「大都会part�U」

１９７７．４．５〜１９７８．３．２８
２１：００〜２１：５４　ＮＴＶ系列にて放映

シリーズ第２作。「闘いの日々」の人物設定を引き継ぎながらも、舞台を捜査一課（強行犯担当）に移し、
刑事サイドのストーリーに絞ったパラレル設定。
人間ドラマに重点を置いた前作に比べエンターテーメント色が強くなり、アクションも派手なものになったが、
ストーリー自体の面白さや登場人物のキャラクターをデフォルメ気味にしたことにより、
刑事ドラマとしての魅力はより増したといえよう。シリーズ３作中、卯多の最も好きな作品だ。
この作品のトピックスは、なにより松田優作が加入したこと。
今までのハードなイメージに加え、反則ギリギリのアドリブを連発する松田の独特なキャラクターにより、
作品に軽妙さとブラック・ユーモアがプラスされた。
前作では新聞記者だった石原裕次郎も外科医に設定が変わり、命を守る者の立場から事件に関わっていく。
また、part�Uにおいても多彩なゲスト陣が登場しているが、中でも第十五話に登場した柴田恭兵は
これがＴＶ初出演であり、脇役ながらも強い印象を残した。

キャスト

スタッフ