市民の目:「気候変動原因は何か」
太陽の輝く青空
Makoto Masuo
http://www7a.biglobe.ne.jp/~stal/

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 No.     ファイル名                   備   考                  
 1   英映画「地球温暖化詐欺」   2007年にBBCで放映(日本未公開)されたもので、英上院の調査委員会が調べたが、CO2が気候を左右している科学的根拠が無かったこと、また政治化した経緯などを報じている。この証言に登場する専門家は18名にのぼり、日本からは赤祖父俊一アラスカ大北極圏研究所長も参加している。CO2より太陽活動(磁気活動)が重要であると報じている。
 ・1~12章に、温度変化の歴史、温室効果ガスの検証、太陽黒点と太陽活動と気温の相関などの気候原因の科学的根拠について示される。
 ・13~28章には、政治化や助成金の増大、コンピュータ予測、マスコミ報道、論文検閲、環境矛運動との合流と弊害など、人為的温暖化説が世界に広まった経緯が示されている。
 DVD最終版(翻訳:増尾誠)を忠実に再現したもので、Wag Tv Londonの許可を得てここに公開したもの。 
2   宇宙線雲形成促進説と太陽活動をめぐる動き   英映画の紹介からその後の太陽活動をめぐる動きについて記述したもの。スベンスマルク博士を迎えた横浜シンポジウム「気候変動原因は何か」、、直近の太陽活動の異変、プラズマ・核融合学会の動き、日米韓の理科教科書の比較、新聞報道、TVの異常気象映像、雑誌「世界」報道姿勢などを紹介したもの。最後に、科学が政治により歪められている現状についての著者の考察も付け加えた。 (2016年12月記)、
 3  「気候変動原因は何か」―2014年横浜シンポジウムの記録   2014年3月31日に横浜市開港懸念会館で開かれたもので、宇宙気候学の提唱者であるヘンリック・スベンスマルク博士をデンマークから招き、国内からは桜井邦朋神奈川大名誉教授、丸山茂徳東工大教授、宮原ひろ子元東大宇宙研助教、戎崎俊一理化学研主任研究員、ならびに総合司会を兼ねて室田武同志社大学教授が参加して行われました。
 この記録は、講演一箇月後に、私の個人的なメモとして作成したものです。専門家でない一市民の記録ですが、真摯は議論の様をお伝えできればと思い掲載しておきます。。
「不機嫌な太陽」の本の紹介: 地球温暖化機構の炭酸ガス説から太陽活動説(宇宙線起源説)への大転換―コペルニクス的転換の衝撃ー  2010年にヘンリック・スベンスマルクとナイジェル・コールダー著の「不機嫌な太陽」(恒星社)を新聞書評でたまたま知って購入したのが、この分野への私の目を開かせてくれた最初の切っ掛けでした。私のメモだけでなく、友達へも是非紹介したいと思い作成したものです。宇宙線など、この世界のことに全く無知だった私の驚き、感想がどんなものだったか感じてもらえれば幸いです。
   宇宙線-雲形成による気候変動メカニズムの新発見はCO2原因説に基づく政治キャンペーンの根本的見直しをせまる――立命館大学北場育子准教授らの論文―英国科学誌に掲載
  
 北場准教授らは大阪湾の海底掘削試料から78万年前と107万年前の地球の磁場が反転した時期の古気候の復元をしております。磁気反転時には地磁気が弱まり宇宙線の侵入が増えますが、今回(2017年1月論文)はさらに夏と冬の気温や雨量など詳細な解析を進め、海より陸の方がより強く冷やされて気候変動が起こり、このメカニズムとしては雲により太陽光がさえぎられる“日傘効果”によることを見出したものです。古気候での雲の役割を実証的に解明し、メカニズムの解明に成功したことで、CO2原因説に対抗する筆頭のスベンスマルク説は明確に確立したと考えられます。国連のCO2原因説のキャンペーンは見直しが求められます。
 (たんぽぽ舎メルマガニュース[TMM316]に投稿したもの)



