15回目 2016年7月17日


2016年7月17日

富士宮口 天候  晴れ 後雨 後晴 気温6度 (登頂時) 風 5ノット  
登り  5時間15分
下り  2時間45分

毎年登っている富士山ですが、昨年は仕事の都合と天気が合わず、
おまけに谷川岳に浮気したりで結局登れず

そのバチが当たったようで、その後は仕事も健康もボロボロ。
そんなわけで今年は必ず登るぞと、いきなり昨日行ってきました。

天気は不安定ながら、予想では雲が低く、7合目あたりから雲の上に出るのではと予想。

スカイダイビングクラブ仲間のブログでも、土曜の雲は3000ft~6000ft。
土曜は仕事も17時に終え、急いで支度


日曜日、少し仮眠して1:30に家を出て富士宮口に向かいます。
3連休の中日なので 大混雑の吉田口は敬遠

シーズン中は交通規制が有るため 2合目あたりの駐車場に4時の到着
シャトルバスかタクシーで5合目に上がりますが、バスは6時ごろが始発。

それまで待てないので「誰か一緒に割り勘でタクシー乗りませんか~」と大声で叫んで、仲間をゲット。

バス組が上がる前に、一足先に空いてるうちに登れます。

 


5時にスタート! 高度順応が30分くらいしかなかったので、亀の散歩かと思うほどゆっくりで6合目に向かいます。

雲の中で頂上は見えませんが、上は晴れてると信じます。
最近の運度を考慮し 今回は7時間で登るペース。

 


予想通り7合目で雲の上。
もともとご来光が見えない富士宮口ですが、今日は高曇りで太陽顔を出しません。

だらだら登って3時間で8合目。(予定ペースでは3.5時間)
ココからはペースが落ちるので 頂上まで3時間か?
それでも予定より早いです。

4時間で9合目到着。
さあここからが 本当の富士山。
登山道には高山病で 登山者が冷凍マグロのように転がってます。

自分も普段ならこの辺でペースダウン 頂上まであと2時間か?


9合目からが本当の富士山
日本2番目の北岳より高く 日本にはここより高い地面は他にはありません。

普段ならここで少し休憩しこの先の地獄道に備えるのですが、なぜか今回は体力が余ってます。

今回は不思議なことに 毎回7合目あたりで思う
「こんなところ来るんじゃなかった、家でビール飲んでTV見てれば良かった」 
が出てきませんでした。このまま一気に上がります

9合5勺の小屋もスルー。

転がっている冷凍マグロを追い越しながら 気が付いたら頂上下の鳥居に到着。


ここでは撮影の順番待ちで 少し渋滞。
大はしゃぎのグループの写真を撮ってあげます。

足も痛くなく、高山病の症状も無く、無駄な汗もかかず
快適に到着。
5時間15分は 30歳代の頃と同じタイムでした。

持ってきた5本のペットボトルのうち 3.5本を登りで使う予定でしたが2本使っただけ。

酸素のボトルは結局使わず。
こなん楽な富士山は初めてかもしれません。


頂上では神社に早速お参り。

「去年は失礼しました。今年はよろしく・・・・・・・・」
100円のお賽銭では、足らないほど願をかけました。
これで今年は大丈夫。

剣ヶ峰を見ると、予想通り写真撮影の行列ができています。
雲海の上の快晴の頂上で写真を・・・・・


と思ったらいきなり霧が。
さっきお祈りしたばっかりなのに、やっぱりお賽銭が足りなかったようです。

霧で、あまり先が見えないので迷いましたが、ここまで来たからには「お鉢回り」しなくてはいけませんが、撮影の順番待ちで、時間を使いすぎました。

12時に下山開始したいので、あと50分しかありません。
今日は体力が余っているので、急いでお鉢を回る事にします。

途中で寄った「吉田口」は予想通り混雑しています
下を見たら 蟻の行列が8合目あたりまで続いているのが見えます。



予定どおり12時に富士宮口に戻り、ここから一気に降ります。
普段なら、御殿場口から宝永山のルートも迷うのですが、今日は膝が痛くないので、石段の富士宮口をそのまま降下しします。

5合目に着いたのは14:45 くだりは2時間45分でした。

今回は不思議と耐力が余り、帰宅後もそれほど足の痛みはありません。
ただ、年を取ると、翌々日に痛みが出るそうで、明日あたりが心配ですね。