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三原山

758m
登山日 2014年12月22日 パーティ 2人(Yさん) 参考資料 伊豆大島ジオパーク〜三原山編〜
工程 三原山頂口[11:40]〜山頂遊歩道〜お鉢めぐり[12:20〜]〜裏砂漠ルート[13:43〜]〜大島温泉ホテル[14:30]〜三原山山頂口[15:05]
三原山は、前にやっていた『大人の山歩き』を見てから、いつか行こうと思っていた山でした。
災害等で行けずじまいとなっていましたが、今回歩いてきました。
竹芝桟橋からジェット船に乗り約1時間50分程度で大島へ。
予約していたレンタカーで三原山山頂口へ向かいます。
三原山山頂口からは、太平洋の向こうに富士山や前回歩いた伊豆の大室山や天城山を望むことができました。
山頂口から少し歩くと三原山展望所。
三原山の黒い筋は1986年噴火時に溶岩が流れた場所です。
三原山を眺めたらいよいよ出発!
アスファルトの遊歩道を歩きながら、溶岩が作り上げた風景を楽しみます。
三原山に到着し登り始めると、外輪山とその向こうに海の風景。
この景色はここだけの景色ですね〜
山頂口から40分程度歩くと稜線に到着。
ここからお鉢めぐりとなりますが、風がかなり強い(-_-;)
でもそのお蔭で空は快晴で空気も澄んでいるので贅沢は言えません。
火口展望地に寄り道後、稜線歩き開始です。
風に負けじと歩きながら、火山の景色と表・裏砂漠、青い空と海、 そしてその向こうに天城山や富士山などの山々を見ながらの稜線歩きは理想通りで最高(^O^)
360°海に囲まれている島ならではの風景ですね。
お鉢めぐりをしていると『三原山山頂中央火孔』に到着。
ここからは、直径300〜350m、深さ200mの火孔を見下ろすことができます。
途中にあった『火口展望場』で見るよりも迫力を感じました。
頂部は溶岩台地が続く お鉢めぐりコースより海と富士山を
表砂漠と天城山を望む 荒々しい稜線の景色
光り輝く海に伊豆諸島の島々が浮かぶ 迫力の三原山山頂中央火孔
『三原山山頂中央火孔』から進んでいくと表砂漠よりも黒い砂地が目立つ裏砂漠を右手に見下ろす感じになります。
またすぐ近くに噴煙があがっている場所もあります。
この噴煙は、ほとんどが水なこともあり、硫化水素の匂いはありません。
噴煙地帯を過ぎると、『裏砂漠ルート』への分岐となります。
三原山頂口へは山頂遊歩道を戻るのが一般的ですが、裏砂漠と三原山の自然を満喫するため、『裏砂漠ルート』を進みます。
下っていくと足元が岩石から砂地に変わっていきます。
ここから広がる裏砂漠の風景はまるで別世界にいるようで、映画などで使われるのも納得がいきます。
裏砂漠を歩んでいくと『テキサスルート』との分岐となります。
本当はさらに裏砂漠を満喫できるテキサスルートが理想ですが、 車に戻るのが大変そうなので、今回はこのまま『裏砂漠ルート』を進みます。
分岐から進むと今度はゴツゴツとした溶岩台地に変わります。
これは、溶岩のしぶきが積み重なってできたようです。
ここを抜けると真っ直ぐの1本道。
焼け野原が段々再生していく様子が感じられます。
噴火後、再生が始まりイタドリが育ちそして、ススキの原になり、森へなっていく。
自然は凄いですね〜
砂漠を抜け森を抜けると温泉ホテルに到着です。
ここから、『三原山頂口』まで車道を歩いて戻りました。
車まで戻ったら、大島の観光満喫タイム!!
この後も美しい景色をいっぱい楽しめ、とても充実した旅となりました。
※伊豆大島散策(最近の写真のその他)もお時間があれば是非見てくださいね(^◇^)
稜線を望む 空へと続く黒い道
真っ黒な裏砂漠 裏砂漠も再生が始まっている
黒い台地と白い噴煙 B2火口
裏砂漠の風景 黒い裏砂漠と三原山を
再生の道