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蓼科山

2530.3m
登山日 2015年 1月25日 参考書籍 山と高原地図
工程 スキー場展望台[9:15]〜七合目登山口[9:35]〜天狗の露地[10:35]〜将軍平[11:10]〜蓼科山[11:50〜13:00]〜将軍平[13:25]〜天狗の露地[13:50〜14:15]〜七合目登山口[14:55]〜スキー場展望台[15:10]
北八ヶ岳の2日目は、蓼科山。
当初の予定ではこの時期定番の『女神茶屋』からを考えていたが、前日見たときに駐車場は満車&路上駐車多しだったので、方針を変え、『白樺高原スキー場』から登ることにした。
スキー場のゴンドラで展望台まで行き、アイゼン等準備を整えたら七合目登山口を目指し出発。
何度か林道を横切ると『七合目登山口』に到着。
ここでカモシカを見ることができた。
七合目登山口の鳥居をくぐったら、本格的に登山の始まりとなるが、トレースははっきりあるし、各地に案内板があるので迷う心配はない。
周りに目をやればシラビソやコメツガの雪化粧が日を浴びる美しい姿を見ることができるし、立ち止まると静寂と凛とした空気の深い森を全身で感じる。
歩んでいくと傾斜が緩い道から、急登に変わる。
やがて急登が落ち着くと『天狗の露地』に到着。
ここからの展望は素晴らしく、霧ヶ峰や美ヶ原は勿論、白馬や穂高などの北アルプスの山々を望むことができた。
小休止後、もう一登りすると蓼科山荘がある『将軍平』に到着。
蓼科山荘は入口がほとんど雪に埋もれていた。
蓼科山へ向け出発!! 光を目指して
カモシカがお出迎え 深い森をゆく
眺めが良い『天狗の露地』 光を浴びて登っていく
雪に埋もれた蓼科山荘 将軍平より蓼科山を望む
将軍平から蓼科山に向かうと再び急登が始まり、樹林帯を抜けると最後は露地の登りとなる。
ここまであったトレースは雪で埋まったようで見当たらない。
今までトレースを辿ることが多かったが、今回は自分が作ることになった。
滑落しないようにアイゼンを斜面に蹴り込み、一歩一歩登っていく。
背後や左右は素晴らしい景色が広がるので、無理せず小休止をしながら登っていく。
登り切るとそこは岩石が雪から頭を出した広い山頂。
展望は360°で、北・南八ヶ岳、南・中央・北アルプス、妙高、四阿山、浅間山、荒船山、両神山など多くの山々を望むことができた。
昨日と違い風が弱いので、三角点がある蓼科山山頂で、のんびりお昼休憩とした。
昼休憩中に空は薄曇りになってしまったが、展望はきく程度。
広い山頂を散策したら下山開始。
先程トレースを作った急斜面を滑落に注意しながら下り、下りきった将軍平で小休止したらさらに下っていく。
天狗の露地まで下ったら、展望を楽しみながらコーヒーを楽しみゆっくり下山した。
木々を横目に見ながら 可愛い樹氷の先に両神山方面が
振り返ればこの景色 最後の登り
右手は美ヶ原・北アルプス方面 左手は西上州・甲武信ヶ岳方面
急登を登る登山者 広い蓼科山頂
八ヶ岳連峰を望む