No.036 ジ・オ
JUPITORIS PROTOTYPE MOBILE SUIT
■SPEC
MODEL NUMBER:PMX-003
TOTAL HEIGHT:28.4m
WEIGHT:57.3t
TOTAL WEIGHT:86.3t
GENERATOR OUT PUT:1840kw
MATERIAL:GUNDALIUM ALLOY
ARMAMENTS:BEAM RIFLE,BEAM SWORD
■星のコメント
HGUCにしては、かなり重厚感があり、とても作り応えがあります。結構お勧めのモデルです。
■ジ・オについて
ジ・オ(THE-O)は、「木星帰りの男」パプティマス・シロッコが設計、開発したハンドメイドのMSである。“PMX”は木星へ往還する巨大なヘリウム3採掘艦“ジュピトリス”において開発、建造されたMS群(P=パプティマス製、M=MS/MA,X=試作機の意)を指す。ジ・オはPMX-000
メッサーラ、PMX-001 パラス・アテネ、PMX-002 ポリノーク・サマーンに続く4機目の機体で、シロッコ自身が自らの専用機として開発したMSである。ガンダリウム合金の塊とも言える装甲を備え、その配置や構成は過去に例を見ないものであり、特に脚部構造は既存の機体とは全く異なる構造を持っている。腰部全面装甲には近接戦闘および格闘、白兵戦に応対した“隠し腕”を装備しており、装甲そのものも独立した可動肢として機能している。背部の巨大なバーニアスラスターに加え、あらゆるベクトルに対応する50基に及ぶスラスターを機体各所に配置しているため、その巨体に似合わぬ機動性と加速性を併せ持つ、また、簡易サイコミュとしての機能を持つバイオ・センサーを搭載しており、機体のレスポンスは同時期の機体と比較しても圧倒的に高く、優れた運動性と敏捷性を機体に与えている。パイロットのシロッコはNT能力を任意に発動していたらしく、ジ・オとのインターフェイスには、身体的な“操作”以外にもサイコミュ的な“感応波”による脳波コントロール、あるいは確信的に“思惟”を用いていたと見られる。それはNT能力を持たないものにも“プレッシャー”を与え、交戦以前に“気圧されて”しまうパイロットも多かったようだ。
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