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根本山・熊鷹山・鳴神山

ねもとさん・くまたかやま・なるかみやま
1199m・1169m・980m
登山日 2013年 4月25日 パーティ 単独 参考書籍 群馬県の山
栃木県の山
工程 根本山・熊鷹山:不死熊橋[7:30]〜中尾根コース〜根本山山頂[9:15]〜山頂北側散策〜根本山山頂〜熊鷹山[10:10〜10:30]〜林道〜不死熊橋[12:10]
鳴神山:大滝登山口[12:45]〜鳴神山山頂(桐生岳)[14:20〜14:40]〜仁田山岳〜裏の肩[15:15]〜木品口登山口[15:53]〜大滝登山口[16:05]
今回は、アカヤシオを見に、根本山、熊鷹山、鳴神山に行ってきました。
まず最初に登ったのは、根本山、熊鷹山。
不死熊橋手前に駐車スペースがあるので、ここに駐車し身支度を整え出発。
沢沿いコースへの道を見送り歩んでいくと、中尾根コース入口に到着。
展望のない樹林帯を登っていき、周りの景色が見えるようになるとちらほらアカヤシオが咲いています。
ただ想像をかなり下回る数しか咲いていません…
既に散ってしまったかと思いましたが、そうではないようで全体的に数が少ない感じです。
その状態は根本山山頂まで続きました(-.-)
山頂北部にアカヤシオの群集があるので、一応見に行きましたが、こちらもちらほら咲いているだけでした。
先程同様に散っているというよりも、花の数が少ない感じです。 恐らく今年は数が少ない年なのに加え、季節外れの雪の影響で少ないのかなと思います。
山頂まで戻り熊鷹山を目指します。
熊鷹山山頂までの間は、特に花も咲いておらず、展望が良いというわけではありません。
逆に熊鷹山山頂には展望台があり、ここに登ると360°の景色を楽しむことができます。
袈裟丸山方面、赤城山方面、日光白根山方面などを見ることができましたが、曇り空で霞んでいたのが残念(-_-;)
小休止後、林道を目指し下っていきますが、途中の分岐道を過ぎてしまった(途中に壊れた看板があったのでそこかと思います)ので、予定より林道歩きが長くなってしまいました。
でもそのおかげで[ビンズイ]を見ることができたので、結果オーライ。
長い林道を新緑や花々を楽しみながら下ると、不死熊橋に到着。これから鳴神山の大滝登山口を目指し出発です。
中尾根コースから 色合いが綺麗[アカヤシオ]
男体山方面[熊鷹山山頂から] トウゴクサバノオ
光輝いて[ヤマブキ]
県道343号を登山口に向かって進んでいくと、途中から車幅1台分の狭い道となります。
対向車に注意しながら進むと、大滝登山口に到着。
ここには駐車場がありますが、学校関係者以外駐車禁止なので、広くなっている路肩に駐車しました。
身支度を整え、本日2回目の出発!!
脇に咲く八重桜やハナカイドウを愛でながら舗装道を少し登ると登山道に。
このルートは沢沿いを進むルートです。
最初はよく踏まれた道が続きますが、途中からガレ場道になります。
ガレ場は歩きにくいですが、頭上には新緑、足元にはスミレなどの花々が咲いています。
疲れが残っているのもあり、ペースが上がらないので、のんびりお花や新緑を見ながら登っていきます。
途中なぜか舗装道がありましたが、すぐにガレ場となりました。
ガレ場道を登り途中の『水場』を越え、さらに登っていくと、カッコソウ(鳴神山固有種)移植地に到着。
今年は桜もアカヤシオも例年より早いので、咲いていないかな思い探してみましたが、移植地が日陰の場所なのもあり、まだまだ新葉の段階でお花はまだ先の様です。
移植地から少し登ると鳴神山山頂(桐生岳)に到着。
展望は仁田山岳側(北側)以外、全て展望があり男体山や日光白根山を始め様々な山々を見る事ができます。
残念ながら山頂のアカヤシオは咲き終りがほとんどでしたが、いくつかまだ残っていました。
がれ場にひっそりと[ニリンソウ] スミレ
スミレ スミレがいっぱい♪
鳴神山山頂から男体山方面を アカヤシオと一緒に
小休止後、仁田山岳へ向かいます。
仁田山岳山頂周辺は、鳴神山山頂とほとんど標高が変わらないのに、多くのアカヤシオがまだ咲いていました(^・^)
アカヤシオやカタクリなどの花々を愛でながら稜線を歩いていくと、裏の肩に到着。
ここから木品口登山口に向け下ります。
途中カッコソウの移植地がありましたが、こちらは先程の場所より新葉は多いもののお花はありませんでした。
展望のない沢沿いの道を下ると、木品口登山口に到着。
ここから10分程車道を歩き大滝登山口に戻り、帰路につきました。
光に透かすと[アカヤシオ] 青空と共に[アカヤシオ]
柔らかな日差しを受けて[アカヤシオ] 赤城山を望む
登山道の脇にひっそりと[カタクリ]