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霧ヶ峰 (車山・蝶々深山・ゼブラ山・北の耳・南の耳)

    1925m  ・  1836m  ・  1776m  ・  1829m  ・  1838m
登山日 2013年 7月21日 パーティ 2人(Yさん) 参考書籍 山と高原地図
工程 車山肩[7:45〜8:50]〜車山[9:55〜10:10]〜蝶々深山[11:15]〜物見石[11:35]〜八島ヶ原湿原[12:10〜13:10]〜ゼブラ山[13:30〜50]〜北の耳[14:10〜25]〜南の耳[14:35]〜車山肩[15:50]
今回はニッコウキスゲが有名な霧ヶ峰に行ってきました。
霧ヶ峰のニッコウキスゲはちょうど見頃なこともあり、多くの観光客で混むのが容易に予想できたので、7時目標に車山肩駐車場に向かいました。
到着したのは7時前でしたが、既に駐車場は満車…
少し甘く見ていたのかもしれません…
幸い富士見台方面に少し行ったところに駐車スペースがあるので、こちらに駐車しました。
身支度を整えたら、まずは車山肩を目指します。
車道沿いには多くの花が咲いており、また4月に出会えたビンズイも見る事ができたので、これもまた良かったのかと思います。
車山肩はニッコウキスゲで草原が黄色に染まっています。
電気柵があるのが残念ですが、鹿の食害から守る為には仕方がないようです。
車山肩付近をニッコウキスゲやシシウドなどの花々を見ながら散策しました。
爽やかな高原の夏 草原を黄色く染める
シシウドと美ヶ原方面の山々 綺麗に咲いています
可憐なウスユキソウ
ニッコウキスゲを楽しんだら、まずは車山を目指して出発です。
良く整備された道を景色や花々を楽しみながら登っていきます。
到着した車山山頂は、人、人、人の混雑…
大半が観光客のようです。
それもそのはず、自分たちが歩いてきたルートも登りやすく安全ですが、反対側の車山高原展望リフトを乗れば約15分で山頂という気軽さがあります。
小休止後、蓼科山(北八ヶ岳)を見ながら車山乗越を目指し下っていきます。
車山乗越付近も多くのニッコウキスゲが咲いており、北八ヶ岳との風景を楽しませてくれます。
またニッコウキスゲ以外にもヨツバヒヨドリ、ウスユキソウ、ウツボグサなども咲いています。
お花を楽しんだら、蝶々深山を目指し進んでいきます。
目の前に広がる高原の景色はとても気持ち良い。
今回はニッコウキスゲのシーズン&日曜日なので人が多いですが、静かな時にまた歩いてみたいと感じます。
そんな気持ちのいい景色を楽しみながら登ると、蝶々深山山頂に到着です。
先程の車山とは違い観光客は少ないのですが、代わりに林間学校の子供達がいっぱい。
ゆっくりできそうな感じでもないので、小休止をしたら物見石を目指し出発です。
物見岩に続く道は、気持ちが良い高原の風が吹いている。
そんな道を20分歩けば物見岩に到着です。
ここから八島ヶ原湿原へは下り道。
途中、今度は登りの子供たちとすれ違ったので時間がかかりましたが、八島ヶ原湿原に到着。
この後、ゼブラ山方面を歩くので、湿原を一周している時間は無いので、途中まで歩いてみることにしました。
湿原の道は木道となっており、ニッコウキスゲは勿論、遅咲きのレンゲツツジやハクサンフウロなどの花々が咲いていました。
車山肩を見下ろす 車山山頂
蓼科山(北八ヶ岳)とニッコウキスゲ 後ろを振り返ると車山
ウツボグサ 高原をゆく
開花(シシウド) 爽やかな風に吹かれながら
何を見てるの?[物見岩] 尾根道からゼブラ山を望む
遅咲きレンゲツツジ 八島ヶ原湿原
八島ヶ原湿原でお昼休憩をしたら、ゼブラ山を目指し出発です。
ゼブラ山への道は、予想通り人が少ない。
山頂までの間に2グループ程すれ違っただけで、到着した山頂には誰もいません。
山頂からは先程歩いた尾根道や八島ヶ原湿原など360°の大展望を楽しめました。
ちなみにゼブラ山は漢字で書くと男女倉山となります。
ゼブラ山から先も予想通り静かな高原歩きが楽しめました。
足元には、コウリンカ、イブキトラノオ、イブキジャコウソウなど様々なお花が咲いています。
お花と高原の景色を楽しみながら歩いていけば、蓼科山が正面に見える北の耳やスキー場を見下ろす南の耳に到着です。
ここから尾根道を歩いていくと殿城山分岐に到着となり、ここから整備された道を歩いていけば車山肩に到着です。
今回は霧ヶ峰をぐるっと1周しましたが、高原歩きはとても気持ちよく、お花もとても綺麗でした。
また時期を変えて訪れてみたいと思いながら帰路につきました。
ゼブラ山へ続く道から先程歩いた尾根道を コウリンカ
満開!イブキジャコウソウ 北の耳は正面に蓼科山
静かな尾根道 光が降り注ぐ