No.039 ズゴックE
PRINCIPALITY OF ZEON EXPERIMENTAL AMPHIBIOUS MOBILE SUIT
■SPEC
MODEL NUMBER:MSM-07E
TOTAL HEIGHT:18.4m
WEIGHT:69.5t
CRITERION DISPLACEMENT:311.0t
ARMAMENTS:BEAM CANNON,TORPEDO TUBE,VICE CLAW
■星のコメント
量産型ズゴックよりもMSらしい形状(?)になっているのが良いですね。アニメに登場するシーンは少なめなので、もっと活躍して欲しかったMSです。
■ズゴックEについて
一年戦争末期、公国軍はMSが抱える種々の問題を解消すべく、統合整備計画を実施した。それは水陸両用MSにも及び、部品の共通化、簡略化による大幅なコストダウンや操縦性の改善などが図られた。かくして誕生したMSM-07E
ズゴックEは、いわば“ズゴック”が得ようとしていた本来のスペックをほぼ達成した機体であるといえる。例えばゴッグが、この計画を経ることで、そのシルエットまで変えてしまったのに対し、ズゴックはショルダーアーマーの追加や足部の変形など、細部に多少の設計変更が施されているものの、ほぼそのままの形で作られていることを見ても明らかであろう。ジェネレーター出力などは、先行するズゴックとほぼ同等ながら、朱推進器である熱核水流ジェットの脚部への一元化など、内部構造が整理、効率化されたことで、陸上行動用スラスターの増設なども可能となり、陸戦における格闘時のレスポンスや機動性が改善されている。さらに水中航行時は腕部、脚部の収納による整流効果の向上により、航行速度も向上しているのである。ちなみに、機体名称の末尾に付けられたEは「EXPERIMENT」を意味していると言われ、本機をあくまで実験用、あるいはごく少数のみが量産されたと言われているが、ある資料には北米各沿岸、南アフリカ、印度亜大陸沿岸、豪州南岸などが調達先として記載されており、実際の配備状況や生産数などの詳細は不明である。
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