていたのに、地図を確認中に地図を吹き飛ばされてしまった…(>_<) 初めて使ったのに… 悲しんでも仕方がないので、丹沢の風になってしまった地図を諦め先に進む。 山頂までの道のりは、雪が多く何度もアップダウンが繰り返される。 雪はともかくこのアップダウンは、疲れが溜まってきた身体にはキツい… 途中何度も休憩しながら、何とか山頂に到着し本日宿泊する蛭ヶ岳山荘の受付を済ます。 本日の宿泊者は自分を合わせ2名とのことで、広く使うことができた。 受付後、蛭ヶ岳山頂の360°の雄大な展望を楽しむ。 そして山々に沈む夕日を今日の出来事を思い出しながらその光景を見ていた。 また日暮れ後は、東京・横浜方面の夜景を楽しむことができ、東京タワーも見ることができる。 残念ながら雲?が出てきたので、あまり星空を見ることができなかったが、贅沢は言うまい。 |
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丹沢山から蛭ヶ岳を望む | 蛭ヶ岳から丹沢山を望む | ||||
山頂へはアップダウンが続く | 山頂への最後の登り | ||||
蛭ヶ岳山荘 | 夕焼けに染まる丹沢主脈 | ||||
夕暮れの宮ヶ瀬湖と町並み | 夕焼け | ||||
夕焼け | 蛭ヶ岳山頂からの夜景 | ||||
東京タワーも見ることができる | |||||
2日目 夜半から強風が吹いており、風は朝方もおさまらない。 気温は2℃とそこまで寒くないが、やりやまぬ強風のため寒い。 朝御飯を食べていると、山荘の主人が、『今日も1日良い日だな!頑張るぞ!オー!』と一人で言い始めた。 一週間ぐらい誰とも合わないことがあるので、自分の中の自分に話しかけ前向きにするためだそうだ。 なるほどと思う。 本日の日程は、丹沢山経由の宮ヶ瀬[三又路バス停]だ。 だいたい15キロぐらいだろう。 ここから丹沢山までは雪が多く残っている為、アイゼンを装着し 7時20分に出発。 開始早々目の前をニホンジカが駆け抜けた。 昨日丹沢山でも見かけたが、この地域はニホンジカが多いみたいだ。 尾根道は、相変わらず強風が吹いているので、鎖場や痩せ尾根通過時は特に注意しながら進んでいく。 朝の冷え込みが弱いため、雪はアイスバーンにはなっていない。 丹沢山に到着後、宮ヶ瀬方面に向かう。 ルートは丹沢山の北面となるため、積雪が多い。 アイゼンを装着しているため滑らないが、油断せず進んでいく。 雪が減った辺りで鳥たちのさえずりが多く聞こえてきた。 辺りを探してみるとゴジュウカラやシジュウカラやコゲラの群れが飛び回っていた ゴジュウカラは久しぶりに声だけではなく姿を見られたので嬉しい |
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昨日と雰囲気が違う | 富士山頂だけが日が当たっている | ||||
相変わらず強風だが、少しずつ晴れてきているようだ。 本間ノ頭に到着したぐらいで、丁度お昼ぐらいだったので、昼食休憩。 本間ノ頭から少し降りたところまでは雪が見られたが、それ以降は雪が無くなった。 晴れ間が広がり日の光が降り注ぐと暖かくなる。やはりもう春は近い。 登山道は前日同様、崩壊箇所が多く見られるが全て必要な箇所は補強・整備されている。 本間ノ頭から2時間ほどで、高畑山山頂に到着した。 地図では『展望台あり』とあるが、実際には無かった。 跡らしいものがあるので、取り壊されたか崩壊して撤去されたのだろうか? 高畑山からは先は特に問題になる箇所もなく、登山道入口まで下山し、三又路バス停まで歩き岐路についた。 |
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宮ヶ瀬湖を望む |