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浅間山(前掛山)・黒斑山・蛇骨岳・仙人岳

あさまやま(まえかけやま)・くろふやま・じゃこつだけ・せんにんだけ
2542m・2404m・2366m・2319.1m
登山日 2012年10月14日 パーティ 2人(Yさん) 参考書籍 山と高原地図
工程 車坂峠[7:20]〜トーミの頭[8:30]〜黒斑山[8:50〜9:15]〜蛇骨岳[9:43〜55]〜仙人岳[10:05〜15]〜Jバンド[10:40]〜賽ノ河原〜前掛山登山口〜前掛山〜浅間山荘[17:15]
今回はカラマツ紅葉の時期を待っていた浅間山登山です。
前日にYさん宅に宿泊させて頂き、翌朝浅間山を目指して出発です。
今回は車2台体制で、1台をゴールとなる浅間山荘駐車場に、もう1台をスタートとなる車坂峠に駐車する計画です。
どちらも多くの車が駐車していましたが、無事駐車できました。
車坂峠で準備を整えたら出発です。
出発してすぐにカラマツ林となりますが、今年はどうも紅葉が遅いようです。
30分程登ると見晴らしが良くなり、背後を振り返ると水ノ塔山などを望むことができます。
シラビソの樹林帯を進み、ドーム型の避難壕を過ぎると浅間山が姿を表しました。
外輪山に続く道と浅間山の堂々とした姿がとても良い。
また周りを見ると八ヶ岳や街並みを望むことができました。
浅間山を見ながら黒斑山を目指し外輪山を登っていきます。
10分程度登ると黒斑山から鋸岳に続く外輪山を見ることができ、雲と合わせてとても良い雰囲気です。
草すべりの分岐を過ぎると黒斑山です。
トーミの頭から浅間山を 八ヶ岳等の山々を望むことができる
外輪山の山々 八ヶ岳等の山々を望むことができる
黒斑山からは、シラビソの樹林帯の中の道と見晴らしの良い道が交互に続く。
時折紅葉したカラマツがあり浅間山と合わせて見ることができました。
写真を撮りながらのんびり歩いていくと蛇骨岳に到着。
蛇骨岳からは、嬬恋村を見下ろすことができ、その向こうに四阿山や白根山などが見える。
ここからの道は砂礫と岩場の尾根道となり、見晴らしが良い。
歩いてきた外輪山や浅間山などの景色を楽しみながら歩いていくと仙人岳に到着。
仙人岳は360°の展望が楽しめます。
休憩後、Jバンドを目指し尾根道を進んでいく。
もう浅間山が間近に見え、山肌や尾根に続く道や山頂を目指す登山者を見ることができます。
といっても、一度賽ノ河原を通ってから登るので、まだまだですが…
色づく葉と共に 稜線から黒斑山と剣ヶ峰を望む
歩いてきた稜線を振り返ると 仙人岳から嬬恋村方面・四阿山方面を望む
浅間山に向かって続く尾根を歩んでいく もう間近に浅間山
Jバンドの分岐から、賽ノ河原を目指し、Jバンドを下っていく。
見上げると、別の山にきたかと思うほど、岩壁に迫力があります。
Jバンドを下って到着した賽ノ河原はカラマツが綺麗に紅葉しています。
先程まで歩いていた外輪山は屏風のようになり、カラマツの紅葉が色合いを加えとても良い景色だ。
景色を楽しみながら歩いていくと前掛山登山口に到着。
ここから浅間山を目指します。
色付くカラマツ林を抜けると火山礫の道となります。
浅間山に続く道は、こんなに人気の山なんだと思わせるぐらい多くの登山者がいました。(大半は下りで、恐らく浅間山荘から直接か草すべりを下ってきたと思われます。)
登り切ると浅間山山頂への登りと前掛山との分岐となります。
浅間山は禁止なので、前掛山を目指します。
前掛山に続く尾根道からは、浅間山は勿論、外輪山が一望できたり、周りの山々を望むことができます。
到着した前掛山は、正面には火山礫と火山岩の浅間山、背後には外輪山と素晴らしい景色です。
曇っていたのが残念ですが、贅沢は言えないですね。
前掛山山頂でのんびりご飯を食べる予定でしたが、風が強くかなり寒く感じられるので、尾根道を戻り、避難壕で食べることにしました。
屏風のような外輪山を彩る 黄色の彩をそえて
カラマツ林が誘う道 光輝く葉
カラマツ林と黒斑山 1本のカラマツと共に
空に向かって 振り返れば外輪山が
前掛山から剣ヶ峰を望む 前掛山から山頂を
稜線(前掛山往復)を歩く 枯れ草が良いアクセント
暖かいスープやコーヒーで一服したら下山開始です。
砂礫地帯からカラマツ林になれば前掛山登山口です。
ここから浅間山荘を目指し歩いていきます。
途中草すべりが右手に見えましたが、あれを登るコースにしなくて良かったとつくづく感じました。
火山館から少し下ると硫黄の匂いがする川に出ます。
川沿いの道を下っていくと不動の滝です。この滝は間近で見ることができます。
滝を写真におさめたら、樹林帯を下っていきます。
30分程で、浅間山荘駐車場に到着です。
今回の浅間山は、紅葉真っ盛りとはいかませんでしたが、色づいているカラマツも多くとても綺麗でした。
また浅間山と外輪山の景色や感じも良かったので、積雪時などまた時期を変えて訪れたいと思います。
賽ノ河原に下っていく 色の競演