「大都会part�V」

１９７８．１０．３〜１９７９．９．１１
２１：００〜２１：５４　ＮＴＶ系列にて放映

シリーズ第３作。
part�Uの設定を踏襲しつつ、更に派手にハードにアクションを展開させ、娯楽色を強めた作品。
これによって、後の「西部警察」などの石原プロといえば派手なアクションというイメージがついた。
「軍団」という呼称が使われるようになったのも、この作品から。
坂道の向こうから何十台ものパトカーがサイレンを鳴らしながら近づいてくるオープニングは圧巻で、作品のカラーを象徴しているよう。
その分ストーリーは単純化して勧善懲悪のパターンが出てきたが、「勧善」というにはちょっとダークすぎるような。
そこがまた、面白さではあったのだけれど。
レギュラー陣は、松田優作と神田正輝が抜けて、寺尾聰と星正人が加入。
前作では渡哲也と松田の２人が突出していた感があったが、Part�Vでは渡以外は均等になり、集団ドラマ色が強くなった。
特筆すべきは、寺尾聰。それまでは好青年の役が多かったが、一転して不良っぽいハードなキャラクターを演じ、これがカッコよかった！
ただ、これ以降しばらくの間は、役のイメージが固定されてしまった感があったが。
ちなみに、卯多はこのドラマで星正人にハマり、現在に至っています…。

キャスト

スタッフ