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大室山・天城山[万次郎岳・万三郎岳]

580m・ [1299m・1405.3m]
登山日 2014年11月28日 パーティ 2人(Yさん) 参考書籍 日本百名山 山歩きガイド
工程 大室山
駐車場〜リフト上〜お鉢めぐり〜リフト〜駐車場
天城山
天城高原ゴルフ場[8:20]〜四辻[8:35]〜万次郎岳[9:30]〜万三郎岳[11:00〜45]〜涸沢分岐[12:20]〜天城高原ゴルフ場[13:45]
大室山
今回は伊豆の大室山と天城山に行ってきました。
 ※登ったのは別々の日ですが、写真が少ないので一纏めにしています。
熱海駅で合流後、伊豆半島を南下し大室山へ。
この山は、歩いて登山をすることができないので、リフト(5分)で山頂に向かいます。
大室山は、標高が581mと低いのですが、頂上には深さ70m・直径300m・周囲1,000mの噴火口があり、稜線はお鉢めぐりというハイキングコースとなっています。
稜線から見える、海と山の360°の展望は素晴らしく伊豆大島や天城連山や富士山や南アルプスなどの山々を望むことができました。
ぐるっと一周後リフトで下山し、城ヶ崎海岸や遊覧船などを楽しみこの日を終えました。
大室山山頂より富士山・伊東温泉方面を 海の向こうに大島が
大島・利島・新島を望む 潮風かおる稜線
天城の山々 稜線の向こうに富士
天城山
翌朝、朝日と汐吹岩の景観を楽しんだ後、天城山に向かいます。
早朝は晴れていましたが、登山口となる『天城高原ゴルフ場』に着くころには曇り空。
ゴルフ場から15分程歩くと周回コースの分岐となる『四辻』に到着。
まずは万二郎岳を目指します。
アセビやヒメシャラなどの樹林帯を進んでいくと、アトリの群れと遭遇。
アトリの群れと会うのは初めてなので嬉しかったのですが、暗めの曇り空なのが残念(-.-)
鳥見の後、だんだん登るにつれ、辺りが霧に包まれていく…
手すり付き木階段などを越えると『万二郎岳』山頂。
残念ながら展望は霧で全くありません。(普段も山頂からの展望はあまり良くないみたいですが)
小休止後、万三郎岳を目指し歩きますが、途中の露岩展望地ももちろん真っ白…
馬の背を通過すると有名な『アセビのトンネル』です。
勿論今は咲いていませんが、霧が幻想的な景色を作り出していました。
トンネルを抜け「石楠立(はなだち)」まで下ります。
石楠立は、アマギシャクナゲの群生地となっているので、開花時期に訪れてみたいものですが、かなり混んでいるんだろうな〜
ここから登り返せば天城山の主峰『万三郎岳』山頂。
到着時は団体で賑わっていましたが、去ると静かな山頂となりました。
お昼休憩後、下山開始です。
山頂から石楠花群生地を経由してダイレクトに下るルートが理想ですが、閉鎖されているため万三郎岳下分岐点を右に曲り木階段を下ります。
苔は綺麗だけど変化に乏しい長い巻き道にウンザリしながら四辻に至り駐車場に下山しました。
下山後は、天城山に行ったら行きたいと考えていた浄蓮の滝や天城隧道を楽しみ帰路につきました。
アセビなどの森を行く 霧の稜線
アセビのトンネル トンネルの守護樹
万三郎岳(天城山最高峰) 苔むすロックガーデンをゆく