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浅間隠山 ・ 小浅間山

あさまかくしやま ・ こあさまやま
1756.7m ・ 1655.1m
登山日 2012年12月23日 パーティ 2人(Yさん) 参考書籍 山と高原地図
工程 浅間隠山:二度上峠登山口[8:10]〜分岐〜浅間隠山[9:55〜11:25]〜分岐[12:35]〜二度上峠登山口[12:55]
小浅間山:峰の茶屋[14:05]〜小浅間山[14:55〜15:20]〜峠の茶屋[15:55]
●浅間隠山
秋に浅間山を登ったが、その時も浅間隠山・小浅間山にも登ってみたいと考えていた。
今回、2012年度最後の山旅の初日にのんびり登ってみることになりました。
まず最初に目指すのは浅間隠山。
碓井軽井沢ICから北上し、まずは軽井沢を目指します。
街中は雪が少なかったが、登山道入口となる二度上峠が近づくにつれ雪が多くなり、路面も一部凍結してきました。
雪道は慣れていないので、安全運転で進んでいくと登山道入口に到着。
人気のある山とのことですが、駐車場には車が1台あるだけでした。
身支度を整え、出発!!
入口から登山道は雪道となるが、積雪は多くないので歩きやすい。
久しぶりの雪の感触を楽しみながら歩んでいく。
ところどころ、木に案内が書かれているので迷うことはないが、この案内はどうかと思う…(普通の斜面に[強者・若者ライン]・登山道入口は[出口]等)
雪を楽しみたいので、ジグザグ道を選び登っていく。
15分程で笹が多い平らな稜線にでます。
この稜線歩きが終わると、いよいよ浅間隠山へ続く斜面となります。
ここも先程と同様に、直登とジグザグルートがありますが、のんびり歩きたいのでジグザグ道を選択。
序盤は傾斜がかなりゆるいので、ウソやコガラが飛び交う姿や樹林越しに見える浅間山などを楽しみながら登っていく。
直登コースと合流すると傾斜がきつくなってきますが、先程と比べればとなるので苦戦することなく登っていく。
山頂が近づくにつれ、周りが開けてくる。空は晴天で山頂の展望を期待させる。
山頂からの展望は素晴らしく、浅間山・八ヶ岳・草津白根山などの山々を望むことができました。
この景色をゆっくり楽しみながら早めの食事を頂きました。
展望と食事を楽しんだら下山開始です。
途中でチビ雪だるまを作ったりと雪を楽しみながらのんびり下山しました。
下山後は、次の目的地の小浅間山を目指します。
浅間隠山へ 晴天が山頂の展望を期待させる
浅間隠山から浅間山を 浅間山山頂部
赤城・榛名方面の眺め 白根山方面の眺め
雪景色の山々 雪だるまに別れを告げて
●小浅間山
浅間隠山から小浅間山を目指し近くまできたのだが、駐車場がいまいち分からなかったので、すぐ横を走り料金所がある、浅間白根火山ルートの係員に場所を尋ねると「今は登山禁止となっているし登る人もいない」と返答された。
事前に登れる事は確かめてきたし、根拠もない話をする方にこれ以上話を聞いても仕方がないと判断。
再度自分で探したところ手前の交差点付近に駐車場がありました。
入口にはまさに下山してきた方もいましたし、登山案内板には[噴火警戒レベル1です。小浅間山山頂まで登山ができます。]と記載されている。
やはり先程の係員の認識は間違っていた。
身支度を整え、歩き出す。
東大火山観測所を右手に見ながら、雪の登山道を歩んでいく。
静かな登山道には、餌を探しているコゲラやアカゲラやシジュウカラなどの姿や様々な小鳥の囀りが聞こえる。
雪の感触を楽しみながら、歩んでいくと分岐となるので、直登コースを進む。(この分岐を直進すると、浅間山登山ルート(現在登山禁止)へ繋がる)
小浅間山直下の砂礫地に到達すると、ここから勾配のきつい砂礫地を登っていくことになる。砂礫の為滑りやすいが、雪が少ないので、1歩1歩登って行けば特に危険もない。
途中斜面に一筋の登山道が見える。 こちらの登山道に合流し、どんどん登っていくと、右手には軽井沢の街並みや山々、左手には浅間山の姿が見えてくる。 山頂直下の分岐を右手に進むと、小浅間山山頂に到着。
山頂は広い火山礫地の為、展望は素晴らしい!!
展望を楽しんだら、先程の斜面の登山道を利用して砂礫の斜面を下る。
砂礫帯を下り終えると、どうやら先程斜面を登り始めた場所より奥に繋がっていたようだった。(手前に目印のテープはあるが、こちらにはない。)
あとは先程歩いてきた道を戻れば登山道入口に到着です。
今回は、浅間隠山・小浅間山と歩きましたが、どちらも展望は素晴らしい。
この時期は寒さが厳しいが、夏になったら星空を眺めにくるのもいいかなと思いました。
小浅間山への道 山頂へ続く砂礫地
丸い山頂 小浅間山から浅間山を
夕暮れの山々