トピックス 2017

 ◆ 北場育子准教授らの宇宙線‐雲形成による気候変動メカニズムの新発見―英科学誌2017.1.16号に掲載
 宇宙から降り注ぐ銀河宇宙線が雲を作って気候を変えるメカニズムの解明に成功したという論文がサイエンティフィック・レポートに公開されました。これまで宇宙線が多く降り注いだ時代は寒冷化したという証拠が多々報告されておりました。このメカニズムとしては「銀河宇宙線が雲を作る」というスベンスマルク説が1990年代に出され、今日まで幾多の検証が進められています。しかしながら、古気候の復元では雲量そのもののデータを得るのが難しく、メカニズムも推定の域を出ていないと無視されてきました。
 今回発表された論文は宇宙線と寒冷化を結ぶメカニズムが雲形成により太陽光がさえぎられる「日傘効果」によることを大阪湾の海底掘削試料から見出したもので、スベンスマルク説の確立につながる大成果です。
 これらの宇宙気候学の進歩に目をふさいで一方的にCO2説だけに依存した気候モデルでの50,100年先の予測にどれほどの価値があるのでしょうか。国連IPCCの環境政策キャンペーンは根本的な見直しが必要でしょう。…ファイル5も参照下さい

 ◆「パリ協定」に見る科学と政治の混同:赤祖父俊一(米アラスカ大学名誉教授)  2017.6.8
 元アラスカ大国際北極研究所長の赤祖父名誉教授は標記のネット記事の中で、地球温暖化を含めた気候変動は自然変動と人的変動があるが、過去から繰り返してきた多くの気候変動は自然変動であり、当然今も続いている。それなのに、なぜ現在、温暖化を一方的に人的変動と決めてしまったのかと問うている。実際には、現在進行している温暖化については、自然変動と人的変動を正確に確定して区別することは出来ないと述べている。そして、「現在、気候変動問題で大活躍している人たち(報道も含めて)に、この区別について質問しても、『世界の気候学の権威からなる〝気候変動に関する政府間パネル(IPCC)″が人的変動であるとしているから』という答えが返ってくるだけだ。」と述べています。
 さらに、「実際には気候学の権威の話でも『計算が合う、または計算で合わせられる』程度のことでしかないようだ。それにもかかわらずIPCCと報道は、この未熟な学問を政治的大問題にしてしまった。」と語っています。
 最後のところでは、地球を守ることは、「不確実なコンピュータ予測などを根拠にせず、『パリ協定の』の精神を活かして、現実に目の前で起きている環境破壊を最低限に食い止めることだ。その国際協力にこそ全力で取り組むべきである」と結んでいます。
 科学者として極めて良心的かつ的確な指摘であり、私も全く同感するものです。

 ◆解説記事:「百万年前の地球寒冷化を引き起こしたもの」(北場育子 立命館大学古気候研究センター准教授) 物理系雑誌パリティVol.32 No.08 2017-08
 上で紹介した英科学誌の論文は考古学の学術用語だらけで難解ですが、8月に日本語で分かりやすく書かれた解説記事を見つけました。100万年前の地球磁気の反転とは何か、このとき地磁気が弱まり宇宙線の侵入が増えて寒冷化したこと、大阪湾の地形の特異性が〝宇宙線が雲を形成して寒冷化するメカニズム″の解明につながったことなどが丁寧に解説されています。
 この記事の最後は、「地球磁場の逆転は、大昔の出来事で、私たちに関係が無いようにも思える。しかし、そんなことはない。過去の地球磁場の変動は、太陽の活動度が変化した場合のシミュレーションとしての性格を持ち合わせているのだ。太陽の磁場もまた地球の磁場と同じように、地球にやってくる銀河宇宙線の量を防ぐバリアである。地球磁場に比べると、太陽が変える銀河宇宙線の量は小さいが、はるかに短い期間で変動を繰り返す。現在、太陽活動の低下と、それによっておこる気候変動が注目されている。もしかすると、私たちがリアルタイムでその影響を実感する日も近いのかもしれない。」と結ばれています。

 ◆核実験最大50万人死亡-従来推計の9倍―米本土で健康被害(毎日新聞2017.12.28)
 アリゾナ大学のキース・メイヤー氏(環境経済学)は、米軍が米本土で実施した核実験の放射性降下物により34-46万人と、従来考えられていたよりも9倍もの人が死亡していたと報じられています。
 核の放射性物質による環境汚染が、今また、徐々に明らかになってきているようです。最近読んだ「東京が壊滅する日」(広瀬隆、ダイヤモンド社 2015)にはこの実態が、詳細で、かつ実証的に記述されています。
〝放射能汚染″こそが、環境破壊の根源ではないかと考えられます。環境運動は、CO2説などに惑わされずに、核廃絶、原発廃止の方向に変えていかないといけないのではないでしょうか。

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輝く太陽と青空に景色