No.016 ゲルググマリーネ
PRINCIPALITY OF ZEON MASS PRODUCTIVE VALIANT TYPE MOBILE SUIT


SPEC

 MODEL NUMBER:MS-14F
 TOTAL HEIGHT:20.2m
 WEIGHT:45.1t
 TOTAL WEIGHT:81.3t
 GENERATOR OUT PUT:1440kw
 THRUSTER GENERAL OUT PUT:55000kg
 SENSOR EFFECTIVE RADIUS:6300m
 MATERIAL:SUPER HARD STEEL ALLOY
 ARMAMENTS:110mm RAPID-FIRE GUN,BEAM SABER,MMP-80 90mm MACHINE GUN

星のコメント

 ゲルググ系の機体は割と好きな部類に入ります。HGUC初期のモデルなので、作りが少し粗いですかね。

ゲルググマリーネについて

 「ゲルググマリーネ」は、一年戦争末期に実施された統合整備計画以前に、前線における特殊任務が多い海兵隊陸上戦闘部隊仕様機として、ア・バオア・クーの工廠で短期間生産された機体である。投入が想定される任務の特殊性から、装甲厚や形状が独特で、他のゲルググ系の機体と比較してグラマラスなシルエットを持つ。これはバーニアやラジエーション、タンクなどのユニットが大型化したためと、装甲などにスペースドアーマー構造を多用しているためである。重量出力比や機動性、運動性などは、むしろ後のJG型に匹敵するレベルのスペックを達成しており、量産タイプのF型と指揮官用のFs型を含むF系の機体は、JG型への過渡的なコンセプトを持っているとされている。ただし、生産ラインの確立や実戦投入に際しての時期的な問題から、一年戦争に参戦した機体は決して多くはなく、U.C.0083年に「星の屑作戦」を遂行したデラーズ・フリート所属のシーマ艦隊によってもっとも多く運用された。艦隊旗艦のザンジバル級リリー・マルレーンに6機、ムサイ級7隻に合計で約30機程度が配備されていたと言われ、シーマ機のみ指揮官仕様のFs型であった。ほとんどの機体は、ビーム・ライフルではなくマシンガンを標準装備としていたが、これはシーマ艦隊のみならず、デラーズ・フリート全体の台所事情によるものであったとされる。この機体の生産と配備に関しては、公国軍の一部上層部による思惑が複雑に錯綜していると言われ、シーマの個人的なコネクションによって変則的で特例的な調達が可能となったという説もあるが定かではない。



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