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水根沢谷

みずねさわたに
登山日 2012年 7月31日 パーティ 単独 参考書籍 東京起点沢登ルート120
工程 奥多摩湖駐車場[7:00]〜入渓地点[7:25]〜2段の滝[9:00]〜林道合流[13:15]〜駐車場[14:25]
今シーズン初沢登は、奥多摩水根沢谷です。
この沢は、奥多摩を代表とするゴルジュの沢で水量が豊富です。

早朝自宅を出発し、7時頃奥多摩湖に到着。
雲一つない晴天で、気持ちが良い(^-^)
駐車場にバイクに止め、入渓地点へ。
身支度を整え、出発!!

入渓から30分、大きな釜に行く手を遮られました…
釜の深さは自分の身長を越えており、右岸をへつったり泳いだりして滝まで辿りつくことはできましたが、濡れた服が重すぎて足が上がらない(>_<)
次回は服装を考えなくては…
仕方なく少し戻って高巻きすることにしました。
高巻き中に問題発生!?
眼鏡が枝に引っかかり、反動で崖下へ( ̄□ ̄;)!!
替えの眼鏡を持ってくるのを忘れてしまった為、急いで懸垂下降で崖下へ!!
眼鏡が無いとバイクが運転できないので、かなり焦りましたが、捜索のかいもあり、何とか発見。
改めて予備の眼鏡の必要性を感じました。
眼鏡発見後、ロープを使って崖をよじ登ってから、先程登れなかった滝の上に懸垂下降で降りました。
晴天の奥多摩湖 朝の水根沢谷
沢に降り、一休憩後進むと、すぐに次の連瀑滝が行く手に現れます。
下の滝は、つっぱりして突破するようですが、先程の経験から正面突破は困難と判断し、スラブ壁の踏み後を辿り高巻きへ。
しかしこの高巻きは、下の滝の上に懸垂下降で降りるだけで、上の2段の滝に正面から挑む感じだ。
この2段の滝は登れなくは無さそうだが、単独の為事故は避けたい。
 (※通常は無理せず右側から巻くそうですが、降りないと明確なルートが分からない感じでした)
その為一度先程の場所まで戻る。
反対側の岩場にロープやシュリンゲが残置されているので少し登ってみたが、こちらも単独だとリスクが高く感じた。
仕方なく、少し戻り大高巻きして、突破した。
2段の滝手前の滝(4m) 2段の滝(5m・3m)
2段の滝から先は釜は深いが問題ない滝が続く。
10分ほど進むと、ウォータースライダーにちょうど良い滝を発見!!
早速滑って遊びました。
この滝以降も水量が多いゴルジェが続く。
岩場にはイワタバコが咲き誇り、時折 日が沢を照らしている。
景色を見たりと水と戯れながら進むと、木橋が現れました。
ここが林道(登山道)との合流地点となります。
勿論この先も沢は続いてますが、今回はここで終了です。
着替えと道具の整理を済まして、下山開始。
下山するにつれ、暑くなっていき駐車場に着く頃には汗だくでした。
快適に進めます ウォータースライダーの滝の釜
この流れに乗って滑ります 水根沢谷
水量が豊富で綺麗です 中流部以降は日が射すことが多いです
イワタバコ
今回の沢登を振り返ると、
予想以上に水量が豊富で滝の釜はどれも深く、腰位置は勿論、胸位置や身長越えも多数ありました。
その為、大きめの滝の度にへつって行くか泳いで取り付くか、諦めて高巻きをするか悩みながら進む感じでした。
また力不足を感じたり、服装や替えの眼鏡の必要性等色々考えさせてくれた沢でした。
やはり沢登はパーティで行くのが理想だと感じますが、皆さん忙しそうなので、次回も一人かもしれません。