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甲斐駒ヶ岳 (双児山、甲斐駒ヶ岳)

2649m・2967m
登山日 2013年 8月 9日 パーティ 単独 参考書籍 山と高原地図
工程 北沢峠[7:25]〜双児山[9:05〜15]〜駒津峰[10:10]〜六方岩〜直登コース〜甲斐駒ヶ岳[11:50〜12:35]〜魔利支天[13:25]〜六方岩[14:00]〜駒津峰[14:35]〜仙水峠[15:30]〜北沢駒仙小屋(テント場)[16:30]
朝一番のバスに乗る為と高速道路等の混雑を避ける為、前夜11時に芦安駐車場に到着です。
駐車場には多くの車がとまっており、同じように朝を待つ人も何人もいるよう。
頭上に星が煌めく中、明日からの晴天を期待し、眠りにつきました…
翌朝 4時を過ぎると辺りが騒がしくなってくる。
さすがお盆前の金曜日、予想以上に多くの人で、乗合タクシーが何台もあるのにどれも満車に。
まずは乗合タクシーに乗り、広河原へ。
ここから北沢峠までは、バスに乗り換える必要があるので、乗車券を購入。
その間にも乗合タクシーや甲府からのバスがどんどん人を降ろしていく。
最終的に4台のバスで北沢峠へ出発となりました。
初日は、初の甲斐駒ヶ岳。
まずは長衛荘脇から双児山を目指し登っていきます。
蒸し暑い樹林帯をジグザグに登り高度をあげていく。
双児山が近づくにつれ、見晴らしが良くなっていき、北岳や仙丈ヶ岳など南アルプスの山々の展望が楽します。
辿り着いた双児山からは、甲斐駒ヶ岳が!!
手前に駒津峰がある為、全容が見えるわけではありませんが、青空の下での甲斐駒ヶ岳はずっと見たかった景色である為、とても嬉しい!!!
甲斐駒ヶ岳を見ながら小休止したあとは、駒津峰に向け出発。
駒津峰へは、一度下ってから登りかえす感じとなるが、景色も良いので特に苦にはならない。
景色を見ながら辿り着いた駒津峰からは、甲斐駒ヶ岳・魔利支天・鋸岳がバッチリ。
先程も甲斐駒ヶ岳が見たときは感動したが、再度その景色に感動。
ここまで登ってきて良かったと本心から感じる風景です。
仙丈ケ岳が見守る道 ついに甲斐駒ヶ岳の姿が(双児山から)
荒々しい鋸岳 白い貴公子甲斐駒ヶ岳
甲斐駒ヶ岳の姿を楽しんだら、いよいよ甲斐駒ヶ岳を目指します。
登りは、六方岩から直登コースを目指します。
岩場自体は難易度も低く全く問題が無いのですが、高山病の症状が出てきたようで体力がかなり低下してきた…
この状態で急ぐと危険なので、休憩しながらのんびり登っていく。
後ろを振り返ると、西側から雲が流れてきて先程通ってきた双児山、駒津峰を包んでいく。
そして甲斐駒ヶ岳も包まれていき、辺りが真っ白になっていく……
意気消沈気味でしたが、足元に咲く花々に励まされながら登っていきます。
そして山頂が近づいた頃、雲がどんどん晴れていき、山頂に着くころには青空に(^^♪
どうやら甲斐駒ヶ岳は歓迎してくれたようです。
山頂からの景色は素晴らしく、南アルプスの山々はもちろん、八ヶ岳などの山々も見ることができました。
直登コースを行く 雲の流れ
山頂も徐々に… 白道を歩んでいく
山頂が近づくと雲が晴れていき 甲斐駒ヶ岳山頂から八ヶ岳方面を
仙丈ヶ岳方面を望む 北岳・間ノ岳方面を望む
山頂で休憩していると、仙丈ヶ岳は再度雲に包まれていきましたが、こちらは魔利支天が防いでくれているようで、こちらは青空です。
次はその魔利支天を目指します。
魔利支天へは、白砂と白岩の道を下っていく事になりますが、その道自体も勿論、彩るお花や青空と甲斐駒ヶ岳はとても綺麗。
魔利支天と六方岩の分岐から、魔利支天を目指します。
時間の関係もあるのでしょうが、ほぼ全ての方々は六方岩へ下っていきます。
魔利支天へは地図では往復ともに10分ぐらいとありますが、10分で頂上へは無理のような気が…
でも魔利支天から見る甲斐駒ヶ岳は迫力がありました。
展望を楽しんだら、先程の分岐まで戻り、六方岩へ戻ります。
六方岩から名残惜しいですが、甲斐駒ヶ岳に背を向け駒津峰へ。
駒津峰から再度楽しく嬉しかった甲斐駒ヶ岳を眺めたら、仙水峠へ向け下ります。
最初はガレ場ですが、途中から樹林帯となります。
再度樹林帯から露岩地帯となると、仙水峠です。
ここからしばらく露岩場の道を歩きます。
当然浮石が多いので、歩きづらいですが、距離は長くないので大丈夫、でも暑い…
途中から樹林帯となり、仙水小屋を見送り20分程歩くと北沢駒仙小屋に到着。
今日はここのテント場で、テント泊です。
テント場には、既に多くのテントができており、カラフルな光景が広がっています。
間を見つけてテントを設置し、早めの夕飯にして、19時頃眠りについた。
明日も良い日になるといいな(^O^)
甲斐駒ヶ岳山頂 濃緑に映える
白砂の道 魔利支天と北岳方面
魔利支天から甲斐駒ヶ岳を 魔利支天山頂
魔利支天から北岳方面を 可愛い実り