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縞枯山・茶臼山

2403m・2384m
登山日 2015年 1月24日 参考書籍 山と高原地図
工程 ロープウェイ山頂駅[9:50]〜雨池峠[10:30]〜縞枯山[11:10〜35]〜展望台[12:25〜40]〜分岐[13:20]〜茶臼山[13:35]〜展望台[13:40〜14:00〜分岐[14:18]〜ロープウェイ山頂駅[15:40]
今回は北八ヶ岳に一泊二日で歩いてきました。
初日は縞枯山、茶臼山。
出発地点となる北八ヶ岳ロープウェイに向かう道中は、霧氷の木々が朝日を浴び光輝く姿を見ながらのドライブとなった。
北八ヶ岳ロープウェイに到着後、往復券を購入し山頂駅へ。
山頂駅周辺は樹氷になりつつある木々や真っ白な景色が広がっていた。
スノーシューを装着し歩き出すと、雪が降ったばかりなこともあり、心地よい感触を感じる。
シラビソの森を進むにつれて様々な形に着雪した木々や樹氷となった木が次々に現れるので、その姿を撮りながらのんびり歩む。
分岐を縞枯山に向かうと雪の重みで道に倒れ込む針葉樹のトンネルが待ち構えていた。
歩くのは勿論、中腰で進むのも無理なぐらい低い。
その為、四つん這いとなりくぐったり、時には乗り越えたりしながら進む。
トンネルを抜けると最後の直登となり、この斜面を登りきると素晴らしい光景が広がっていた。
手前の木々も綺麗だし、展望は南・中央・北アルプスまで楽しめる。
その光景を撮影していたらいきなりズボッと雪穴に落ちてしまった。
しかも深さは2mぐらいで、這い上がろうにも雪が柔らかくなかなか這い上がれないしさらに沈んでいく…
その為、近くにいた登山者に助けて頂いた。
ちなみに他の登山者もはまっている人がいたのでこの付近は注意が必要だった。
これから歩く縞枯山 樹氷群を見ながら歩んでいく
輝き 樹氷になっていく木々を照らす
木々のトンネル 静かな森を登っていく
稜線は美しい光景が広がっていた 稜線より南八ヶ岳・南アルプス
次は茶臼山に向かうのだが、道が分からず諦めて戻ってくる方もいるくらい分かりにくい。
無理だと感じたら戻ることを視野に入れ、トレースを取捨選択しながら歩んでいく。
するとトレースを作っていた先導者に追いついた。
そのグループはGPSの地図を駆使しているようだ。
どうやら道が違うとのことだが、展望台の近くまできているとのこと。
この時点で展望台(岩場)の一部が見えていたので、道を変え進んでいくと『展望台』に到着。
ここも先程の稜線と同様に景色が良く、正面にこれから行く茶臼山とその奥に南八ヶ岳を望め、 右を見れば歩んできた森とその奥に中央・北アルプスが望めた。
お昼にしたい時間帯だが、風が強いので、茶臼山に向け下っていく斜面の途中で景色を見ながらお昼休憩とした。
昼休憩後、斜面を下りきると、『茶臼山・五辻の分岐』となる。 予定より時間がかかっているので迷いはあったが、ロープウェイの最終便(16時)に間に合うと判断し、茶臼山に向かうことにした。
木漏れ日が差し込むシラビソの樹林帯を登り切ると『茶臼山山頂』に到着。
山頂は樹林に囲まれており展望はないが、ここから少し西に行くと展望台がある。
こちらの景色も素晴らしく、エビの尻尾と南八ヶ岳や各アルプスや歩んできた道のりを望むことができた。
展望を楽しんだら山頂まで戻り五辻を目指し下っていく。
五辻から先もトレースが複数あるので、ロープウェイ方面に下る方を選択したところ、五辻よりロープウェイ側の道に合流した。
ここから先は旗が立っているので、道に迷う心配はない。
のんびり景色を楽しみながら歩くとロープウェイに到着。
結果として最終便の一つ前に便に間に合い下山した。
下山後は女神湖から夕日に染まる蓼科山を眺めてから宿泊先へ。
雪と星月を楽しみながら温泉で疲れを癒やしこの日を終えた。
樹氷への過程を 雪化粧の木々の合間を縫って
木々を抜ければそこは 展望台より御嶽山方面を
これから登る茶臼山と南八ヶ岳 光り輝く
茶臼山(展望台)より賽の河原と八ヶ岳 蓼科山・霧ヶ峰方面を望む
茶臼山を振り返り 北横岳を望む
女神湖より夕日に染まる蓼科山