TOP



庚申山

こうしんざん
1892m
登山日 2013年 6月17日 パーティ 2人(Yさん) 参考書籍 山と高原地図
工程 国民宿舎かじか荘[7:45]〜一の鳥居[8:55]〜猿田彦神社跡[10:20]〜お山巡り(途中昼休憩)〜分岐[13:15]〜庚申山山頂[14:20〜14:45]〜分岐[15:15]〜庚申七滝[17:05]〜国民宿舎かじか荘[18:05]
今回は、『コウシンソウ』を見に、庚申山に行ってきました。
出発地点となる、かじか荘登山口に駐車しましたが、ここから一の鳥居まで長い林道歩きが続きます…
約1時間歩くと一の鳥居に到着です。
ここからはエゾハルゼミ大合唱の沢沿いの道を登っていきます。
途中、鏡岩・夫婦蛙岩・仁王門などの奇石…?を見ながら歩いていくと猿田彦神社跡にでました。
ここから山頂を直接目指すコースとお山巡りコースに分かれます。
今回の目的でもあるコウシンソウは、お山巡りコースに自生していますので、こちらを進みます。
嶺峯山荘を過ぎたあたりから、ジグザグの急登となります。蒸し暑いのもプラスされ汗が噴き出してきます…
この辺りからシロヤシオの木が多くなってきますが、既に見ごろを過ぎているのでほとんど散っていました。
それでも尾根道に上がると、今年初見となるシロヤシオを見ることが出来ました。
さらに尾根道を上がっていくと、岩場に到着。
この岩場にはユキワリソウが満開で、とても綺麗(^・^)
しかも探すのが大変かなと思っていたコウシンソウもたくさん咲いています(*^_^*)
エゾハルゼミ 仁王門(奇石群の一つ)
鮮やかなクリンソウ カラマツソウ
満開!!ユキワリソウ 優しい雰囲気
コウシンソウ
お花を楽しんだら、出発です。
少し下ったところで、他の登山者に「コウシンソウは咲いていますか?」と聞かれたので、「この上に咲いていますよ」と返答したらとても喜んでいました。
お話を聞いてみると、この先はユキワリソウはあちこちに咲いているようですが、コウシンソウは咲いていなかったようです。
ここから先は梯子や鎖場がありますが、良く整備されているのと岩場の巻道のような道が続く為、危険箇所は皆無に等しく拍子抜けです…
裏妙義のようなコースを期待していたので、がっかり(-.-)
よく写真で紹介されている馬の背を過ぎたあたりで、昼休憩です。
昼休憩後、めがね岩や大胎内くぐりなどを通過すると山頂を直接目指す道と合流です。
ここまでコウシンソウを探して歩きましたが、やはり最初の場所以外では咲いていませんでした。
そのかわりユキワリソウはたくさん咲いていましたよ。
小休止後、山頂を目指し出発です。
昼休憩をした頃は晴れ間がありましたが、ガスが上がってきたようで一面真っ白になってきました。
下山してきた登山者から、「山頂までにコウシンソウが咲いている場所がありますよ」との情報を得る事ができたので、探しながら登っていくとたくさん咲いている場所がありました♪
お山巡りコースで見た時よりもたくさん咲いており、すぐ近くで見る事ができました(^・^)
お花を楽しんだら、山頂を目指します。
到着した山頂は展望がありませんが、ガスの雰囲気も重なり静寂な雰囲気で休憩するにはちょうど良かったです。
馬の背 馬の背の先端から山々を望む
満開! 独特の形[コウシンソウ].
山頂でコーヒーブレイク後、下山開始です。
お山巡りの分岐まで戻ったら、今度は庚申山荘へ下る道を下山します。
こちらの道は、梯子が多く、迫力ある岩壁を見ながら下っていく感じでした。
(お山巡りの大半の梯子もそうでしたが、かなり上り下りしにくい梯子でした)
特に途中の岩壁沿いを下る辺りの場所(最後の写真)は、迫力がありました。
岩壁やウツギなどの花々を見ながら下っていくと猿田彦神社跡に到着。
ここから先は緩やかな下りとなります。
最後の方で、庚申七滝への分岐道を進み、滝を見てきました。
庚申七滝からは、行きも歩いた長い林道を歩いて、国民宿舎かじか荘登山口まで戻り帰路につきました。
岩場を彩る[ウツギ] 霧霞む岩場を見上げながら
地の底にいるよう